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【幕間】ドッペルの日常
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唐突に自己紹介をしよう。
我の名はドッペル。ただのドッペル。
主が名付けた名前であるが中々に気に入っている。
今この瞬間我は何をしているのかというと、威風堂々と玉座へ寄りかかり我が居城に異変がないかの報告を待っている。
この仕事には慣れたもので、昨日も一昨日も一昨々日一昨昨日もその前の日もずっと同じことを繰り返して過ごしてきた。
我が見た目はよく言えば中途半端に容姿の整ったーーー悪く言うならどこにでもいるような平々凡々な顔。その前頭部に二本の角を生やした魔王然とした姿をしている……のだが、その正体、実は今とは比べものにならない程とてもとってもとーっても愛らしいテディベアなのである。
しかしただ愛らしくきゅーとで思わず抱いてしまうだけの子熊と思うなかれ。
ーーー擬態。
使用者の容姿や思考等々様々なぱーそなりてぃを完全再現して成りきることができる、特異な能力を兼ね備えたきゅーと&ぱーふぇくとな完全無欠のテディベアなのである。あと手触りもかなりいい。
―――であるからして。
容姿が変化しているのは数ヵ月前に何やら「訓練に行って強くなる!」などと外出して行ったこの城の主から擬態を要請された為なのだ。
要は変わり身である。
主は多忙を極めている様子。不在の間の留守番を頼まれたということだ。
それがまさか。
ただただ座っているだけとは露知らず。
記憶をとれーすしてわかったことなのだが、何分、この主の記憶は苦々しいものであった。故に状況は理解している。苦行を強いられてきた記憶なだけに遡るのが億劫だったということは別の話なのであるが。怠慢ではない。
しかし普段は動かない人形といえども生物に擬態してまでほぼ動かないとは夢にも思うまい。こう言っては申し訳が立たないのだが、この主に擬態させられたことは正直嫌だ。誰でも使えるため我に拒否権は無いがな。
成り代わってからその生物の思考という概念が芽生える我が身であるが、使用者の分身だという己が使命は根底に強く備わっている。その上基本的な知識も常備されているともなれば高水準で完璧なえりーとテディベアだと思わざるを得ない。
一般的知識に基づいて言えば人間・魔族は問わず、生物ーーーその中でも動物というものは字面が表すように動く生き物のはずだ。
我が主も動物……なのだが、動物の中でも例外に分類される程に動かない。最早植物。地に根を張っていないにも関わらずこれ程一所に留まるのは植物でも稀な類いかもしれないが。
しかし、苦行をした結果わかったことであるが、主も望んで座し続けている訳ではないのだ。
と言うのも、この城の魔族達は変に過保護な性格をしている。
主が城内を歩こうものならば出くわしためいど達から王室へ戻るようにと毎度引き留められる。何でも、高尚な存在である主が歩くことでさえ神々しく、立ち眩みがして呼吸もままならないのだとか…。主は紫外線なのか?
こういう環境のため、城内のめいど達に監視されているのだと主は思っているらしい。確かに身を持って体験している我も窮屈で仕方なくはある。
そういう訳もあり最近では物事を考える時間が長過ぎて最低限の知識しか持ち合わせていなかった思考力がみるみる成長していくのを感じている。脳というものが発達したのだろうか?
