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第42話:これにて一件落着です!
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「ミレニア嬢、命を懸けてまでクラウドを助けてくれて、ありがとう。それからグラディス、君の発明はとんでもなく素晴らしいものだったよ。君たち2人には私から褒美を贈ろう。何がいいかい?」
褒美か…
「ミレニア、命を懸けてって、一体君は僕の為に何をしたんだい?」
陛下の言葉を聞き、物凄い勢いで私に詰め寄るクラウド様。
「何って、私の意見も聞かずに、1人であのステフという女が居る組織のアジトに乗り込んでいったんだよ。そして、命の危険にさらされる中、ステフから言質を取り付けたんだ。それにしても、ちょっと無謀すぎる気もするな、ミレニア嬢は」
そう言って呆れるグラディス先生。もう、おしゃべりなんだから!
「ミレニア、僕の為にそんな危険な事をしたのかい?どうしてそんな危険な事をしたんだ!君にもしもの事があったら、僕は生きて行けない!今回は上手くいったみたいだが、二度とこんな事はしないでくれ!たとえ僕の命が掛かっていたとしてもだ!でも…そこまで僕の為に動いてくれて、ありがとう」
そう言って少し困った様に笑ったクラウド様。
「はい、以後気を付けますわ。でも、もしまたクラウド様の命が危険にさらされた時は、多分同じ様な事をしますので。それが嫌なら、危険にさらされない様にしてくださいね」
私の言葉を聞き、頭を抱えるクラウド様。その横で、なぜかお父様も頭を抱えている。そんな私たちの様子を見た陛下が
「ハハハハ、公爵は随分と逞しい娘を持ったんだな!褒美の件、色々と考えておいてくれ。それからマシュー、お前も今回クラウドの件で随分と動いていたみたいだな。ありがとう。私はいつかマシューとクラウドが本当の兄弟の様に仲良くなってくれたらと、ずっと思っていたんだ。クラウド、今まで酷い扱いをしてしまってすまなかったな。許して欲しいとは言わない。でも、これだけは分かって欲しい。マシューと同じ様に、私にとってお前も大切な息子だという事を」
そうはっきりと告げた陛下の目は、息子を思う父親の目だった。
クラウド様も同じ事を思ったのか
「ありがとうございます、父上」
そう言ったのだ。
今までずっと陛下と呼んでいたのよね。陛下とクラウド様の溝も、これを機に少しずつ埋まっていくと嬉しいな。
その時だった。急にみんなの方を向いたクラウド様。
「マーケッヒ公爵、グラディス先生、兄上、それにミレニア、僕の為に色々と動いてくれてありがとうございました。ずっと1人だった僕に、いつの間にかこんなに沢山の味方が出来ていたなんて。今回、物凄く辛い事もあったし、死を覚悟した時期もあった。でも、それ以上に人の優しさを沢山感じられた。こんな僕だけれど、これからもよろしくお願いします」
そう言って頭を下げたクラウド様。
「クラウド、これは貸し1な。もし俺が困った事があったら、次はお前が助けてくれよ」
そう言ってクラウド様の肩を叩く王太子。
「ああ、もちろんだよ!兄上」
そう言うと、クラウド様と王太子が目を見合わせて笑った。いつの間にこの2人、こんなに仲良くなったのだろう。それに呼び方まで!今度聞いてみよう。
そう言えば、グラディス先生の荷物の中身って一体何だっのかしら。急に気になり始めた。
「ねえ、グラディス先生。この荷物、一体何だったのですか?」
「これか、これはクラウド殿下の無罪を主張する為の機械たちだ。今回はこの指紋認証しか使わなかったが、これで駄目なら、これらの機械を使う予定だったんだ!」
そう言って得意そうに機械を見せてくれた先生。きっとグラディス先生なりに、何とかしようと必死だったのだろう。
その後グラディス先生の機械自慢を聞かされた後、私たちも家路についた。そして私を待っていたのは、お父様の長い長いお説教タイムだ。
家に着くなり居間に連行され、なんと2時間もお説教をされた。正直最後の方はあまり覚えていない。それにしても、よく2時間もお説教が出来るものね。ぐったりして居間から出ると、ソフィー様が待っていた。
