死にぞこないの魔王は奇跡を待たない
世界を滅ぼす魔王に転生したから運命に抗ってみたけど失敗したので最愛の勇者に殺してもらおうと思います
《魔王と化した兄に執着する勇者×最愛の弟に殺してもらいたい魔王》
公爵家の若き当主であるアリスティドは、腹違いの弟シグファリスと対面したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
この世界は前世で愛読していた小説『緋閃のグランシャリオ』と全く同じ。物語と同様の未来が訪れるのならば、アリスティドは悪魔の力を得て魔王へと変貌する。そして勇者として覚醒した弟シグファリスに殺される――。
アリスティドはそんな最悪の筋書きを変えるべく立ち回るが、身内の裏切りによって悪魔に身体を奪われ、魔王になってしまう。
物語と同じ悲劇が起こり、多くの罪なき人々が殺戮されていくのをただ見ていることしかできないアリスティドが唯一すがった希望は、勇者となったシグファリスに殺してもらうこと。
そうして迎えた勇者と魔王の最終決戦。物語通りシグファリスの手で殺されたはずのアリスティドは、瀕死の状態で捕らえられていた。
なぜ物語と違う展開になっているのか、今更になって悪魔の支配から抜け出すことができたのかは不明だが、アリスティドはシグファリスに事情を説明しようと試みる。しかし釈明する間もなくシグファリスに嬲られてしまい――。
※物語の表現上、暴力や拷問などの残酷な描写が一部ありますが、これらを推奨・容認する意図はありません。
※この作品は小説家になろう(ムーンライトノベルズ)にも掲載しています。
《魔王と化した兄に執着する勇者×最愛の弟に殺してもらいたい魔王》
公爵家の若き当主であるアリスティドは、腹違いの弟シグファリスと対面したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
この世界は前世で愛読していた小説『緋閃のグランシャリオ』と全く同じ。物語と同様の未来が訪れるのならば、アリスティドは悪魔の力を得て魔王へと変貌する。そして勇者として覚醒した弟シグファリスに殺される――。
アリスティドはそんな最悪の筋書きを変えるべく立ち回るが、身内の裏切りによって悪魔に身体を奪われ、魔王になってしまう。
物語と同じ悲劇が起こり、多くの罪なき人々が殺戮されていくのをただ見ていることしかできないアリスティドが唯一すがった希望は、勇者となったシグファリスに殺してもらうこと。
そうして迎えた勇者と魔王の最終決戦。物語通りシグファリスの手で殺されたはずのアリスティドは、瀕死の状態で捕らえられていた。
なぜ物語と違う展開になっているのか、今更になって悪魔の支配から抜け出すことができたのかは不明だが、アリスティドはシグファリスに事情を説明しようと試みる。しかし釈明する間もなくシグファリスに嬲られてしまい――。
※物語の表現上、暴力や拷問などの残酷な描写が一部ありますが、これらを推奨・容認する意図はありません。
※この作品は小説家になろう(ムーンライトノベルズ)にも掲載しています。
あなたにおすすめの小説
主人公に「消えろ」と言われたので
えの
BL
10歳になったある日、前世の記憶というものを思い出した。そして俺が悪役令息である事もだ。この世界は前世でいう小説の中。断罪されるなんてゴメンだ。「消えろ」というなら望み通り消えてやる。そして出会った獣人は…。※地雷あります気をつけて!!タグには入れておりません!何でも大丈夫!!バッチコーイ!!の方のみ閲覧お願いします。
他のサイトで掲載していました。
公爵家の五男坊はあきらめない
三矢由巳
BL
ローテンエルデ王国のレームブルック公爵の妾腹の五男グスタフは公爵領で領民と交流し、気ままに日々を過ごしていた。
生母と生き別れ、父に放任されて育った彼は誰にも期待なんかしない、将来のことはあきらめていると乳兄弟のエルンストに語っていた。
冬至の祭の夜に暴漢に襲われ二人の運命は急変する。
負傷し意識のないエルンストの枕元でグスタフは叫ぶ。
「俺はおまえなしでは生きていけないんだ」
都では次の王位をめぐる政争が繰り広げられていた。
知らぬ間に巻き込まれていたことを知るグスタフ。
生き延びるため、グスタフはエルンストとともに都へ向かう。
