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お仕事頑張るぞ編
人生勝ち組とまさかの陰謀
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街と言うより町。町と言うより村、村と言うより集落。
人口で言えば五十人居るか居ないか。
大森林の外側。小さな川が流れる山際の集落だった。
「一応ですが、皆様には魔法を掛けさせていただきます」
ホーリーが言うのは呪いの類を遮断する防御魔法だ。ここの住人はほとんどがカトブレパスの瞳を持つ。どの程度に役立つか分からないが、無いよりはマシ。
フレアと二人して、全員に何重もの防御魔法が……
「……厳重過ぎない?」
「過ぎません」
と、ホーリーはキッパリ。
そうか~過ぎないか~まぁ、あれば安心だけどさ。
そして集落の中に足を踏み入れると……
「シノブ様」
前を歩いていたフレアが俺の前に手をスッと出す。俺を止めたのだ。
「どうやら歓迎はされてねぇみたいだな」
ミツバが背中の戦斧に手を掛ける。
「えっ、ちょっと、何?」
「シノブには分からなかったか?」
胸に抱くミニアバンセが言う。
「普段のシノブはこういう事に関して鈍感だから」
と、ヴォルフラム。
「ねぇ、何、何なの?」
「今、何かしらの魔力が放たれました。防御魔法に弾かれたようですが」
「ちょっと、ホーリー、マジ?」
「どんな類のモノかは分かりませんが確かです」
そんな中、キオが一人前に出る。
「あ、あの!! わ、わわ、私、キオです!! む、昔、ここに住んでいたキオです!! や、やや、止めて下さい!!」
めっちゃ声が上擦るキオ。アタフタしながらサングラスを外す。
キオの左目。カトブレパスの美しい瞳。
「キオ……あのキオか?」
木の陰から男が姿を現す。それを機に何人かの大人が周りから姿を現す。そして全員の左目がカトブレパスの瞳だった。
話は簡単。
ここに到着する前に、集落の人は俺達の姿を捉えていた。
巨大な竜に乗る存在。そのうちの一人は背中に巨大な戦斧を持つ。この集落が襲われる可能性を考えた。
「つまりアバンセとミツバさんのせいか」
「おい」
「姐さん、酷ぇっす」
キオの存在は集落の人間なら誰もが知っていた。
両目ともカトブレパスの瞳である稀有な存在。その瞳の暴走が原因で、集落を出された少女。
もちろん集落の代表の元に案内してくれるこの男も話は知っている。
しかし……
「どうだ? 預けられた先ではちゃんとやれているか?」
「えっ、あの、それは……」
男の言葉にキオが狼狽える。
ここは代わりに俺が。
「キオはどこかに預けられたんですか?」
「暴走の影響で右目を失ったから、その養生も兼ねて医者の所に預けたって……違うのか?」
話が違う。
キオが嘘を付く意味が無い。
だったら、どっちが嘘を言っているのか。確認してやろうじゃねぇか。
★★★
集落の中。一番立派な家。広い、田舎の豪邸って感じ。
通された先で、姿を現したのは初老の女性だった。
痩せた体に鋭い目。凛としたと言うよりも、それはただただ冷たい空気を纏っている。
そしてその左目。やっぱりカトブレパスの瞳。
「私がここを纏めるウキノです」
俺達も自己紹介をした所で……
「あなた達は何の目的があってここに?」
ウキノは静かに言う。
「……っ」
「キオの話を聞きまして。暴走してあなたの子供を傷付けてしまったと」
「……それが何か?」
「傷が残ってしまったとか後遺症があるとか何かありますか? キオがずっと気にしていたので」
「そうなのですか?」
「は、はい」
ウキノの言葉にキオは頷く。
「後遺症も何もありません。骨は綺麗に繋がりましたから」
「ほ、骨?」
「ええ。右手小指の骨折」
「右手の小指の骨折って……そ、それだけですか?」
「それだけです」
「ちょ、ちょっと待って下さい。それだけで……キオの右目を潰したんですか?」
「……それだけが理由ではありません。両目ともカトブレパスの瞳である事は危険なのです。実際にそのせいで私の子供は怪我をしたのです」
「暴走の原因は周囲にあったと思いませんか?」
「あったとしても暴走を起こしたのはキオ自身です」
「……キオの右目……何度も何度も切ったんですよね?」
「かなり暴れましたから」
