53 / 180
第五章 攫われた看板娘を助けに行く理由(笑)
53話
しおりを挟む
更新が遅くなって申し訳ないですが、しばらくこのペースでうpしていきます。
サーセン(/ω\)ノシ
――――――――――――――――
秋雨が廃墟に現れてから敵を倒すまでの間、ケイトはずっと驚愕しっぱなしであった。
普段の彼の言動からすれば、とても冒険者として立派な存在ではないということを、この短い期間で見抜いた彼女にとって、今自分の目の前で起こった出来事がまるで非現実的なものではないかという錯覚を覚えてしまった。
自分のピンチに駆けつけてくれたことに対しては素直に嬉しいことであったが、相手は四人。数でも力でも秋雨が劣っていることは明らかであった。
だが、彼はそんな数の不利にも怯まずに、立ち向かって行った。それを無謀と取るのか勇敢と取るのかは人それぞれだが、ケイトは無謀だと思ってしまった。
しかし、あれよあれよという間に敵が一人、また一人と減っていき、気が付いた時にはその場にいるのはケイトと秋雨の二人だけであった。
「よし、これで片付いたな。まぁ一人逃げられちまったが、もうここに戻ってくることはないだろう。てことで、ケイト待たせたな、俺の実力で倒したぞ」
「嘘だっ! 戦いに関して素人の私でもわかります。今のは全部運が良かっただけで、絶対アキサメさんの実力じゃありませんよね!?」
そうなのだ。今回の戦いに関して、秋雨の実力が発揮されている場面は何一つとしてなかった。
最初のリーダー格の男は、偶々秋雨が石に躓いた衝撃で鉄の剣が手からすっぽ抜けた結果倒すに至っただけであり、彼自身の剣技で倒したわけではない。
小柄な男に関しても、魔法で倒したのではなく偶々廃墟に破棄されていた【火炎鉱石】の入ったバケツをぶちまけたお陰で倒せたようなものだ。
最後の寡黙な男に関しても、またしても体勢を崩したことが功を奏し、相手の隙を突く形でぶつかっただけであって、断じて彼自身の実力ではなかったのだ。
尤も、それは秋雨自身が演出した演技であり、ケイトにそう思ってもらうために彼自身が仕掛けた罠であった。
今回ケイトを助けたのが自分であると認識させるために、秋雨は敢えてこのような手段を取ることにしたのだ。
では、なぜ秋雨が姿を見せたまま彼女を助けたのか、それには理由があった。
「そんな細かいことはどうでもいいんだよ。俺はお前を助けに来た、そしてその結果お前は俺に助けられた、それだけだ」
「それはそうなんですけど、なんだか助けられた気が全然しません……」
先ほどまでの賊との戦いの一部始終を見ていた彼女にとって当然といえる反応だった。
戦いの知識が何一つとしてないケイトですら、秋雨の戦い方がお粗末極まりないものであると一目で理解できたからだ。
そんな彼に助けられたという事実を受け入れられないでいた彼女だったが、そんな考えを打ち消すかのように秋雨が口を開く。
「ところでケイト、確認したいことがあるんだがいいか?」
「なんですか?」
秋雨はケイトの口から事実を引き出すかのように彼女に質問を投げかけた。
「今回お前を助けたのは俺だよな?」
「そうですけど」
「じゃあその助けたことに対して、お前は俺にお礼をしなくちゃいけないよな?」
「……そ、そうですけど」
「じゃあ一個だけ俺のお願いを聞いてくれないか?」
「お願いってなんですか?」
秋雨はその言葉を待ってましたとばかりに彼女に近づいていき、そのまま彼女の背後に回り込む。そして、そのままケイトの後ろから抱きつくと、彼女の胸を後ろから鷲掴みにした。
「あんっ、ちょ、ちょっとアキサメさん!? な、なにするんですか!?」
「言っただろ? お前は俺にお礼をする必要があり、俺はお前にお願いがある。そのお願いを聞いてもらうだけだ」
「そ、それと私の胸を触るのと何の関係があるんですか!?」
「そんなの決まってる。“もう一度お前のおっぱいを触ってみたい”というのが俺のお願いだからだ」
「なっ!」
そうなのだ、秋雨がなぜ敢えて自らの姿をケイトに認識させた状態で助けたのか、それは彼がもう一度ケイトの胸を触りたかったからだ。
ただ、この“触りたい”という欲求は性的な意味ではなく、ただ単純な好奇心からくる興味の方が強かった。それが証拠に秋雨の下半身はなんの反応も見せていない。
例えば、偶々コンビニで買ったプリンが美味しかったとする。そして、後日コンビニを訪れた際、そのプリンが再び売られていれば人はその時どのような行動に出るだろうか?
