目覚めはガングロギャル?!黒歴史は封印!清楚系美少女になって初恋の彼の闇落ちを阻止します!!

むぎてん

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ありさと宮本⑦ sideもとみや

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sideもとみや

美容室『topic』には数人の従業員と結構な数の客がいる。
平日にこれだけ客がいるってことは、かなり繁盛してるんだな。

「ありさの彼氏? 手伝いはいいからデートしておいでよー」

おお、ありさちゃんの母親もめっちゃ美人だな。
40代前半か。下手すりゃ30代後半と言ってもおかしくないくらいの美貌。
ポテッとした唇が色っぽい。
ありさちゃんとよく似てる。
俗にいう美魔女というやつか。
彼女目当てで通う男性客も多いだろうな。
でも外見と違ってかなりハッキリしたタイプだろう。
いかにもありさちゃんの母親という感じだな。

「お母さんの事も観察するんだ、きもっ! だいたい、何であたしがあんたとデートしなきゃなんないのよ。さっさと帰って、バイバイ」

「ありさー、お客様の邪魔になるからさっさといきなよ。あなた、名前は?」

ありさちゃんの母親はこっちに振り向くことなく、鏡の中のお客さんを見ながら聞いてきた。

「宮本、宮本雄志です。」

「じゃ、宮本君、ありさをよろしくー。」

語尾を伸ばして喋る癖もそっくりだな。

ありさちゃんは、はあぁーーっといかにも嫌そうなため息を吐いてエプロンを外した。


────────
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