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アドリア王国編
12話 秘密練習場
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光学迷彩を発動するとまたがったままノエルと一緒に写っていた姿が鏡の中から消えた。
やっぱりコレは範囲魔法だったようだな、ノエルも一緒に消えている
光学迷彩は自分を中心にした球状に発生するイメージだったので沢山の魔力を与えることによって範囲が広くなったのだ。
光学迷彩解除して庭に出るとそのまま外に出かける、屋敷のゲート、農園の間のゲート、それから敷地内の森へ入るゲートを走り抜けたが、その際ゲートの衛兵に手を振って挨拶しておいた。
森を通り抜けて一番外側の防護柵を飛び越えて東側に行くとそこはダンジョンの存在する広大な森林地帯だ。
「今日は僕の練習だから、ノエルはサポートね」
「バウ」
森に着き光学迷彩を解除してマップを出して歩き始めると、早速赤い光点が現れた。
最近はタッチしなくても視線で画面が制御できるようになってきていたので、光点を鑑定すると、それはフォレストラットだった。
【名前】 フォレストラット
【種族】 ラット族
【レベル】 2
【HP】 18/18
【STR】 15
【状態】 正常
【スキル】 噛みつき
僕の気配を感じたのか逃げていく、光点は赤くないので敵意はないようだ。
再び歩き始めると今度はマップに赤い光点が現れた。
敵意を持った獣のようだ。
【種族】 ホーンラビット 魔獣
【レベル】 5
【HP】 48/48
【STR】 37
【状態】 正常
【スキル】 ホーンアタック
初めて見る魔獣だが、それほど強くはなさそうだ。
林の間から飛び出してくるのを待ち構え、現れた瞬間にウィンドカッターを放つとホーンラビットはその場で倒れて動かなくなり、雅《みやび》のアナウンスが聞こえた。
『レベルが上がりました』
ステータスを開いて見ると
【名前】 レオナルド・アストレア
【年齢】 2
【種族】 ヒューマン
【職種】
【称号】 異世界人
【レベル】 2
【HP】 (体力) 215/215
【MP】 (魔力) 6828/6828
【STR】 (力) 241
【DEX】 (敏捷性) 246
【CON】 (体力) 278
【INT】 (知能) 609
【VIT】 (精神) 660
【LUC】 (運) 80
【状態】 正常
【魔法】 全属性適正
【スキル】 鑑定Lv2 並列思考Lv1
飛翔Lv2 身体強化Lv2
探知Lv2 マップLv2
状態異常耐性Lv5
心身異常耐性Lv5
鍛冶Lv4
【ユニークスキル】 偽装LvMAX
アイテムボックス∞(状態保持可能)
回復力強化Lv5
ナビゲーター
マルチタッチスクリーン
魔法創造
【加護】 始神の加護・主神の加護
風の精霊王の加護・水の精鋭王の加護
火の精霊王の加護・地の精霊王の加護
やっぱり魔力が突出しているように見えるけど、他の数値も異常なんだろうな
ステータスボードを閉じながらそんなことを考えていると、倒したホーンラビットの血の匂いを嗅ぎつけたのか、何かが近づいてきた。
複数の赤い点がマップに表示されたので確認すると魔狼の群れに囲まれたようだ、ノエルも耳を立て周囲の気配を探っている。
魔狼たちは気配を消しながら忍び寄ってくるが探知能力が優っているおかげで、その位置はマップに表示されている。
正面から来るものと背後から忍び寄るものがいるが一方向は逃げることができるスペースが開けられている。
これはトラップで獲物が逃げてきたところを仕留めようと待ち伏せをしているのだ。