今尚自然に漲る思考が無意識のうちに広がり、そして統合されて導き出された結果、いつものように漠然と「今日も平和であるな」と平々凡々な結論へ辿り着く。巡り過ぎた思考は何周もすれば普通のことしか思い付かなくなるのだと学習した。
ギイィィィ………
視線上にある巨大な扉を叩く音が聴こえると間髪入れずによく見知った兵士―――名前は聞いたことはないが勝手に報告兵と我が呼んでいる兵士―――が王室へと入って来る。
いつもは淡々と落ち着いた口調で外での出来事から城のメイド達の流行や趣味嗜好まで伝えてくるべてらんの報告兵だが、本日は様子が違う。
「ま、魔王様!ご報告申し上げます!ソイルデの森が燃えております!!」
「ふむ」
極力尊敬される魔王(主の命により)として平静を装って返答したが、絶賛成長過程の脳内は「なんだって~!?」という文言が緊急アラート音とともにえんどれすりぴーとで再生されている。
報告兵は「ふむ」から何の返答もないのを気にしてか、すらいでぃんぐ気味に跪いたままチラチラとこちらの表情を窺ってくる。
「原因は?」
とりあえずどうしてそうなったのかというのはどんな問題に対しても重要な要点である。
「それが…、何故そうなったのかは定かではないのです。今急遽、調査隊と水系統に優れた術者達を編成している最中でして…」
とりあえず上司に報告に来ただけ、と。
なるほど。社会に於ては『ほう・れん・そう』なるものが大事だと主の記憶が呼び掛けている。きっちり仕事をしているのだな、べてらん報告兵殿。
対処可能な編成をしているというのならば我が言うことは何もあるまい。あとは時が解決へと導くことだろう。
そう考えて報告兵を下がらせようと口を開きかけた時。
王室の扉が再び開かれる。
「儂が行くとしよう」
入室するなり立候補してきたのは言うなればカエル。人の身の丈ある巨大なカエルがぴょんぴょん跳ねながらこちらへ近づいてくる。
確かこの者は―――。
「十族の長の一角が直々に足労してくれるのか?」
メイルクリアス魔王軍の最高戦力にして魔王の10人いる側近―――『十族筆頭』の内の1人、『天災』龍鬼。
主の先代の魔王から既に十族筆頭として活動していたという噂で一説では初代の魔王から仕えていた最古参だとか(主の記憶参照)。
重鎮と言っても過言ではない幹部中の幹部がソイルデの森の調査へ自ら赴いてくれると言う。
「あの森が燃えることなぞ数千年ぶりのことでな。何が悪さをしているのか散歩がてら眺めてやろうかとな」
「興味本位ということか」
我としては願ってもない。
幹部手ずから調べてもらえれば予想外の事態が起きても対処はできるはず。
それに今は主の分身として職務をこなす身。
数千年燃えたことのない森が何故本体の時ではなく我の時に燃えるのか。本体は録に幹部と話をする機会がなかったにも関わらず何故我の時に最古参の幹部がやって来て調査に乗り出すと言い始めるのか。何故今日はいつも通り過ごしていたはずなのに前髪が少し跳ねているのか。
そんな愚痴など些細なことである。
今一番大事なことはぱーふぇくとに主に成りきること。主ならばどういう返答をするのか。
「では任せるとしよう」
基本的に楽がしたくてぼろを出したくない主は乗り掛かった船を逃すことはしない。これぞ満点の解答。ふふん♪
龍鬼は言葉を聞くとこくりと頷きぴょんぴょん跳ねながら王室を後にする。
その後ろ姿は異常に大きいことと魔王の幹部だということを除けば少し可愛く見える。勿論我ほどではないが。
べてらん報告兵も退室させたところで一息。
「うむ…仕事してるなぁ」
主とてここまで上司らしい仕事はしたことがないようだ。寧ろ本当の魔王に成りつつあるような。
その主はと言うと入れ替わってからというもの、一度も記憶の更新に来ていない。仕様については神より聞いているはずなのだが早半年間、音沙汰がない。生命の危機に陥れば分身である我は強制的にすーぱーきゅーとぼでぃに戻ってしまうが、不死身となった主には縁のないことだろう。
「一体いつまで我に仕事を押し付けるつもりなのだ」
呟いてハッとする。
少々驚きだ。
これは中々知性のある生き物のような考え方。我の思考力は自覚しているよりもずっと成長している様子。素直に感心できる。不思議とやる気も満ちてくる。これは嬉しいや満足という気持ちだろうか。
明日からも頑張らねばなるまい。
ん?これは社畜根性とやらに似ている…のか?
