目覚めはガングロギャル?!黒歴史は封印!清楚系美少女になって初恋の彼の闇落ちを阻止します!!

むぎてん

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早苗と健斗⑦ side健斗

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   side健斗

「健斗くん、急にどうし・・・・・・んんっ」

早苗にキスをした。
俺の理性は完全にぶっ飛んで、そのまま床に押し倒す。

「妹とか思ったことなんか一度もないよ、俺は早苗が好きだ。俺と付き合ってくれ」

ぶっ飛んだと思ってた理性はちょっとだけ残ってたらしい。
事に及ぶ前にちゃんと告白できた。
キスはしちゃったけど。

早苗、頼む、うんっていってくれ。

「健斗くんはモテるっしょ? 優しいし、イケメンだしな。ウチみたいなガキを相手にしなくても、もっと大人のおん・・・んんっ」

それ以上聞きたくなくて、またキスをした。

「そんな話は聞きたくない。早苗が好きなんだ。俺の恋人になってくれ、うんっていってくれ」

「・・・・・・うん」

「よし、早苗! 俺んち行こう!両親に紹介する。早苗もゆかりに報告しなよ」

「はああぁぁあ? い、今からかー?」

俺はもう、すぐにでも外堀を埋めたい。

その場の空気に流されたとか、雰囲気に逆らえなかったとか、後になって無かった事にされたら、たまったもんじゃないからな!

「うん、今から。ダメ?」

「わ、分かったよ、行く、行くからそんな顔しないでよ!」

そんな顔ってどんな顔だろ。

後になって聞いてみたら
「ゆかりみたいな顔」
って言われた。

ちょっとへこんだ。


──────────
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