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ジョセフとマックスの友情

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 ジョセフとマックスは、2人の寝床を、行き来するようになっていた。
ジョセフとアリスとマックスは、3人で、人を襲うようになっていた。
マックスは、ことごとく明るい性格だった。
「今日も狩りに、行こうぜ。今日の血は、どんな味がするかな。楽しみだぜ。」
ジョセフとアリスは、申し訳ない気持ちで、人間の血を吸っていたので、マックスの明るい態度に驚いた。
民は、逆に、恐れおののいていた。今まで、噂されていたヴァンパイアの2人組が、もう1人増えてしまった。民は、より、注意深くなった。
マックスは、率先して、人間の血を吸いにいった。
今回も、マックスが、人間を襲おうとしたその時だった。
死神フィンレーが、現れた。
「おう。久しぶりだな。今度は、3人になったのか。仕事が、また、増えちまう。とっとと消滅させてやる。」
ジョセフと、マックスは、目配せして、2人で、背を合わせ、ジョセフは、アリスに、言った。
「アリス逃げろ!」アリスは、言った。「でも…。」マックスは、言った。「いいから、逃げろ!」アリスは、逃げた。ジョセフとマックスは、2人で、フィンレーに立ち向かった。ジョセフは、言った。「いくぞ!マックス!」マックスは、言った。「おう!」フィンレーは、カマを振り回し、ジョセフとマックスの首を狙った。
ジョセフとマックスは、カマをよけつつ、短剣と、拳で、フィンレーを狙った。
フィンレーの腹に、ジョセフは、短剣を刺した。フィンレーは、腹を抑えて、うずくまった。
ジョセフとマックスは、その隙に、フィンレーから、逃げ出した。
フィンレーは、すぐに、傷が治り、怒り狂った。
「くそーっ!2回も、私を、倒しおって、もう絶対許さないぞ!」
ジョセフとマックスは、アリスのいる寝床に、戻った。アリスは、とても心配していた。2人の顔を見て、ほっとして、言った。「良かったわ。2人とも、無事だったのね。さぁ、ここに銀のワイングラスに、入れた血があるわ。2人とも、ゆっくり休んで、この血を飲んで。マックス、今日は、私たちの寝床に泊まっていってね。」ジョセフは、「ありがとう、アリス。」と言い、マックスは、「済まぬな。では、遠慮なく、今日は、明日の夜まで、泊まらせていただくよ。」アリスは、安心した様子で、「良かったわ。そうして、ちょうだい。」と、言った。
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