我の名はドッペル。ただのドッペル。
主が名付けた名前であるが中々に気に入っている。
今この瞬間我は何をしているのかというと、威風堂々と玉座へ寄りかかり我が居城に異変がないかの報告を待っている。
この仕事には慣れたもので、昨日も一昨日も一昨々日一昨昨日もその前の日もずっと同じことを繰り返して過ごしてきた。
我が見た目はよく言えば中途半端に容姿の整ったーーー悪く言うならどこにでもいるような平々凡々な顔。その前頭部に二本の角を生やした魔王然とした姿をしている……のだが、その正体、実は今とは比べものにならない程とてもとってもとーっても愛らしいテディベアなのである。
しかしただ愛らしくきゅーとで思わず抱いてしまうだけの子熊と思うなかれ。
ーーー擬態。
使用者の容姿や思考等々様々なぱーそなりてぃを完全再現して成りきることができる、特異な能力を兼ね備えたきゅーと&ぱーふぇくとな完全無欠のテディベアなのである。あと手触りもかなりいい。
―――であるからして。
容姿が変化しているのは数ヵ月前に何やら「訓練に行って強くなる!」などと外出して行ったこの城の主から擬態を要請された為なのだ。
要は変わり身である。
主は多忙を極めている様子。不在の間の留守番を頼まれたということだ。
それがまさか。
ただただ座っているだけとは露知らず。
記憶をとれーすしてわかったことなのだが、何分、この主の記憶は苦々しいものであった。故に状況は理解している。苦行を強いられてきた記憶なだけに遡るのが億劫だったということは別の話なのであるが。怠慢ではない。
しかし普段は動かない人形といえども生物に擬態してまでほぼ動かないとは夢にも思うまい。こう言っては申し訳が立たないのだが、この主に擬態させられたことは正直嫌だ。誰でも使えるため我に拒否権は無いがな。
成り代わってからその生物の思考という概念が芽生える我が身であるが、使用者の分身だという己が使命は根底に強く備わっている。その上基本的な知識も常備されているともなれば高水準で完璧なえりーとテディベアだと思わざるを得ない。
一般的知識に基づいて言えば人間・魔族は問わず、生物ーーーその中でも動物というものは字面が表すように動く生き物のはずだ。
我が主も動物……なのだが、動物の中でも例外に分類される程に動かない。最早植物。地に根を張っていないにも関わらずこれ程一所に留まるのは植物でも稀な類いかもしれないが。
しかし、苦行をした結果わかったことであるが、主も望んで座し続けている訳ではないのだ。
と言うのも、この城の魔族達は変に過保護な性格をしている。
主が城内を歩こうものならば出くわしためいど達から王室へ戻るようにと毎度引き留められる。何でも、高尚な存在である主が歩くことでさえ神々しく、立ち眩みがして呼吸もままならないのだとか…。主は紫外線なのか?
こういう環境のため、城内のめいど達に監視されているのだと主は思っているらしい。確かに身を持って体験している我も窮屈で仕方なくはある。
そういう訳もあり最近では物事を考える時間が長過ぎて最低限の知識しか持ち合わせていなかった思考力がみるみる成長していくのを感じている。脳というものが発達したのだろうか?
今尚自然に漲る思考が無意識のうちに広がり、そして統合されて導き出された結果、いつものように漠然と「今日も平和であるな」と平々凡々な結論へ辿り着く。巡り過ぎた思考は何周もすれば普通のことしか思い付かなくなるのだと学習した。
ギイィィィ………
視線上にある巨大な扉を叩く音が聴こえると間髪入れずによく見知った兵士―――名前は聞いたことはないが勝手に報告兵と我が呼んでいる兵士―――が王室へと入って来る。
いつもは淡々と落ち着いた口調で外での出来事から城のメイド達の流行や趣味嗜好まで伝えてくるべてらんの報告兵だが、本日は様子が違う。
「ま、魔王様!ご報告申し上げます!ソイルデの森が燃えております!!」
「ふむ」
極力尊敬される魔王(主の命により)として平静を装って返答したが、絶賛成長過程の脳内は「なんだって~!?」という文言が緊急アラート音とともにえんどれすりぴーとで再生されている。
報告兵は「ふむ」から何の返答もないのを気にしてか、すらいでぃんぐ気味に跪いたままチラチラとこちらの表情を窺ってくる。
「原因は?」
とりあえずどうしてそうなったのかというのはどんな問題に対しても重要な要点である。
「それが…、何故そうなったのかは定かではないのです。今急遽、調査隊と水系統に優れた術者達を編成している最中でして…」
とりあえず上司に報告に来ただけ、と。
なるほど。社会に於ては『ほう・れん・そう』なるものが大事だと主の記憶が呼び掛けている。きっちり仕事をしているのだな、べてらん報告兵殿。
対処可能な編成をしているというのならば我が言うことは何もあるまい。あとは時が解決へと導くことだろう。
そう考えて報告兵を下がらせようと口を開きかけた時。
王室の扉が再び開かれる。
「儂が行くとしよう」
入室するなり立候補してきたのは言うなればカエル。人の身の丈ある巨大なカエルがぴょんぴょん跳ねながらこちらへ近づいてくる。
確かこの者は―――。
「十族の長の一角が直々に足労してくれるのか?」
メイルクリアス魔王軍の最高戦力にして魔王の10人いる側近―――『十族筆頭』の内の1人、『天災』龍鬼。
主の先代の魔王から既に十族筆頭として活動していたという噂で一説では初代の魔王から仕えていた最古参だとか(主の記憶参照)。
重鎮と言っても過言ではない幹部中の幹部がソイルデの森の調査へ自ら赴いてくれると言う。
「あの森が燃えることなぞ数千年ぶりのことでな。何が悪さをしているのか散歩がてら眺めてやろうかとな」
「興味本位ということか」
我としては願ってもない。
幹部手ずから調べてもらえれば予想外の事態が起きても対処はできるはず。
それに今は主の分身として職務をこなす身。
数千年燃えたことのない森が何故本体の時ではなく我の時に燃えるのか。本体は録に幹部と話をする機会がなかったにも関わらず何故我の時に最古参の幹部がやって来て調査に乗り出すと言い始めるのか。何故今日はいつも通り過ごしていたはずなのに前髪が少し跳ねているのか。
そんな愚痴など些細なことである。
今一番大事なことはぱーふぇくとに主に成りきること。主ならばどういう返答をするのか。
「では任せるとしよう」
基本的に楽がしたくてぼろを出したくない主は乗り掛かった船を逃すことはしない。これぞ満点の解答。ふふん♪
龍鬼は言葉を聞くとこくりと頷きぴょんぴょん跳ねながら王室を後にする。
その後ろ姿は異常に大きいことと魔王の幹部だということを除けば少し可愛く見える。勿論我ほどではないが。
べてらん報告兵も退室させたところで一息。
「うむ…仕事してるなぁ」
主とてここまで上司らしい仕事はしたことがないようだ。寧ろ本当の魔王に成りつつあるような。
その主はと言うと入れ替わってからというもの、一度も記憶の更新に来ていない。仕様については神より聞いているはずなのだが早半年間、音沙汰がない。生命の危機に陥れば分身である我は強制的にすーぱーきゅーとぼでぃに戻ってしまうが、不死身となった主には縁のないことだろう。
「一体いつまで我に仕事を押し付けるつもりなのだ」
呟いてハッとする。
少々驚きだ。
これは中々知性のある生き物のような考え方。我の思考力は自覚しているよりもずっと成長している様子。素直に感心できる。不思議とやる気も満ちてくる。これは嬉しいや満足という気持ちだろうか。
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