18 / 62
第18話:ライアンが騎士団に誘ってくれました
しおりを挟む
「マリア、今週末、時間あるか?」
貴族学院に入学して1週間が過ぎた。入学早々、皆と仲良くなった私は、楽しい学院ライフを送っている。もちろん、ライアンとも一緒にいる。
「ええ、あるわよ。急にどうしたの?」
「騎士団の練習風景を見たいって、以前言っていたよな。ちょうど今週末、一般公開があるんだ。だから、俺のいう事を聞くなら来てもいいぞ」
「本当?私、ずっと騎士様の練習風景を見たいと思っていたのよね」
強くて優しい騎士たちが普段どうやって練習をしているのか、気になっていた。それに、ライアンの騎士団での様子も見てみたいし。
「よし、それなら決まりだ。ただし当日は俺のいう事をちゃんと聞くんだぞ。騎士団は男ばかりだ。くれぐれもウロウロするなよ」
「分かっているわよ。そうだわ、リリアやミリアナも連れて行ってもいい?」
「ああ、いいぞ」
「それなら、私たちもいいかしら?」
話しかけてきたのは、クラスの令嬢たちだ。
「もちろんよ。皆で行きましょう」
「それじゃあ、みんな気を付けて来いよ」
そう言うと、ライアンは他の令息たちのところに行ってしまった。
「ねえ、マリア。ライアン様とマリアって、本当に付き合っていないの?とても仲がいいみたいだけれど」
1人の令嬢が話かけて来た。
「ええ、付き合っていないわ。ライアンと私は、幼馴染なの。小さい頃からずっと一緒にいたから、仲がいいのよ」
「そうなのね。それなら、私たちにもまだチャンスはあるわね」
「チャンス?」
「そうよ、だってライアン様、とても素敵じゃない。ライアン様を狙っている令嬢も多いのよ」
そういえば、リリアたちもそんな様なことを言っていた。それに夜会デビューの時、令嬢が私を押しのけてライアンを囲っていたし。
それにライアン、結婚に興味があると言っていた。1度目の生の時には結婚しなかったけれど、今回も同じ様に結婚しないとも限らない…
「マリア、どうしたの?」
ミリアナが心配そうな顔で問いかけて来た。
「いいえ、何でもないわ。それより、騎士団の稽古を見せてもらえるのですって。楽しみね」
「あら、あなた達、騎士団なんてむさ苦しいところに行くの?物好きね」
私たちの話しに入って来たのは、お妃候補に名乗りを上げている令嬢たちだ。なぜか私の事が気に入らない様で、何かにつけて絡んでくる。
「別にあなた達には関係ないでしょう」
すかさずミリアナが反論してくれた。
「確かに私たちには関係ないわね。私たちは王妃様からお茶に誘われているの。隣国からとても貴重なお茶が手に入ったのですって。ねえ、あなたは王妃に興味がないのでしょう?それなら、これ以上殿下に絡むのは止めてくれない?」
「私は別に殿下に絡んでいませんわ。変な言いがかりはよしていただけますか」
「じゃあどうして、未だに殿下はあなたを気に掛けるの?おかしいじゃない」
なぜかヒューゴ様は未だに私によく話しかけてくる。何度も私はお妃候補にはならないと言っているのにだ…
「お前たち、いい加減にしろ!マリアはお妃候補にはならないと何度も言っているだろ!文句があるなら、マリアじゃなく、王太子殿下に言えばいいだろう?」
騒ぎを聞きつけたライアンが、私と令嬢たちの間に割って入って来たのだ。いつの間にか私の頭一つ分大きくなったライアン。肩幅もガッチリしている。
ライアンったら、いつの間にこんなに男らしい体になったのかしら…なぜかそんな事を考えてしまう。
その時だった。
「どうしたんだい?なんの騒ぎだい?」
やって来たのは、ヒューゴ様だ。
「王太子殿下、あなたのお妃候補に名乗りを上げている令嬢たちが、マリアにいちゃもんを付けて来たのです。そもそも、マリアは王妃にはならないとはっきりと告げています。どうかこれ以上、マリアに絡むのは止めて…」
「マリア嬢、すまなっかった。彼女たちにまた酷い事を言われたのかい?君たち、候補者に名乗りを上げている者同士、いがみ合うのはいいが、関係のない令嬢を巻き込むのは止めてくれ。あまりにもひどいと、候補者選びを行う際、今回の行いも考慮させてもらうからね。マリア嬢、彼女たちが本当にすまなかった。それで、怪我などはしなかったかい?」
なぜか私の手を取り、心配そうに訪ねて来た。
1度目の生の時は、私に見向きもしなかったくせに…
私が6年間、どれほど寂しかったか…
今更優しくされても、嬉しくもなんともないわ!