三方向から魔狼が姿を現したので正面の狼には左手でウォーターバレットを3発、右横から出てきた魔狼にはウィンドカッターを放った。
「ドスドスッ、シュパッ」
後方から1匹飛び出してきたが、それはノエルが相手をしている。
大丈夫なのか振り返って見ると、首元に噛み付いて振り回して他の魔狼を牽制していた。
新手の魔狼が数匹やって来るので精度の良いウォーターバレットで仕留める。
ノエルも引き下がらない魔狼たちに容赦がなくなり次々に倒して行く。
気がつくと周りには魔狼の屍で足の踏場がなくなっていた。
「1・2・3・・・・・・19・20・21、21匹か、結構倒したな」
ノエルを見ると返り血で汚れていたのでクリーンをかけ、偉いでしょとアピールをしているので思いっきりほめてあげた。
倒した傷跡でどっちが倒したのかわかるので見ると、ノエルが10匹、俺が11匹だった。
魔狼の屍をどうして良いのか分からないので、とりあえずマジックポーチに放り込んで森の奥に向かって進むことにした。
だんだん木が鬱蒼と茂り、人が入り込んだ形跡がないので練習場所を作ることにした。
まずはサッカーコート2面の広さを、ウィンドカッターで木を切り倒し、ある程度のスペースを確保すると地魔法で根を掘り返した。
使えそうな木はマジックポーチにしまい、不要な木材はファイヤーサークルで燃やすと1辺が100mほどの広場ができた。
それを4度ほど繰り返し1辺が200mの場所を確保すると、練習を他の人に見られたくないので周囲から人や獣が入り込めないように地魔法のストーンウォールで20mの忍び返しのついた擁壁を作り始め、すべての擁壁が出来上がるまでには4日を要した。
5日目の午後
いつものように朝からバルガス親方の工房へ行き鍛冶の練習を済まし、昼飯を食べてノエルと秘密練習場へ向かった。
空を飛んで行くこともできるのだが、ノエルは走って行くのが好きなので背中に乗って行き、森の中に入ると途中からはレベル上げのために歩いて行く。
連日同じ道を通っているが倒した獣の血の匂いに引き寄せられて魔獣が増えている。
ワイルドホッグやラージボア、魔獣化したレッドベアが現れていたのだが、今日は違う魔物のようだ。
侵攻方向に赤い光点が3つ現れたので気配を消して近づくと緑色の小人が向かってきているのが見えた。
僕たちを見つけているとか、待ち伏せをしているのではなく偵察に出ている斥候のようだ。
裸の姿に、サビが浮き刃こぼれのあるロングソードや柄が折れて短くなっている斧を持っている、きっと死んでしまった冒険者が持っていた装備を拾ってる買っているのであろう。
その姿は間違いなくゴブリンだ、初めて見たが間違いない。
探知レベルが上がった事により索敵範囲が広がっていたのでギリギリの200m先まで見えるようにマップを調節すると斥候3匹の100mほど後ろから12匹のゴブリンが向かってきている。
斥候に騒がれると本体が駆けつけて来るので面倒臭い事になる
いざとなったら逃げればいいか
そう居直ってノエルに「行くぞ」というと木の影からウォーターバレットを2匹に向けて撃つ、同じタイミングでノエルが残りの1匹に飛びかかり瞬殺した。
2匹同時に倒したのだが1匹が急所を僅かにかズレていた。
「グギャーーーー!」
慌ててトドメを刺したが、遅かった。
本隊の進行スピードが増し、こちらに向かって来る。
いつもより魔力を込めてウィンドカッターを両手で打ち出すと初撃で8匹を倒し、切り倒された樹木に3匹が押しつぶされたが、向かって来る最後の1匹は他のゴブリンより体格が良い。
ダメージを受けているがまだ動けるようだ。
なんだこいつ?