「ミレニア様、クラウド殿下の件、聞きましたわ!本当に良かったですね。でも、ミレニア様が随分とご無理をされたと聞きました!いくらクラウド殿下の為だったとしても、あまり無理はしないで下さい!物凄く心配していたのですよ!」
目に涙をいっぱい溜めてそう訴えたソフィー様。これは犯罪級に可愛いわ。ギューッとソフィー様を抱きしめ
「心配かけてごめんなさい。さっきもお父様に2時間も怒られたし、もうあまり無理はしないようにするから安心して」
そう伝えた。
「それならよかったです。もう晩ご飯の時間ですよ。一緒に食堂に行きましょう」
そう言って私の手を握ったソフィー様。やっぱりソフィー様は可愛い。ずっとここに居て欲しい。でも、もうすぐソフィー様はファーム王国の王女という事が分かるのよね。
きっと王女とわかったら、この家から出て行くのだろう。でもそれまでは、ソフィー様との生活を楽しみたい。
この日はソフィー様と一緒に、沢山おしゃべりをしながらご飯を食べた。そして部屋に戻り、湯あみを済ませ布団に入った。ふと時計を見ると、ちょうど夜の9時になろうとしている。そうだわ、クラウド様との通信…
そうだ、ステフに私の通信機を壊されたのだった。明日にでも新しい通信機をグラディス先生から貰おう。
翌日
ソフィー様と一緒に学院へと向かう。学院に着くと、クラウド様がいつも通り校門で待っていた。でも、なぜか不安そうな顔をしている。
馬車を降りるや否や、ものすごい勢いで飛んできたクラウド様。
「よかった、ミレニア。無事だったんだね。通信機に何度連絡を入れも出ないし、位置情報にはミレニアの通信機の番号が表示されないし、物凄く心配していたんだよ!」
「ごめんなさい。通信機をあのメイドに壊されてしまって」
クラウド様、そんなに心配してくれていたのね。なんだか申し訳ない事をしてしまったわ。その時、王太子が急に話始めた。
「そうだクラウド、ミレニアの通信機は昨日メイドに壊されていたんだった。ごめんごめん、俺が教えれば良かったな!」
「兄上、そういう事は早く言ってください!全くもう」
王太子にプリプリ怒るクラウド様。そんな2人の姿を、目を丸くして見ているソフィー様。
「あの、お2人はいつからそんなに仲良くなったのですか?」
ごもっともな意見だ。私も未だに2人が仲良く話している姿を見ると、つい2度見してしまうものね。
「いつからだろう。よくわからんが、いつの間にか仲良くなっていた」
そう言って笑う王太子。
その後4人で教室へと向かうと、クラウド様の姿を見たクラスメートたちが飛んできた。
「クラウド殿下、ご無事でよかった!」
「本当に、このまま殺されてしまうのではないかと、物凄く心配していたのですよ!」
「ミレニア嬢なんて、物凄い顔をしていたし、授業はすぐにサボるし。大変だったのですよ!」
おい、今どさくさに紛れて私の悪口を言った令息!この男、絵の授業の時私の絵をぼろくそに言った令息だ。こいつ、絶対私に恨みでもあるに違いない!
令息の睨んでいると、私の視線に気づいたのか、小さくなっていた。
「皆、僕の事を心配してくれてありがとう。ミレニアや兄上たちのおかげで、無実が証明されたんだ」
恥ずかしそうにお礼を言うクラウド様。
「クラウド、俺は兄として当たり前のことをしただけだ!気にするな」
大きな顔をする王太子。よく考えると、私とグラディス先生がほとんど動いたのであって、言う程王太子は何もしていない気がするが、ここは黙っておこう。
「今、王太子殿下の事、兄上って言ったよな…それに、王太子殿下もクラウド殿下の事呼び捨てにしていたし…」
2人の仲が急激に改善された事に、クラスメートたちもかなり驚いた様だ。それにしても、今回の事件でクラウド様と王太子の仲も改善されたし、この点に関しては良かったのかもしれない。
楽しそうに話す王太子とクラウドを見て、嬉しそうに微笑むミレニアであった。
~あとがき~
~クラウドの無実が証明された後の2人の様子~
ミレニアの手を引き、向かった先は校舎の屋上に続く階段
「ミレニア、今日はここでお昼ご飯を食べよう。ここなら誰も来ないからね」
「はい、今日も卵焼きを作って来ましたわ」
クラウドにべったりくっ付くミレニア。クラウドもミレニアを抱き寄せる。
「ミレニア、また君とこうやって一緒にご飯が食べられると思うと嬉しいよ」
「私もです!クラウド様!」
どちらともなく自然に2人の顔が近づく
その時だった!
