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国落とし編
君の出番だ
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人畜無害の地下施設に入れられた翌日の夜。
予定通りアイリスたちと別れてフーシルがいる建物へと転移した俺は、魔力感知で彼の魔力を探しながら、反応があった場所へと向かって歩いていた。
(ふーん。ここがこの国の王城か。案外立派だな)
転移した場所はサルマージュの最奥にある丘の上に建てられた城のような場所で、ここに来る前に一度だけ遠目で確認したが、城と呼ぶにはあまりにも荒れており、その外観は戦争に負けて落とされた廃城のように酷い有様だった。
しかし、意外と中は綺麗なもので、必要最低限の修繕だけはされているのか、特に目立った穴や傷もなく、外観よりも立派な作りをしていた。
(これはローグランドが魔法で直したのかな。確か彼の得意属性は土属性だって父上から聞いたし、可能性としてはありそうだ)
ローグランドは武術と魔法の両方に才能があったと父上からは聞いているが、その中でも一番得意としていたのは土魔法だったそうなので、この城の修繕も彼自身が行なった可能性が高い。
その証拠に、所々にルーゼリア帝国の皇城に似た作りをしている箇所があり、これは内部をよく知る人物にしかできない事だった。
(けど、そうなると不思議なのはローグランドの魔力が感じられないって事なんだよな。魔法の才能があったと言われたくらいなんだから、魔力量もそれなりに多いはずなんだが……どっかに隠れてるのか?)
魔力感知の範囲を城全体や地下にまで広げてみるが、いくつか大きい魔力の反応はあっても、それらしい魔力を見つけることはできなかった。
(ふむ。悪魔が取り憑いてるなら、亜空間にでもいるのか?そうなると今回の悪魔は最低でもSランクの上級悪魔ってことになるけど、本当にそうなら今の彼女じゃ手に負えなくなるな)
亜空間とは、上級以上の悪魔たちが使う収納魔法に似た魔法であり、物や食料、そして自身の体だけであればその空間に身を隠すことができるという魔法だ。
元々悪魔たちは魔界と呼ばれる別世界に存在しており、召喚された場合も核と呼ばれる本体を魔界に残して召喚に応じる。
そのため、悪魔をこっちの世界で倒そうとも核は魔界にあるためすぐに復活してしまうので、実質彼らは不死身に近い存在なのだ。
つまり、以前フィエラが倒したアルバスという上位悪魔も実際は死んでおらず、今頃は魔界で悔しがっているということである。
まぁそんなことはどうでも良くて、つまり何が言いたいのかと言うと、悪魔とは半精神生命体のような存在であり、また彼らは魔界という違う世界に存在しているため、この世界とは違う独自の魔法技術を持っており、その一つが亜空間ということだった。
そして、先ほども説明したが亜空間は収納魔法に近い魔法であるため、別の空間に物や食料を保管することが出来るが、時間魔法の効果はないため空間内の時間を止めることはできない。
ただ、亜空間は厳密に言えば魔界とこちらの世界の通り道に自身だけの空間を作る魔法であるため、こちらの世界に召喚された悪魔であれば、魔界にある核とこちらにある実体の魔力の繋がりを利用し、亜空間を自由に行き来することができるのだ。
(亜空間となると、別次元に入り口があるから魔力感知で追うのは難しいんだよなぁ。んー、まぁいいか。無理に追う必要は無いし、亜空間に居るのなら向こうもこっちの状況を探ることはできない。寧ろ、いろいろと探りやすくて丁度良いくらいだな)
もしかしたら、今回の証拠となる物も亜空間にある可能性は高いが、その時は適当に捏造すればいいし、悪魔を始末してから取り出しても遅くは無い。
基本的に亜空間はその空間を作り出した悪魔にしか干渉することはできないが、全くやりようが無いというわけでもないのだ。
(さて。とりあえず悪魔のことは放っておいて、まずはフーシルのところにでも行こうかな)
今回のローグランドの件は、今のところ全てシャルエナに任せると決めているため、その後のことは終わってから考えるのでも遅くは無い。
ということで、まずは俺が来るのを心待ちにしているであろうフーシルに会いに行くため、歩く速度を少しだけ早めるのであった。
「ここか」
しばらく歩いて階段を上り、最上階の奥から三番目にある部屋の前で足を止めた俺は、ゆっくりとノックをしてから扉を開ける。
「誰だ。許可もなく部屋に入って来たやつは」
「やぁ、フーシル。久しぶり」
「き、貴様は……」
先ほどまで威厳溢れる声で喋っていたフーシルだったが、俺が不可視化の魔法を解除して姿を見せると、一変して瞳に恐怖を含ませながら震え出す。
「どうした?そんなに震えて。まるで私がお前を虐めたみたいじゃん」
「いや、何故貴様がここに……」
「そこは虐められてませんって即答してほしいところだけど、まぁいいや。私がここに来た理由だったね。お前の出番が来たから会いに来ただけだよ」
「で、出番?」
自分の出番が来たと言われた瞬間、フーシルはあの空間でのことを思い出したのか顎をガタガタ鳴らしながら震え出す。
「何を想像しているのかは知らないけど、そんなに怯えることはないよ。前に、竜帝を復活させるために協力をするって言ったでしょ?だから、ここでお前を殺すことはないから安心しなよ」
「なら、我の出番というのはいったいなんだ」
「簡単なことだよ。お前の協力者であるローグランドが、他国と協定を結んでいる証拠や帝国と戦争をしようとしている証拠を渡して欲しいんだ」
「証拠?それなら、恐らくローグランドの部屋にあると思うが、実際にどこに隠されているのかは我も知らぬ」
「なら、お前はローグランドの部屋に案内してくれるだけでいいよ。あとは自分で探すから」
「わかった」
フーシルはあの時のことがよほどトラウマになっているのか非常に従順で、彼に案内されながら一階の一番大きな部屋に辿り着くと、俺たちはその部屋の中へと入る。
部屋の中は中央に大きな机があり、壁の方には本があまり入っていない本棚、そして反対側には誰も寝ていないベッドが一つ置かれているだけで、とても生活感があるとは言えない殺風景な場所だった。
「この国の王様を名乗ってる割には、ローグランドは一階に自分の部屋を設けているんだね」
「それは我も気になったが、奴はその理由を教えてくれなかったから我も知らぬ。ただ、欲深いあの男が理由も無しにこの場所を自分の部屋にするとは思えぬ。何かしらの理由があるのだろう」
「そうだろうね」
俺はローグランドの性格がどんなものかは知らないが、悪魔が取り憑いているのであれば今の彼はかなり欲深く、そして支配欲がかなり強いはずだ。
そんな彼が意味もなく一階にある部屋を使うはずもないため、一応は警戒しながら周囲から調べて回る。
しかし、予想通り証拠となりそうな物は見つからず、諦めて最後の机の引き出しを閉めようとした時、俺はとある違和感に気が付いた。
「これ、二重底になってるな」
最後の引き出しを開けた時、他の引き出しと同じ大きさであるにも関わらず何故かその引き出しだけが少しだけ重く感じられ詳しく調べてみると、底の部分にフェイク用の板が敷かれており、それをずらしてみると中にはいくつかの書類が入っていた。
「これは、どうやら当たりみたいだね」
その書類に軽く目を通してみると、そこには帝国との戦争に向けて協定を結んだ国や協力関係にある奴隷商人とその組合、他にも帝国内で手を組んでいる冒険者ギルドや家紋についての情報が紙一杯に書かれてあった。
(なるほどね。この貴族たちって、裏でサルマージュと繋がっていたのか。となると、あの時の世界はあの後……ふふ。これは面白いことになって来た。こっちの書類はとりあえず保管だな。今は俺だけが知ってればいいし、上手く使えばもっと面白いことになりそうだ)
手にした書類の中には、過去の人生で起こったイベントに繋がるものもあったが、このイベントが起こるとそれはそれで面白いことになりそうだったので、ひとまずそれに関する資料は俺が保管しておくことにした。
「これが貴様の探していた物か?」
「そう。簡単に見つかってよかったよ。けど、少し気になることもあるんだよね」
「気になることだと?」
「うん。でも、これはお前に関係のないことだから気にしなくていいよ」
「そうか。なら、もう帰るんだよな」
「なに?そんなに帰って欲しいわけ?」
「い、いや、奴がいつ戻ってくるか分からぬし、ここまで隠れて来たのだから、貴様もまだ見つかりたくはないのだろう?我はそれを心配しただけだ」
「ふーん。まぁいいよ。私は欲しい資料が手に入ったし、確かにこれ以上ここにいる必要もないから戻るよ。ご苦労様」
「あ、あぁ」
「それじゃあね~」
俺はフーシルにニッコリと笑いながら手を振ると、転移魔法を使用してその場から姿を消し、次の目的地である人畜無害の幹部のジェリームが居る建物へと転移するのであった。
予定通りアイリスたちと別れてフーシルがいる建物へと転移した俺は、魔力感知で彼の魔力を探しながら、反応があった場所へと向かって歩いていた。
(ふーん。ここがこの国の王城か。案外立派だな)
転移した場所はサルマージュの最奥にある丘の上に建てられた城のような場所で、ここに来る前に一度だけ遠目で確認したが、城と呼ぶにはあまりにも荒れており、その外観は戦争に負けて落とされた廃城のように酷い有様だった。
しかし、意外と中は綺麗なもので、必要最低限の修繕だけはされているのか、特に目立った穴や傷もなく、外観よりも立派な作りをしていた。
(これはローグランドが魔法で直したのかな。確か彼の得意属性は土属性だって父上から聞いたし、可能性としてはありそうだ)
ローグランドは武術と魔法の両方に才能があったと父上からは聞いているが、その中でも一番得意としていたのは土魔法だったそうなので、この城の修繕も彼自身が行なった可能性が高い。
その証拠に、所々にルーゼリア帝国の皇城に似た作りをしている箇所があり、これは内部をよく知る人物にしかできない事だった。
(けど、そうなると不思議なのはローグランドの魔力が感じられないって事なんだよな。魔法の才能があったと言われたくらいなんだから、魔力量もそれなりに多いはずなんだが……どっかに隠れてるのか?)
魔力感知の範囲を城全体や地下にまで広げてみるが、いくつか大きい魔力の反応はあっても、それらしい魔力を見つけることはできなかった。
(ふむ。悪魔が取り憑いてるなら、亜空間にでもいるのか?そうなると今回の悪魔は最低でもSランクの上級悪魔ってことになるけど、本当にそうなら今の彼女じゃ手に負えなくなるな)
亜空間とは、上級以上の悪魔たちが使う収納魔法に似た魔法であり、物や食料、そして自身の体だけであればその空間に身を隠すことができるという魔法だ。
元々悪魔たちは魔界と呼ばれる別世界に存在しており、召喚された場合も核と呼ばれる本体を魔界に残して召喚に応じる。
そのため、悪魔をこっちの世界で倒そうとも核は魔界にあるためすぐに復活してしまうので、実質彼らは不死身に近い存在なのだ。
つまり、以前フィエラが倒したアルバスという上位悪魔も実際は死んでおらず、今頃は魔界で悔しがっているということである。
まぁそんなことはどうでも良くて、つまり何が言いたいのかと言うと、悪魔とは半精神生命体のような存在であり、また彼らは魔界という違う世界に存在しているため、この世界とは違う独自の魔法技術を持っており、その一つが亜空間ということだった。
そして、先ほども説明したが亜空間は収納魔法に近い魔法であるため、別の空間に物や食料を保管することが出来るが、時間魔法の効果はないため空間内の時間を止めることはできない。
ただ、亜空間は厳密に言えば魔界とこちらの世界の通り道に自身だけの空間を作る魔法であるため、こちらの世界に召喚された悪魔であれば、魔界にある核とこちらにある実体の魔力の繋がりを利用し、亜空間を自由に行き来することができるのだ。
(亜空間となると、別次元に入り口があるから魔力感知で追うのは難しいんだよなぁ。んー、まぁいいか。無理に追う必要は無いし、亜空間に居るのなら向こうもこっちの状況を探ることはできない。寧ろ、いろいろと探りやすくて丁度良いくらいだな)
もしかしたら、今回の証拠となる物も亜空間にある可能性は高いが、その時は適当に捏造すればいいし、悪魔を始末してから取り出しても遅くは無い。
基本的に亜空間はその空間を作り出した悪魔にしか干渉することはできないが、全くやりようが無いというわけでもないのだ。
(さて。とりあえず悪魔のことは放っておいて、まずはフーシルのところにでも行こうかな)
今回のローグランドの件は、今のところ全てシャルエナに任せると決めているため、その後のことは終わってから考えるのでも遅くは無い。
ということで、まずは俺が来るのを心待ちにしているであろうフーシルに会いに行くため、歩く速度を少しだけ早めるのであった。
「ここか」
しばらく歩いて階段を上り、最上階の奥から三番目にある部屋の前で足を止めた俺は、ゆっくりとノックをしてから扉を開ける。
「誰だ。許可もなく部屋に入って来たやつは」
「やぁ、フーシル。久しぶり」
「き、貴様は……」
先ほどまで威厳溢れる声で喋っていたフーシルだったが、俺が不可視化の魔法を解除して姿を見せると、一変して瞳に恐怖を含ませながら震え出す。
「どうした?そんなに震えて。まるで私がお前を虐めたみたいじゃん」
「いや、何故貴様がここに……」
「そこは虐められてませんって即答してほしいところだけど、まぁいいや。私がここに来た理由だったね。お前の出番が来たから会いに来ただけだよ」
「で、出番?」
自分の出番が来たと言われた瞬間、フーシルはあの空間でのことを思い出したのか顎をガタガタ鳴らしながら震え出す。
「何を想像しているのかは知らないけど、そんなに怯えることはないよ。前に、竜帝を復活させるために協力をするって言ったでしょ?だから、ここでお前を殺すことはないから安心しなよ」
「なら、我の出番というのはいったいなんだ」
「簡単なことだよ。お前の協力者であるローグランドが、他国と協定を結んでいる証拠や帝国と戦争をしようとしている証拠を渡して欲しいんだ」
「証拠?それなら、恐らくローグランドの部屋にあると思うが、実際にどこに隠されているのかは我も知らぬ」
「なら、お前はローグランドの部屋に案内してくれるだけでいいよ。あとは自分で探すから」
「わかった」
フーシルはあの時のことがよほどトラウマになっているのか非常に従順で、彼に案内されながら一階の一番大きな部屋に辿り着くと、俺たちはその部屋の中へと入る。
部屋の中は中央に大きな机があり、壁の方には本があまり入っていない本棚、そして反対側には誰も寝ていないベッドが一つ置かれているだけで、とても生活感があるとは言えない殺風景な場所だった。
「この国の王様を名乗ってる割には、ローグランドは一階に自分の部屋を設けているんだね」
「それは我も気になったが、奴はその理由を教えてくれなかったから我も知らぬ。ただ、欲深いあの男が理由も無しにこの場所を自分の部屋にするとは思えぬ。何かしらの理由があるのだろう」
「そうだろうね」
俺はローグランドの性格がどんなものかは知らないが、悪魔が取り憑いているのであれば今の彼はかなり欲深く、そして支配欲がかなり強いはずだ。
そんな彼が意味もなく一階にある部屋を使うはずもないため、一応は警戒しながら周囲から調べて回る。
しかし、予想通り証拠となりそうな物は見つからず、諦めて最後の机の引き出しを閉めようとした時、俺はとある違和感に気が付いた。
「これ、二重底になってるな」
最後の引き出しを開けた時、他の引き出しと同じ大きさであるにも関わらず何故かその引き出しだけが少しだけ重く感じられ詳しく調べてみると、底の部分にフェイク用の板が敷かれており、それをずらしてみると中にはいくつかの書類が入っていた。
「これは、どうやら当たりみたいだね」
その書類に軽く目を通してみると、そこには帝国との戦争に向けて協定を結んだ国や協力関係にある奴隷商人とその組合、他にも帝国内で手を組んでいる冒険者ギルドや家紋についての情報が紙一杯に書かれてあった。
(なるほどね。この貴族たちって、裏でサルマージュと繋がっていたのか。となると、あの時の世界はあの後……ふふ。これは面白いことになって来た。こっちの書類はとりあえず保管だな。今は俺だけが知ってればいいし、上手く使えばもっと面白いことになりそうだ)
手にした書類の中には、過去の人生で起こったイベントに繋がるものもあったが、このイベントが起こるとそれはそれで面白いことになりそうだったので、ひとまずそれに関する資料は俺が保管しておくことにした。
「これが貴様の探していた物か?」
「そう。簡単に見つかってよかったよ。けど、少し気になることもあるんだよね」
「気になることだと?」
「うん。でも、これはお前に関係のないことだから気にしなくていいよ」
「そうか。なら、もう帰るんだよな」
「なに?そんなに帰って欲しいわけ?」
「い、いや、奴がいつ戻ってくるか分からぬし、ここまで隠れて来たのだから、貴様もまだ見つかりたくはないのだろう?我はそれを心配しただけだ」
「ふーん。まぁいいよ。私は欲しい資料が手に入ったし、確かにこれ以上ここにいる必要もないから戻るよ。ご苦労様」
「あ、あぁ」
「それじゃあね~」
俺はフーシルにニッコリと笑いながら手を振ると、転移魔法を使用してその場から姿を消し、次の目的地である人畜無害の幹部のジェリームが居る建物へと転移するのであった。
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