目覚めはガングロギャル?!黒歴史は封印!清楚系美少女になって初恋の彼の闇落ちを阻止します!!

むぎてん

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早苗と健斗③ side健斗

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 side健斗

早苗のアパートに着いた。
12畳くらいのワンルーム。
女の子の部屋にしてはシンプルでスッキリしてる。

それにしても、女の子の部屋に上がるなんて何年ぶりだろ。
前の彼女は実家だったし、別れてから二年も経つからな。


「てきとーに座ってて、すぐ出来るよ。ゴーヤチャンプルは簡単だからね。ご飯も朝タイマーかけて出るんだ。疲れて帰って来たら炊きたてのご飯食べたいじゃん?」

おしゃべりしながらも、買い物袋から肉や野菜を冷蔵庫に仕舞っていく。
テキパキと流れる様に動く早苗。
おっとりしたゆかりとは全然違うな。

そんな事を考えている内に、もういい匂いがしてきた。

ヤバイ、なんか急にドキドキしてきた。
いや、これは、この美味しそうな匂いのせいだ。

俺の好みのタイプはほんわか、ほのぼの、ふわふわ系。

早苗は美人だけど俺の好みじゃないし、いや、こんな美人つかまえて好みじゃないとか失礼だけど、でも妹の友達だし早苗は別に俺の事はゆかりのお兄ちゃんとしか思ってないのにこんな邪でいやらしい気持ちにな・・・・・・

「出来たよー、どーぞ、食べて?」

たった20分で目の前に並んだのは、炊きたてのご飯と豆腐とワカメの味噌汁、なすびの揚げ浸し、そしてゴーヤチャンプル。

なにこれ、すごくね?

ヤバイ、俺、今日理性保てるか心配になってきた。


──────────
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