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21. ティティルナのお願い
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「えぇ、そう。お願い……私、少し休みたいの。だから少しの間、店番を代わってくれないかしら……」
「こんな見ず知らずの奴に頼むことか?!」
「にゃぁあっ?!」
彼女の発言に、若者とミッケは同時に驚きの声を上げた。どう考えても、ついさっき無銭飲食で揉めていた相手に頼むことでは無いのだ。
「えぇ……見ず知らずの人に頼む事では無いのは分かってるけど……でも、背に腹は変えられないの……」
「にしても、商品とか売上とか持ち逃げされるかも知れないぞ?!」
「……ミッケが見張ってるわ。この子はとても賢いから、貴方が悪いことしたら、タダじゃ済まさないから大丈夫。」
「飼い猫のこと過信しすぎじゃないか?!」
若者は驚いて戸惑いながら、ミッケの方をマジマジと見つめた。
確かにこの猫は、自分に対して常に臨戦態勢でずっと威嚇をしているので、番猫としては中々優秀なのかもしれないが、どう見てもただの三毛猫なのに、どうしてそんなに信用できるのかが、信じられないのだ。
そんな風に若者が戸惑って「うん」とはなかなか言ってくれれない様子なのを見て、ティティルナは頼み方を変えて、若者に再び訴えた。
「そうね、……じゃあ、貴方を信用しているから、店番を代わって。」
「たった今出会ったばっかりなのに信用してるって、それはおかしいだろう?!」
彼女は、どうあってもこの若者に店番を代わって貰いたかったのだ。でないと、自分が休めないから。
この見ず知らずの若者は中々納得してくれないけれども、ティティルナは諦めずに無茶苦茶をゴリ押した。
「大丈夫。だって、貴方の目がとても澄んでいて、優しい目をしてるから。」
「……お前、目が悪いんじゃないのか?」
「そうかも。体調が悪くて目が曇ってしまったのかもね。」
そう言ってティティルナは大袈裟によろけて具合が悪いアピールをして見せたので、若者は仕方なく半端投げやり気味に彼女のお願いを聞き入れてしまったのだった。
「あぁ、もう、分かったよ!具合が悪いんだろう?!店番を代わってやるから奥で休んでなよ!」
「有難う!貴方はやっぱり優しい人ね!」
「ったく、調子良いな……」
かくして、若者はティティルナの願いを聞き入れて、ミッケに睨まれながら店番をすることになってしまったのだった。
体調が悪そうなティティルナを放って置けずに、偶然居合わせたこの冒険者風の黒髪の若者は、何故か店を手伝う事になってしまった。
「じゃあまず、店の奥にボールに入ったパンがあるからそれを持ってきて、トレイに並べて貰えるかしら?」
「分かったよ。」
「数はちゃんと数えてあるから、勝手に食べないでね。」
「分かってるよ!!」
彼はティティルナの指示に従って、店の奥に入ると、そこには彼女が言っていた通りに、ぎっしりと丸パンが詰まったボールが台の上に置いてあった。
この光景、パン作りを経験した事がある者であったらこの光景に違和感を感じただろう。
何故なら、普通焼き上がったパンは天板の上に並べた状態で置かれるが、ここでは無造作にボールの中にギュウギュウに詰まっているし、それにそもそも、どこにもオーブンが無いのだ。
見る人が見れば、異様な光景だった。
けれども、幸いな事にこの若者にはパン作りの知識は無かったので、彼は何の疑問も持たずに、ミッケに見張られながらティティルナに言われた通りに裏からパンを運び、商品棚へと陳列したのだった。
「これでいいか?」
「えぇ、有難う。」「にゃっ!!」
不満の一つも零さずに、言われるがまま動く若者の働きっぷりに、ティティルナもミッケも合格を出した。どうやら彼は、元から面倒見の良い性格らしく、頼られると全力で手伝ってしまうみたいであった。
そんな若者の様子に、ティティルナはすっかり安心して、自分が休んでいる少しの間、本当に彼を信頼して店番を代わってもらう事にしたのだった。
「それじゃあ、そこに並べた丸パンから、二個まで食べて良いよ。それを食べたら店番もお願いね。」
「二個だけ?意外とケチだな?!」
労働の対価として丸パン二個は少ないと思ったので、若者は思わず素直に不満を零してしまった。
するとそんな若者の足を、側にいたミッケは、(贅沢を言うんじゃにゃい!!) という意味を込めて尻尾で思いっきり叩いたのだった。
「こっちも生活かかってるので。二個でお願いね。」
ティティルナもニッコリと笑って、これ以上は報酬は出せないと、若者を暗に牽制した。
そんな彼女と猫の様子から、若者は諦めて丸パンを二個トレイから手に取ると、「分かったよ」と言って大人しく店番を代わってやったのであった。
労働の対価としては、割りに合わないが、彼が店番を引き受けたのは、何も丸パンに釣られただけでは無い。
彼は、どうしても顔色の悪いティティルナの事が気がかりだったのだ。
「なぁ、お前が具合悪いのは何かの病気なのか?薬とか飲まなくて良いのか?医者に診せなくていいのか?」
「……大丈夫、休めば良くなるから。ただちょっと、ぐったりしたいから、暫くのあいだ店番をお願いね……。裏で声の聞こえる位置には居るから。何かあったら呼んでね。……ミッケも見張りお願いね……」
「にゃっ!!」
あんなに顔色が悪くて少し休んだところで果たして本当に良くなるのだろうか。
若者は甚だ疑問であったが、ティティルナはそう言い残すと、若者とミッケに店を任せて、自分は少し休む為に裏へと引っ込んだのだった。
「こんな見ず知らずの奴に頼むことか?!」
「にゃぁあっ?!」
彼女の発言に、若者とミッケは同時に驚きの声を上げた。どう考えても、ついさっき無銭飲食で揉めていた相手に頼むことでは無いのだ。
「えぇ……見ず知らずの人に頼む事では無いのは分かってるけど……でも、背に腹は変えられないの……」
「にしても、商品とか売上とか持ち逃げされるかも知れないぞ?!」
「……ミッケが見張ってるわ。この子はとても賢いから、貴方が悪いことしたら、タダじゃ済まさないから大丈夫。」
「飼い猫のこと過信しすぎじゃないか?!」
若者は驚いて戸惑いながら、ミッケの方をマジマジと見つめた。
確かにこの猫は、自分に対して常に臨戦態勢でずっと威嚇をしているので、番猫としては中々優秀なのかもしれないが、どう見てもただの三毛猫なのに、どうしてそんなに信用できるのかが、信じられないのだ。
そんな風に若者が戸惑って「うん」とはなかなか言ってくれれない様子なのを見て、ティティルナは頼み方を変えて、若者に再び訴えた。
「そうね、……じゃあ、貴方を信用しているから、店番を代わって。」
「たった今出会ったばっかりなのに信用してるって、それはおかしいだろう?!」
彼女は、どうあってもこの若者に店番を代わって貰いたかったのだ。でないと、自分が休めないから。
この見ず知らずの若者は中々納得してくれないけれども、ティティルナは諦めずに無茶苦茶をゴリ押した。
「大丈夫。だって、貴方の目がとても澄んでいて、優しい目をしてるから。」
「……お前、目が悪いんじゃないのか?」
「そうかも。体調が悪くて目が曇ってしまったのかもね。」
そう言ってティティルナは大袈裟によろけて具合が悪いアピールをして見せたので、若者は仕方なく半端投げやり気味に彼女のお願いを聞き入れてしまったのだった。
「あぁ、もう、分かったよ!具合が悪いんだろう?!店番を代わってやるから奥で休んでなよ!」
「有難う!貴方はやっぱり優しい人ね!」
「ったく、調子良いな……」
かくして、若者はティティルナの願いを聞き入れて、ミッケに睨まれながら店番をすることになってしまったのだった。
体調が悪そうなティティルナを放って置けずに、偶然居合わせたこの冒険者風の黒髪の若者は、何故か店を手伝う事になってしまった。
「じゃあまず、店の奥にボールに入ったパンがあるからそれを持ってきて、トレイに並べて貰えるかしら?」
「分かったよ。」
「数はちゃんと数えてあるから、勝手に食べないでね。」
「分かってるよ!!」
彼はティティルナの指示に従って、店の奥に入ると、そこには彼女が言っていた通りに、ぎっしりと丸パンが詰まったボールが台の上に置いてあった。
この光景、パン作りを経験した事がある者であったらこの光景に違和感を感じただろう。
何故なら、普通焼き上がったパンは天板の上に並べた状態で置かれるが、ここでは無造作にボールの中にギュウギュウに詰まっているし、それにそもそも、どこにもオーブンが無いのだ。
見る人が見れば、異様な光景だった。
けれども、幸いな事にこの若者にはパン作りの知識は無かったので、彼は何の疑問も持たずに、ミッケに見張られながらティティルナに言われた通りに裏からパンを運び、商品棚へと陳列したのだった。
「これでいいか?」
「えぇ、有難う。」「にゃっ!!」
不満の一つも零さずに、言われるがまま動く若者の働きっぷりに、ティティルナもミッケも合格を出した。どうやら彼は、元から面倒見の良い性格らしく、頼られると全力で手伝ってしまうみたいであった。
そんな若者の様子に、ティティルナはすっかり安心して、自分が休んでいる少しの間、本当に彼を信頼して店番を代わってもらう事にしたのだった。
「それじゃあ、そこに並べた丸パンから、二個まで食べて良いよ。それを食べたら店番もお願いね。」
「二個だけ?意外とケチだな?!」
労働の対価として丸パン二個は少ないと思ったので、若者は思わず素直に不満を零してしまった。
するとそんな若者の足を、側にいたミッケは、(贅沢を言うんじゃにゃい!!) という意味を込めて尻尾で思いっきり叩いたのだった。
「こっちも生活かかってるので。二個でお願いね。」
ティティルナもニッコリと笑って、これ以上は報酬は出せないと、若者を暗に牽制した。
そんな彼女と猫の様子から、若者は諦めて丸パンを二個トレイから手に取ると、「分かったよ」と言って大人しく店番を代わってやったのであった。
労働の対価としては、割りに合わないが、彼が店番を引き受けたのは、何も丸パンに釣られただけでは無い。
彼は、どうしても顔色の悪いティティルナの事が気がかりだったのだ。
「なぁ、お前が具合悪いのは何かの病気なのか?薬とか飲まなくて良いのか?医者に診せなくていいのか?」
「……大丈夫、休めば良くなるから。ただちょっと、ぐったりしたいから、暫くのあいだ店番をお願いね……。裏で声の聞こえる位置には居るから。何かあったら呼んでね。……ミッケも見張りお願いね……」
「にゃっ!!」
あんなに顔色が悪くて少し休んだところで果たして本当に良くなるのだろうか。
若者は甚だ疑問であったが、ティティルナはそう言い残すと、若者とミッケに店を任せて、自分は少し休む為に裏へと引っ込んだのだった。
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