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[10]△△今更ながら登場人物紹介△△

○○白側キャラクター紹介○○

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  ☆鈴木くれは〈すずき・くれは〉

 影の薄い主人公。

 天馬学府高等部の2年生。弓道部に所属。

 ヒドイ寝癖をごまかすために複数のピンで留めている髪とジト目が外見的な特徴。

 非常に強力な(女王クィーン>クレハ>城砦ルーク)霊力を持つ。

 全くピンチでもない状況だったにもかかわらず、亜世界からやって来たココミ・コロネ・ドラコットに助けられて、彼女たちと知り合いになる。

 ガンシューティングゲームの記録保持者。ただし、2Pで。

 話が長いと途中で飽きてきて肝心な内容を聞き逃してしまう事が多々ある。
 理不尽な理由で血が流れる事を非常に嫌うが、TVで流される紛争のニュースなどには心を動かされる事は無い。

 アンデスィデを発生させずに本来のチェスのルールで勝つ方法を模索する。


  ☆ココミ・コロネ・ドラコット

 亜世界にあるドラケン王国の第二王女。

 魔道書グリモワール・“竜たちの君主ロード・オブ・ザ・ドラゴン”の持ち主。

 白側のプレイヤー。

 クレハたちに協力を求めてきたが、未だに真意を明かさないでいる。
 チェスのルールを把握しないまま、グリモワール・チェスに参加している。


  ☆ルーティ

 ココミの護衛役を務める龍族最強のレッド・ドラゴンの子供。

 なぜかしら混成の関西弁(大阪弁がメインの近畿圏の方言)で話す。

 一日に一回だけ、口から火の玉を吐ける。


  ☆ベルタ

 6つ脚火竜ファイア・ドレイクでクィーンズ・ビショップ・ポーンとして召喚された。

 前回に続いて王位継承戦に参戦している。

 前回の王位継承戦で、マスターを同じ組織の人間たちに殺されたことにより、人間を嫌うようになる。
 だが、ヒューゴが以前のマスターと同じ志を持っていた事を知り、彼との信頼関係を築いてゆく。

 環境によって男女を使い分けることができる。

 ヒューゴが充填モード(省エネモード)の女性体でいて欲しいと望んでいるので、女性の姿でいる。

 ヒューゴの能力をコピーしているため、彼女(彼)も“二天一流”剣技を使える。
 ただし、応用が効かない。

 冬眠していたので年齢はクレハたちと変わらない。


  ☆オロチ

 九頭竜ナインヘッドで白側のクィーン。

 ベルタと同じく前回に引き続き参戦している。

 九つの頭それぞれが個別に活動している。 
 アンデスィデで、一つ目巨人サイクロプスのアンドレを、マスターのベンケイごと食して殺害している。

 現在、8番目の頭ハチクロのみが確認されている。


  ☆高砂・飛遊午たかさご・ひゅうご

 クレハの幼馴染み。

 同じく天馬学府高等部の2年生。
 剣道部に所属しているが、ほとんど顔を出していない幽霊部員。

 独力で身に着けた“二天一流”剣技の使い手で、“二天撃”なる霊力を用いた剣技を持つ。

 クレハの代わりにベルタのマスターになるものの、彼自身の霊力は一般人と変わりなく(兵士ポーンの必要霊力に満たない)、アンデスィデでは常に劣勢を強いられる。

 学年トップの成績を誇り、知恵と知識を駆使してアンデスィデで勝ち抜いてゆく。

 無駄にお金を消費する輩が許せない。

 草間・涼馬によって顔に大きな傷を負わされている。


  ☆オロチのマスター

 天馬学府高等部の1年生という以外、現在のところ不明。

 あまりの残虐な戦いぶりから、ココミは協力を求めてはいない模様。












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