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女神の微笑み編
まだまだ続く最終性行為をしないと出られない部屋と童貞喪失
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まだまだ続く最終性行為をしないと出られない部屋。
リアーナと最後まで性行為をしたのに元へと戻れない。他にすべき事と言ったらもうロザリンドとの性行為しか残っていない。
ロザリンドは目を閉じて大きくため息を一つ。そして目を開けて言う。
「シノブ。相手をお願いできるかしら?」
「……良いけど……本当にするの?」
「他にここを出る方法が思い浮かばないわ」
「もう一度、シノブちゃんと私がしてみようか?」
「回数の問題なら、あの紙にそう記載されているはずよ」
「後悔しない?」
「さっきも言ったでしょう? シノブとするのが嫌というわけじゃないのよ」
困ったように笑うロザリンド。
★★★
では過激な内容なので、今回も以降は音声のみでご想像ください。
「じゃ、じゃあ、脱ぐわね」
「うん」
「……改めてそう見られると……緊張するわね」
「ごめん。目を逸らせないみたい」
「ふふっ、構わないわ。シノブもやっぱり胸は大きい方が良いのかしら?」
「『シノブも』って?」
「ベリーが言っていた事があったわ。『大きい胸にはそれだけ大きな夢がある』ってね」
「そうなんだ……あのバカは後で全殺しにしとくよ。私は胸の大きさより、やっぱり誰の胸かの方が重要だと思うよ……だってちゃんと興奮してるし……」
「そ、そうみたいね……」
「……」
「……」
「……」
「シノブ……」
「……何?」
「恥ずかしいわね」
「まぁ、お風呂で裸になるのと違うからね」
「そ、それだけじゃなくて……」
「ん?」
「……脱ぐわ」
「……」
「……」
「凄い濡れてる……」
「わ、分かっているわ……そのつもりは無かったけれど、無意識で触っていたみたいで……」
「……かわいい」
「うっ……あ、ありがとう」
「じゃあ、ちょっと寝転がって」
「え、ええ」
「さっきはリアーナがしてくれたから、今度は私からロザリンドに……」
ちゅっ
「あっ、やっ、シ、シノブ……む、胸、あっ!!」
「ちゅっ、ちゅっ」
「んん、やぁ、あっ、あっ」
「……ぷはぁ」
「……シノブ?」
「……足、広げるよ」
「えっ?」
「ほら、力を抜いて」
「えっ、えっ、で、でも……」
「ロザリンド」
「あっ……わ、分かったわ」
「……」
「そ、そんなに見ないで……っ!!? ダ、ダメ、き、汚いわ!!」
「良いの。だって私がこっちも舐めたいんだから」
「で、でも!! やっぱりダメよ、だってこんなの……あっ、お、音が、やっ」
「……」
「も、もう、ほ、本当に、シノブ、ま、待って、わ、私、あっ、んんっ~~~」
「……ロザリンド?」
「……待って、って言ったのに……」
「……大丈夫?」
「……もちろんよ……まだ終わりじゃないのだから。シノブだって我慢できないでしょう? だって垂れているもの」
「え、う、うん」
「ちゃんと受け入れるわ」
「うん。分かった。入れるよ?」
「ええ……」
「んっ……」
「あっ」
「ロザリンド……」
「ま、待って」
「……本当に私で大丈夫?」
「……もちろんシノブで良いの。人の問題じゃないの、こ、怖いのよ……」
「怖いの?」
「……だ、だって男性のが自分の中に入るなんて、想像ができなくて……怖いの……こんなの臆病で嫌になるわ……」
「ロザリンドちゃん。大丈夫だよ」
「でも……」
「だってシノブちゃんなんだから」
「ちょっとリアーナ。それ私のが小さいから大丈夫って事?」
「えっ、そ、そういう意味じゃないよ!!」
「そうとしか聞こえないんだけど!!」
