醜い魔法使いが愛したのは、不死の姫でした。
とある国の美姫が病に倒れた。
王は娘を救うため、“彼女を救った者を夫とする”とのお触れを出した。
だが誰も救うことができず、姫は日々弱っていく。
ある日、姫はある人物を呼び出した。
それは醜い顔をローブで隠した、魔法使いの男だった。
「お願い、私を――して欲しいの」
王は娘を救うため、“彼女を救った者を夫とする”とのお触れを出した。
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「お願い、私を――して欲しいの」
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