とっさに鑑定して見ると名前がゴブリンソルジャーと出ていたので上位種だとわかった。
ウィンドカッターと倒木でダメージを受けていたが冷静に狙ってストーンバレットでトドメを刺した。
マップ上で光点が消えたことを確認すると、このまま放っておくのもまずいので倒したゴブリンを1箇所に集めて燃やすとその後には光る小さな石が落ちていた。
小さな魔石だったし何に使って良いのか分からなかったが全部拾ってアイテムボックスに入れた。
次に幅10メートルで50メートル先まで切り開いてしまったので使えそうな木はエアカッターで丸太にしてポーチに仕舞い込んだ。
魔狼とゴブリンを倒した事でレベルが5に上がったが驚くほどステータスが上昇することはなかった。
「時間を食ったね、ノエル飛ばして行こうか」
「バウ」
ノエルの背中に乗ると一気に走り出し、あっという間に練習場改、秘密基地に到着した。
初めは練習場として使おうと思っていたのだが、あまりにも立派な擁壁ができてしまったのでそれだけでは勿体無いと思い秘密基地にする事にしたのだ。
到着するとすぐに作りかけの擁壁製作に取り掛かり2時間ほどでやっと完成した。
忍び返しの外側は擁壁を作り出すために使った土砂を掘ったので大きな堀ができている。
擁壁は高さ20mで幅5m、堀の幅は20mで深さ5m、堀の部分は表面を固めておいたので水を貯めれば堀として機能するだろう。
自分がいない間に侵入されないように結界をろうと思い、主神ゴドー様にもらった結界石の使用方法を雅《みやび》に確認した。
ミヤビ、ゴドー様にもらった結界石の機能と使い方を教えて
『結界石をマルチタッチスクリーンに関連付け、タッチスクリーンで設定できるようにしました。
設定時に必要な魔力量は設定画面に表示されますが、必要量が所持魔力量を超える場合は起動できません』
とりあえず結界石を中心に固定する為の基礎を中心に作り、そこに結界石を固定し、タッチスクリーンを起動すると初期画面の中に結界石設定という項目が増えていたので、設定画面を開いた。
【結界石設定】
結界適応 物理・魔法
結界半径 150m
結界オプション 遮音
結界適応外対象者 レオナルド本人と家族
ノエルとノワール
必要魔力量 6000
設定内容を確認して下にある起動ボタンにタッチすると半球状の障壁が広がって行き秘密基地をすっぽりと覆った。
よし、これで大丈夫だな。
基地から引き上げて屋敷に変えるために擁壁の上を走って遊んでいるノエルを大きな声で呼んだ。
「ノエル、帰るからこっちにおいで」
ノエルが20mの擁壁の上から飛び降りて横にに来たので背中に乗って光学迷彩を発動して飛翔した。
「今日は急ぐから飛んで帰るよ」
日が暮れる前に帰りつきたいのでマックススピードで飛んで帰り、人目につかない所で光学迷彩を解除した。
屋敷の中を歩いていると、僕がいつの間にか帰っていたので使用人達は驚いていた。
どうやら、僕が戻ってくるとゲートから知らせが入っていたようだな
次からは気をつけようと思いながら部屋へ入って行くのであった。
やっぱりコレは範囲魔法だったようだな、ノエルも一緒に消えている
光学迷彩は自分を中心にした球状に発生するイメージだったので沢山の魔力を与えることによって範囲が広くなったのだ。
光学迷彩解除して庭に出るとそのまま外に出かける、屋敷のゲート、農園の間のゲート、それから敷地内の森へ入るゲートを走り抜けたが、その際ゲートの衛兵に手を振って挨拶しておいた。
森を通り抜けて一番外側の防護柵を飛び越えて東側に行くとそこはダンジョンの存在する広大な森林地帯だ。
「今日は僕の練習だから、ノエルはサポートね」
「バウ」
森に着き光学迷彩を解除してマップを出して歩き始めると、早速赤い光点が現れた。
最近はタッチしなくても視線で画面が制御できるようになってきていたので、光点を鑑定すると、それはフォレストラットだった。
【名前】 フォレストラット
【種族】 ラット族
【レベル】 2
【HP】 18/18
【STR】 15
【状態】 正常
【スキル】 噛みつき
僕の気配を感じたのか逃げていく、光点は赤くないので敵意はないようだ。
再び歩き始めると今度はマップに赤い光点が現れた。
敵意を持った獣のようだ。
【種族】 ホーンラビット 魔獣
【レベル】 5
【HP】 48/48
【STR】 37
【状態】 正常
【スキル】 ホーンアタック
初めて見る魔獣だが、それほど強くはなさそうだ。
林の間から飛び出してくるのを待ち構え、現れた瞬間にウィンドカッターを放つとホーンラビットはその場で倒れて動かなくなり、雅《みやび》のアナウンスが聞こえた。
『レベルが上がりました』
ステータスを開いて見ると
【名前】 レオナルド・アストレア
【年齢】 2
【種族】 ヒューマン
【職種】
【称号】 異世界人
【レベル】 2
【HP】 (体力) 215/215
【MP】 (魔力) 6828/6828
【STR】 (力) 241
【DEX】 (敏捷性) 246
【CON】 (体力) 278
【INT】 (知能) 609
【VIT】 (精神) 660
【LUC】 (運) 80
【状態】 正常
【魔法】 全属性適正
【スキル】 鑑定Lv2 並列思考Lv1
飛翔Lv2 身体強化Lv2
探知Lv2 マップLv2
状態異常耐性Lv5
心身異常耐性Lv5
鍛冶Lv4
【ユニークスキル】 偽装LvMAX
アイテムボックス∞(状態保持可能)
回復力強化Lv5
ナビゲーター
マルチタッチスクリーン
魔法創造
【加護】 始神の加護・主神の加護
風の精霊王の加護・水の精鋭王の加護
火の精霊王の加護・地の精霊王の加護
やっぱり魔力が突出しているように見えるけど、他の数値も異常なんだろうな
ステータスボードを閉じながらそんなことを考えていると、倒したホーンラビットの血の匂いを嗅ぎつけたのか、何かが近づいてきた。
複数の赤い点がマップに表示されたので確認すると魔狼の群れに囲まれたようだ、ノエルも耳を立て周囲の気配を探っている。
魔狼たちは気配を消しながら忍び寄ってくるが探知能力が優っているおかげで、その位置はマップに表示されている。
正面から来るものと背後から忍び寄るものがいるが一方向は逃げることができるスペースが開けられている。
これはトラップで獲物が逃げてきたところを仕留めようと待ち伏せをしているのだ。
三方向から魔狼が姿を現したので正面の狼には左手でウォーターバレットを3発、右横から出てきた魔狼にはウィンドカッターを放った。
「ドスドスッ、シュパッ」
後方から1匹飛び出してきたが、それはノエルが相手をしている。
大丈夫なのか振り返って見ると、首元に噛み付いて振り回して他の魔狼を牽制していた。
新手の魔狼が数匹やって来るので精度の良いウォーターバレットで仕留める。
ノエルも引き下がらない魔狼たちに容赦がなくなり次々に倒して行く。
気がつくと周りには魔狼の屍で足の踏場がなくなっていた。
「1・2・3・・・・・・19・20・21、21匹か、結構倒したな」
ノエルを見ると返り血で汚れていたのでクリーンをかけ、偉いでしょとアピールをしているので思いっきりほめてあげた。
倒した傷跡でどっちが倒したのかわかるので見ると、ノエルが10匹、俺が11匹だった。
魔狼の屍をどうして良いのか分からないので、とりあえずマジックポーチに放り込んで森の奥に向かって進むことにした。
だんだん木が鬱蒼と茂り、人が入り込んだ形跡がないので練習場所を作ることにした。
まずはサッカーコート2面の広さを、ウィンドカッターで木を切り倒し、ある程度のスペースを確保すると地魔法で根を掘り返した。
使えそうな木はマジックポーチにしまい、不要な木材はファイヤーサークルで燃やすと1辺が100mほどの広場ができた。
それを4度ほど繰り返し1辺が200mの場所を確保すると、練習を他の人に見られたくないので周囲から人や獣が入り込めないように地魔法のストーンウォールで20mの忍び返しのついた擁壁を作り始め、すべての擁壁が出来上がるまでには4日を要した。
5日目の午後
いつものように朝からバルガス親方の工房へ行き鍛冶の練習を済まし、昼飯を食べてノエルと秘密練習場へ向かった。
空を飛んで行くこともできるのだが、ノエルは走って行くのが好きなので背中に乗って行き、森の中に入ると途中からはレベル上げのために歩いて行く。
連日同じ道を通っているが倒した獣の血の匂いに引き寄せられて魔獣が増えている。
ワイルドホッグやラージボア、魔獣化したレッドベアが現れていたのだが、今日は違う魔物のようだ。
侵攻方向に赤い光点が3つ現れたので気配を消して近づくと緑色の小人が向かってきているのが見えた。
僕たちを見つけているとか、待ち伏せをしているのではなく偵察に出ている斥候のようだ。
裸の姿に、サビが浮き刃こぼれのあるロングソードや柄が折れて短くなっている斧を持っている、きっと死んでしまった冒険者が持っていた装備を拾ってる買っているのであろう。
その姿は間違いなくゴブリンだ、初めて見たが間違いない。
探知レベルが上がった事により索敵範囲が広がっていたのでギリギリの200m先まで見えるようにマップを調節すると斥候3匹の100mほど後ろから12匹のゴブリンが向かってきている。
斥候に騒がれると本体が駆けつけて来るので面倒臭い事になる
いざとなったら逃げればいいか
そう居直ってノエルに「行くぞ」というと木の影からウォーターバレットを2匹に向けて撃つ、同じタイミングでノエルが残りの1匹に飛びかかり瞬殺した。
2匹同時に倒したのだが1匹が急所を僅かにかズレていた。
「グギャーーーー!」
慌ててトドメを刺したが、遅かった。
本隊の進行スピードが増し、こちらに向かって来る。
いつもより魔力を込めてウィンドカッターを両手で打ち出すと初撃で8匹を倒し、切り倒された樹木に3匹が押しつぶされたが、向かって来る最後の1匹は他のゴブリンより体格が良い。
ダメージを受けているがまだ動けるようだ。
なんだこいつ?
とっさに鑑定して見ると名前がゴブリンソルジャーと出ていたので上位種だとわかった。
ウィンドカッターと倒木でダメージを受けていたが冷静に狙ってストーンバレットでトドメを刺した。
マップ上で光点が消えたことを確認すると、このまま放っておくのもまずいので倒したゴブリンを1箇所に集めて燃やすとその後には光る小さな石が落ちていた。
小さな魔石だったし何に使って良いのか分からなかったが全部拾ってアイテムボックスに入れた。
次に幅10メートルで50メートル先まで切り開いてしまったので使えそうな木はエアカッターで丸太にしてポーチに仕舞い込んだ。
魔狼とゴブリンを倒した事でレベルが5に上がったが驚くほどステータスが上昇することはなかった。
「時間を食ったね、ノエル飛ばして行こうか」
「バウ」
ノエルの背中に乗ると一気に走り出し、あっという間に練習場改、秘密基地に到着した。
初めは練習場として使おうと思っていたのだが、あまりにも立派な擁壁ができてしまったのでそれだけでは勿体無いと思い秘密基地にする事にしたのだ。
到着するとすぐに作りかけの擁壁製作に取り掛かり2時間ほどでやっと完成した。
忍び返しの外側は擁壁を作り出すために使った土砂を掘ったので大きな堀ができている。
擁壁は高さ20mで幅5m、堀の幅は20mで深さ5m、堀の部分は表面を固めておいたので水を貯めれば堀として機能するだろう。
自分がいない間に侵入されないように結界をろうと思い、主神ゴドー様にもらった結界石の使用方法を雅《みやび》に確認した。
ミヤビ、ゴドー様にもらった結界石の機能と使い方を教えて
『結界石をマルチタッチスクリーンに関連付け、タッチスクリーンで設定できるようにしました。
設定時に必要な魔力量は設定画面に表示されますが、必要量が所持魔力量を超える場合は起動できません』
とりあえず結界石を中心に固定する為の基礎を中心に作り、そこに結界石を固定し、タッチスクリーンを起動すると初期画面の中に結界石設定という項目が増えていたので、設定画面を開いた。
【結界石設定】
結界適応 物理・魔法
結界半径 150m
結界オプション 遮音
結界適応外対象者 レオナルド本人と家族
ノエルとノワール
必要魔力量 6000
設定内容を確認して下にある起動ボタンにタッチすると半球状の障壁が広がって行き秘密基地をすっぽりと覆った。
よし、これで大丈夫だな。
基地から引き上げて屋敷に変えるために擁壁の上を走って遊んでいるノエルを大きな声で呼んだ。
「ノエル、帰るからこっちにおいで」
ノエルが20mの擁壁の上から飛び降りて横にに来たので背中に乗って光学迷彩を発動して飛翔した。
「今日は急ぐから飛んで帰るよ」
日が暮れる前に帰りつきたいのでマックススピードで飛んで帰り、人目につかない所で光学迷彩を解除した。
屋敷の中を歩いていると、僕がいつの間にか帰っていたので使用人達は驚いていた。
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