目覚めはガングロギャル?!黒歴史は封印!清楚系美少女になって初恋の彼の闇落ちを阻止します!!

むぎてん

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ありさと宮本④sideもとみや

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    すみません!ありさと宮本④を飛ばして⑤を先にアップしてたみたいです!
④を差し込みましたのでよろしくお願いします。



sideもとみや

酒と、綺麗に盛り付けられた料理が運ばれてくる。
店員も元気がよくて雰囲気のいい店だ。
うん、なかなかうまい、三宅、お前いい店知ってるな。

「早苗は今日はデートだってさ。マジヤバイよねー、健斗くんと付き合うなんて、ほんとビックリだよー!」

「ね!私もビックリしちゃった! お兄ちゃんたら何にも言わないんだもん!いきなり早苗を連れてきて結婚する!とかさぁ、ホント心臓が止まるかと思ったよ!」

「俺は四年前から早苗の気持ちには気付いていたぞ」

「えー!マジで?!  ってか 三宅は勝手に会話に入って来ないでよー」

ありさは、三宅に対してかなり辛辣だ。

三宅の性格には難がある。
こうして真っ正面から本音で言い合える人間は少ないはずだ。

ありさか。やっぱ面白い子だな。


三宅の性格からして、T大に入るまでは相当生き辛かったと思う。
ゆかりがいてくれてよかったな!
彼女の周りは優しい世界が広がってそうだから。

「だいたい三宅さー、健斗くんのことゆかりの浮気相手だって勘違いして泣いてたじゃん!」

は!マジか!本当に泣いたのか三宅。

「あの時は泣いていない。俺が泣いたのは、ゆかりと思いが通じあった時と、ゆかりの意識が戻った時と、お前達と図書室でゆかりの将来の話しをした時だけだ」

だけだ。って、お前、何回泣いてんだよ!
しかも全てゆかりがらみかよ。

「あーそーだね、あの時は確かに泣いてなかったね、土下座はしてたけど」

土下座ーーー!!!
三宅、お前、どんだけ面白いんだよ!
ああ、ちくしょー、俺も同じ高校だったらよかったのに!


「三宅とゆかりちゃんは仲がよくていいね」

俺は、観察をしていることがバレないようににっこり笑って言った。

「三宅はゆかりが吐こうが漏らそうが、嫌いにはならないらしーからね」

「当たり前だろう。俺はゆかりがいなければ生きて行けないからな」

こいつ、こんなセリフ恥ずかしくないのか?
まあ、これもギフテッドの特性のひとつか。


「じゃーさ、ゆかりがまたガングロに戻ったらどーするー?」

ガングロ!マジか!
この清楚で童顔のゆかりがガングロだったとか!
なんだよ、何でこんなに面白いんだよ!

「かまわない。ゆかりはゆかりだからな。でもあの短すぎるスカートはダメだ。あれではゆかりの下着が皆に見られてしま・・・」

「ストーップ!ストップ、ストップ!!! もうっ、お願い!恥ずかしいからもうやめて!」

耳も首も真っ赤にして泣きそうになってる三宅の彼女、やっぱり可愛いな。

恋人かー、いいな、うらやま。


──────────
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