ウキノは淡々と答える。
「てめぇ、この野郎」
ミツバが前に出ようとするが。
「ミツバさん、黙ってて」
「……うっす」
俺は一度、大きく深呼吸。
「……それを確認するためにここへ来たのですか? それともキオが復讐でも頼みましたか?」
「キオはあなたの子供の為に薬を持って来たんです。傷や後遺症が残っていたら治してあげたいって」
「なら結構です。必要ありません。それだけでしょうか?」
「それと質問があります。キオの目を潰して追い出したのに、集落の人には嘘の話を伝えていますよね? それはキオにした事が集落の人には受け入れられないからです。つまりあなたの独断だから。違いますか?」
「独断であろうが、私がここの代表である限り、それはここで生きる者達の総意と変わりありません」
「独断が総意のワケがねぇだろ、糞ババア」
「……」
「糞ババア、てめぇはてめぇの都合でキオの右目を潰したんだろうが」
「だったらどうしますか?」
「俺がお前の右目を潰す。でも心配すんな、すぐ治してやるから。まぁ、そしたらまた潰すけど。小便漏らしながら泣いて謝るまで繰り返しやるよ」
「……」
「……」
「あ、あの、シノブさん……も、もう帰りましょう……」
「……」
「……」
「……あまり笑えない冗談ですね」
「あれ? そうでしたか? 面白いと思ったんですけど」
俺は笑った。
まぁ、薬は必要無いみたいだから持って帰ろう。希少な薬だからな。こんな糞にくれてやる必要はねぇ。
「さてと。キオ、良かったね。怪我させちゃった子がちゃんと治っていて」
「は、はい」
「ウキノさん、今日は会っていただきありがとうございました」
それは家を出る時だった。
ウキノは言う。
「キオをよろしくお願いします」
「もちろんです。家族ですから」
★★★
「姐さんの『俺』が聞けて嬉しいっす」
「確かにシノブ様がご自分の事を『俺』と仰っていましたが、どういう事でしょうか?」
「シノブは感情が高ぶると自分の事を『俺』って呼び出す」
ホーリーの質問にヴォルフラムが答える。
「わ、私、初めて聞きました」
「確かにキオが聞くのは初めてだったよね~」
「俺も久しぶりに聞いたな」
と、アバンセ。
「でも姐さん、あれだけで良かったんすか? キオの目を潰した奴をブッ殺すんじゃ?」
「確かにブッ殺したいけどさ。キオの頼みなら今から引き返してブッ殺してくるよ」
「や、止めて下さい!! わ、私はもう何とも思っていませんから!!」
「じゃあ、止めとく。まぁ、本来の目的はキオが怪我させた相手を治してやる事だったし、それに少しは反省してるっぽいから」
「そうっすか?」
「あの糞ババア、『復讐』とか自分で言ってたじゃないですか? キオが来た時点でそういう事が頭の中にあったんですよ。それなのに護衛とか何も無しで会ったんだもん。復讐されても仕方無いと思っていましたよ、多分」
「シノブ様、少しお言葉が悪いのでは?」
「じゃあ、類似でウンコババアにしようか」
「ですからシノブ様……」
ホーリーは困った表情を浮かべるのだった。
さて、これでキオの過去のわだかまりも解けただろう。スッキリと仕事が出来る。
前世では無職だった俺が、今ではしっかりと仕事を持ち順風満帆。ふっふっふっ、人生勝ち組だぜ。
★★★
「いちいち森の中に連れ込むのが怪しい」
「怪しくない。ちゃんと人の服も用意しているからな」
「それ服じゃないでしょ。私達の服とか見てるでしょ。何で用意した服でそんな姿になるの?」
人の姿をしたアバンセ。布っ切れを全裸の腰に巻いているだけ。
「も、もしかして今日は駄目か?」
「ちょっと待ってよ。何なの、その悲しそうな顔は? 私が悪い事してるみたいでしょーよ」
「そんな事は無い……」
「もうっ。してあげるから少し屈んで」
「おうっ!!」
「今度は嬉しそうにしやがって……」
アバンセの頬に……ちゅっ……俺の唇が軽く触れる。
「はい。終わり」
「柔らかい……一瞬だけだったが……柔らかい」
後々の為にもう少しサービスしとくか。
「ねぇ。アバンセ」
「何だ?」
俺の自分の人差し指にキスをした。その指先でアバンセの唇にピトッと触れる。
「間接キスだよ」
★★★
順風満帆、人生勝ち組だぜ……なんて思っていたのに。
まさかの陰謀。
確かに色々と邪魔はあるけどさー
命の狙うとか普通は無いじゃん?
人口で言えば五十人居るか居ないか。
大森林の外側。小さな川が流れる山際の集落だった。
「一応ですが、皆様には魔法を掛けさせていただきます」
ホーリーが言うのは呪いの類を遮断する防御魔法だ。ここの住人はほとんどがカトブレパスの瞳を持つ。どの程度に役立つか分からないが、無いよりはマシ。
フレアと二人して、全員に何重もの防御魔法が……
「……厳重過ぎない?」
「過ぎません」
と、ホーリーはキッパリ。
そうか~過ぎないか~まぁ、あれば安心だけどさ。
そして集落の中に足を踏み入れると……
「シノブ様」
前を歩いていたフレアが俺の前に手をスッと出す。俺を止めたのだ。
「どうやら歓迎はされてねぇみたいだな」
ミツバが背中の戦斧に手を掛ける。
「えっ、ちょっと、何?」
「シノブには分からなかったか?」
胸に抱くミニアバンセが言う。
「普段のシノブはこういう事に関して鈍感だから」
と、ヴォルフラム。
「ねぇ、何、何なの?」
「今、何かしらの魔力が放たれました。防御魔法に弾かれたようですが」
「ちょっと、ホーリー、マジ?」
「どんな類のモノかは分かりませんが確かです」
そんな中、キオが一人前に出る。
「あ、あの!! わ、わわ、私、キオです!! む、昔、ここに住んでいたキオです!! や、やや、止めて下さい!!」
めっちゃ声が上擦るキオ。アタフタしながらサングラスを外す。
キオの左目。カトブレパスの美しい瞳。
「キオ……あのキオか?」
木の陰から男が姿を現す。それを機に何人かの大人が周りから姿を現す。そして全員の左目がカトブレパスの瞳だった。
話は簡単。
ここに到着する前に、集落の人は俺達の姿を捉えていた。
巨大な竜に乗る存在。そのうちの一人は背中に巨大な戦斧を持つ。この集落が襲われる可能性を考えた。
「つまりアバンセとミツバさんのせいか」
「おい」
「姐さん、酷ぇっす」
キオの存在は集落の人間なら誰もが知っていた。
両目ともカトブレパスの瞳である稀有な存在。その瞳の暴走が原因で、集落を出された少女。
もちろん集落の代表の元に案内してくれるこの男も話は知っている。
しかし……
「どうだ? 預けられた先ではちゃんとやれているか?」
「えっ、あの、それは……」
男の言葉にキオが狼狽える。
ここは代わりに俺が。
「キオはどこかに預けられたんですか?」
「暴走の影響で右目を失ったから、その養生も兼ねて医者の所に預けたって……違うのか?」
話が違う。
キオが嘘を付く意味が無い。
だったら、どっちが嘘を言っているのか。確認してやろうじゃねぇか。
★★★
集落の中。一番立派な家。広い、田舎の豪邸って感じ。
通された先で、姿を現したのは初老の女性だった。
痩せた体に鋭い目。凛としたと言うよりも、それはただただ冷たい空気を纏っている。
そしてその左目。やっぱりカトブレパスの瞳。
「私がここを纏めるウキノです」
俺達も自己紹介をした所で……
「あなた達は何の目的があってここに?」
ウキノは静かに言う。
「……っ」
「キオの話を聞きまして。暴走してあなたの子供を傷付けてしまったと」
「……それが何か?」
「傷が残ってしまったとか後遺症があるとか何かありますか? キオがずっと気にしていたので」
「そうなのですか?」
「は、はい」
ウキノの言葉にキオは頷く。
「後遺症も何もありません。骨は綺麗に繋がりましたから」
「ほ、骨?」
「ええ。右手小指の骨折」
「右手の小指の骨折って……そ、それだけですか?」
「それだけです」
「ちょ、ちょっと待って下さい。それだけで……キオの右目を潰したんですか?」
「……それだけが理由ではありません。両目ともカトブレパスの瞳である事は危険なのです。実際にそのせいで私の子供は怪我をしたのです」
「暴走の原因は周囲にあったと思いませんか?」
「あったとしても暴走を起こしたのはキオ自身です」
「……キオの右目……何度も何度も切ったんですよね?」
「かなり暴れましたから」
ウキノは淡々と答える。
「てめぇ、この野郎」
ミツバが前に出ようとするが。
「ミツバさん、黙ってて」
「……うっす」
俺は一度、大きく深呼吸。
「……それを確認するためにここへ来たのですか? それともキオが復讐でも頼みましたか?」
「キオはあなたの子供の為に薬を持って来たんです。傷や後遺症が残っていたら治してあげたいって」
「なら結構です。必要ありません。それだけでしょうか?」
「それと質問があります。キオの目を潰して追い出したのに、集落の人には嘘の話を伝えていますよね? それはキオにした事が集落の人には受け入れられないからです。つまりあなたの独断だから。違いますか?」
「独断であろうが、私がここの代表である限り、それはここで生きる者達の総意と変わりありません」
「独断が総意のワケがねぇだろ、糞ババア」
「……」
「糞ババア、てめぇはてめぇの都合でキオの右目を潰したんだろうが」
「だったらどうしますか?」
「俺がお前の右目を潰す。でも心配すんな、すぐ治してやるから。まぁ、そしたらまた潰すけど。小便漏らしながら泣いて謝るまで繰り返しやるよ」
「……」
「……」
「あ、あの、シノブさん……も、もう帰りましょう……」
「……」
「……」
「……あまり笑えない冗談ですね」
「あれ? そうでしたか? 面白いと思ったんですけど」
俺は笑った。
まぁ、薬は必要無いみたいだから持って帰ろう。希少な薬だからな。こんな糞にくれてやる必要はねぇ。
「さてと。キオ、良かったね。怪我させちゃった子がちゃんと治っていて」
「は、はい」
「ウキノさん、今日は会っていただきありがとうございました」
それは家を出る時だった。
ウキノは言う。
「キオをよろしくお願いします」
「もちろんです。家族ですから」
★★★
「姐さんの『俺』が聞けて嬉しいっす」
「確かにシノブ様がご自分の事を『俺』と仰っていましたが、どういう事でしょうか?」
「シノブは感情が高ぶると自分の事を『俺』って呼び出す」
ホーリーの質問にヴォルフラムが答える。
「わ、私、初めて聞きました」
「確かにキオが聞くのは初めてだったよね~」
「俺も久しぶりに聞いたな」
と、アバンセ。
「でも姐さん、あれだけで良かったんすか? キオの目を潰した奴をブッ殺すんじゃ?」
「確かにブッ殺したいけどさ。キオの頼みなら今から引き返してブッ殺してくるよ」
「や、止めて下さい!! わ、私はもう何とも思っていませんから!!」
「じゃあ、止めとく。まぁ、本来の目的はキオが怪我させた相手を治してやる事だったし、それに少しは反省してるっぽいから」
「そうっすか?」
「あの糞ババア、『復讐』とか自分で言ってたじゃないですか? キオが来た時点でそういう事が頭の中にあったんですよ。それなのに護衛とか何も無しで会ったんだもん。復讐されても仕方無いと思っていましたよ、多分」
「シノブ様、少しお言葉が悪いのでは?」
「じゃあ、類似でウンコババアにしようか」
「ですからシノブ様……」
ホーリーは困った表情を浮かべるのだった。
さて、これでキオの過去のわだかまりも解けただろう。スッキリと仕事が出来る。
前世では無職だった俺が、今ではしっかりと仕事を持ち順風満帆。ふっふっふっ、人生勝ち組だぜ。
★★★
「いちいち森の中に連れ込むのが怪しい」
「怪しくない。ちゃんと人の服も用意しているからな」
「それ服じゃないでしょ。私達の服とか見てるでしょ。何で用意した服でそんな姿になるの?」
人の姿をしたアバンセ。布っ切れを全裸の腰に巻いているだけ。
「も、もしかして今日は駄目か?」
「ちょっと待ってよ。何なの、その悲しそうな顔は? 私が悪い事してるみたいでしょーよ」
「そんな事は無い……」
「もうっ。してあげるから少し屈んで」
「おうっ!!」
「今度は嬉しそうにしやがって……」
アバンセの頬に……ちゅっ……俺の唇が軽く触れる。
「はい。終わり」
「柔らかい……一瞬だけだったが……柔らかい」
後々の為にもう少しサービスしとくか。
「ねぇ。アバンセ」
「何だ?」
俺の自分の人差し指にキスをした。その指先でアバンセの唇にピトッと触れる。
「間接キスだよ」
★★★
順風満帆、人生勝ち組だぜ……なんて思っていたのに。
まさかの陰謀。
確かに色々と邪魔はあるけどさー
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