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自分の魔力について考える
しおりを挟むあれから、約束通り魔石のついたアクセサリーを買ってもらって家に帰った。火の魔法が閉じ込められているルビーのような綺麗なネックレスだ。
ちなみに、ユシファンは見事に魔力適性あったんだって!そんなに強くはないけど、闇魔法の中級くらいまでなら使えるらしい。
いや、闇魔法って…。さすが悪役令嬢側の人間…。もしかして私の魔力も闇だったりするのかしら?
自室のベッドにボフッと横になって考える。
こういうのって、ファンタジーだとステータスオープンっていえば自分のステータス見れたりするのよね…
「…ステータスオープン
なんてねー!ーーーーブォン」
ブォンという音が鳴った瞬間、自分の目の前にいわゆる”ステータス”が映し出された
「う、うそでしょおおおおおおおお!?」
▶︎名前
ベリーチェ•アンデルセン
▶︎スキル
なし
▶︎魔法属性
適性なし
▶︎称号
公爵令嬢
…って、これだけ?
魔法属性適性なしって…やっぱりだめなのかよ!!
「くそおおおおおおおお!」
そういってジタバタと暴れまわっていると、ある文字を見つけた
「…ん?1/2…?」
え、2ページ目があるってこと!?
でもどうやってめくるんだろう…
おそるおそる指で触れてみると
「うひゃ!めくれた!なにこれ、スマホの画面みたい…」
▶︎名前
ベリーチェ•アンデルセン(???)
▶︎スキル
未来予知(一定期間まで)
前世の知識
???
▶︎魔法属性
無属性
光
闇
???
▶︎魔力量
???
▶︎習得魔法
保護魔法•バリア•防御壁
???
▶︎称号
異世界からの転生者
運命を変えし者
???
な、なにこれ!?項目も増えてるし、?マークばっかり!
未来予知っていうのは乙ゲーの物語を知ってるからよね…名前にまで?が付いているのは私が転生者だから?
これ…。魔法士団に聞きに行ってみようかしら…
でも転生者とか未来予知とか知られたら色々マズイし。なんなら実験台とかにされちゃうかも…!
「ヤバイ!どうしたらいいのおおおおお」
ちなみにこの夜は叫びまくってユシファンが毎回慌てて駆けつけてきた。
ごめんユシファン。
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ここまでお読みくださった皆様。導いてくださった皆様にお礼申し上げます。
たくさんの方から感想をいただきました。
ありがとうございます。
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今後はいただいた感想をを非承認とさせていただく場合がございます。
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