答えは実に単純明快。“もう一度そのプリンを買ってしまう”だ。
最初にケイトの胸の感触を覚えてしまった秋雨は、再びその感触を体験してみたいと思っていた。
だが、面と向かって彼女に頼むにはあまりにもあまりなお願いだったため、その欲求を抑え込んでいたのだ。
ところが、ケイトが攫われるという不測の事態が起こり、それを秋雨一人で救出できたことで、ケイトに対して借りを作ることができた。
そして、その恩を使って、秋雨は押さえ込んでいた欲求を満たすことにしたのだ。
念のためもう一度宣言するが、この欲求は性的なニュアンスは一切含んでおらず、ただ単純な好奇心によるものが大きいとだけ言っておく。
「また触ってみたいなと思ってたんだ」
「やんっ、アキサメさんやめてください!」
「いいじゃないか、俺がいなけりゃあのまま遠いところに連れて行かれて、一生奴隷としてみじめな生活を送ってたかもしれないんだぜ? それに比べたらおっぱいを触らせることくらい訳ないだろ?」
「そ、それはそうですけど。それはそうなんですけどぉー!!」
その後、数分間にわたって秋雨は最初に味わった胸の感触を再確認するように彼女の胸を弄び続けた。
ケイト自身最初は戸惑いと恥ずかしさがあったものの、不思議と不快感はなくむしろもっとしてほしいという謎の感情が自分の中で芽生え始めていることに困惑を覚えた。
「も、もうお嫁に行けません……」
「おっぱい触られたくらいでお嫁に行けないなら、世の中もっと独身の女で溢れかえっててもいいんじゃないか? それにケイトの場合、将来あの宿屋を継ぐつもりだろうから、お嫁に行くんじゃなくてお婿さんを見つける方なんじゃないか?」
「うぅ~」
しばらくの間、羞恥と精神的な疲労でその場にへたり込んでいたケイトだったが、なんとか気力を回復させ徐に立ち上がると、彼女は秋雨に猛抗議した。
だが、当の本人である秋雨はどこ吹く風とばかりに彼女の抗議を受け流すと、少し真面目な顔で話し掛ける。
「そんなことより、ケイト、この後なんだが、お前一人で宿に戻れるか?」
「一人って、アキサメさんも一緒に宿に戻るんじゃないんですか?」
「俺にはまだやることが残ってる。だから宿にはお前一人で戻ってくれ」
「で、でも……」
ケイトの不安はもっともであった。
さっきまで誘拐され他の土地に連れて行かれそうになった彼女にとって、一人で街を歩くということがどれほど恐怖であるかということを。
「お前の不安は分かるし、できれば送って行ってやりたいが、逃げた奴をこのまま逃がすわけにはいかないからな。すまんが一人で帰ってくれ」
「そ、そうですか……わかりました」
「ああ、それと、今回お前を助けたのが俺だってことは内緒にしておいてもらえるか? あとでいろいろと面倒なことになりそうだからな」
「え、で、でも」
秋雨の言葉にケイトは眉を顰めた。運よく助かったとしか言い難い内容であったが、秋雨に助けられたのは紛れもない事実でありその部分に関してはケイト本人も認めている。
だからこそ、誰に助けられたかというのは彼女自身はっきりと両親や周りの人間に伝えたかったのだが、秋雨本人がそれに待ったを掛けてしまった。
「アキサメさんはそれでいいんですか? このことが周りに知れ渡れば一躍英雄になれますよ」
「そうかもしれんが、それ以上に厄介事が舞い込んでくる可能性が高いんだよ。それに、俺が助けたということをお前が知っていれば何も問題はないだろ?」
「そうかもしれませんけど……」
その後、ケイトを助けたという事実を隠すために彼女に嘘の人物像を他の人間に伝えるよう頼むと、そのまま彼女を家に帰した。
ケイトがその場を離れたのを見届けた秋雨は、一つ息を吐き出すと女が逃げていった方向を見ながらぽつりと呟いた。
「さて、残党狩りといきますかね」
こうして、ケイトを見事救出した秋雨は残りの賊を追いかけるべく、地面を蹴って高速で移動を開始するのだった。
――――――――――――――――
まさかの「胸に触りたかったから」という理由でリスクを犯すとは……さすがと言わざるを得ないですな。
次回いよいよ逃げた賊を追いかけます。
サーセン(/ω\)ノシ
――――――――――――――――
秋雨が廃墟に現れてから敵を倒すまでの間、ケイトはずっと驚愕しっぱなしであった。
普段の彼の言動からすれば、とても冒険者として立派な存在ではないということを、この短い期間で見抜いた彼女にとって、今自分の目の前で起こった出来事がまるで非現実的なものではないかという錯覚を覚えてしまった。
自分のピンチに駆けつけてくれたことに対しては素直に嬉しいことであったが、相手は四人。数でも力でも秋雨が劣っていることは明らかであった。
だが、彼はそんな数の不利にも怯まずに、立ち向かって行った。それを無謀と取るのか勇敢と取るのかは人それぞれだが、ケイトは無謀だと思ってしまった。
しかし、あれよあれよという間に敵が一人、また一人と減っていき、気が付いた時にはその場にいるのはケイトと秋雨の二人だけであった。
「よし、これで片付いたな。まぁ一人逃げられちまったが、もうここに戻ってくることはないだろう。てことで、ケイト待たせたな、俺の実力で倒したぞ」
「嘘だっ! 戦いに関して素人の私でもわかります。今のは全部運が良かっただけで、絶対アキサメさんの実力じゃありませんよね!?」
そうなのだ。今回の戦いに関して、秋雨の実力が発揮されている場面は何一つとしてなかった。
最初のリーダー格の男は、偶々秋雨が石に躓いた衝撃で鉄の剣が手からすっぽ抜けた結果倒すに至っただけであり、彼自身の剣技で倒したわけではない。
小柄な男に関しても、魔法で倒したのではなく偶々廃墟に破棄されていた【火炎鉱石】の入ったバケツをぶちまけたお陰で倒せたようなものだ。
最後の寡黙な男に関しても、またしても体勢を崩したことが功を奏し、相手の隙を突く形でぶつかっただけであって、断じて彼自身の実力ではなかったのだ。
尤も、それは秋雨自身が演出した演技であり、ケイトにそう思ってもらうために彼自身が仕掛けた罠であった。
今回ケイトを助けたのが自分であると認識させるために、秋雨は敢えてこのような手段を取ることにしたのだ。
では、なぜ秋雨が姿を見せたまま彼女を助けたのか、それには理由があった。
「そんな細かいことはどうでもいいんだよ。俺はお前を助けに来た、そしてその結果お前は俺に助けられた、それだけだ」
「それはそうなんですけど、なんだか助けられた気が全然しません……」
先ほどまでの賊との戦いの一部始終を見ていた彼女にとって当然といえる反応だった。
戦いの知識が何一つとしてないケイトですら、秋雨の戦い方がお粗末極まりないものであると一目で理解できたからだ。
そんな彼に助けられたという事実を受け入れられないでいた彼女だったが、そんな考えを打ち消すかのように秋雨が口を開く。
「ところでケイト、確認したいことがあるんだがいいか?」
「なんですか?」
秋雨はケイトの口から事実を引き出すかのように彼女に質問を投げかけた。
「今回お前を助けたのは俺だよな?」
「そうですけど」
「じゃあその助けたことに対して、お前は俺にお礼をしなくちゃいけないよな?」
「……そ、そうですけど」
「じゃあ一個だけ俺のお願いを聞いてくれないか?」
「お願いってなんですか?」
秋雨はその言葉を待ってましたとばかりに彼女に近づいていき、そのまま彼女の背後に回り込む。そして、そのままケイトの後ろから抱きつくと、彼女の胸を後ろから鷲掴みにした。
「あんっ、ちょ、ちょっとアキサメさん!? な、なにするんですか!?」
「言っただろ? お前は俺にお礼をする必要があり、俺はお前にお願いがある。そのお願いを聞いてもらうだけだ」
「そ、それと私の胸を触るのと何の関係があるんですか!?」
「そんなの決まってる。“もう一度お前のおっぱいを触ってみたい”というのが俺のお願いだからだ」
「なっ!」
そうなのだ、秋雨がなぜ敢えて自らの姿をケイトに認識させた状態で助けたのか、それは彼がもう一度ケイトの胸を触りたかったからだ。
ただ、この“触りたい”という欲求は性的な意味ではなく、ただ単純な好奇心からくる興味の方が強かった。それが証拠に秋雨の下半身はなんの反応も見せていない。
例えば、偶々コンビニで買ったプリンが美味しかったとする。そして、後日コンビニを訪れた際、そのプリンが再び売られていれば人はその時どのような行動に出るだろうか?