「クラウド殿下とミレニア嬢み~つけた!」
ふと声の方を見ると、クラスメート全員が集まっていた
「2人きりなんていつでもなれるだろう!今日は皆でクラウド復活祝いをやろう!」
「「「「賛成~」」」」
結局この日はクラスメートに囲まれ、皆でお昼を食べたのであった
褒美か…
「ミレニア、命を懸けてって、一体君は僕の為に何をしたんだい?」
陛下の言葉を聞き、物凄い勢いで私に詰め寄るクラウド様。
「何って、私の意見も聞かずに、1人であのステフという女が居る組織のアジトに乗り込んでいったんだよ。そして、命の危険にさらされる中、ステフから言質を取り付けたんだ。それにしても、ちょっと無謀すぎる気もするな、ミレニア嬢は」
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そう言って少し困った様に笑ったクラウド様。
「はい、以後気を付けますわ。でも、もしまたクラウド様の命が危険にさらされた時は、多分同じ様な事をしますので。それが嫌なら、危険にさらされない様にしてくださいね」
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「ハハハハ、公爵は随分と逞しい娘を持ったんだな!褒美の件、色々と考えておいてくれ。それからマシュー、お前も今回クラウドの件で随分と動いていたみたいだな。ありがとう。私はいつかマシューとクラウドが本当の兄弟の様に仲良くなってくれたらと、ずっと思っていたんだ。クラウド、今まで酷い扱いをしてしまってすまなかったな。許して欲しいとは言わない。でも、これだけは分かって欲しい。マシューと同じ様に、私にとってお前も大切な息子だという事を」
そうはっきりと告げた陛下の目は、息子を思う父親の目だった。
クラウド様も同じ事を思ったのか
「ありがとうございます、父上」
そう言ったのだ。
今までずっと陛下と呼んでいたのよね。陛下とクラウド様の溝も、これを機に少しずつ埋まっていくと嬉しいな。
その時だった。急にみんなの方を向いたクラウド様。
「マーケッヒ公爵、グラディス先生、兄上、それにミレニア、僕の為に色々と動いてくれてありがとうございました。ずっと1人だった僕に、いつの間にかこんなに沢山の味方が出来ていたなんて。今回、物凄く辛い事もあったし、死を覚悟した時期もあった。でも、それ以上に人の優しさを沢山感じられた。こんな僕だけれど、これからもよろしくお願いします」
そう言って頭を下げたクラウド様。
「クラウド、これは貸し1な。もし俺が困った事があったら、次はお前が助けてくれよ」
そう言ってクラウド様の肩を叩く王太子。
「ああ、もちろんだよ!兄上」
そう言うと、クラウド様と王太子が目を見合わせて笑った。いつの間にこの2人、こんなに仲良くなったのだろう。それに呼び方まで!今度聞いてみよう。
そう言えば、グラディス先生の荷物の中身って一体何だっのかしら。急に気になり始めた。
「ねえ、グラディス先生。この荷物、一体何だったのですか?」
「これか、これはクラウド殿下の無罪を主張する為の機械たちだ。今回はこの指紋認証しか使わなかったが、これで駄目なら、これらの機械を使う予定だったんだ!」
そう言って得意そうに機械を見せてくれた先生。きっとグラディス先生なりに、何とかしようと必死だったのだろう。
その後グラディス先生の機械自慢を聞かされた後、私たちも家路についた。そして私を待っていたのは、お父様の長い長いお説教タイムだ。
家に着くなり居間に連行され、なんと2時間もお説教をされた。正直最後の方はあまり覚えていない。それにしても、よく2時間もお説教が出来るものね。ぐったりして居間から出ると、ソフィー様が待っていた。
「ミレニア様、クラウド殿下の件、聞きましたわ!本当に良かったですね。でも、ミレニア様が随分とご無理をされたと聞きました!いくらクラウド殿下の為だったとしても、あまり無理はしないで下さい!物凄く心配していたのですよ!」
目に涙をいっぱい溜めてそう訴えたソフィー様。これは犯罪級に可愛いわ。ギューッとソフィー様を抱きしめ
「心配かけてごめんなさい。さっきもお父様に2時間も怒られたし、もうあまり無理はしないようにするから安心して」