「私は大丈夫ですわ。ただ、少し言い合いになっただけですので。それよりも殿下、彼女たちもきっと不安なのでしょう。どうか、未来のお妃になるかもしれない彼女たちを、大切にしてあげて下さい」
これ以上私には関わって欲しくないという意味を込めて伝えた。そもそも、ヒューゴ様に話しかけられるたびに、1度目の時の自分が惨めでならないのだ。あんなにも求めていた時には見向きもして下さらなかったのに、諦めたとたん寄ってこられても困る。
もう私は、ヒューゴ様に何も期待していないし、関わりたくもないのだ。
「マリア嬢は本当に優しいんだね…僕の正式なお妃が決まるまで、まだ2年以上あるんだ。その間に、君の気持ちも変わってくれるかもしれないし…」
何やら訳の分からない事を、ブツブツ言っているヒューゴ様。どう答えていいか分からず固まっていると、先生がやって来て皆席に付いた。
私がお妃候補に名乗りを上げる事はないのだし、あまり気にしない様にしよう。それよりも、今週末の騎士団の見学、楽しみだわ。早く週末にならないかしら。
貴族学院に入学して1週間が過ぎた。入学早々、皆と仲良くなった私は、楽しい学院ライフを送っている。もちろん、ライアンとも一緒にいる。
「ええ、あるわよ。急にどうしたの?」
「騎士団の練習風景を見たいって、以前言っていたよな。ちょうど今週末、一般公開があるんだ。だから、俺のいう事を聞くなら来てもいいぞ」
「本当?私、ずっと騎士様の練習風景を見たいと思っていたのよね」
強くて優しい騎士たちが普段どうやって練習をしているのか、気になっていた。それに、ライアンの騎士団での様子も見てみたいし。
「よし、それなら決まりだ。ただし当日は俺のいう事をちゃんと聞くんだぞ。騎士団は男ばかりだ。くれぐれもウロウロするなよ」
「分かっているわよ。そうだわ、リリアやミリアナも連れて行ってもいい?」
「ああ、いいぞ」
「それなら、私たちもいいかしら?」
話しかけてきたのは、クラスの令嬢たちだ。
「もちろんよ。皆で行きましょう」
「それじゃあ、みんな気を付けて来いよ」
そう言うと、ライアンは他の令息たちのところに行ってしまった。
「ねえ、マリア。ライアン様とマリアって、本当に付き合っていないの?とても仲がいいみたいだけれど」
1人の令嬢が話かけて来た。
「ええ、付き合っていないわ。ライアンと私は、幼馴染なの。小さい頃からずっと一緒にいたから、仲がいいのよ」
「そうなのね。それなら、私たちにもまだチャンスはあるわね」
「チャンス?」
「そうよ、だってライアン様、とても素敵じゃない。ライアン様を狙っている令嬢も多いのよ」
そういえば、リリアたちもそんな様なことを言っていた。それに夜会デビューの時、令嬢が私を押しのけてライアンを囲っていたし。
それにライアン、結婚に興味があると言っていた。1度目の生の時には結婚しなかったけれど、今回も同じ様に結婚しないとも限らない…
「マリア、どうしたの?」
ミリアナが心配そうな顔で問いかけて来た。
「いいえ、何でもないわ。それより、騎士団の稽古を見せてもらえるのですって。楽しみね」
「あら、あなた達、騎士団なんてむさ苦しいところに行くの?物好きね」
私たちの話しに入って来たのは、お妃候補に名乗りを上げている令嬢たちだ。なぜか私の事が気に入らない様で、何かにつけて絡んでくる。
「別にあなた達には関係ないでしょう」
すかさずミリアナが反論してくれた。
