216 / 253
5章 第3部 白神コンシェルンの秘密
210話 ゆきへの依頼
しおりを挟む
「ほのか、最近のレジスタンス側の動きはどうなんだ?」
あれから夜が明け、現在時刻は午前十時ごろ。レイジは一緒にお茶を飲んでいた軍人である倉敷ほのかに、気になっていたことをたずねてみる。
ここはゆきの新拠点であるアーカイブポイント。ばかでかい洋館内の最上階にある、ゆきの仕事部屋だ。以前は新築であったため物がほとんどない部屋であったが、今は製作中の武器やらガーディアン、メモリースフィアなどがあちこちに置かれ散らかっていた。
現在レイジとほのかは来客用のソファーに座りながら、のんびりしているところ。彼女はとある任務でここを訪れており、今はゆきの代わりにレイジが相手している真っ最中なのであった。ちなみにここの主であるゆきはというと、作業机に座り死に物狂いで作業に没頭していた。
「どうやら下準備に徹しているようで、今のところ目立った動きはありませんね。政府側の情報をかぎ回ったり、演説で賛同者を集めるなどに力をいれてるみたいです。そのおかげで軍の方にもよゆうがでてきて、少し前の怒濤の仕事量から解放されつつあるんですよ」
ほのかはやっと一息つけたと、口元をゆるませる。
「そっか、お疲れさん。がんばった分、今ゆっくりしといていいぞ。なんなら、ここはオレに任せて、少しサボってくればいいし」
「いえいえ、十分くつろがせてもらってますよ。こうしてお話しにまで付き合っていただいて、もういたりつくせりです。それに学園の方も春休みに入ったことで、プライベートの時間がたっぷりとれるようになりましたし。どうかお気遣いなく!」
レイジの気遣いに、ほのかはくったくのない笑みで返してくれた。
そのあまりの純真さに、もはや感動せずにはいられない。
「ほのかは本当にいい子だな。ほら、ゆき、ほのかのためにも早くおわらせてやれよ」
「そう思ってるなら、少しは手伝ってよぉ! こっちは猫の手も借りたいほどなんだからぁ!」
レイジの催促の言葉に、ゆきは涙目になりながら助けを求めてきた。
ただ彼女が今やっているのは改ざんを使う電子の導き手の仕事。なのでレイジがいくら手伝いたくても、不可能なのだ。
「ははは、どう考えても無理だろ。オレなんて、見るだけで頭が痛くなる勢いなんだぞ」
「――えっと……、すみません、ゆきさん。できればわたしも手伝いたいんですけど、もうやってることの次元がすごすぎて、まったくついていける自信が……」
ほのかは申しわけなさそうに目をふせる。
「いや、ほのかは謝らなくていいぞ。元はといえば、仕事をずっとほったらかしにしていたゆきが悪いんだからさ」
なぜゆきが必死に作業をしているのか。理由は単純で、軍からの依頼を放置しまくっていたからだ。そして現在しびれを切らした軍側が、ほのかを直接送って急かしているという状況なのである。
「好きでほったらかしてたんじゃないもん! ここ数日次期当主になれ宣言で頭がいっぱいで、それどころじゃなかったんだよぉ!」
ゆきは髪を両手でかきながら、必死に言いわけを。
なんでも次期当主候補のことを楓さんに言われてから、あまりの動揺で集中できず、ずっと後回しにしていたらしい。やっていたのは武器作りとか、アーカイブポイントの改造など自分の趣味ばかり。それで心の均衡を保っていたとか。
そして白神コンシェルン本部に呼び出された後は、当主候補の件を回避するためバタバタしっぱなしだった。そのせいで今朝連絡がくるまで、依頼の件を完全に忘れていたそうだ。
「ははは、とはいっても仕事は仕事だろ。ゆきはプロなんだし、引き受けた依頼はきちんとこなさないとな」
「むかぁ、好き放題いいやがってぇ! これがおわったら、あとでおぼえとけよぉ」
ゆきはレイジを恨みがましくにらんでくる。だがそれもつかの間、今は時間がないため作業に戻っていた。
「そういえばほのか、今回軍側はどういう仕事を依頼したんだ?」
「主に新しいアーカイブポイントの設置場所の候補や、内部のセキュリティ案ですかね」
