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第11話:エドワード王子の誕生です
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「皆様、お待たせいたしました…えっと、王族たちのご入場です」
明らかに動揺している司会者。きっとエドリーンの真の姿を見たのだろう。まあ、気持ちは分かるわ。
「あら?いつも冷静なルーレス公爵が、随分と動揺しているわね。どうしたのかしら?」
何も知らない令嬢たちは、やっぱり疑問に思った様だ。そして次の瞬間。
陛下と第4王妃様、さらにエドリーン…ではなく、男性の姿をしたエドワード様が出て来た。
「どういう事だ…エドリーン王女はどこに行ったんだ」
「なぜ男性が出て来るんだ…」
周りからざわめきの声が聞こえる。私の側にいる令嬢たちも、口をポカンと開けて固まっている。私も驚いたふりをしないとね。そう思い、とりあえず目を大きく見開いておいた。
「皆の者、今日はエドリーンの15歳の誕生日パーティーに足を運んでくれた事、感謝する。それから驚かせてしまい、すまない。ずっと隠していたが、実はエドリーンは男なのだ。エドリーンが産まれた時期は、王位争いが激化しており、産まれたばかりの王子が何者かに暗殺されると言う事件が多発した。その為、産まれたばかりのエドリーンの身を案じた第4王妃の希望によって、王女として育てる事にしたんだ。でももうエドリーンも今日で成人を迎えた。本人たっての希望で、今日この場所で本来の姿に戻る事になったのだ」
陛下が皆に丁寧に説明している。
「皆様、今日は私、エドワード・ゾマ・サージュの為にお集まりいただき、ありがとうございます。今まで皆様を騙す様な形になってしまった事、本当に心苦しく思っております。今後は第6王子のエドワードとして生きていきたいと思っております。どうかよろしくお願いいたします」
深々と頭を下げたエドリーン…ではなくてエドワード様。シーンと静まり帰るホール内。でも次の瞬間、パチパチと拍手が沸き起こった。その拍手は次第に大きくなり、会場中が拍手で包まれた。
「アリス様…まさかエドリーン様が男だったなんて…あなた様は知っていたのですか?」
隣で令嬢が興奮気味に話しかけてきた。
「…いいえ…今初めて知りましたわ!」
本当は数日前に知ったのだが、それは内緒にしておかないとね。
「そうだったのですね!まさかエドリーン様が男だったなんて!でも、これでアリス様を好きだと言った理由が分かりましたわ。男性だったエドリーン様が、ずっと一緒にいたアリス様を好きになるのは自然ですものね!それで、これからどうなさいますの?やっぱりエドリーン様と婚約?」
「えっと…私は…急にエドリーンが男性だと言われても、正直混乱しておりますわ。それに、エドリーンの事はずっと親友と思っておりましたので、急に異性として見ろと言われましても…」
「そうですわよね!アリス様の混乱する気持ち、わかりますわ!あぁ、エドリーン様がこちらに来ましたわ!」
えっ?
令嬢達が向いている方を見ると、確かに私の元に向かって歩いて来るエドワード様の姿が。
「アリス、俺が贈ったドレスを身につけてくれたんだね。嬉しいよ!男に戻って最初に踊るのは君と決めていた。俺と踊ってくださいますか?」
そう言って手を差し伸べて来たエドワード様。周りから熱烈な視線が送られる。ここで断ると言う選択肢は、私には与えられていない。仕方ない!
