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第3話:家族に物凄く心配されました
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「ねえルシータ、そろそろ私たちも帰りましょう。どうやら騎士団が馬車を準備してくれた様よ」
馬車を指さし、若干あきれ顔でそう言ったレイラ。
「そうね、きっと家族も心配しているでしょうから、家に帰りましょう。そうだわ、早速両親にトーマス様の事を報告しないと!レイラ、あなたにも色々と協力してもらうかもしれないけれど、よろしくね!フンフフフフ~ン♪」
つい鼻歌が漏れてしまう。あぁ、恋をすると人間こうも変わるものなのね!早くトーマス様に会いたいわ!
完全に残念な者を見る目をしているレイラと一緒に、馬車に乗り込んだ。
「ルシータ、完全に妄想の世界に入っている所悪いんだけれど、騎士団長は女性がかなり苦手な様よ…」
ん?今なんて言った?トーマス様は女性が苦手ですって!
「レイラ、それは本当なの?」
「ええ…騎士団長ってゴリラみたいな顔しているでしょう?その顔のせいで、女性が悲鳴を上げて逃げて行ったり、泣き出してしまう事もあるみたいで。そのせいで、女性が苦手な様よ!」
「なんですって!!!なんて失礼な女性たちなの!それにしても、随分とレイラはトーマス様の事を知っているのね!まさか、こんな身近にライバル登場?」
親友のレイラと取り合わないといけないだなんて…
「ちょっと!どうして私があんなゴリラを好きにならないといけないのよ!お兄様が副騎士団長をしていて、騎士団長ととても仲がいいのよ!だから色々と知っているだけ!私はあなたのお兄様の様な、美しい男性が好みなのよ!」
鼻息荒くそう言ったレイラ。どうやらレイラは、家の兄の様な青白くて貧相な顔の男が好きなようだ。本当にレイラの趣味は理解できないわ…
レイラと話しをしているうちに、まず侯爵家に到着した。
「それじゃあルシータ、また今度」
「ええ、またトーマス様について、色々と教えてね」
そう言ってレイラとは別れた。その後しばらく走ると、我が家にも到着した。馬車から降りると、お父様とお母様、さらにお兄様とお義姉様、そしてなぜかお姉様(王太子妃)まで待っていた。そしてそのまま5人に抱きしめられた。
「ルシータ、良かった!無事だったんだね!ルシータが参加していた夜会に革命軍が押し入ったと聞いた時は、心臓が止まるかと思ったよ!」
「本当に良かったわ!それにしても、貴族の夜会にまで革命軍が現れるなんて!本当に恐ろしい世の中になったわね!」
「きっと美しいルシータを、革命軍の幹部の花嫁にでもしようとしたんだ!本当に最低だな!」
「それにしても、可愛いルシータちゃんが無事でよかったわ!」
「護衛騎士たちは何をしていたのかしら!殿下に言って、騎士団に抗議をしないと!」
口々に言いたい事を言う5人。それにしても、最後にお姉様が言った騎士団に抗議と言う言葉が引っかかった。
「皆様、こんなに心配してくれて、ありがとう。私はこの通り、怪我も何もしておりませんわ。これも全て、騎士団の方々が迅速に動いて下さったからです!お姉様、騎士団の方々は本当に良くやって下さいました。お礼を言うならまだしも、文句を言ってはバチが当たりますよ!」
特にトーマス様はカッコよかったわ!思い出しただけで、よだれが出そうだ!
「そうなの?ルシータがそう言うなら、分かったわ。それより疲れたでしょう!さあ、中に入って!」
5人に連れられ、家の中に入って来た。
「今日はルシータが心配だから、ここに泊まる様に殿下に話して来たわ!さあルシータ、今日は私と一緒に寝ましょうね。大丈夫よ、お姉様が抱きしめて寝てあげるからね」
そう言って私を抱きしめるお姉様。
「あら、お義姉様。あなた様は王太子妃でしょう。さすがに外泊はまずいでしょう?今日は私が、ルシータちゃんと眠りますから大丈夫ですわ」
そう言ってお姉様から私を奪い取るお義姉様。そう、なぜか私は末っ子という事もあり、家族からかなり大切にされているのだ。
「お姉様もお義姉様も私の事を心配してくれてありがとう。でも、もう16歳だから1人で寝られるわ!ほら、あそこに控えているのは、王宮の執事でしょう。お姉様を迎えに来たのではなくって?お義姉様も、まだ小さな子供がいるのだから、あの子たちと寝てあげて」
2人にやんわりと断りを入れる。そもそも、お姉様を物凄く溺愛しているお義兄様(王太子)が、お姉様を実家に泊めるなどあり得ない!もし帰ってこなければ、きっと我が家にお義兄様が乗り込んで来る事だろう。あの人はそう言う人だ。
本当に嫉妬深い男で嫌になる…その時だった。
「セレナ!迎えに来たよ!君が中々帰ってこないから、物凄く心配したんだ!」
ほ~ら、言わんこっちゃない!やっぱりお義兄様がお迎えに来たわ。
お姉様をギューギュー抱きしめ、頬ずりし、さらに口付けまでするお義兄様。
「殿下、今日はルシータが心配だから、ここに泊まると申し上げたでしょう?」
「ルシータなら帰って来ているではないか!とにかく私は君と1秒たりとも離れたくはないのだ!ましてや1晩会えないなんて、寂しすぎる!子供たちも待っているよ!さあ、帰ろう!」
お姉様を抱きかかえると、さっさと帰って行くお義兄様。あの夫婦、一応既に子供が3人いるのよね…あんなのが次期国王だと思うと、この国の未来が心配だわ。
馬車を指さし、若干あきれ顔でそう言ったレイラ。
「そうね、きっと家族も心配しているでしょうから、家に帰りましょう。そうだわ、早速両親にトーマス様の事を報告しないと!レイラ、あなたにも色々と協力してもらうかもしれないけれど、よろしくね!フンフフフフ~ン♪」
つい鼻歌が漏れてしまう。あぁ、恋をすると人間こうも変わるものなのね!早くトーマス様に会いたいわ!
完全に残念な者を見る目をしているレイラと一緒に、馬車に乗り込んだ。
「ルシータ、完全に妄想の世界に入っている所悪いんだけれど、騎士団長は女性がかなり苦手な様よ…」
ん?今なんて言った?トーマス様は女性が苦手ですって!
「レイラ、それは本当なの?」
「ええ…騎士団長ってゴリラみたいな顔しているでしょう?その顔のせいで、女性が悲鳴を上げて逃げて行ったり、泣き出してしまう事もあるみたいで。そのせいで、女性が苦手な様よ!」
「なんですって!!!なんて失礼な女性たちなの!それにしても、随分とレイラはトーマス様の事を知っているのね!まさか、こんな身近にライバル登場?」
親友のレイラと取り合わないといけないだなんて…
「ちょっと!どうして私があんなゴリラを好きにならないといけないのよ!お兄様が副騎士団長をしていて、騎士団長ととても仲がいいのよ!だから色々と知っているだけ!私はあなたのお兄様の様な、美しい男性が好みなのよ!」
鼻息荒くそう言ったレイラ。どうやらレイラは、家の兄の様な青白くて貧相な顔の男が好きなようだ。本当にレイラの趣味は理解できないわ…
レイラと話しをしているうちに、まず侯爵家に到着した。
「それじゃあルシータ、また今度」
「ええ、またトーマス様について、色々と教えてね」
そう言ってレイラとは別れた。その後しばらく走ると、我が家にも到着した。馬車から降りると、お父様とお母様、さらにお兄様とお義姉様、そしてなぜかお姉様(王太子妃)まで待っていた。そしてそのまま5人に抱きしめられた。
「ルシータ、良かった!無事だったんだね!ルシータが参加していた夜会に革命軍が押し入ったと聞いた時は、心臓が止まるかと思ったよ!」
「本当に良かったわ!それにしても、貴族の夜会にまで革命軍が現れるなんて!本当に恐ろしい世の中になったわね!」
「きっと美しいルシータを、革命軍の幹部の花嫁にでもしようとしたんだ!本当に最低だな!」
「それにしても、可愛いルシータちゃんが無事でよかったわ!」
「護衛騎士たちは何をしていたのかしら!殿下に言って、騎士団に抗議をしないと!」
口々に言いたい事を言う5人。それにしても、最後にお姉様が言った騎士団に抗議と言う言葉が引っかかった。
「皆様、こんなに心配してくれて、ありがとう。私はこの通り、怪我も何もしておりませんわ。これも全て、騎士団の方々が迅速に動いて下さったからです!お姉様、騎士団の方々は本当に良くやって下さいました。お礼を言うならまだしも、文句を言ってはバチが当たりますよ!」
特にトーマス様はカッコよかったわ!思い出しただけで、よだれが出そうだ!
「そうなの?ルシータがそう言うなら、分かったわ。それより疲れたでしょう!さあ、中に入って!」
5人に連れられ、家の中に入って来た。
「今日はルシータが心配だから、ここに泊まる様に殿下に話して来たわ!さあルシータ、今日は私と一緒に寝ましょうね。大丈夫よ、お姉様が抱きしめて寝てあげるからね」
そう言って私を抱きしめるお姉様。
「あら、お義姉様。あなた様は王太子妃でしょう。さすがに外泊はまずいでしょう?今日は私が、ルシータちゃんと眠りますから大丈夫ですわ」
そう言ってお姉様から私を奪い取るお義姉様。そう、なぜか私は末っ子という事もあり、家族からかなり大切にされているのだ。
「お姉様もお義姉様も私の事を心配してくれてありがとう。でも、もう16歳だから1人で寝られるわ!ほら、あそこに控えているのは、王宮の執事でしょう。お姉様を迎えに来たのではなくって?お義姉様も、まだ小さな子供がいるのだから、あの子たちと寝てあげて」
2人にやんわりと断りを入れる。そもそも、お姉様を物凄く溺愛しているお義兄様(王太子)が、お姉様を実家に泊めるなどあり得ない!もし帰ってこなければ、きっと我が家にお義兄様が乗り込んで来る事だろう。あの人はそう言う人だ。
本当に嫉妬深い男で嫌になる…その時だった。
「セレナ!迎えに来たよ!君が中々帰ってこないから、物凄く心配したんだ!」
ほ~ら、言わんこっちゃない!やっぱりお義兄様がお迎えに来たわ。
お姉様をギューギュー抱きしめ、頬ずりし、さらに口付けまでするお義兄様。
「殿下、今日はルシータが心配だから、ここに泊まると申し上げたでしょう?」
「ルシータなら帰って来ているではないか!とにかく私は君と1秒たりとも離れたくはないのだ!ましてや1晩会えないなんて、寂しすぎる!子供たちも待っているよ!さあ、帰ろう!」
お姉様を抱きかかえると、さっさと帰って行くお義兄様。あの夫婦、一応既に子供が3人いるのよね…あんなのが次期国王だと思うと、この国の未来が心配だわ。
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