曖-昧-多-色

みゆうパピィ -曖昧な自分-

-6-

じゃあ、今まで私に寄って集ってきていた方々へ一言。

幸せは自分で掴み取れ。
振りまいてもらった幸せを拾い漁るな。
人生に貪欲なのはいいことだけれど、自ら動かない癖に幸せを貰おうなんていうのは都合が良過ぎると思う。

まさに怠惰である。もっと、勤勉でいこう。もう、ゆとりは終わったのだから。

まるで、前までの私みたいで馬鹿馬鹿しい。目も当てられないからな。

まあ、これからはせいぜい生き甲斐のある人生であることを願って。



……多分、ちゃんと語り部できてたよね！

いやぁ、我ながら素晴らしい。途中から昔話っぽさが無くなってった気がするけれどそれはご愛敬で！

ふう。ここまでよく、頑張ったよ。もうすぐシリアスに押し潰されちゃいそうだったよ。優理は毎回ようやるなあ。

しっかしまあ、今回のが好評だったらこの物語はだんだん私の昔話で埋め尽くされるんじゃないか？

優理のキャラクターとしての個性も存在感もこの私が責任を持って消し去ります！お任せ下さい！一応、優理よりもキャラ濃いつもりなんで！(つもり)

んまあ、冗談ですが。またまた、こういう話ができるといーよな。少し、心の整理も出来るしさ。

もし次話すとしたら…九と私の話かなー。気になるでしょ？まあ、私が語り部なんて機会なかなか巡ってこないでしょうし、いつになるかは分かんないねー。