答えは実に単純明快。“もう一度そのプリンを買ってしまう”だ。
最初にケイトの胸の感触を覚えてしまった秋雨は、再びその感触を体験してみたいと思っていた。
だが、面と向かって彼女に頼むにはあまりにもあまりなお願いだったため、その欲求を抑え込んでいたのだ。
ところが、ケイトが攫われるという不測の事態が起こり、それを秋雨一人で救出できたことで、ケイトに対して借りを作ることができた。
そして、その恩を使って、秋雨は押さえ込んでいた欲求を満たすことにしたのだ。
念のためもう一度宣言するが、この欲求は性的なニュアンスは一切含んでおらず、ただ単純な好奇心によるものが大きいとだけ言っておく。
「また触ってみたいなと思ってたんだ」
「やんっ、アキサメさんやめてください!」
「いいじゃないか、俺がいなけりゃあのまま遠いところに連れて行かれて、一生奴隷としてみじめな生活を送ってたかもしれないんだぜ? それに比べたらおっぱいを触らせることくらい訳ないだろ?」
「そ、それはそうですけど。それはそうなんですけどぉー!!」
その後、数分間にわたって秋雨は最初に味わった胸の感触を再確認するように彼女の胸を弄び続けた。
ケイト自身最初は戸惑いと恥ずかしさがあったものの、不思議と不快感はなくむしろもっとしてほしいという謎の感情が自分の中で芽生え始めていることに困惑を覚えた。
「も、もうお嫁に行けません……」
「おっぱい触られたくらいでお嫁に行けないなら、世の中もっと独身の女で溢れかえっててもいいんじゃないか? それにケイトの場合、将来あの宿屋を継ぐつもりだろうから、お嫁に行くんじゃなくてお婿さんを見つける方なんじゃないか?」
「うぅ~」
しばらくの間、羞恥と精神的な疲労でその場にへたり込んでいたケイトだったが、なんとか気力を回復させ徐に立ち上がると、彼女は秋雨に猛抗議した。
だが、当の本人である秋雨はどこ吹く風とばかりに彼女の抗議を受け流すと、少し真面目な顔で話し掛ける。
「そんなことより、ケイト、この後なんだが、お前一人で宿に戻れるか?」
「一人って、アキサメさんも一緒に宿に戻るんじゃないんですか?」
「俺にはまだやることが残ってる。だから宿にはお前一人で戻ってくれ」
「で、でも……」
ケイトの不安はもっともであった。
さっきまで誘拐され他の土地に連れて行かれそうになった彼女にとって、一人で街を歩くということがどれほど恐怖であるかということを。
「お前の不安は分かるし、できれば送って行ってやりたいが、逃げた奴をこのまま逃がすわけにはいかないからな。すまんが一人で帰ってくれ」
「そ、そうですか……わかりました」
「ああ、それと、今回お前を助けたのが俺だってことは内緒にしておいてもらえるか? あとでいろいろと面倒なことになりそうだからな」
「え、で、でも」
秋雨の言葉にケイトは眉を顰めた。運よく助かったとしか言い難い内容であったが、秋雨に助けられたのは紛れもない事実でありその部分に関してはケイト本人も認めている。
だからこそ、誰に助けられたかというのは彼女自身はっきりと両親や周りの人間に伝えたかったのだが、秋雨本人がそれに待ったを掛けてしまった。
「アキサメさんはそれでいいんですか? このことが周りに知れ渡れば一躍英雄になれますよ」
「そうかもしれんが、それ以上に厄介事が舞い込んでくる可能性が高いんだよ。それに、俺が助けたということをお前が知っていれば何も問題はないだろ?」
「そうかもしれませんけど……」
その後、ケイトを助けたという事実を隠すために彼女に嘘の人物像を他の人間に伝えるよう頼むと、そのまま彼女を家に帰した。
ケイトがその場を離れたのを見届けた秋雨は、一つ息を吐き出すと女が逃げていった方向を見ながらぽつりと呟いた。
「さて、残党狩りといきますかね」
こうして、ケイトを見事救出した秋雨は残りの賊を追いかけるべく、地面を蹴って高速で移動を開始するのだった。
――――――――――――――――
まさかの「胸に触りたかったから」という理由でリスクを犯すとは……さすがと言わざるを得ないですな。
次回いよいよ逃げた賊を追いかけます。
100
お気に入りに追加
5,813
あなたにおすすめの小説
家族に無能と追放された冒険者、実は街に出たら【万能チート】すぎた、理由は家族がチート集団だったから
ハーーナ殿下
ファンタジー
冒険者を夢見る少年ハリトは、幼い時から『無能』と言われながら厳しい家族に鍛えられてきた。無能な自分は、このままではダメになってしまう。一人前の冒険者なるために、思い切って家出。辺境の都市国家に向かう。
だが少年は自覚していなかった。家族は【天才魔道具士】の父、【聖女】の母、【剣聖】の姉、【大魔導士】の兄、【元勇者】の祖父、【元魔王】の祖母で、自分が彼らの万能の才能を受け継いでいたことを。
これは自分が無能だと勘違いしていた少年が、滅亡寸前の小国を冒険者として助け、今までの努力が実り、市民や冒険者仲間、騎士、大商人や貴族、王女たちに認められ、大活躍していく逆転劇である。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
家族に辺境追放された貴族少年、実は天職が《チート魔道具師》で内政無双をしていたら、有能な家臣領民が続々と移住してきて本家を超える国力に急成長
ハーーナ殿下
ファンタジー
貴族五男ライルは魔道具作りが好きな少年だったが、無理解な義理の家族に「攻撃魔法もろくに使えない無能者め!」と辺境に追放されてしまう。ライルは自分の力不足を嘆きつつ、魔物だらけの辺境の開拓に一人で着手する。
しかし家族の誰も知らなかった。実はライルが世界で一人だけの《チート魔道具師》の才能を持ち、規格外な魔道具で今まで領地を密かに繁栄させていたことを。彼の有能さを知る家臣領民は、ライルの領地に移住開始。人の良いライルは「やれやれ、仕方がないですね」と言いながらも内政無双で受け入れ、口コミで領民はどんどん増えて栄えていく。
これは魔道具作りが好きな少年が、亡国の王女やエルフ族長の娘、親を失った子どもたち、多くの困っている人を受け入れ助け、規格外の魔道具で大活躍。一方で追放した無能な本家は衰退していく物語である。
王太子に転生したけど、国王になりたくないので全力で抗ってみた
こばやん2号
ファンタジー
とある財閥の当主だった神宮寺貞光(じんぐうじさだみつ)は、急病によりこの世を去ってしまう。
気が付くと、ある国の王太子として前世の記憶を持ったまま生まれ変わってしまうのだが、前世で自由な人生に憧れを抱いていた彼は、王太子になりたくないということでいろいろと画策を開始する。
しかし、圧倒的な才能によって周囲の人からは「次期国王はこの人しかない」と思われてしまい、ますますスローライフから遠のいてしまう。
そんな彼の自由を手に入れるための戦いが今始まる……。
※この作品はアルファポリス・小説家になろう・カクヨムで同時投稿されています。
暇つぶし転生~お使いしながらぶらり旅~
暇人太一
ファンタジー
仲良し3人組の高校生とともに勇者召喚に巻き込まれた、30歳の病人。
ラノベの召喚もののテンプレのごとく、おっさんで病人はお呼びでない。
結局雑魚スキルを渡され、3人組のパシリとして扱われ、最後は儀式の生贄として3人組に殺されることに……。
そんなおっさんの前に厳ついおっさんが登場。果たして病人のおっさんはどうなる!?
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
スキルポイントが無限で全振りしても余るため、他に使ってみます
銀狐
ファンタジー
病気で17歳という若さで亡くなってしまった橘 勇輝。
死んだ際に3つの能力を手に入れ、別の世界に行けることになった。
そこで手に入れた能力でスキルポイントを無限にできる。
そのため、いろいろなスキルをカンストさせてみようと思いました。
※10万文字が超えそうなので、長編にしました。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる