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土いじり?

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「さあ!ユシファン!できたわよー!
こっちへ来てくれる?」

「?お嬢様。どちらに――ぅわっ」

「「「「「ズボッ…」」」」」

「あっ、あはは!!!!!!!
ユシファン!見事に騙されたわね!!
私って落とし穴掘りの才能があるのかしら?」

ベリーチェはそう言ってケラケラと笑い続けた。

「………。お嬢様。土いじりをするのではなかったのですか?」

「あら、ユシファン。何を言ってるの?
だから、土を、弄って、落とし穴を作ったのよ!配置も見てほしいと言ったでしょう?
ここの配置どうかしら?
ユシファンが嵌ったってことは完璧よね!!」

「お嬢様ぁぁぁぁぁあぁ!!!」

「えぇ!?そんなに怒らないでよ!
ちょっとした遊びじゃない!
きゃー!追っかけてこないで!ごめんなさーい!」

この後、こっぴどくユシファンに叱られ、仕返しとばかりに後日落とし穴に嵌められるベリーチェだったが、「なーんだ!ユシファンもあんなこといって、やりたかったんじゃない!」っと、嬉しそうに次はどんな遊びをするか考えるベリーチェだった。
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