目覚めはガングロギャル?!黒歴史は封印!清楚系美少女になって初恋の彼の闇落ちを阻止します!!

むぎてん

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7 頭を整理してみた

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部屋に戻り、ベッドの上にあぐらをかいた。

高校生に戻ってから数時間。
なんだかいろんな感情が押し寄せて来て渋滞してる。
ここで一旦、頭の中を整理しなければ。

腕を組み目を閉じて考える。

う~ん

・・・・・・・・・・・・・・・
ダメだ。
私の頭はニワトリ並みだってこと、忘れてた。
私はベッドからぴょんと降りて、飾り棚と化している学習机に向かった。
邪魔な縫いぐるみをポイポイとベッドに放りなげると、三日坊主でホコリを被っていた日記帳を取り出して開く。

『9月4日 ・・・ 
今日は早苗とありさとマック行った。やっぱポテトはマックのがいちばんおいしー(ハート)』

『9月5日・・・
今日の2時間目はたいくだった。マラソンとかマジだるい。』

『9月6日・・・
新しいリップ買った。ぬってみたらイマイチだった。マジへこむ。』

頭の悪い文章が並ぶ。
次のページは、なかった。
マジで三日坊主だな。
軽く落ち込みながら白紙のページを開いた。

考えが頭の中で纏まらないなら文字にしよう。
鶏頭な私には箇条書きが一番だ。


・ガングロギャルをやめて清楚な美少女になる
・早苗とありさに三宅冬馬が好きだと打ち明ける
・三宅冬馬と仲良くなって告白する

他には・・・・・・あ、これこれ!

・パパとママに親孝行する

・・・・・・ほ、他には
・・・・・・・・・・・・
そうだ! 直近でやるべきことを挙げていこう。

・制服のスカートを新しくする
・ギャル服や小物を処分(できれば部屋の模様替えもする)
・おこづかいを貯めて清楚な服を買う

三宅冬馬の前に立っても恥ずかしくないような自分になんなきゃね。となると・・・・・・

・勉強を頑張る

これ。これは避けて通れない。

高校生の頃の私は、頭が悪い上に勉強が大嫌いだった。
もう3年生だというのに床に積まれた教科書は新品同様だ。
 
これじゃダメだ。
この先、T大を主席で卒業するいう三宅冬馬がこんなバカを相手にするはずがない。
 
そして最後に

・嫌なことから逃げない
・馬鹿な自分に向き合う
・強くなる

と書いて締めくくった。


─────────
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