「シノブちゃんなら優しくしてくれるって事だよ!!」
「あははっ」
「……」
「……」
「もう大丈夫よ。シノブ、しましょう。でも怖いから……リアーナ、手を握っていてくれる?」
「うん、もちろんだよ」
「ロザリンド……」
「……っ!! シノブ……あっ……んっ、んんっ……」
「……ちゃ、ちゃんと全部入ったから」
「え、ええ……わ、分かるわ……」
「……」
「……もう動いて大丈夫だから」
「そ、そうしたいんだけど……」
「な、何かしら?」
「……動けない。もう出ちゃいそう」
「そ、そうなのね……でも慣れてくれば動けるようになると思うの」
「『慣れてくれば』って、またしてくれるの?」
「そうね。だから今は好きな時に出して」
「あっ、うっ」
「……リアーナの言った通りね。私にも分かるわ。この熱いのがシノブの精液なのね……」
「ううっ、ダメ、全然持たない……気持ち良過ぎるよ……」
「慣れる為にはベリー君からあの薬を貰わないとダメだね」
「まさかシノブとこんな関係になるなんて……出会った時には思いもしなかったわ」
「後悔してる?」
「いいえ。最初がシノブで私も良かったと思うわ」
★★★
前世から考えれば約60年。これが俺の童貞喪失の初体験である。
しかもリアーナとロザリンドの処女を同時に頂いてしまうとは……この先の未来、関係がどうなるかは分からない。だが俺は、絶対に最後まで二人を大事にする。そう心の誓うのである。
気が付けば元の場所、脱出していた。
そして俺の手には、名前の署名も無い神々の手からの手紙。
出生率の下がった超高齢化社会で生まれた男は、この世界に転生し『性行為をしないと出られない部屋』を作り上げた。
強引に出生率を上げる為に。
そして部屋は俺を選んだ。将来的に多くの子孫を残す可能性の高い俺を……
いやいや、マジで? 俺、子宝に恵まれちゃうの? それは男として? 女として? それに俺本人じゃなくて別の子孫の可能性が?
まぁ、分からんね。とにかくこれにてあの不可思議な部屋は終了である。
リアーナと最後まで性行為をしたのに元へと戻れない。他にすべき事と言ったらもうロザリンドとの性行為しか残っていない。
ロザリンドは目を閉じて大きくため息を一つ。そして目を開けて言う。
「シノブ。相手をお願いできるかしら?」
「……良いけど……本当にするの?」
「他にここを出る方法が思い浮かばないわ」
「もう一度、シノブちゃんと私がしてみようか?」
「回数の問題なら、あの紙にそう記載されているはずよ」
「後悔しない?」
「さっきも言ったでしょう? シノブとするのが嫌というわけじゃないのよ」
困ったように笑うロザリンド。
★★★
では過激な内容なので、今回も以降は音声のみでご想像ください。
「じゃ、じゃあ、脱ぐわね」
「うん」
「……改めてそう見られると……緊張するわね」
「ごめん。目を逸らせないみたい」
「ふふっ、構わないわ。シノブもやっぱり胸は大きい方が良いのかしら?」
「『シノブも』って?」
「ベリーが言っていた事があったわ。『大きい胸にはそれだけ大きな夢がある』ってね」
「そうなんだ……あのバカは後で全殺しにしとくよ。私は胸の大きさより、やっぱり誰の胸かの方が重要だと思うよ……だってちゃんと興奮してるし……」
「そ、そうみたいね……」
「……」
「……」
「……」
「シノブ……」
「……何?」
「恥ずかしいわね」
「まぁ、お風呂で裸になるのと違うからね」
「そ、それだけじゃなくて……」
「ん?」
「……脱ぐわ」
「……」
「……」
「凄い濡れてる……」
「わ、分かっているわ……そのつもりは無かったけれど、無意識で触っていたみたいで……」
「……かわいい」
「うっ……あ、ありがとう」
「じゃあ、ちょっと寝転がって」
「え、ええ」
「さっきはリアーナがしてくれたから、今度は私からロザリンドに……」
ちゅっ
「あっ、やっ、シ、シノブ……む、胸、あっ!!」
「ちゅっ、ちゅっ」
「んん、やぁ、あっ、あっ」
「……ぷはぁ」
「……シノブ?」
「……足、広げるよ」
「えっ?」
「ほら、力を抜いて」
「えっ、えっ、で、でも……」
「ロザリンド」
「あっ……わ、分かったわ」
「……」
「そ、そんなに見ないで……っ!!? ダ、ダメ、き、汚いわ!!」
「良いの。だって私がこっちも舐めたいんだから」
「で、でも!! やっぱりダメよ、だってこんなの……あっ、お、音が、やっ」
「……」
「も、もう、ほ、本当に、シノブ、ま、待って、わ、私、あっ、んんっ~~~」
「……ロザリンド?」
「……待って、って言ったのに……」
「……大丈夫?」
「……もちろんよ……まだ終わりじゃないのだから。シノブだって我慢できないでしょう? だって垂れているもの」
「え、う、うん」
「ちゃんと受け入れるわ」
「うん。分かった。入れるよ?」
「ええ……」
「んっ……」
「あっ」
「ロザリンド……」
「ま、待って」
「……本当に私で大丈夫?」
「……もちろんシノブで良いの。人の問題じゃないの、こ、怖いのよ……」
「怖いの?」
「……だ、だって男性のが自分の中に入るなんて、想像ができなくて……怖いの……こんなの臆病で嫌になるわ……」
「ロザリンドちゃん。大丈夫だよ」
「でも……」
「だってシノブちゃんなんだから」
「ちょっとリアーナ。それ私のが小さいから大丈夫って事?」
「えっ、そ、そういう意味じゃないよ!!」
「そうとしか聞こえないんだけど!!」
「シノブちゃんなら優しくしてくれるって事だよ!!」
「あははっ」
「……」
「……」
「もう大丈夫よ。シノブ、しましょう。でも怖いから……リアーナ、手を握っていてくれる?」
「うん、もちろんだよ」
「ロザリンド……」
「……っ!! シノブ……あっ……んっ、んんっ……」
「……ちゃ、ちゃんと全部入ったから」
「え、ええ……わ、分かるわ……」
「……」
「……もう動いて大丈夫だから」
「そ、そうしたいんだけど……」
「な、何かしら?」
「……動けない。もう出ちゃいそう」
「そ、そうなのね……でも慣れてくれば動けるようになると思うの」
「『慣れてくれば』って、またしてくれるの?」
「そうね。だから今は好きな時に出して」
「あっ、うっ」
「……リアーナの言った通りね。私にも分かるわ。この熱いのがシノブの精液なのね……」
「ううっ、ダメ、全然持たない……気持ち良過ぎるよ……」
「慣れる為にはベリー君からあの薬を貰わないとダメだね」
「まさかシノブとこんな関係になるなんて……出会った時には思いもしなかったわ」
「後悔してる?」
「いいえ。最初がシノブで私も良かったと思うわ」
★★★
前世から考えれば約60年。これが俺の童貞喪失の初体験である。
しかもリアーナとロザリンドの処女を同時に頂いてしまうとは……この先の未来、関係がどうなるかは分からない。だが俺は、絶対に最後まで二人を大事にする。そう心の誓うのである。
気が付けば元の場所、脱出していた。
そして俺の手には、名前の署名も無い神々の手からの手紙。
出生率の下がった超高齢化社会で生まれた男は、この世界に転生し『性行為をしないと出られない部屋』を作り上げた。
強引に出生率を上げる為に。
そして部屋は俺を選んだ。将来的に多くの子孫を残す可能性の高い俺を……
いやいや、マジで? 俺、子宝に恵まれちゃうの? それは男として? 女として? それに俺本人じゃなくて別の子孫の可能性が?
まぁ、分からんね。とにかくこれにてあの不可思議な部屋は終了である。
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