アーカイブポイントを設置する時に大事なのは、その一帯の地理状況。近くにほかのアーカイブポイントがあったり、人通りが多かったりすると、それだけで狙われる可能性が高くなるのだ。なのでどこもできるだけ人目につかず、守りに適した地形を好むのであった。
この適した場所を見つけるには、まずそのエリアのデータベース内にアクセス。地理データを読み込んでいく流れ。こうすることで座標移動で入ってきた地点や、一日にその場所を訪れた人数、戦闘が起こった場所など、さまざまな統計データを見ることが可能なのだ。あとはこれらのデータを分析していき、絶好の場所を見つけ出すのである。
ただこの地理データの詳細を読み込んでいくには、その分改ざんのウデが必要となるそうだ。なのでどれだけランクが高いかで、分析できるレベルが違うといっていい。
「ほかにも倒した相手の履歴データの断片から、場所の特定などもお願いしてます」
デュエルアバターを強制ログアウトすると、内部データ、個人データ、行動履歴のデータなどをランダムに落とす。だがそれは完全な形ではなく、断片的。そのため実際に有効活用するには、その断片をヒントに解読し特定していかなければならないのだ。そのため軍がレジスタンス側のデュエルアバターを強制ログアウトさせても、それですぐ逮捕や潜伏先を割り出すことができないのであった。
「現実での身分は軍の方で調べられるのですが、行動履歴の方はやはり電子の導き手の方じゃないと」
「行動履歴のやつって、難しいんだってな。できてもかなりアバウトな範囲までしか、特定できないとか」
やり方はまずエリア内のデータベースにアクセスし、地理データを習得する。そこから手に入れた断片データと座標を照らし合わせ、特定していく流れらしい。話だけなら簡単そうだが、その難易度はきわめて高い。というのも詳細な地理データでないと照らし合わせることができず、それを呼び出すには最低でもAランクレベルのウデがないとだめとか。しかも断片データから得られる座標を解析するのさえ、骨が折れるそうだ。
ちなみに特定は完璧にはできず、基本一、二キロぐらいの範囲内のどこかみたいになるとのこと。この範囲は、改ざんウデがすごいほど縮まっていくらしい。
「はい、なのでゆきさんによく依頼させてもらうんです。彼女のクラスのレベルになれば、特定の精度はすごいですから」
「――よし、こっちはおわったぁ! ――はぁ……、でも、まだこんなにも残ってるんだよねぇ……。もぉ! ゆきはこんなことしてるヒマないのにー」
話し込んでいると、ゆきが一段落ついたみたいだ。しかし彼女は喜ぶのも一瞬、すぐにぐったりと作業机に顔をふせてしまう。そしてうんざりした口調で文句を。
「――とはいっても、どうせ当てがないんだろ?」
「――うぅ……、そうだけどさぁ……」
もはや当主候補の話を回避するため動きたくても、思いつく案はやりきってしまった。なので軍の仕事がなかったとしても、途方に暮れるしかないのである。
「あれぇ? メール? げっ、父さんからだぁ……」
そうこうしているとゆきがなにかに気づいた。
「もしかして呼び出しか?」
「――はぁ……、そうみたいー。無視したいけど、さすがにあとが怖いからなぁ。しかたない、この仕事がおわったら、顔を出しにいくかぁ……」
もはや投げやりな感じで、このあとの予定を立てるゆき。どうやらそうとう精神的に参っているようだ。
「おう、がんばれ、がんばれ」
「もちろん、くおんも一緒だからなぁ」
「またかよ……。――はぁ……、いつになったら解放されることやら……」
そしてレイジもゆきと同じく、大きなため息をこぼすのであった。
あれから夜が明け、現在時刻は午前十時ごろ。レイジは一緒にお茶を飲んでいた軍人である倉敷ほのかに、気になっていたことをたずねてみる。
ここはゆきの新拠点であるアーカイブポイント。ばかでかい洋館内の最上階にある、ゆきの仕事部屋だ。以前は新築であったため物がほとんどない部屋であったが、今は製作中の武器やらガーディアン、メモリースフィアなどがあちこちに置かれ散らかっていた。
現在レイジとほのかは来客用のソファーに座りながら、のんびりしているところ。彼女はとある任務でここを訪れており、今はゆきの代わりにレイジが相手している真っ最中なのであった。ちなみにここの主であるゆきはというと、作業机に座り死に物狂いで作業に没頭していた。