あきらめたら待つのは死のみ。
無愛想な彼に可愛い婚約者ができたようなので潔く身を引いたら逆に執着されるようになりました
かるぼん
BL
もうまさにタイトル通りな内容です。
↓↓↓
無愛想な彼。
でもそれは、ほんとは主人公のことが好きすぎるあまり手も出せない顔も見れないという不器用なやつ、というよくあるやつです。
それで誤解されてしまい、別れを告げられたら本性現し執着まっしぐら。
「私から離れるなんて許さないよ」
見切り発車で書いたものなので、いろいろ細かい設定すっ飛ばしてます。
需要あるのかこれ、と思いつつ、とりあえず書いたところまでは投稿供養しておきます。
【完結】欠陥品と呼ばれていた伯爵令息だけど、なぜか年下の公爵様に溺愛される
ゆう
BL
アーデン伯爵家に双子として生まれてきたカインとテイト。
瓜二つの2人だが、テイトはアーデン伯爵家の欠陥品と呼ばれていた。その訳は、テイトには生まれつき右腕がなかったから。
国教で体の障害は前世の行いが悪かった罰だと信じられているため、テイトに対する人々の風当たりは強く、次第にやさぐれていき・・・
もう全てがどうでもいい、そう思って生きていた頃、年下の公爵が現れなぜか溺愛されて・・・?
※設定はふわふわです
※差別的なシーンがあります
貴方の事を心から愛していました。ありがとう。
天海みつき
BL
穏やかな晴天のある日の事。僕は最愛の番の後宮で、ぼんやりと紅茶を手に己の生きざまを振り返っていた。ゆったり流れるその時を楽しんだ僕は、そのままカップを傾け、紅茶を喉へと流し込んだ。
――混じり込んだ××と共に。
オメガバースの世界観です。運命の番でありながら、仮想敵国の王子同士に生まれた二人が辿る数奇な運命。勢いで書いたら真っ暗に。ピリリと主張する苦さをアクセントにどうぞ。
追記。本編完結済み。後程「彼」視点を追加投稿する……かも?
新しい道を歩み始めた貴方へ
mahiro
BL
今から14年前、関係を秘密にしていた恋人が俺の存在を忘れた。
そのことにショックを受けたが、彼の家族や友人たちが集まりかけている中で、いつまでもその場に居座り続けるわけにはいかず去ることにした。
その後、恋人は訳あってその地を離れることとなり、俺のことを忘れたまま去って行った。
あれから恋人とは一度も会っておらず、月日が経っていた。
あるとき、いつものように仕事場に向かっているといきなり真上に明るい光が降ってきて……?
やり直せるなら、貴方達とは関わらない。
いろまにもめと
BL
俺はレオベルト・エンフィア。
エンフィア侯爵家の長男であり、前世持ちだ。
俺は幼馴染のアラン・メロヴィングに惚れ込み、恋人でもないのにアランは俺の嫁だと言ってまわるというはずかしい事をし、最終的にアランと恋に落ちた王太子によって、アランに付きまとっていた俺は処刑された。
処刑の直前、俺は前世を思い出した。日本という国の一般サラリーマンだった頃を。そして、ここは前世有名だったBLゲームの世界と一致する事を。
こんな時に思い出しても遅せぇわ!と思い、どうかもう一度やり直せたら、貴族なんだから可愛い嫁さんと裕福にのんびり暮らしたい…!
そう思った俺の願いは届いたのだ。
5歳の時の俺に戻ってきた…!
今度は絶対関わらない!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
最後までお読みいただきありがとうございました!
「これで、お前はーー」
「殺しさえすれば……お前はーー」
この続きは、51話で登場するシグファリスの台詞「ーーもう俺のものだ。俺が倒して手に入れたんだから、俺のだ」につなげるつもりで書いていました。
かつての兄への思慕と復讐心が混ざり合い、「殺しさえすれば自分のものにできる」と思うようになった、というシグファリスの心境を示唆したかったのですが、わかりにくくて申し訳ないです。
某サイトで見つけ、続きが気になり更新を待てずこちらに来ました。
読む手が止まらなくてラストまで一気に駆け抜けてしまいました……。
素敵なお話ありがとうございました!
あわよくばエピローグ後の彼らの旅も見てみたいなんて…(欲張り)
なんてうれしいお言葉!最後までお読みくださってありがとうございました!