「はい、よろしくお願いします」
エドワード様の手を取り、ホールの真ん中へと向かった。そして、音楽に合わせて踊り出す。
「アリス、緊張しているのかい?いつも一緒に踊っていただろう?ほら、力を抜いて!」
耳元で囁くエドワード様。そう、私たちはよく2人で踊っていた。背の高いエドリーンが、男役を務めてくれていたのだ。もちろん公で踊る事は無かった。まさか、皆が見ているところで踊る事になるなんて。
それでもやはり慣れた相手という事もあり、踊りやすい。周りからも
「まあ、なんて息が合ったお2人なのかしら…」
なんて声を聞こえて来る。結局3曲も一緒に踊ってしまった。
「アリス、疲れただろう。少し休もうか?」
エドワード様にエスコートされ、ホールの端に向かおうとした時だった。
「エドワード様、私とも踊って頂けますか?」
「いいえ、私と踊ってください!」
物凄い勢いで令嬢達がエドワード様を囲い、私は弾き飛ばされた。元々美しい顔立ちをしているエドワード様。一気に令嬢たちが群がる。既に10人以上の令嬢が群がっている。その中には、ついこの前までアーロ様の周りにいた令嬢たちも何人も含まれていた。
呆れた、あれほどアーロ様にべったりだったのに…まあ、私には関係ないわね。とりあえずこの場を離れよう、そう思ったのだが…
「アリス、待ってくれ!悪いが君たち、俺はアリスと一緒にいたいんだ!本当に申し訳ない!」
そう言うと、私の腕を掴んで歩き始めたエドワード様。向かった先は、陛下と第4王妃様の元だ。
「アリスちゃん、久しぶりね。エドワードの事、隠していてごめんなさい!エドワード、こんな公の場所であまりアリスちゃんばかりと一緒に居ては駄目よ!言ったでしょう?アリスちゃんの気持ちを大切にしなさいと!」
「母上は黙っていてくれ!やっとアーロと婚約破棄したんだ。うかうかしていると、また他の令息に取られる!俺はもう二度とあんな思いをするのは御免なんだ!」
第4王妃様に詰め寄るエドワード様。
「エドワード、落ち着きなさい。アリス嬢、久しぶりだね。エドワードが暴走してすまない!でも、エドワードはずっと君が好きだったんだ。その気持ちだけは分かってやって欲しい。それで、婚約の話しなのだが…」
「陛下!もう、焦ってはいけないとあれほど申し上げたでしょう?」
「しかしだな。エドワードには随分と我慢をさせて来たのだ。せめて好きな令嬢と結婚くらい…」
「お黙りになって下さい!アリスちゃん、陛下の言葉は気にしなくていいのよ!本当に、私はあなたの気持ちを尊重したいと思っているの」
「ありがとうございます。第4王妃様」
お父様の言っていた通り、第4王妃様は私の味方の様だ。でも、私が陛下や第4王妃様と話をしたせいで、完全に貴族たちは誤解しているわよね…
さて、どうしたものか…
明らかに動揺している司会者。きっとエドリーンの真の姿を見たのだろう。まあ、気持ちは分かるわ。
「あら?いつも冷静なルーレス公爵が、随分と動揺しているわね。どうしたのかしら?」
何も知らない令嬢たちは、やっぱり疑問に思った様だ。そして次の瞬間。
陛下と第4王妃様、さらにエドリーン…ではなく、男性の姿をしたエドワード様が出て来た。
「どういう事だ…エドリーン王女はどこに行ったんだ」
「なぜ男性が出て来るんだ…」
周りからざわめきの声が聞こえる。私の側にいる令嬢たちも、口をポカンと開けて固まっている。私も驚いたふりをしないとね。そう思い、とりあえず目を大きく見開いておいた。
「皆の者、今日はエドリーンの15歳の誕生日パーティーに足を運んでくれた事、感謝する。それから驚かせてしまい、すまない。ずっと隠していたが、実はエドリーンは男なのだ。エドリーンが産まれた時期は、王位争いが激化しており、産まれたばかりの王子が何者かに暗殺されると言う事件が多発した。その為、産まれたばかりのエドリーンの身を案じた第4王妃の希望によって、王女として育てる事にしたんだ。でももうエドリーンも今日で成人を迎えた。本人たっての希望で、今日この場所で本来の姿に戻る事になったのだ」
陛下が皆に丁寧に説明している。
「皆様、今日は私、エドワード・ゾマ・サージュの為にお集まりいただき、ありがとうございます。今まで皆様を騙す様な形になってしまった事、本当に心苦しく思っております。今後は第6王子のエドワードとして生きていきたいと思っております。どうかよろしくお願いいたします」
深々と頭を下げたエドリーン…ではなくてエドワード様。シーンと静まり帰るホール内。でも次の瞬間、パチパチと拍手が沸き起こった。その拍手は次第に大きくなり、会場中が拍手で包まれた。
「アリス様…まさかエドリーン様が男だったなんて…あなた様は知っていたのですか?」
隣で令嬢が興奮気味に話しかけてきた。
「…いいえ…今初めて知りましたわ!」
本当は数日前に知ったのだが、それは内緒にしておかないとね。
「そうだったのですね!まさかエドリーン様が男だったなんて!でも、これでアリス様を好きだと言った理由が分かりましたわ。男性だったエドリーン様が、ずっと一緒にいたアリス様を好きになるのは自然ですものね!それで、これからどうなさいますの?やっぱりエドリーン様と婚約?」
「えっと…私は…急にエドリーンが男性だと言われても、正直混乱しておりますわ。それに、エドリーンの事はずっと親友と思っておりましたので、急に異性として見ろと言われましても…」
「そうですわよね!アリス様の混乱する気持ち、わかりますわ!あぁ、エドリーン様がこちらに来ましたわ!」
えっ?
令嬢達が向いている方を見ると、確かに私の元に向かって歩いて来るエドワード様の姿が。
「アリス、俺が贈ったドレスを身につけてくれたんだね。嬉しいよ!男に戻って最初に踊るのは君と決めていた。俺と踊ってくださいますか?」
そう言って手を差し伸べて来たエドワード様。周りから熱烈な視線が送られる。ここで断ると言う選択肢は、私には与えられていない。仕方ない!
「はい、よろしくお願いします」
エドワード様の手を取り、ホールの真ん中へと向かった。そして、音楽に合わせて踊り出す。
「アリス、緊張しているのかい?いつも一緒に踊っていただろう?ほら、力を抜いて!」
耳元で囁くエドワード様。そう、私たちはよく2人で踊っていた。背の高いエドリーンが、男役を務めてくれていたのだ。もちろん公で踊る事は無かった。まさか、皆が見ているところで踊る事になるなんて。
それでもやはり慣れた相手という事もあり、踊りやすい。周りからも
「まあ、なんて息が合ったお2人なのかしら…」
なんて声を聞こえて来る。結局3曲も一緒に踊ってしまった。
「アリス、疲れただろう。少し休もうか?」
エドワード様にエスコートされ、ホールの端に向かおうとした時だった。
「エドワード様、私とも踊って頂けますか?」
「いいえ、私と踊ってください!」
物凄い勢いで令嬢達がエドワード様を囲い、私は弾き飛ばされた。元々美しい顔立ちをしているエドワード様。一気に令嬢たちが群がる。既に10人以上の令嬢が群がっている。その中には、ついこの前までアーロ様の周りにいた令嬢たちも何人も含まれていた。
呆れた、あれほどアーロ様にべったりだったのに…まあ、私には関係ないわね。とりあえずこの場を離れよう、そう思ったのだが…
「アリス、待ってくれ!悪いが君たち、俺はアリスと一緒にいたいんだ!本当に申し訳ない!」
そう言うと、私の腕を掴んで歩き始めたエドワード様。向かった先は、陛下と第4王妃様の元だ。
「アリスちゃん、久しぶりね。エドワードの事、隠していてごめんなさい!エドワード、こんな公の場所であまりアリスちゃんばかりと一緒に居ては駄目よ!言ったでしょう?アリスちゃんの気持ちを大切にしなさいと!」
「母上は黙っていてくれ!やっとアーロと婚約破棄したんだ。うかうかしていると、また他の令息に取られる!俺はもう二度とあんな思いをするのは御免なんだ!」
第4王妃様に詰め寄るエドワード様。
「エドワード、落ち着きなさい。アリス嬢、久しぶりだね。エドワードが暴走してすまない!でも、エドワードはずっと君が好きだったんだ。その気持ちだけは分かってやって欲しい。それで、婚約の話しなのだが…」
「陛下!もう、焦ってはいけないとあれほど申し上げたでしょう?」
「しかしだな。エドワードには随分と我慢をさせて来たのだ。せめて好きな令嬢と結婚くらい…」
「お黙りになって下さい!アリスちゃん、陛下の言葉は気にしなくていいのよ!本当に、私はあなたの気持ちを尊重したいと思っているの」
「ありがとうございます。第4王妃様」
お父様の言っていた通り、第4王妃様は私の味方の様だ。でも、私が陛下や第4王妃様と話をしたせいで、完全に貴族たちは誤解しているわよね…
さて、どうしたものか…
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