「どうやら下準備に徹しているようで、今のところ目立った動きはありませんね。政府側の情報をかぎ回ったり、演説で賛同者を集めるなどに力をいれてるみたいです。そのおかげで軍の方にもよゆうがでてきて、少し前の怒濤の仕事量から解放されつつあるんですよ」
ほのかはやっと一息つけたと、口元をゆるませる。
「そっか、お疲れさん。がんばった分、今ゆっくりしといていいぞ。なんなら、ここはオレに任せて、少しサボってくればいいし」
「いえいえ、十分くつろがせてもらってますよ。こうしてお話しにまで付き合っていただいて、もういたりつくせりです。それに学園の方も春休みに入ったことで、プライベートの時間がたっぷりとれるようになりましたし。どうかお気遣いなく!」
レイジの気遣いに、ほのかはくったくのない笑みで返してくれた。
そのあまりの純真さに、もはや感動せずにはいられない。
「ほのかは本当にいい子だな。ほら、ゆき、ほのかのためにも早くおわらせてやれよ」
「そう思ってるなら、少しは手伝ってよぉ! こっちは猫の手も借りたいほどなんだからぁ!」
レイジの催促の言葉に、ゆきは涙目になりながら助けを求めてきた。
ただ彼女が今やっているのは改ざんを使う電子の導き手の仕事。なのでレイジがいくら手伝いたくても、不可能なのだ。
「ははは、どう考えても無理だろ。オレなんて、見るだけで頭が痛くなる勢いなんだぞ」
「――えっと……、すみません、ゆきさん。できればわたしも手伝いたいんですけど、もうやってることの次元がすごすぎて、まったくついていける自信が……」
ほのかは申しわけなさそうに目をふせる。
「いや、ほのかは謝らなくていいぞ。元はといえば、仕事をずっとほったらかしにしていたゆきが悪いんだからさ」
なぜゆきが必死に作業をしているのか。理由は単純で、軍からの依頼を放置しまくっていたからだ。そして現在しびれを切らした軍側が、ほのかを直接送って急かしているという状況なのである。
「好きでほったらかしてたんじゃないもん! ここ数日次期当主になれ宣言で頭がいっぱいで、それどころじゃなかったんだよぉ!」
ゆきは髪を両手でかきながら、必死に言いわけを。
なんでも次期当主候補のことを楓さんに言われてから、あまりの動揺で集中できず、ずっと後回しにしていたらしい。やっていたのは武器作りとか、アーカイブポイントの改造など自分の趣味ばかり。それで心の均衡を保っていたとか。
そして白神コンシェルン本部に呼び出された後は、当主候補の件を回避するためバタバタしっぱなしだった。そのせいで今朝連絡がくるまで、依頼の件を完全に忘れていたそうだ。
「ははは、とはいっても仕事は仕事だろ。ゆきはプロなんだし、引き受けた依頼はきちんとこなさないとな」
「むかぁ、好き放題いいやがってぇ! これがおわったら、あとでおぼえとけよぉ」
ゆきはレイジを恨みがましくにらんでくる。だがそれもつかの間、今は時間がないため作業に戻っていた。
「そういえばほのか、今回軍側はどういう仕事を依頼したんだ?」
「主に新しいアーカイブポイントの設置場所の候補や、内部のセキュリティ案ですかね」
アーカイブポイントを設置する時に大事なのは、その一帯の地理状況。近くにほかのアーカイブポイントがあったり、人通りが多かったりすると、それだけで狙われる可能性が高くなるのだ。なのでどこもできるだけ人目につかず、守りに適した地形を好むのであった。
この適した場所を見つけるには、まずそのエリアのデータベース内にアクセス。地理データを読み込んでいく流れ。こうすることで座標移動で入ってきた地点や、一日にその場所を訪れた人数、戦闘が起こった場所など、さまざまな統計データを見ることが可能なのだ。あとはこれらのデータを分析していき、絶好の場所を見つけ出すのである。
ただこの地理データの詳細を読み込んでいくには、その分改ざんのウデが必要となるそうだ。なのでどれだけランクが高いかで、分析できるレベルが違うといっていい。
「ほかにも倒した相手の履歴データの断片から、場所の特定などもお願いしてます」
デュエルアバターを強制ログアウトすると、内部データ、個人データ、行動履歴のデータなどをランダムに落とす。だがそれは完全な形ではなく、断片的。そのため実際に有効活用するには、その断片をヒントに解読し特定していかなければならないのだ。そのため軍がレジスタンス側のデュエルアバターを強制ログアウトさせても、それですぐ逮捕や潜伏先を割り出すことができないのであった。
「現実での身分は軍の方で調べられるのですが、行動履歴の方はやはり電子の導き手の方じゃないと」
「行動履歴のやつって、難しいんだってな。できてもかなりアバウトな範囲までしか、特定できないとか」
やり方はまずエリア内のデータベースにアクセスし、地理データを習得する。そこから手に入れた断片データと座標を照らし合わせ、特定していく流れらしい。話だけなら簡単そうだが、その難易度はきわめて高い。というのも詳細な地理データでないと照らし合わせることができず、それを呼び出すには最低でもAランクレベルのウデがないとだめとか。しかも断片データから得られる座標を解析するのさえ、骨が折れるそうだ。
ちなみに特定は完璧にはできず、基本一、二キロぐらいの範囲内のどこかみたいになるとのこと。この範囲は、改ざんウデがすごいほど縮まっていくらしい。
「はい、なのでゆきさんによく依頼させてもらうんです。彼女のクラスのレベルになれば、特定の精度はすごいですから」
「――よし、こっちはおわったぁ! ――はぁ……、でも、まだこんなにも残ってるんだよねぇ……。もぉ! ゆきはこんなことしてるヒマないのにー」
話し込んでいると、ゆきが一段落ついたみたいだ。しかし彼女は喜ぶのも一瞬、すぐにぐったりと作業机に顔をふせてしまう。そしてうんざりした口調で文句を。
「――とはいっても、どうせ当てがないんだろ?」
「――うぅ……、そうだけどさぁ……」
もはや当主候補の話を回避するため動きたくても、思いつく案はやりきってしまった。なので軍の仕事がなかったとしても、途方に暮れるしかないのである。
「あれぇ? メール? げっ、父さんからだぁ……」
そうこうしているとゆきがなにかに気づいた。
「もしかして呼び出しか?」
「――はぁ……、そうみたいー。無視したいけど、さすがにあとが怖いからなぁ。しかたない、この仕事がおわったら、顔を出しにいくかぁ……」
もはや投げやりな感じで、このあとの予定を立てるゆき。どうやらそうとう精神的に参っているようだ。
「おう、がんばれ、がんばれ」
「もちろん、くおんも一緒だからなぁ」
「またかよ……。――はぁ……、いつになったら解放されることやら……」
そしてレイジもゆきと同じく、大きなため息をこぼすのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
この世界、貞操が逆で男女比1対100!?〜文哉の転生学園性活〜
妄想屋さん
SF
気がつけば、そこは“男女の常識”がひっくり返った世界だった。
男は極端に希少で守られる存在、女は戦い、競い、恋を挑む時代。
現代日本で命を落とした青年・文哉は、最先端の学園都市《ノア・クロス》に転生する。
そこでは「バイオギア」と呼ばれる強化装甲を纏う少女たちが、日々鍛錬に明け暮れていた。
しかし、ただの転生では終わらなかった――
彼は“男でありながらバイオギアに適合する”という奇跡的な特性を持っていたのだ。
無自覚に女子の心をかき乱し、甘さと葛藤の狭間で揺れる日々。
護衛科トップの快活系ヒロイン・桜葉梨羽、内向的で絵を描く少女・柊真帆、
毒気を纏った闇の装甲をまとう守護者・海里しずく……
個性的な少女たちとのイチャイチャ・バトル・三角関係は、次第に“恋と戦い”の渦へと深まっていく。
――これは、“守られるはずだった少年”が、“守る覚悟”を知るまでの物語。
そして、少女たちは彼の隣で、“本当の強さ”と“愛し方”を知ってゆく。
「誰かのために戦うって、こういうことなんだな……」
恋も戦場も、手加減なんてしてられない。
逆転世界ラブコメ×ハーレム×SFバトル群像劇、開幕。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる