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神々の手編
仮面の男と二人の女性
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俺はすぐ船外へと飛び出す。
そこで見たのは巨大な竜の姿に戻っているアバンセ。
空を舞うアバンセに付き纏うように群がる女天使の軍団。しかしその攻撃ではアバンセの強靭な鱗に傷一つ付ける事はできない。逆にアバンセの口から放たれる青い高温の炎で一層される……が、光の矢がアバンセに撃ち込まれた。
大気を振るわせるような衝撃音。あのアバンセの体が少し押し返される。
「不死身のアバンセ。お前の相手はこのケイローンがする。アルテュール様の邪魔はさせない」
空を駆けるケンタウロス。その手には弓など武器を持たない。しかし弓を射る動作と共に光の矢は何本も放たれるのであった。
「シノブの敵ならば是非も無い。この場で死ね」
そんな戦いが空中では行われていた。
そして甲板の上には……
まるで悪魔の口元。顔の下半分を隠すような仮面の男がそこにいた。薄い緑色の瞳、その体格や見える目元から判断するなら成人した男性だろう。
その男性の両サイドに並び立つ二人の女性。深い青色の瞳に栗色の髪、美しく整った顔立ちは似ていて、姉妹もしくは双子のように見える。年齢的には十代後半から二十代前半。
「シノブってカス野郎はどいつだ? アストレアの翼をブッタ切ったのもそのシノブの仲間なんだろ? まとめて殺してクソと一緒に捨ててやるからよ」
女性の片方、見た目からは想像できない乱暴な言葉が飛び出す。
そしてもう一人の女性が言う。
「メイ、アルテュール様の前で下品な言葉を使わないで。それと戦う為にここへ来たのではないの」
「アンだって心の中ではそう思ってんだろ?」
落ち着いている方がアンで、乱暴な方がメイか。で、あの男がアルテュールだな。それと翼を斬ったあの女天使がアストレアね。
そんな二人を見て、アルテュールは言う。
「あのさ、あんまりこういうの慣れてないからさ、俺抜きで話をしてくれると楽なんだけど」
「駄目です。アルテュール様は私達の王なのです。その威厳を少しでも見せ付ける必要があります」
アンは言う。
「威厳……そういうの面倒臭いなぁ……まぁ、仕方ないか。えっと……シノブって人に会いに来たんだけど、います?」
「だからアルテュール様はもっと威厳を出して下さいよ!!」
「メイは元気だなぁ、でも少し静かにしててくれると助かるんだけど……それでシノブって人は……」
守るように俺の前に立っていたお姉ちゃん。
「お姉ちゃん、私が話すよ」
そのお姉ちゃんが一歩下がる。
「初めまして、私がシノブです」
「ああ、君が……噂の通り、本当に子供みたいだ」
「もうそんなに子供じゃないんですけど。見た目に囚われると足元を掬われますよ」
「アルテュール様に向かって、テメェふざけた事を」
今にも噛み付いてきそうなメイ。
「だから少し静かにしてて」
「……はい」
「いやぁ、ごめんね。馬鹿にするつもりとかじゃないんだよ。救国の小女神の噂は聞いていたんだけど、本当にこんな可愛い子だったんだね」
アルテュールは俺の周囲を見回して、さらに言葉を続ける。
「なんか周りの人も強そうだし、その人達が認めているなら、本当に君は優秀なんだろうね」
「私も疲れているんで単刀直入に聞きますけど、目的は何でしょうか?『シノブに会いに来た』なんて答えを私が求めていないのは分かりますよね?」
「ああ、それね。俺は必要無いと思うんだけど、この大陸を統一するなら、その大陸にいる優秀な人間を部下に加えた方が早い、ってこっちの子、アンが言うから。まぁ、勧誘だよね」
「断わったら?」
「別に断ってくれて構わないよ。あんまり計画に影響は無いと思うし」
「王国も帝国も黙っていないでしょう。本当にこの大国二つを倒して大陸を統一するつもりですか? 本当にそんな事ができると?」
「う~ん、まぁ、大丈夫でしょ」
「……随分と余裕ですね」
そこでメイがまた割って入る。
「余裕に決まってんだろ。その余裕で助けられたのが分かってねぇんだからマヌケな女。アルテュール様、アン、やっぱりコイツ無能だろ。ここで殺して良いんじゃないか?」
俺の前にホーリーが立つ。
「シノブ様、ご安心を。シノブ様は死んでもお守りします」
「シノブという人物は、そこまでして守る価値のある存在ですか?」
アンの言葉にホーリーは答える。
「……シノブ様という頭脳があれば戦力なんて後からどうにでもなりますから」
みんなが戦闘態勢を取っている。
「いやいや、だから俺はそんな事するつもりは無いからね? 殺したら計画が変わっちゃうでしょ?」
と、アルテュール。
「計画?」
「もともと貴方達に大きな危害を加えるつもりはありませんでした。調査団も時期を見て解放するつもりでしたし。私達の目的は、私達の力を貴方達の本国に伝えてもらう事」
アンだ。さらに言葉を続ける。
「王国を中心とした調査団をほぼ無傷で捕らえる。さらに調査団を助けに来た貴方達にもその力を見せる事ができました。その力を知った上でアルテュール様に抵抗をするのか……無駄な争いはしたくありませんので」
ケンタウロスの追撃が無かったのはそこまで本気じゃなかった、そういう事。
それにしても舐められているからなのか、自分達の計画をよくペラペラ喋りやがる。
「そこまでして大陸を統一をする事に意味があるんですか?」
俺の言葉にアルテュールは少しだけ考える。
「……うーん、意味……意味ねぇ……まぁ、できそうだから。俺には絶対的な力があるしね。それで大陸が統一されて平和になるなら、そっちの方が良いんじゃないかなぁって。まぁ、できるだけ被害は出さないようにするつもりだけどね」
……どうする……今、この場で俺がアルテュールを倒しちまった方が良いんじゃないか……とも思うが、アバンセの事はもう調べてあるはず。そのアバンセがいる状況で俺達の前に姿を現したのだ。きっと何か用意されているだろ。
回復していないみんなと傷付いた調査団……俺が能力を使えても、ここで戦いを挑むのは危険過ぎる。
こっちの目的は調査団を助け、情報を持ち返る事。全員無事でここを抜けられるならば……
「……分かりました。あなた達の事は王国にも伝えます。こちらもアバンセを退かせますので、そちらも退いてください」
「ああ、それは分かったけど、シノブは俺達の仲間にならない?」
「お断りです」
「お断りかぁ……俺達と敵対する感じだけど、だったら気を付けた方が良いよ。仲間にイオってのがいるんだけど、そのイオの部下の一人をシノブの仲間が倒しちゃったみたいなんだよね。かなり怒ってるからイオに捕まったら拷問とかされるかもよ」
「……覚えておきます」
そしてアルテュール達はこの場から消えるのだった。
小さくなったアバンセを胸に抱く。
「すまない。アイツを倒す事ができなかった」
「分かってるよ。船の方を気にしながらでしょ」
アバンセの全力なら、あの程度のケンタウロスは楽勝だろう。ただその全力はこの船を巻き込むかも知れない。力をセーブしているのは分かった。
「あの仮面の男が?」
「うん。アルテュールだって。多分、神々の手。この大陸を統一するつもりみたい」
「シノブと同じか……それは厄介な相手だな」
ああ……確かに厄介な相手だぜ……
そこで見たのは巨大な竜の姿に戻っているアバンセ。
空を舞うアバンセに付き纏うように群がる女天使の軍団。しかしその攻撃ではアバンセの強靭な鱗に傷一つ付ける事はできない。逆にアバンセの口から放たれる青い高温の炎で一層される……が、光の矢がアバンセに撃ち込まれた。
大気を振るわせるような衝撃音。あのアバンセの体が少し押し返される。
「不死身のアバンセ。お前の相手はこのケイローンがする。アルテュール様の邪魔はさせない」
空を駆けるケンタウロス。その手には弓など武器を持たない。しかし弓を射る動作と共に光の矢は何本も放たれるのであった。
「シノブの敵ならば是非も無い。この場で死ね」
そんな戦いが空中では行われていた。
そして甲板の上には……
まるで悪魔の口元。顔の下半分を隠すような仮面の男がそこにいた。薄い緑色の瞳、その体格や見える目元から判断するなら成人した男性だろう。
その男性の両サイドに並び立つ二人の女性。深い青色の瞳に栗色の髪、美しく整った顔立ちは似ていて、姉妹もしくは双子のように見える。年齢的には十代後半から二十代前半。
「シノブってカス野郎はどいつだ? アストレアの翼をブッタ切ったのもそのシノブの仲間なんだろ? まとめて殺してクソと一緒に捨ててやるからよ」
女性の片方、見た目からは想像できない乱暴な言葉が飛び出す。
そしてもう一人の女性が言う。
「メイ、アルテュール様の前で下品な言葉を使わないで。それと戦う為にここへ来たのではないの」
「アンだって心の中ではそう思ってんだろ?」
落ち着いている方がアンで、乱暴な方がメイか。で、あの男がアルテュールだな。それと翼を斬ったあの女天使がアストレアね。
そんな二人を見て、アルテュールは言う。
「あのさ、あんまりこういうの慣れてないからさ、俺抜きで話をしてくれると楽なんだけど」
「駄目です。アルテュール様は私達の王なのです。その威厳を少しでも見せ付ける必要があります」
アンは言う。
「威厳……そういうの面倒臭いなぁ……まぁ、仕方ないか。えっと……シノブって人に会いに来たんだけど、います?」
「だからアルテュール様はもっと威厳を出して下さいよ!!」
「メイは元気だなぁ、でも少し静かにしててくれると助かるんだけど……それでシノブって人は……」
守るように俺の前に立っていたお姉ちゃん。
「お姉ちゃん、私が話すよ」
そのお姉ちゃんが一歩下がる。
「初めまして、私がシノブです」
「ああ、君が……噂の通り、本当に子供みたいだ」
「もうそんなに子供じゃないんですけど。見た目に囚われると足元を掬われますよ」
「アルテュール様に向かって、テメェふざけた事を」
今にも噛み付いてきそうなメイ。
「だから少し静かにしてて」
「……はい」
「いやぁ、ごめんね。馬鹿にするつもりとかじゃないんだよ。救国の小女神の噂は聞いていたんだけど、本当にこんな可愛い子だったんだね」
アルテュールは俺の周囲を見回して、さらに言葉を続ける。
「なんか周りの人も強そうだし、その人達が認めているなら、本当に君は優秀なんだろうね」
「私も疲れているんで単刀直入に聞きますけど、目的は何でしょうか?『シノブに会いに来た』なんて答えを私が求めていないのは分かりますよね?」
「ああ、それね。俺は必要無いと思うんだけど、この大陸を統一するなら、その大陸にいる優秀な人間を部下に加えた方が早い、ってこっちの子、アンが言うから。まぁ、勧誘だよね」
「断わったら?」
「別に断ってくれて構わないよ。あんまり計画に影響は無いと思うし」
「王国も帝国も黙っていないでしょう。本当にこの大国二つを倒して大陸を統一するつもりですか? 本当にそんな事ができると?」
「う~ん、まぁ、大丈夫でしょ」
「……随分と余裕ですね」
そこでメイがまた割って入る。
「余裕に決まってんだろ。その余裕で助けられたのが分かってねぇんだからマヌケな女。アルテュール様、アン、やっぱりコイツ無能だろ。ここで殺して良いんじゃないか?」
俺の前にホーリーが立つ。
「シノブ様、ご安心を。シノブ様は死んでもお守りします」
「シノブという人物は、そこまでして守る価値のある存在ですか?」
アンの言葉にホーリーは答える。
「……シノブ様という頭脳があれば戦力なんて後からどうにでもなりますから」
みんなが戦闘態勢を取っている。
「いやいや、だから俺はそんな事するつもりは無いからね? 殺したら計画が変わっちゃうでしょ?」
と、アルテュール。
「計画?」
「もともと貴方達に大きな危害を加えるつもりはありませんでした。調査団も時期を見て解放するつもりでしたし。私達の目的は、私達の力を貴方達の本国に伝えてもらう事」
アンだ。さらに言葉を続ける。
「王国を中心とした調査団をほぼ無傷で捕らえる。さらに調査団を助けに来た貴方達にもその力を見せる事ができました。その力を知った上でアルテュール様に抵抗をするのか……無駄な争いはしたくありませんので」
ケンタウロスの追撃が無かったのはそこまで本気じゃなかった、そういう事。
それにしても舐められているからなのか、自分達の計画をよくペラペラ喋りやがる。
「そこまでして大陸を統一をする事に意味があるんですか?」
俺の言葉にアルテュールは少しだけ考える。
「……うーん、意味……意味ねぇ……まぁ、できそうだから。俺には絶対的な力があるしね。それで大陸が統一されて平和になるなら、そっちの方が良いんじゃないかなぁって。まぁ、できるだけ被害は出さないようにするつもりだけどね」
……どうする……今、この場で俺がアルテュールを倒しちまった方が良いんじゃないか……とも思うが、アバンセの事はもう調べてあるはず。そのアバンセがいる状況で俺達の前に姿を現したのだ。きっと何か用意されているだろ。
回復していないみんなと傷付いた調査団……俺が能力を使えても、ここで戦いを挑むのは危険過ぎる。
こっちの目的は調査団を助け、情報を持ち返る事。全員無事でここを抜けられるならば……
「……分かりました。あなた達の事は王国にも伝えます。こちらもアバンセを退かせますので、そちらも退いてください」
「ああ、それは分かったけど、シノブは俺達の仲間にならない?」
「お断りです」
「お断りかぁ……俺達と敵対する感じだけど、だったら気を付けた方が良いよ。仲間にイオってのがいるんだけど、そのイオの部下の一人をシノブの仲間が倒しちゃったみたいなんだよね。かなり怒ってるからイオに捕まったら拷問とかされるかもよ」
「……覚えておきます」
そしてアルテュール達はこの場から消えるのだった。
小さくなったアバンセを胸に抱く。
「すまない。アイツを倒す事ができなかった」
「分かってるよ。船の方を気にしながらでしょ」
アバンセの全力なら、あの程度のケンタウロスは楽勝だろう。ただその全力はこの船を巻き込むかも知れない。力をセーブしているのは分かった。
「あの仮面の男が?」
「うん。アルテュールだって。多分、神々の手。この大陸を統一するつもりみたい」
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