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神々の手編
短期集中リアーナ育成計画改と恋人同士
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短期集中リアーナ育成計画改。
いや、これ知らなかったんだけどね、古代竜・冥界の主サンドン、その地下神殿……時間の流れを変えられるんだって!!
外よりも時間の流れを早くしたり遅くしたりと、ほんのちょっとだけ調節ができるらしい。
古代から生き続けるサンドン、その長寿の秘密がここにあったわけだ。
本当にほんのちょっとだけど、今の俺達には貴重な時間。時間を外よりも遅くしてもらう。某有名漫画でそんな部屋があったな。
そんなトコで特訓ですよ。
筋トレとか基礎体力向上はもちろん、実戦形式の訓練とかね。
それは一日の特訓が終わった後の事である。
★★★
汗に濡れた額を手で拭うユリアン。
「凄い汗。気合が入ってますわね」
リコリスは取り出したハンカチでユリアンの額を押さえる。そして次に頬や首筋の汗を拭う。
「当り前だろ。俺はまだまだ母さんやビスマルクには届かない。少しでも近付きたい。俺が少しでも強くなればリコリスだって守る事ができる」
「あら、守るのはわたくしの方ですわ。わたくしこそもっと強くなってユリアンが危ない時に助けてあげます」
リコリスは笑う。柔らかい笑顔。
とにかく二人の距離が近い。
その二人の姿を見て……
「……ちょっとリアーナ。あの二人どうなってんの? 仲良いのは分かってたけどさ。時間の問題だとは思ってたけど、とうとう付き合いだした?」
「あー……うん。ずっと前にね。リコリスちゃんから直接聞いてたよ」
「ロザリンドは知ってた?」
「ええ。ただシノブには黙っているようにユリアンにも言われたわ。絶対にからかわれるから、って」
「よし、あたしに任せろ」
「シャーリー?」
そのシャーリーがリコリスとユリアンに絡んでいく。
「おーっと、お二人さん。随分と仲がよろしいようで。お付き合いでもされているんですかぁ~?」
そのリコリスとユリアン、二人がこちらに視線を向けた。
俺は微笑んで返す。
「リコリス。からかわれる覚悟をしろ。完全にバレてる」
「仕方無いですわね……ええ、ユリアンとはお付き合いをさせて頂いていますし、パパもヴイーヴルも公認ですわ」
もう完全に恋人同士じゃないか。
「ほほう、キスくらいは済ませているんでしょうか?」
おおうっ、シャーリー、突っ込んでくねぇ~
「もちろんですわ」
「おいっ!!」
「それはそれは。ではその先、えっちの方も?」
ふぅ~シャーリーさん、凄ぇっすぅ~
でもさすがにそこまではまだ早いだろ~
「つい最近ですけど、しましたわ」
っ!!?
「おぉぉぉいっ!!」
ユリアンが叫ぶがもう遅い。
えっ、待って待って。嘘、マジ? えっちしてんの? リコリスとユリアンが? いやいや、二人ならそういう関係になるのは不思議じゃないけど。
「リコリス。話を聞かせてもらおうか。ちょっと男子ぃ~、少し離れてくんな~い?」
★★★
「さてと。リコリス。本当にユリアンとしたの?……えっち」
「シノブ。そういう個人的な事を聞くのは少し失礼ではないかしら?」
「ロザリンドは興味無いの?」
「……白状するわ。凄くある」
「ロザリンドは経験無いの? リアーナは? 二人とも人気ありそうじゃん。男なんて選びたい放題でしょ」
シャーリーはロザリンドとリアーナを交互に見る。
「私はまだ」
「私もだよ」
「リアーナも? 本当に? そんな大きいおっぱいして?」
「シャーリーちゃん?」
「スケベボディの無駄使いじゃん」
「シャーリーちゃんっ!!?」
「あっ、処女のみなさんは黙ってて。リコリスの話の邪魔になるから」
「その態度、もしかしてシノブはすでに経験があるのですか?」
「ふっ……ハリエット。勘が鋭いね」
「『ふっ』じゃないよ。シノブは絶対に無いって」
「シャーリー、お前ぇ、私だってそれに近い事してんだからな!!」
「シ、シシ、シノブさんも、そ、そそ、そういう事をして、しているのでしょうか、かかかかか?」
「キオの狼狽えっぷりが凄い。で、話を戻すけど、どうなのリコリス?」
「ええ、本当にしました」
「あのリコリスが……『私の中の別人格』とか『全てを無に帰す破壊神』とか言っていたあのリコリスが……大人になったねぇ」
「ちょっとシノブ、それは止めてくださる?」
「あ、あの、は、はは、恥ずかしくはなかったですか?」
まだ話は序盤なのに既に真っ赤な顔をしたキオ。それでもやっぱり興味はあるんだな。
「ハッキリ言って、想像以上に恥ずかしいですわ。今でも緊張しますもの。でもユリアンに体を触られると、わたくしも嬉しいから不思議ですわ」
「……これが経験者は語るという事ですね……凄い……」
ハリエットが小さく呟く。
「後学の為に聞きたいのだけれど……だ、男性のはどれくらい大きくなるのかしら?」
「そうですわね……これが、これぐらいに」
ロザリンドに聞かれ、リコリスが指で表現をすると。
「そ、そそ、そそそ、そんなに……」
キオが小さく声を漏らす。
「ねぇ、最初は痛いって聞くけどリコリスちゃんはどうだったの?」
「確かに少し痛くは感じましたけど、出血はありませんでしたわ。気持ち的には幸せでしたけど、身体的には苦しくて違和感が凄かったのを覚えています」
「それ気持ち良くなるの?」
シャーリーも興味津々である。もちろん俺も。話を聞いているだけで下っ腹がキュンキュンしちゃうぜ。
「最初はあんまりでしたけど、回数を重ねると少しずつ感覚が変わりますわ。最近は気持ち良いと思えますもの」
顔を赤くしてリコリスは言う。行為を思い出しているのだろうか。
あのリコリスが……俺達の中で一番の年下なのに、俺達の中で誰よりも早くえっちをしているなんて。十五歳って早いだろ……俺なんか前世では四十過ぎても童貞だったぞ……羨ましい……ん? 童貞?
「私、男子陣にも話を聞いて来るから!!」
ちょっと童貞をからかってやろ!!
「ようっ、童貞ども」
「ど、ど、ど、ど、童貞じゃないが!!」
「本物の童貞がいたようだな、ベリー」
「はっ!! 策士か!!?」
「このシノブ様の目は誤魔化せんぜ」
「何だ、この茶番……」
呆れた様子のミラン。
「ミランは経験がある雰囲気だねぇ。ハリエットが知ったら号泣するよ」
「俺の事に関するとハリエットは本当に厄介なんだからな、余計な事を言うなよ」
俺は笑う。
「でもさ、ベリーなんか見た目は良いのにさ、何で彼女の一人もいないわけ?」
「余計なお世話だ。僕だって相手くらいすぐに見付かるんだからな。ただ魔法の研究で精一杯なんだよ、今は」
「いや、性格的に気持ち悪いんでしょ」
「お前……戦場での上官の死因に、部下からの攻撃ってのは多いんだからな。気を付けろよ」
「あーはいはい。で、ユリアン」
「……」
「リコリスとしたんだって?えっち」
「……」
「こっちはリコリスに色々と聞いてんだけど。確か、これくらいがこれくらいに」
俺は指で形作る。
そこでパカンッとユリアンに頭を引っ叩かれる。
「いったぁ……ごめんごめん、ユリアンをからかいに来たんじゃないんだよ。本当はベリーを馬鹿にしに来たんだよ」
「……」
「僕だったのかよ!!?」
「我がパーティー唯一の童貞よ、三十歳まで童貞だと偉大な魔法使いになれるよ、多分」
「殺す、お前後日、僕が殺す」
俺は笑って、ユリアンに向き直る。
「ねぇ、ユリアン。リコリス、大事にしてあげてね」
「……当たり前だろ」
★★★
その夜。
少しでも時間を節約するべく、この地下神殿に用意された部屋で寝起きをしているわけ。つまり共同生活みたいな感じでリアーナやロザリンド達と一緒。
なのに……
リコリスからあんな話を聞いたので……めっちゃ一人えっちしたい。
用意されたベッドの上、下着の中に指を差し入れる。柔らかく温かい感覚。その指先がしっとり濡れている。
隣のベッド、同室のリアーナがいるけど……気を付ければバレないと思うし……なんて思っていると。
リアーナの寝息……のわりに呼吸速度が速いような気がする。少し集中して意識を向けると、たまに漏れ出る小さい声。それは甘い喘ぎ声。
「……ねぇ、リアーナ」
「……」
「起きてる?」
「……」
「起きてるよね? 聞こえてたんだけど」
「お、起きてるけど、な、何が?」
「一人でしてたよね?」
「う、ううっ……」
「リアーナ」
「し、してたよ……ごめんね、で、でもリコリスちゃんの話を聞いたから……うるさかった?」
「私も同じ」
「……シノブちゃんも?」
「うん。自分の体の中に男性のが入るのってどんな気分なんだろうって。そう思ったら私も濡れちゃってた」
上半身を起こす。
「そうなんだ……シノブちゃんもなんだ……」
リアーナも上半身を起こす。
「……」
「……」
「リアーナさ。もしさ、嫌じゃなかったらさ……一緒にしない?」
「……一緒に?」
「うん。他の人のも見てみたいし。あ、嫌なら本当に断ってくれても良いんだけど。私、リアーナがしてるトコ見てみたい」
「……」
「……」
「……シノブちゃんなら良いよ」
「……」
「……」
「……そっちのベッド行くね」
「うん……」
リアーナのベッドに移り、そして向き合う。
これからする事を想像して、お互いに心臓がドキドキと脈打つのであった。
いや、これ知らなかったんだけどね、古代竜・冥界の主サンドン、その地下神殿……時間の流れを変えられるんだって!!
外よりも時間の流れを早くしたり遅くしたりと、ほんのちょっとだけ調節ができるらしい。
古代から生き続けるサンドン、その長寿の秘密がここにあったわけだ。
本当にほんのちょっとだけど、今の俺達には貴重な時間。時間を外よりも遅くしてもらう。某有名漫画でそんな部屋があったな。
そんなトコで特訓ですよ。
筋トレとか基礎体力向上はもちろん、実戦形式の訓練とかね。
それは一日の特訓が終わった後の事である。
★★★
汗に濡れた額を手で拭うユリアン。
「凄い汗。気合が入ってますわね」
リコリスは取り出したハンカチでユリアンの額を押さえる。そして次に頬や首筋の汗を拭う。
「当り前だろ。俺はまだまだ母さんやビスマルクには届かない。少しでも近付きたい。俺が少しでも強くなればリコリスだって守る事ができる」
「あら、守るのはわたくしの方ですわ。わたくしこそもっと強くなってユリアンが危ない時に助けてあげます」
リコリスは笑う。柔らかい笑顔。
とにかく二人の距離が近い。
その二人の姿を見て……
「……ちょっとリアーナ。あの二人どうなってんの? 仲良いのは分かってたけどさ。時間の問題だとは思ってたけど、とうとう付き合いだした?」
「あー……うん。ずっと前にね。リコリスちゃんから直接聞いてたよ」
「ロザリンドは知ってた?」
「ええ。ただシノブには黙っているようにユリアンにも言われたわ。絶対にからかわれるから、って」
「よし、あたしに任せろ」
「シャーリー?」
そのシャーリーがリコリスとユリアンに絡んでいく。
「おーっと、お二人さん。随分と仲がよろしいようで。お付き合いでもされているんですかぁ~?」
そのリコリスとユリアン、二人がこちらに視線を向けた。
俺は微笑んで返す。
「リコリス。からかわれる覚悟をしろ。完全にバレてる」
「仕方無いですわね……ええ、ユリアンとはお付き合いをさせて頂いていますし、パパもヴイーヴルも公認ですわ」
もう完全に恋人同士じゃないか。
「ほほう、キスくらいは済ませているんでしょうか?」
おおうっ、シャーリー、突っ込んでくねぇ~
「もちろんですわ」
「おいっ!!」
「それはそれは。ではその先、えっちの方も?」
ふぅ~シャーリーさん、凄ぇっすぅ~
でもさすがにそこまではまだ早いだろ~
「つい最近ですけど、しましたわ」
っ!!?
「おぉぉぉいっ!!」
ユリアンが叫ぶがもう遅い。
えっ、待って待って。嘘、マジ? えっちしてんの? リコリスとユリアンが? いやいや、二人ならそういう関係になるのは不思議じゃないけど。
「リコリス。話を聞かせてもらおうか。ちょっと男子ぃ~、少し離れてくんな~い?」
★★★
「さてと。リコリス。本当にユリアンとしたの?……えっち」
「シノブ。そういう個人的な事を聞くのは少し失礼ではないかしら?」
「ロザリンドは興味無いの?」
「……白状するわ。凄くある」
「ロザリンドは経験無いの? リアーナは? 二人とも人気ありそうじゃん。男なんて選びたい放題でしょ」
シャーリーはロザリンドとリアーナを交互に見る。
「私はまだ」
「私もだよ」
「リアーナも? 本当に? そんな大きいおっぱいして?」
「シャーリーちゃん?」
「スケベボディの無駄使いじゃん」
「シャーリーちゃんっ!!?」
「あっ、処女のみなさんは黙ってて。リコリスの話の邪魔になるから」
「その態度、もしかしてシノブはすでに経験があるのですか?」
「ふっ……ハリエット。勘が鋭いね」
「『ふっ』じゃないよ。シノブは絶対に無いって」
「シャーリー、お前ぇ、私だってそれに近い事してんだからな!!」
「シ、シシ、シノブさんも、そ、そそ、そういう事をして、しているのでしょうか、かかかかか?」
「キオの狼狽えっぷりが凄い。で、話を戻すけど、どうなのリコリス?」
「ええ、本当にしました」
「あのリコリスが……『私の中の別人格』とか『全てを無に帰す破壊神』とか言っていたあのリコリスが……大人になったねぇ」
「ちょっとシノブ、それは止めてくださる?」
「あ、あの、は、はは、恥ずかしくはなかったですか?」
まだ話は序盤なのに既に真っ赤な顔をしたキオ。それでもやっぱり興味はあるんだな。
「ハッキリ言って、想像以上に恥ずかしいですわ。今でも緊張しますもの。でもユリアンに体を触られると、わたくしも嬉しいから不思議ですわ」
「……これが経験者は語るという事ですね……凄い……」
ハリエットが小さく呟く。
「後学の為に聞きたいのだけれど……だ、男性のはどれくらい大きくなるのかしら?」
「そうですわね……これが、これぐらいに」
ロザリンドに聞かれ、リコリスが指で表現をすると。
「そ、そそ、そそそ、そんなに……」
キオが小さく声を漏らす。
「ねぇ、最初は痛いって聞くけどリコリスちゃんはどうだったの?」
「確かに少し痛くは感じましたけど、出血はありませんでしたわ。気持ち的には幸せでしたけど、身体的には苦しくて違和感が凄かったのを覚えています」
「それ気持ち良くなるの?」
シャーリーも興味津々である。もちろん俺も。話を聞いているだけで下っ腹がキュンキュンしちゃうぜ。
「最初はあんまりでしたけど、回数を重ねると少しずつ感覚が変わりますわ。最近は気持ち良いと思えますもの」
顔を赤くしてリコリスは言う。行為を思い出しているのだろうか。
あのリコリスが……俺達の中で一番の年下なのに、俺達の中で誰よりも早くえっちをしているなんて。十五歳って早いだろ……俺なんか前世では四十過ぎても童貞だったぞ……羨ましい……ん? 童貞?
「私、男子陣にも話を聞いて来るから!!」
ちょっと童貞をからかってやろ!!
「ようっ、童貞ども」
「ど、ど、ど、ど、童貞じゃないが!!」
「本物の童貞がいたようだな、ベリー」
「はっ!! 策士か!!?」
「このシノブ様の目は誤魔化せんぜ」
「何だ、この茶番……」
呆れた様子のミラン。
「ミランは経験がある雰囲気だねぇ。ハリエットが知ったら号泣するよ」
「俺の事に関するとハリエットは本当に厄介なんだからな、余計な事を言うなよ」
俺は笑う。
「でもさ、ベリーなんか見た目は良いのにさ、何で彼女の一人もいないわけ?」
「余計なお世話だ。僕だって相手くらいすぐに見付かるんだからな。ただ魔法の研究で精一杯なんだよ、今は」
「いや、性格的に気持ち悪いんでしょ」
「お前……戦場での上官の死因に、部下からの攻撃ってのは多いんだからな。気を付けろよ」
「あーはいはい。で、ユリアン」
「……」
「リコリスとしたんだって?えっち」
「……」
「こっちはリコリスに色々と聞いてんだけど。確か、これくらいがこれくらいに」
俺は指で形作る。
そこでパカンッとユリアンに頭を引っ叩かれる。
「いったぁ……ごめんごめん、ユリアンをからかいに来たんじゃないんだよ。本当はベリーを馬鹿にしに来たんだよ」
「……」
「僕だったのかよ!!?」
「我がパーティー唯一の童貞よ、三十歳まで童貞だと偉大な魔法使いになれるよ、多分」
「殺す、お前後日、僕が殺す」
俺は笑って、ユリアンに向き直る。
「ねぇ、ユリアン。リコリス、大事にしてあげてね」
「……当たり前だろ」
★★★
その夜。
少しでも時間を節約するべく、この地下神殿に用意された部屋で寝起きをしているわけ。つまり共同生活みたいな感じでリアーナやロザリンド達と一緒。
なのに……
リコリスからあんな話を聞いたので……めっちゃ一人えっちしたい。
用意されたベッドの上、下着の中に指を差し入れる。柔らかく温かい感覚。その指先がしっとり濡れている。
隣のベッド、同室のリアーナがいるけど……気を付ければバレないと思うし……なんて思っていると。
リアーナの寝息……のわりに呼吸速度が速いような気がする。少し集中して意識を向けると、たまに漏れ出る小さい声。それは甘い喘ぎ声。
「……ねぇ、リアーナ」
「……」
「起きてる?」
「……」
「起きてるよね? 聞こえてたんだけど」
「お、起きてるけど、な、何が?」
「一人でしてたよね?」
「う、ううっ……」
「リアーナ」
「し、してたよ……ごめんね、で、でもリコリスちゃんの話を聞いたから……うるさかった?」
「私も同じ」
「……シノブちゃんも?」
「うん。自分の体の中に男性のが入るのってどんな気分なんだろうって。そう思ったら私も濡れちゃってた」
上半身を起こす。
「そうなんだ……シノブちゃんもなんだ……」
リアーナも上半身を起こす。
「……」
「……」
「リアーナさ。もしさ、嫌じゃなかったらさ……一緒にしない?」
「……一緒に?」
「うん。他の人のも見てみたいし。あ、嫌なら本当に断ってくれても良いんだけど。私、リアーナがしてるトコ見てみたい」
「……」
「……」
「……シノブちゃんなら良いよ」
「……」
「……」
「……そっちのベッド行くね」
「うん……」
リアーナのベッドに移り、そして向き合う。
これからする事を想像して、お互いに心臓がドキドキと脈打つのであった。
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