ヴァンパイアよ死神から逃げよ

太陽からの逃亡

　ジョセフと、アリスは、次の国に着いた。
しかし、そこには、問題があった。朝は、早く明け、夜は、なかなか暮れないのだ。
ジョセフと、アリスは、また、都会の空き家を見つけたが、行動範囲が、狭まってしまった。
ジョセフと、アリスは、急いで、通りすがりの人を襲い、血を吸うと、急いで帰った。しかし、まだ、死神フィンレーには、この国は、見つかっていないようで、前の国よりは、気持ちが楽に過ごせた。
ジョセフと、アリスは、束の間の休息をとった。
しかし、朝になると、外では、太陽が照りつけている。もし、フィンレーに、見つかったら、とても、
危険な場所でも、あった。
死神フィンレーは、隣国を廻り、色々な国に行ったが、なかなか2人を見つけられないでいた。
「どこにいるんだ！ジョセフと、アリス！絶対見つけてやる！待てよ…。あの国だけは、2人が、いるはずもないと、思っていたが、その国へ行ってみよう。もしかしたら、いるかもしれない。待ってろ！
ジョセフと、アリス！」
フィンレーは、ついに2人のいる国を、見つけてしまった。
その中で、どこにいるのか、探し回った。
フィンレーは、都会で、アリスとジョセフを見つけてしまった。
フィンレーは、2人に、笑って言った。
「やっと、見つけたぞ！！ここは、日が明けるのが早い。長い時間、闘っていれば、それで、お前達の存在は、消滅してしまう！ながーく、闘おうじゃないか！ジョセフと、アリスよ！」
ジョセフと、アリスは、焦っていた。確かに、フィンレーの言う通りだからだ。2人は、すぐに闘いに、入った。ジョセフと、アリスは、短剣で、フィンレーに、向かっていって、フィンレーのことを倒し、2人で、腹部を急いで刺した。今度は、フィンレーは、腹を押さえ、屈みながら、必死で、2人を追った。「どんなことがあろうとも、今度こそ、2人を見逃すまい。」と、思った。
2人は、馬車を捕まえ、「済まぬ」と言って、短剣でジョセフが、人間を刺し、馬車を奪って、2人で、逃げた。
強い太陽光が、降り注ぐ前に、危機一髪、フィンレーから、逃れ、空き家に、戻った。2人は、また、別の国へ、馬車で向かった。
死神フィンレーは、怒り狂った。
「今回は、勝てると思ったのに…。すごく、悔しい！いつまでも、追いかけてやる！」