そう伝えた。
「それならよかったです。もう晩ご飯の時間ですよ。一緒に食堂に行きましょう」
そう言って私の手を握ったソフィー様。やっぱりソフィー様は可愛い。ずっとここに居て欲しい。でも、もうすぐソフィー様はファーム王国の王女という事が分かるのよね。
きっと王女とわかったら、この家から出て行くのだろう。でもそれまでは、ソフィー様との生活を楽しみたい。
この日はソフィー様と一緒に、沢山おしゃべりをしながらご飯を食べた。そして部屋に戻り、湯あみを済ませ布団に入った。ふと時計を見ると、ちょうど夜の9時になろうとしている。そうだわ、クラウド様との通信…
そうだ、ステフに私の通信機を壊されたのだった。明日にでも新しい通信機をグラディス先生から貰おう。
翌日
ソフィー様と一緒に学院へと向かう。学院に着くと、クラウド様がいつも通り校門で待っていた。でも、なぜか不安そうな顔をしている。
馬車を降りるや否や、ものすごい勢いで飛んできたクラウド様。
「よかった、ミレニア。無事だったんだね。通信機に何度連絡を入れも出ないし、位置情報にはミレニアの通信機の番号が表示されないし、物凄く心配していたんだよ!」
「ごめんなさい。通信機をあのメイドに壊されてしまって」
クラウド様、そんなに心配してくれていたのね。なんだか申し訳ない事をしてしまったわ。その時、王太子が急に話始めた。
「そうだクラウド、ミレニアの通信機は昨日メイドに壊されていたんだった。ごめんごめん、俺が教えれば良かったな!」
「兄上、そういう事は早く言ってください!全くもう」
王太子にプリプリ怒るクラウド様。そんな2人の姿を、目を丸くして見ているソフィー様。
「あの、お2人はいつからそんなに仲良くなったのですか?」
ごもっともな意見だ。私も未だに2人が仲良く話している姿を見ると、つい2度見してしまうものね。
「いつからだろう。よくわからんが、いつの間にか仲良くなっていた」
そう言って笑う王太子。
その後4人で教室へと向かうと、クラウド様の姿を見たクラスメートたちが飛んできた。
「クラウド殿下、ご無事でよかった!」
「本当に、このまま殺されてしまうのではないかと、物凄く心配していたのですよ!」
「ミレニア嬢なんて、物凄い顔をしていたし、授業はすぐにサボるし。大変だったのですよ!」
おい、今どさくさに紛れて私の悪口を言った令息!この男、絵の授業の時私の絵をぼろくそに言った令息だ。こいつ、絶対私に恨みでもあるに違いない!
令息の睨んでいると、私の視線に気づいたのか、小さくなっていた。
「皆、僕の事を心配してくれてありがとう。ミレニアや兄上たちのおかげで、無実が証明されたんだ」
恥ずかしそうにお礼を言うクラウド様。
「クラウド、俺は兄として当たり前のことをしただけだ!気にするな」
大きな顔をする王太子。よく考えると、私とグラディス先生がほとんど動いたのであって、言う程王太子は何もしていない気がするが、ここは黙っておこう。
「今、王太子殿下の事、兄上って言ったよな…それに、王太子殿下もクラウド殿下の事呼び捨てにしていたし…」
2人の仲が急激に改善された事に、クラスメートたちもかなり驚いた様だ。それにしても、今回の事件でクラウド様と王太子の仲も改善されたし、この点に関しては良かったのかもしれない。
楽しそうに話す王太子とクラウドを見て、嬉しそうに微笑むミレニアであった。
~あとがき~
~クラウドの無実が証明された後の2人の様子~
ミレニアの手を引き、向かった先は校舎の屋上に続く階段
「ミレニア、今日はここでお昼ご飯を食べよう。ここなら誰も来ないからね」
「はい、今日も卵焼きを作って来ましたわ」
クラウドにべったりくっ付くミレニア。クラウドもミレニアを抱き寄せる。
「ミレニア、また君とこうやって一緒にご飯が食べられると思うと嬉しいよ」
「私もです!クラウド様!」
どちらともなく自然に2人の顔が近づく
その時だった!
「クラウド殿下とミレニア嬢み~つけた!」
ふと声の方を見ると、クラスメート全員が集まっていた
「2人きりなんていつでもなれるだろう!今日は皆でクラウド復活祝いをやろう!」
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