彼らの旅はきっとこれからも一波乱あったりなかったりすると思うので、何か考え付いたらおまけエピソードを書いてみます。
ご感想ありがとうございました!
鉄面皮だと思ってるのは自分だけな褒め上手・育て上手の身体の柔らかいお兄さま……序盤の拷問シーンではいやここからどうBLに!?ラブ!?とハラハラしつつも面白くて一気に読んでしまいました最初からラブだった 素敵な物語をありがとうございました!
お読みいただきありがとうございます!
色々大変なお話でしたが、結果的にラブに着地できてよかったです。お兄ちゃんの身体の柔らかさを今後のイチャラブに活かしてほしいと思います(笑)
ご感想くださってありがとうございました!
こちらこそ読んでくださってありがとうございました!
イチャイチャ二人旅、お兄ちゃんの体力が心配ですが、なんだかんだで幸せになると思いますw
エピローグ、お兄様弟がかわいすぎて甘々甘すぎ問題…
捻くれ孤独主人公が甘えっこ駄犬になっちゃった気がしますが
これもアリスティドがお兄様になってからの日々の積み重ね
シグ君ともども幸せそうでほっこりします
愛されてることを解っててつけ込んでくる弟とか
お兄ちゃんなんだからと気張る兄とか
兄弟ものの醍醐味だと思う
端的に言って好きですこのお話
好きと言っていただけて!本当に嬉しいです、こつこつ書き続けて本当に良かったと思えました。なんかもう全部報われた気持ちです🥹✨
そうなんです、アリスティドは弟を甘やかしてだめにしちゃうタイプのお兄ちゃんです。ちゃんと躾けないと駄犬化が進んで大変かと思います(笑)
ご感想ありがとうございました❣️
完結おめでとうございます😊
お疲れ様でした✨
最後まで楽しく読ませていただきました🥰
次の作品も愉しみにしていますね😊
なんとか完結させられました!ご感想いただけて嬉しかったです、最後までお読みくださってありがとうございました〜🥹💕
近日中に新作短編を投稿する予定ですので、よろしければそちらもぜひよろしくお願いします✨
お読みいただきありがとうございます!
どうしても設定の説明が多くなってしまって、書いていて「これ読んでもらえるかな…」と不安だったので、読みやすいと言っていただけて本当に嬉しいです、励みになります。
あとちょっとだけ続きますので、最後までお読みいただけると幸いです。
固唾をのんでクライマックスを見守っております
これは弟くんではなくお兄様が主人公の物語ですよお兄様…、とだけつぶやかせてください
作品名通りのかっこいい活躍に惚れ惚れしました
つくづく丁寧な積み重ねが素晴らしいお話だと思いました
身に余るお言葉ありがとうございます!こつこつ書き続けて本当に良かったなぁと思いました。アリスティドお兄様も報われます。
完結まであと少し、最後までお付き合いいただけたらうれしいです。
シグファリス君粗野なだけで割とわかり易い子だな?
噛み合ってない兄弟のやりとり、楽しく追わせて頂いてます
ちび竜といいちびシグ君といい
アリスティド君ちっちゃ可愛いらしいものに弱そうですね…
見た目年上の弟を幼い頃のイメージで愛しむお兄ちゃんに幸あらんことを
登場人物の性格とかちゃんと伝わるかな…と書いてて不安だったので、読み取っていただけてうれしいです。励みになります、ありがとうございます!
ちっちゃ可愛いものだいすきお兄ちゃんを幸せにできるようにがんばります。
読み応えのある内容なのに更新早くてありがたい。
こちらの小説には偶然たどり着いたのですが、楽しく読ませて頂いてます。
魔王化しようが主人公のメンタルが健全で、真っ当な努力家なのが好きです
叔父貴が裏切っても努力は裏切らないと言ってあげたくなります
敵の人間側は闇落ち気味勇者に我の強いマッドな職人タイプと王侯、不穏な気配が漂う烏合の衆?
復讐の大義でまとまれなくなったあとが面白そうだと思いました
続きを楽しみにしております
感想ありがとうございます!主人公の努力を認めてくださる方がいて本当にうれしいです、よかったねアリスティド…!
今後もさくさく更新していけるように頑張ります。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。