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第2部
12.
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真琴と大和を加えて、4人でファザーのところへ向かうことにした。
『バ・ベル』の6階。奴は、そこにいる。
なかなかに雲行きが怪しそうな空が、俺たちを見下ろしていた。
不思議なことに、不幸が訪れる前には、必ずといって雷雨がやってくる。
前もって、覚悟しろ、と神様からの告げられているようで、嫌な気分だ。
エレベーターに乗っていると、真琴が呟いた。
「なんか、ドキドキしますね」
「ああ、そうだな」
緊張しているのか、心臓の鼓動が速くなっていた。
「大丈夫ですよ」
真琴が ひまわりみたいな笑顔で 見つめるものだから、その言葉に少しだけ心が軽くなった気がした。
隣では「デレデレしてんじゃないわよ」とか「マジでキモいから」とか ひどい言われようだ。……だが、これも悪くはない。
チンと音が鳴ると、目の前の扉が開かれる。
その先には、あの『黄金の扉』が異彩に煌めいているような空気が広がっていた。
「ほーっほっほっほっ。また会ったわね」
隣のエレベーターから出てきたファザーが、ニヤリと笑った。
ファザーは、相変わらずの下着姿である。豊満な谷間が見え隠れしていた。
思わず目を奪われる。
――うおっ!エロい!! って、いかんいかん!
俺は邪念を振り払うように首を振った。
「朔也、どうかしたのですか?」
真琴が心配そうな表情を浮かべて顔を覗き込んできた。
「い、いや、なんでもない」
「あら、どうかされまして?」
ファザーが挑発的な眼差しを向ける。
――い、いかん。集中しろ。
俺は頭を切り替えた。
真琴と大和がいれば、どうにかなるとは思うが、それでも不安はある。
だが、今さら後には引けない状況だ。
ここは腹を決めて、前に進むしか無い。
俺は意を決して、口を開いた。
「ファザー・サン、お前の目的は何なんだ!?」
「目的?そんなの決まってるじゃない。ありのままの自分をかけがえの無い存在として肯定することよ」
彼女の言葉、そこには 狂気じみた 光が宿っていた。
――この女、何を考えているのか分からない。
正直、不気味すぎる。だが、柴田早妃の殺害を認めているようにもとれる。
「どういう意味だよ?」
「ふふっ、そのままの意味よ」
「だから、それがどういう意味なのかを聞いてるんだけどな」
ドラマとかで よくある場面のように。ここで、認めてくれたら、とりあえず警察に駆け込めるんだが――。
「あら、察しが悪いわね。そんなんじゃ、モテないわよ」
「余計なお世話だ!」
完全に相手のペース、主導権を握られてしまっていた。
「けど、スルドすぎる というのも不幸なものね……このわたしの野望に気付かぬままなら、あるいは長生きできたものを……!」
――雷鳴が 轟く。ダメだ、焦るな。まだ(雨が)降るとは決まっていない。
ここで、選択肢を間違えなければ、大丈夫だ。
「おい、一体なんの話をしてるんだ? ちゃんと説明しろよ!」
「いいでしょう。冥土の土産に教えてあげるわ」
そう言うと、彼女は語り始めた。
「貴方は、自分の価値に気付いていないようね」
「俺の価値? それって、どういうことだ?」
「貴方には、他人にはない特別な力があるの」
「は? いきなり何を言って……」
「女神美羽を知ってらして?」「女神?誰のことだよ? 知らないな」
「そう。じゃあ、相坂あゆみは 知ってるかしら?」「……」
「貴方も彼女と同じ特別な力を秘めているの」「意味がわからない」
「でも、貴方には足りないものがあるの」
「足りないもの?」
「そうよ、女神というリソースが足りてないのよ」
「り、リソース? ?」
ファザー・サンは、笑っていた。
黄色い カーネーションのような笑顔で、完ぺきな作り笑いだった。
俺は恐怖を覚えて、思わず真琴を目で探してしまった。
そこには、暗く沈んだ顔。すべてを悟ってしまったような顔があった。
「資金源ということよ」
ファザーが、勝ち誇ったような顔で言った。
「それで?」
俺は呆れながらため息をつく。恐れていた言葉とも違えば、無駄に緊張をしていた自分にも呆れてしまった。そして、ファザーに冷たい視線を向けた。
――コイツ、頭がおかしいんじゃねえのか? いくらなんでも支離滅裂すぎるだろう。話の内容が全く理解できない。そもそも、なぜ急にお金の話になるだ? 全く意図が読めなかった。
すると、ファザーの顔つきが変わった。
「おとぼけが上手ね、坊や」
ファザーが蔑むように言い放つ。
「はぁ? 何がだよ?」
「貴方、本当は分かってるんでしょ?」
ファザーが、ゆっくりと近寄ってくる。
――くそっ、こいつ、何を考えてるんだ? 俺は後ずさりした。
だが、後ろには彩花がいて、逃げ場がない。
ファザーは妖艶な笑みを浮かべると、俺の首筋を指先で撫でてきた。
ゾクッとした感覚が背筋を走る。
俺は慌てて振り払った。
ファザーは気にする様子もなく、クスリと笑う。
それから、両手で俺の頬を包み込んだ。
彼女の瞳から目が逸らせない。
「私が貴方のリソースになってあげるわ」
ファザーの吐息が鼻先にかかる。
心臓が激しく脈打った。
身体が熱い。
頭の中に霞がかかっていくようだ。
思考力が奪われていく。
――なんだ、これ?
「止めてください、ファザー様!」真琴が叫んだ。
「あらあら、嫉妬かしら?可愛い子ね」
「そうです。私は激しく嫉妬しています。悪いですか?」
真琴が、真剣な眼差しを向けてくる。
「ふふっ、素直な子は嫌いじゃないわ」
ファザーは、真琴に微笑みかけた。
◇
『バ・ベル』の6階。奴は、そこにいる。
なかなかに雲行きが怪しそうな空が、俺たちを見下ろしていた。
不思議なことに、不幸が訪れる前には、必ずといって雷雨がやってくる。
前もって、覚悟しろ、と神様からの告げられているようで、嫌な気分だ。
エレベーターに乗っていると、真琴が呟いた。
「なんか、ドキドキしますね」
「ああ、そうだな」
緊張しているのか、心臓の鼓動が速くなっていた。
「大丈夫ですよ」
真琴が ひまわりみたいな笑顔で 見つめるものだから、その言葉に少しだけ心が軽くなった気がした。
隣では「デレデレしてんじゃないわよ」とか「マジでキモいから」とか ひどい言われようだ。……だが、これも悪くはない。
チンと音が鳴ると、目の前の扉が開かれる。
その先には、あの『黄金の扉』が異彩に煌めいているような空気が広がっていた。
「ほーっほっほっほっ。また会ったわね」
隣のエレベーターから出てきたファザーが、ニヤリと笑った。
ファザーは、相変わらずの下着姿である。豊満な谷間が見え隠れしていた。
思わず目を奪われる。
――うおっ!エロい!! って、いかんいかん!
俺は邪念を振り払うように首を振った。
「朔也、どうかしたのですか?」
真琴が心配そうな表情を浮かべて顔を覗き込んできた。
「い、いや、なんでもない」
「あら、どうかされまして?」
ファザーが挑発的な眼差しを向ける。
――い、いかん。集中しろ。
俺は頭を切り替えた。
真琴と大和がいれば、どうにかなるとは思うが、それでも不安はある。
だが、今さら後には引けない状況だ。
ここは腹を決めて、前に進むしか無い。
俺は意を決して、口を開いた。
「ファザー・サン、お前の目的は何なんだ!?」
「目的?そんなの決まってるじゃない。ありのままの自分をかけがえの無い存在として肯定することよ」
彼女の言葉、そこには 狂気じみた 光が宿っていた。
――この女、何を考えているのか分からない。
正直、不気味すぎる。だが、柴田早妃の殺害を認めているようにもとれる。
「どういう意味だよ?」
「ふふっ、そのままの意味よ」
「だから、それがどういう意味なのかを聞いてるんだけどな」
ドラマとかで よくある場面のように。ここで、認めてくれたら、とりあえず警察に駆け込めるんだが――。
「あら、察しが悪いわね。そんなんじゃ、モテないわよ」
「余計なお世話だ!」
完全に相手のペース、主導権を握られてしまっていた。
「けど、スルドすぎる というのも不幸なものね……このわたしの野望に気付かぬままなら、あるいは長生きできたものを……!」
――雷鳴が 轟く。ダメだ、焦るな。まだ(雨が)降るとは決まっていない。
ここで、選択肢を間違えなければ、大丈夫だ。
「おい、一体なんの話をしてるんだ? ちゃんと説明しろよ!」
「いいでしょう。冥土の土産に教えてあげるわ」
そう言うと、彼女は語り始めた。
「貴方は、自分の価値に気付いていないようね」
「俺の価値? それって、どういうことだ?」
「貴方には、他人にはない特別な力があるの」
「は? いきなり何を言って……」
「女神美羽を知ってらして?」「女神?誰のことだよ? 知らないな」
「そう。じゃあ、相坂あゆみは 知ってるかしら?」「……」
「貴方も彼女と同じ特別な力を秘めているの」「意味がわからない」
「でも、貴方には足りないものがあるの」
「足りないもの?」
「そうよ、女神というリソースが足りてないのよ」
「り、リソース? ?」
ファザー・サンは、笑っていた。
黄色い カーネーションのような笑顔で、完ぺきな作り笑いだった。
俺は恐怖を覚えて、思わず真琴を目で探してしまった。
そこには、暗く沈んだ顔。すべてを悟ってしまったような顔があった。
「資金源ということよ」
ファザーが、勝ち誇ったような顔で言った。
「それで?」
俺は呆れながらため息をつく。恐れていた言葉とも違えば、無駄に緊張をしていた自分にも呆れてしまった。そして、ファザーに冷たい視線を向けた。
――コイツ、頭がおかしいんじゃねえのか? いくらなんでも支離滅裂すぎるだろう。話の内容が全く理解できない。そもそも、なぜ急にお金の話になるだ? 全く意図が読めなかった。
すると、ファザーの顔つきが変わった。
「おとぼけが上手ね、坊や」
ファザーが蔑むように言い放つ。
「はぁ? 何がだよ?」
「貴方、本当は分かってるんでしょ?」
ファザーが、ゆっくりと近寄ってくる。
――くそっ、こいつ、何を考えてるんだ? 俺は後ずさりした。
だが、後ろには彩花がいて、逃げ場がない。
ファザーは妖艶な笑みを浮かべると、俺の首筋を指先で撫でてきた。
ゾクッとした感覚が背筋を走る。
俺は慌てて振り払った。
ファザーは気にする様子もなく、クスリと笑う。
それから、両手で俺の頬を包み込んだ。
彼女の瞳から目が逸らせない。
「私が貴方のリソースになってあげるわ」
ファザーの吐息が鼻先にかかる。
心臓が激しく脈打った。
身体が熱い。
頭の中に霞がかかっていくようだ。
思考力が奪われていく。
――なんだ、これ?
「止めてください、ファザー様!」真琴が叫んだ。
「あらあら、嫉妬かしら?可愛い子ね」
「そうです。私は激しく嫉妬しています。悪いですか?」
真琴が、真剣な眼差しを向けてくる。
「ふふっ、素直な子は嫌いじゃないわ」
ファザーは、真琴に微笑みかけた。
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