「確かに私たちには関係ないわね。私たちは王妃様からお茶に誘われているの。隣国からとても貴重なお茶が手に入ったのですって。ねえ、あなたは王妃に興味がないのでしょう?それなら、これ以上殿下に絡むのは止めてくれない?」
「私は別に殿下に絡んでいませんわ。変な言いがかりはよしていただけますか」
「じゃあどうして、未だに殿下はあなたを気に掛けるの?おかしいじゃない」
なぜかヒューゴ様は未だに私によく話しかけてくる。何度も私はお妃候補にはならないと言っているのにだ…
「お前たち、いい加減にしろ!マリアはお妃候補にはならないと何度も言っているだろ!文句があるなら、マリアじゃなく、王太子殿下に言えばいいだろう?」
騒ぎを聞きつけたライアンが、私と令嬢たちの間に割って入って来たのだ。いつの間にか私の頭一つ分大きくなったライアン。肩幅もガッチリしている。
ライアンったら、いつの間にこんなに男らしい体になったのかしら…なぜかそんな事を考えてしまう。
その時だった。
「どうしたんだい?なんの騒ぎだい?」
やって来たのは、ヒューゴ様だ。
「王太子殿下、あなたのお妃候補に名乗りを上げている令嬢たちが、マリアにいちゃもんを付けて来たのです。そもそも、マリアは王妃にはならないとはっきりと告げています。どうかこれ以上、マリアに絡むのは止めて…」
「マリア嬢、すまなっかった。彼女たちにまた酷い事を言われたのかい?君たち、候補者に名乗りを上げている者同士、いがみ合うのはいいが、関係のない令嬢を巻き込むのは止めてくれ。あまりにもひどいと、候補者選びを行う際、今回の行いも考慮させてもらうからね。マリア嬢、彼女たちが本当にすまなかった。それで、怪我などはしなかったかい?」
なぜか私の手を取り、心配そうに訪ねて来た。
1度目の生の時は、私に見向きもしなかったくせに…
私が6年間、どれほど寂しかったか…
今更優しくされても、嬉しくもなんともないわ!
「私は大丈夫ですわ。ただ、少し言い合いになっただけですので。それよりも殿下、彼女たちもきっと不安なのでしょう。どうか、未来のお妃になるかもしれない彼女たちを、大切にしてあげて下さい」
これ以上私には関わって欲しくないという意味を込めて伝えた。そもそも、ヒューゴ様に話しかけられるたびに、1度目の時の自分が惨めでならないのだ。あんなにも求めていた時には見向きもして下さらなかったのに、諦めたとたん寄ってこられても困る。
もう私は、ヒューゴ様に何も期待していないし、関わりたくもないのだ。
「マリア嬢は本当に優しいんだね…僕の正式なお妃が決まるまで、まだ2年以上あるんだ。その間に、君の気持ちも変わってくれるかもしれないし…」
何やら訳の分からない事を、ブツブツ言っているヒューゴ様。どう答えていいか分からず固まっていると、先生がやって来て皆席に付いた。
私がお妃候補に名乗りを上げる事はないのだし、あまり気にしない様にしよう。それよりも、今週末の騎士団の見学、楽しみだわ。早く週末にならないかしら。
60
お気に入りに追加
4,650
あなたにおすすめの小説
不遇な王妃は国王の愛を望まない
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝ある時、クラウン王国の国王カルロスの元に、自ら命を絶った王妃アリーヤの訃報が届く。王妃アリーヤを冷遇しておきながら嘆く国王カルロスに皆は不思議がる。なにせ国王カルロスは幼馴染の側妃ベリンダを寵愛し、政略結婚の為に他国アメジスト王国から輿入れした不遇の王女アリーヤには見向きもしない。はたから見れば哀れな王妃アリーヤだが、実は他に愛する人がいる王妃アリーヤにもその方が都合が良いとも。彼女が真に望むのは愛する人と共に居られる些細な幸せ。ある時、自国に囚われの身である愛する人の訃報を受け取る王妃アリーヤは絶望に駆られるも……。主人公の舞台は途中から変わります。
※設定などは独自の世界観で、あくまでもご都合主義。断罪あり(苦手な方はご注意下さい)。ハピエン🩷
※稚拙ながらも投稿初日からHOTランキング(2024.11.21)に入れて頂き、ありがとうございます🙂 今回初めて最高ランキング5位(11/23)✨ まさに感無量です🥲

【完結】伯爵令嬢は婚約を終わりにしたい〜次期公爵の幸せのために婚約破棄されることを目指して悪女になったら、なぜか溺愛されてしまったようです〜
よどら文鳥
恋愛
伯爵令嬢のミリアナは、次期公爵レインハルトと婚約関係である。
二人は特に問題もなく、順調に親睦を深めていった。
だがある日。
王女のシャーリャはミリアナに対して、「二人の婚約を解消してほしい、レインハルトは本当は私を愛しているの」と促した。
ミリアナは最初こそ信じなかったが王女が帰った後、レインハルトとの会話で王女のことを愛していることが判明した。
レインハルトの幸せをなによりも優先して考えているミリアナは、自分自身が嫌われて婚約破棄を宣告してもらえばいいという決断をする。
ミリアナはレインハルトの前では悪女になりきることを決意。
もともとミリアナは破天荒で活発な性格である。
そのため、悪女になりきるとはいっても、むしろあまり変わっていないことにもミリアナは気がついていない。
だが、悪女になって様々な作戦でレインハルトから嫌われるような行動をするが、なぜか全て感謝されてしまう。
それどころか、レインハルトからの愛情がどんどんと深くなっていき……?
※前回の作品同様、投稿前日に思いついて書いてみた作品なので、先のプロットや展開は未定です。今作も、完結までは書くつもりです。
※第一話のキャラがざまぁされそうな感じはありますが、今回はざまぁがメインの作品ではありません。もしかしたら、このキャラも更生していい子になっちゃったりする可能性もあります。(このあたり、現時点ではどうするか展開考えていないです)

殿下が私を愛していないことは知っていますから。
木山楽斗
恋愛
エリーフェ→エリーファ・アーカンス公爵令嬢は、王国の第一王子であるナーゼル・フォルヴァインに妻として迎え入れられた。
しかし、結婚してからというもの彼女は王城の一室に軟禁されていた。
夫であるナーゼル殿下は、私のことを愛していない。
危険な存在である竜を宿した私のことを彼は軟禁しており、会いに来ることもなかった。
「……いつも会いに来られなくてすまないな」
そのためそんな彼が初めて部屋を訪ねてきた時の発言に耳を疑うことになった。
彼はまるで私に会いに来るつもりがあったようなことを言ってきたからだ。
「いいえ、殿下が私を愛していないことは知っていますから」
そんなナーゼル様に対して私は思わず嫌味のような言葉を返してしまった。
すると彼は、何故か悲しそうな表情をしてくる。
その反応によって、私は益々訳がわからなくなっていた。彼は確かに私を軟禁して会いに来なかった。それなのにどうしてそんな反応をするのだろうか。
契約結婚の終わりの花が咲きます、旦那様
日室千種・ちぐ
恋愛
エブリスタ新星ファンタジーコンテストで佳作をいただいた作品を、講評を参考に全体的に手直ししました。
春を告げるラクサの花が咲いたら、この契約結婚は終わり。
夫は他の女性を追いかけて家に帰らない。私はそれに傷つきながらも、夫の弱みにつけ込んで結婚した罪悪感から、なかば諦めていた。体を弱らせながらも、寄り添ってくれる老医師に夫への想いを語り聞かせて、前を向こうとしていたのに。繰り返す女の悪夢に少しずつ壊れた私は、ついにある時、ラクサの花を咲かせてしまう――。
真実とは。老医師の決断とは。
愛する人に別れを告げられることを恐れる妻と、妻を愛していたのに契約結婚を申し出てしまった夫。悪しき魔女に掻き回された夫婦が絆を見つめ直すお話。
全十二話。完結しています。
私達、政略結婚ですから。
黎
恋愛
オルヒデーエは、来月ザイデルバスト王子との結婚を控えていた。しかし2年前に王宮に来て以来、王子とはろくに会わず話もしない。一方で1年前現れたレディ・トゥルペは、王子に指輪を贈られ、二人きりで会ってもいる。王子に自分達の関係性を問いただすも「政略結婚だが」と知らん顔、レディ・トゥルペも、オルヒデーエに向かって「政略結婚ですから」としたり顔。半年前からは、レディ・トゥルペに数々の嫌がらせをしたという噂まで流れていた。
それが罪状として読み上げられる中、オルヒデーエは王子との数少ない思い出を振り返り、その処断を待つ。

本日はお日柄も良く、白い結婚おめでとうございます。
待鳥園子
恋愛
とある誤解から、白い結婚を二年続け別れてしまうはずだった夫婦。
しかし、別れる直前だったある日、夫の態度が豹変してしまう出来事が起こった。
※両片思い夫婦の誤解が解けるさまを、にやにやしながら読むだけの短編です。
【短編集】あなたが本当に知りたいことは何ですか?
ひかり芽衣
恋愛
「私を信じるなら、これを飲ませてごらん?」
それは、”一つだけ知りたい真実を知ることが出来る薬”だった……
カトリーヌの住む町には魔女がいる。人々は忌み嫌っており、森のハズレの魔女の家に人々は近づこうとしない。藁にもすがる想いの者を除いて……
果物屋の看板娘カトリーヌは、ひょんなことから魔女に小瓶を手渡され、上記セリフを言われる。
実は最近のカトリーヌは、恋煩いという名の病を罹っていた。片想いをしている幼馴染ローイの気持ちが知りたくて……
オムニバス形式というのでしょうか? 共通テーマのある短編集です。各章ごとに完結しているので、一つだけ読んでも大丈夫です。
各章毎に一気に投稿するので、毎回一応完結で投稿します。
書きたい時に書いて投稿します!
こんな薬が手に入ったなら、あなたならどうしますか?
色々なバージョンを読んでいただけたらと思います!
よろしくお願いいたします^ ^

忙しい男
菅井群青
恋愛
付き合っていた彼氏に別れを告げた。忙しいという彼を信じていたけれど、私から別れを告げる前に……きっと私は半分捨てられていたんだ。
「私のことなんてもうなんとも思ってないくせに」
「お前は一体俺の何を見て言ってる──お前は、俺を知らな過ぎる」
すれ違う想いはどうしてこうも上手くいかないのか。いつだって思うことはただ一つ、愛おしいという気持ちだ。
※ハッピーエンドです
かなりやきもきさせてしまうと思います。
どうか温かい目でみてやってくださいね。
※本編完結しました(2019/07/15)
スピンオフ &番外編
【泣く背中】 菊田夫妻のストーリーを追加しました(2019/08/19)
改稿 (2020/01/01)
本編のみカクヨムさんでも公開しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる