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第10話:話し合いをする事になりました
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「それじゃあ、私たちも帰ろうか。アメリア、疲れただろう」
お父様と一緒に、馬車へと乗り込んだ。ちなみにお兄様は別の馬車だ。
「ねえお父様、オスカー様はどうして今日私を迎えに来たの?婚約は解消されたのよね?」
「その話なんだが…実は婚約解消の話をした時、オスカーが物凄く抵抗してね。“僕が愛しているのは、アメリアただ1人だ!他の令嬢など全く興味が無い!”そうはっきりと告げたんだよ」
「どういう事?ミア様を好きな訳ではなかったの?あんなに楽しそうにしていたのに」
「私も他の令嬢や令息たちに話を聞いたのだが、あの2人が恋仲にあると思っていた人たちも多かったみたいでね。その事を理由に、婚約解消を訴えたんだが、“婚約解消はしない”の一点張りでね。正直困惑したよ」
「でも、最終的には婚約を解消する事になったのでしょう?」
「侯爵がこちらに非がある以上、一旦婚約を解消し、お前の意見を聞こうって事になったんだ。とにかく、お前がこれからどうしたいかで、婚約を再び結び直すか決めようと思っている。ただ、短期間で婚約を解消したり結び直したりすることは、あまり印象が良くなくてね。それに婚約を結び直した後、万が一また婚約を解消する事が起こると、さすがに嫁の貰い手が無くなる可能性もある。だから、お前には慎重に結論を出して欲しいと思っているんだ」
確かに婚約を解消すること自体、貴族の世界ではあまり印象が良くない。それなのに、またすぐに婚約を結び直して、挙句また解消なんてなったら、間違いなく私は傷物として扱われるだろう。
それに、あんなにも楽しそうにミア様と一緒に過ごしていたのに…もしかして、ミア様の嫌な部分でも見つけてしまったのかしら?そうだとしても、オスカー様は令嬢から物凄く人気がある。たとえ今は私の方を向いてくれていたとしても、またいつか別の令嬢に心を奪われたら…
色々考えたら頭が痛くなってきたわ。
「アメリア、そんなに深刻に考えなくても大丈夫だよ。とにかく、今日はゆっくり休みなさい。明日、侯爵も含めて4人で話をしよう」
少し重い空気の中、伯爵家に帰って来た。
「お帰りなさい、アメリア。旅は楽しかった?」
「ええ、もちろんよお母様!たくさんお土産も買ってきたわ」
早速買って来たお土産を広げた。
「まあ、随分とお土産を買って来たのね。あら?この服は一体何?随分と露出が激しい服ね。まさか、この服を着て外に出たの?」
最後に立ち寄った国、パッショナル王国で買った民族衣装をお母様に見つかってしまった。
「この衣装はパッショナル王国の民族衣装なのよ!これを着て、皆で踊ったの。とても楽しかったわ」
「もう、あなたって子は!」
「まあまあ母さん、いいじゃないか!ほら、アメリアも疲れているのだろう。今日はもう自分の部屋に戻って、ゆっくり休みなさい」
お父様が助け舟を出してくれたので、急いで部屋に向かった。2ヶ月ぶりの私の部屋。なんだか懐かしいわ。さすがに疲れていたのか、布団に入るとあっという間に眠ってしまった。
翌日
「お嬢様、いつまで寝ていらっしゃるのですか!いい加減起きてください!もうお昼ですよ!」
えっ!お昼?どうやら長旅でかなり疲れていた様で、お昼まで爆睡していた様だ。
「それから、朝一番にオスカー様がいらっしゃいましたが、お嬢様はお休み中ですと伝え、帰っていただきましよ。お嬢様が起きるまで待っていると言い張ったのですが、さすがに婚約者でもない令息を屋敷に入れる訳にもいかないので…」
「ありがとう!助かったわ」
正直今オスカー様に会っても、どうしていいか分からない。それに、今夜話し合いが行われる事になっているし。
午後は今回の旅で購入したお土産を使用人やお母様達に配った。開きっぱなしで放置して寝ちゃったものね。有難い事に、お土産たちはそのまま置いてあった。マンゴーとパパイヤは、食べ方を書いた紙と一緒に、料理長に渡した。
一通り配り終わり、お母様とお茶を飲んでいたところに、お父様が帰って来た。
「アメリア、今から侯爵家に向かうから準備をしなさい」
お父様に言われ、急いで準備を整える。と言っても、メイドに髪を整えてもらうだけなのだが。
準備を終えると、お父様と一緒に馬車に乗り込んだ。
「アメリア、たとえオスカーがお前に迫って来ても、情に流されてはいけないよ。自分にとってどうすれば一番幸せかを、しっかり考えて結論を出しなさい。いいね」
「分かっているわ。お父様」
侯爵家に着くと、オスカー様が飛んできた。
「アメリア、会いたかったよ!」
そう言って抱き着いて来るオスカー様。そんなオスカー様に向かって
「オスカー様、昨日も申しましたが、私たちはもう婚約者同士ではございません。気安く令嬢に触るのはお止めください。それとも、オスカー様は婚約者でもない令嬢を抱きしめる事に抵抗はないという事でしょうか?」
こてんと首を傾げて、はっきりと告げた。ちょっと意地悪だったかしら?
「すまない、アメリア。でも、僕は誰にでも気安く抱きしめる訳ではない!アメリアだから抱きしめたいんだ!それだけは分かって欲しい」
なんだか気まずい空気が流れる。そんな空気を断ち切ったのは、オスカー様のお父様でもある、侯爵様だ。
「やあ、アメリア。よく来てくれたね。ほら、こんなところで話していないで、居間でゆっくり話そう」
そう言って、私たちを居間へと案内してくれた。
「アメリア、君は商船に乗って色々な国に行っていたと聞いたよ。異国はどうだったかい?」
「とても素敵でしたわ!自分がいかに狭い世界で生きて来たのか、思い知らされました。出来る事なら、もっと沢山の世界を見てみたいと思いましたわ」
「ダメだよ!アメリアは僕と結婚するんだ!金輪際商船になんて乗せないからね!」
なぜかオスカー様が物凄い勢いで詰め寄って来た。
「オスカー、落ち着きなさい!アメリア、今回は家のバカ息子のせいで、辛い思いをさせてしまってすまなかったね。それで、もしアメリアさえよければ、もう一度オスカーと婚約し直してやっては貰えないだろうか」
侯爵様に頭を下げられた。ふとお父様の方を見る。
「アメリア、正直な気持ちを伝えたらいい。お前はどうしたいんだ?」
「私は…正直、オスカー様はミア様が好きだと思っていました。私から見ても、お2人は本当にお似合いで、仲睦まじかったので」
「それは誤解だ!アメリア。僕はあの女なんかこれっぽっちも好きじゃない!信じて欲しい。もう二度と君以外の女性と仲良くする事は無い!だから、もう一度チャンスをくれないか?今度こそ君を幸せにして見せるから!」
必死に訴えるオスカー様。きっと今でも、私はオスカー様が好きだ。でも、お父様の言った通り、万が一もう一度婚約を解消する事になったら…そう考えると、どうしても二の足を踏んでしまう。
「オスカー様、少しお時間を頂けないでしょうか?このまま再び婚約をして、万が一また解消する事になっては、さすがに社交界でも笑いものにされますわ。とにかく、一度距離を置き、冷静に考えたいのです」
「少しってどれくらいだい?1週間後?10日後?とにかく、あまり長くは待てないよ!悠長な事を言っていると、君を他の令息に取られてしまうかもしれない!」
どちらかというと、オスカー様が他の令嬢と婚約を結ぶ可能性の方が高いと思うのですが…そう言いたいが、今のオスカー様には言える雰囲気ではない。
「落ち着きなさい、オスカー!アメリアの気持ちは分かったよ。今回の婚約解消はこちらに非があったんだ。君がそう言うなら、そうしよう。もちろん、オスカー以外の男を選んだからって、家がとやかく言う事は無いから安心して欲しい」
「父上!僕がこの2ヶ月間、どんなに苦しんだか知っていて、よくそんな事が言えるな!」
「黙れオスカー。そもそも、お前が他の令嬢にうつつを抜かさなければ、こんな事にはならなかったのだろう。少しは反省しろ!」
オスカー様を怒鳴りつける侯爵様。
「それじゃあ、話はこれで終わりだな。アメリア、家に帰ろうか」
「はい、それではオスカー様、侯爵様、今日はお時間をとっていただき、ありがとうございました」
ぺこりと頭を下げて玄関へと向かう。馬車に乗り込むと、寂しそうにこちらを見ているオスカー様と目が合った。なんだか悪い事をしたかしら?でも、このまま婚約を結び直しても、また同じ事を繰り返す様な気がした。それなら、少し様子を見たいと思ったのだ。
大丈夫よ、私の結論は間違っていないわ。馬車の中で、何度も自分にそう言い聞かせるアメリアであった。
お父様と一緒に、馬車へと乗り込んだ。ちなみにお兄様は別の馬車だ。
「ねえお父様、オスカー様はどうして今日私を迎えに来たの?婚約は解消されたのよね?」
「その話なんだが…実は婚約解消の話をした時、オスカーが物凄く抵抗してね。“僕が愛しているのは、アメリアただ1人だ!他の令嬢など全く興味が無い!”そうはっきりと告げたんだよ」
「どういう事?ミア様を好きな訳ではなかったの?あんなに楽しそうにしていたのに」
「私も他の令嬢や令息たちに話を聞いたのだが、あの2人が恋仲にあると思っていた人たちも多かったみたいでね。その事を理由に、婚約解消を訴えたんだが、“婚約解消はしない”の一点張りでね。正直困惑したよ」
「でも、最終的には婚約を解消する事になったのでしょう?」
「侯爵がこちらに非がある以上、一旦婚約を解消し、お前の意見を聞こうって事になったんだ。とにかく、お前がこれからどうしたいかで、婚約を再び結び直すか決めようと思っている。ただ、短期間で婚約を解消したり結び直したりすることは、あまり印象が良くなくてね。それに婚約を結び直した後、万が一また婚約を解消する事が起こると、さすがに嫁の貰い手が無くなる可能性もある。だから、お前には慎重に結論を出して欲しいと思っているんだ」
確かに婚約を解消すること自体、貴族の世界ではあまり印象が良くない。それなのに、またすぐに婚約を結び直して、挙句また解消なんてなったら、間違いなく私は傷物として扱われるだろう。
それに、あんなにも楽しそうにミア様と一緒に過ごしていたのに…もしかして、ミア様の嫌な部分でも見つけてしまったのかしら?そうだとしても、オスカー様は令嬢から物凄く人気がある。たとえ今は私の方を向いてくれていたとしても、またいつか別の令嬢に心を奪われたら…
色々考えたら頭が痛くなってきたわ。
「アメリア、そんなに深刻に考えなくても大丈夫だよ。とにかく、今日はゆっくり休みなさい。明日、侯爵も含めて4人で話をしよう」
少し重い空気の中、伯爵家に帰って来た。
「お帰りなさい、アメリア。旅は楽しかった?」
「ええ、もちろんよお母様!たくさんお土産も買ってきたわ」
早速買って来たお土産を広げた。
「まあ、随分とお土産を買って来たのね。あら?この服は一体何?随分と露出が激しい服ね。まさか、この服を着て外に出たの?」
最後に立ち寄った国、パッショナル王国で買った民族衣装をお母様に見つかってしまった。
「この衣装はパッショナル王国の民族衣装なのよ!これを着て、皆で踊ったの。とても楽しかったわ」
「もう、あなたって子は!」
「まあまあ母さん、いいじゃないか!ほら、アメリアも疲れているのだろう。今日はもう自分の部屋に戻って、ゆっくり休みなさい」
お父様が助け舟を出してくれたので、急いで部屋に向かった。2ヶ月ぶりの私の部屋。なんだか懐かしいわ。さすがに疲れていたのか、布団に入るとあっという間に眠ってしまった。
翌日
「お嬢様、いつまで寝ていらっしゃるのですか!いい加減起きてください!もうお昼ですよ!」
えっ!お昼?どうやら長旅でかなり疲れていた様で、お昼まで爆睡していた様だ。
「それから、朝一番にオスカー様がいらっしゃいましたが、お嬢様はお休み中ですと伝え、帰っていただきましよ。お嬢様が起きるまで待っていると言い張ったのですが、さすがに婚約者でもない令息を屋敷に入れる訳にもいかないので…」
「ありがとう!助かったわ」
正直今オスカー様に会っても、どうしていいか分からない。それに、今夜話し合いが行われる事になっているし。
午後は今回の旅で購入したお土産を使用人やお母様達に配った。開きっぱなしで放置して寝ちゃったものね。有難い事に、お土産たちはそのまま置いてあった。マンゴーとパパイヤは、食べ方を書いた紙と一緒に、料理長に渡した。
一通り配り終わり、お母様とお茶を飲んでいたところに、お父様が帰って来た。
「アメリア、今から侯爵家に向かうから準備をしなさい」
お父様に言われ、急いで準備を整える。と言っても、メイドに髪を整えてもらうだけなのだが。
準備を終えると、お父様と一緒に馬車に乗り込んだ。
「アメリア、たとえオスカーがお前に迫って来ても、情に流されてはいけないよ。自分にとってどうすれば一番幸せかを、しっかり考えて結論を出しなさい。いいね」
「分かっているわ。お父様」
侯爵家に着くと、オスカー様が飛んできた。
「アメリア、会いたかったよ!」
そう言って抱き着いて来るオスカー様。そんなオスカー様に向かって
「オスカー様、昨日も申しましたが、私たちはもう婚約者同士ではございません。気安く令嬢に触るのはお止めください。それとも、オスカー様は婚約者でもない令嬢を抱きしめる事に抵抗はないという事でしょうか?」
こてんと首を傾げて、はっきりと告げた。ちょっと意地悪だったかしら?
「すまない、アメリア。でも、僕は誰にでも気安く抱きしめる訳ではない!アメリアだから抱きしめたいんだ!それだけは分かって欲しい」
なんだか気まずい空気が流れる。そんな空気を断ち切ったのは、オスカー様のお父様でもある、侯爵様だ。
「やあ、アメリア。よく来てくれたね。ほら、こんなところで話していないで、居間でゆっくり話そう」
そう言って、私たちを居間へと案内してくれた。
「アメリア、君は商船に乗って色々な国に行っていたと聞いたよ。異国はどうだったかい?」
「とても素敵でしたわ!自分がいかに狭い世界で生きて来たのか、思い知らされました。出来る事なら、もっと沢山の世界を見てみたいと思いましたわ」
「ダメだよ!アメリアは僕と結婚するんだ!金輪際商船になんて乗せないからね!」
なぜかオスカー様が物凄い勢いで詰め寄って来た。
「オスカー、落ち着きなさい!アメリア、今回は家のバカ息子のせいで、辛い思いをさせてしまってすまなかったね。それで、もしアメリアさえよければ、もう一度オスカーと婚約し直してやっては貰えないだろうか」
侯爵様に頭を下げられた。ふとお父様の方を見る。
「アメリア、正直な気持ちを伝えたらいい。お前はどうしたいんだ?」
「私は…正直、オスカー様はミア様が好きだと思っていました。私から見ても、お2人は本当にお似合いで、仲睦まじかったので」
「それは誤解だ!アメリア。僕はあの女なんかこれっぽっちも好きじゃない!信じて欲しい。もう二度と君以外の女性と仲良くする事は無い!だから、もう一度チャンスをくれないか?今度こそ君を幸せにして見せるから!」
必死に訴えるオスカー様。きっと今でも、私はオスカー様が好きだ。でも、お父様の言った通り、万が一もう一度婚約を解消する事になったら…そう考えると、どうしても二の足を踏んでしまう。
「オスカー様、少しお時間を頂けないでしょうか?このまま再び婚約をして、万が一また解消する事になっては、さすがに社交界でも笑いものにされますわ。とにかく、一度距離を置き、冷静に考えたいのです」
「少しってどれくらいだい?1週間後?10日後?とにかく、あまり長くは待てないよ!悠長な事を言っていると、君を他の令息に取られてしまうかもしれない!」
どちらかというと、オスカー様が他の令嬢と婚約を結ぶ可能性の方が高いと思うのですが…そう言いたいが、今のオスカー様には言える雰囲気ではない。
「落ち着きなさい、オスカー!アメリアの気持ちは分かったよ。今回の婚約解消はこちらに非があったんだ。君がそう言うなら、そうしよう。もちろん、オスカー以外の男を選んだからって、家がとやかく言う事は無いから安心して欲しい」
「父上!僕がこの2ヶ月間、どんなに苦しんだか知っていて、よくそんな事が言えるな!」
「黙れオスカー。そもそも、お前が他の令嬢にうつつを抜かさなければ、こんな事にはならなかったのだろう。少しは反省しろ!」
オスカー様を怒鳴りつける侯爵様。
「それじゃあ、話はこれで終わりだな。アメリア、家に帰ろうか」
「はい、それではオスカー様、侯爵様、今日はお時間をとっていただき、ありがとうございました」
ぺこりと頭を下げて玄関へと向かう。馬車に乗り込むと、寂しそうにこちらを見ているオスカー様と目が合った。なんだか悪い事をしたかしら?でも、このまま婚約を結び直しても、また同じ事を繰り返す様な気がした。それなら、少し様子を見たいと思ったのだ。
大丈夫よ、私の結論は間違っていないわ。馬車の中で、何度も自分にそう言い聞かせるアメリアであった。
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