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国落とし編

派手に最短に

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 ソニアと別れた後、フィエラは1人で西側の入り口へとやって来て、少し離れたところから見張りをしている3人の男たちを眺めながら悩んでいた。

(ん。どうしよう。合図は派手にって言われたけど、どうやって派手にやろうかな)

 と言っても、彼女が悩んでいたのは相手が強いからではなく、アセントに言われた「派手に合図を」という言葉にどうやって応えようかというものだった。

(私にはソニアのような魔法攻撃はできないし、んー………決めた)

 どうやって派手な合図を送るか決めたフィエラは、自身に身体強化を纏わせると、一瞬でその場から姿を消した。




「あぁ~、暇だなぁ」

「そんなこと言うなよ。暇を自覚したら余計に暇になるだろう?」

「まぁ、敵が攻めて来て忙しいよりはいいだろう」

 西の入り口で見張りをしている盗賊たちは、この村を襲ってから数日が経っても誰も攻めてこないことから、すっかり緊張感が無くなっていた。

「はぁ、俺も早く中で休めるような立場になりたいぜ」

「ははは。なら、もっと手柄を立てて頭にみとめてもらわねぇとな」

「だな。今度他の奴らにも声を掛けて、俺たちだけで村でも襲撃してみるか?」

「あはは!そりゃあいいな!だったら……ごぴゃ!?」

 男たちは楽しそうに談笑をしていたが、右端にいた男が何かを言おうとした瞬間、まるで最初からその場にいなかったかのように一瞬で姿が消えると、後ろで何かが壊れるような音が連続で聞こえた。

「ん。よく飛んだ。あれならソーニャたちのいる反対側まで飛んだはず」

「……は?」

 男は状況がよく分からないまま後ろに目を向けると、村の中に見えるいくつかの建物は壁に穴が開き、その穴の方向に向かって血の跡が一直線に伸びていた。

 そして、その線を辿って横に目を向けてみれば、金色のオーラを右手に纏わせ、茶色い髪に犬耳の美少女が血の跡が続く方向をじっと眺めている。

「お、お前は誰だ?」

「ん?私はラフィ。あなたたち盗賊を討伐しに来た冒険者」

「俺たちを討伐だと?というか、さっき何をした。俺たちの仲間はいったい……」

「殴って飛ばしただけ」

「殴った?」

 物理攻撃しか持たないフィエラが考えた派手な合図とは非常に単純なもので、力一杯に殴った男を反対側まで吹き飛ばすという彼女らしい力技だった。

 まず、身体強化で隠れていた場所から一瞬で移動したフィエラは、適当に選んだ男に足払いを掛け、体勢が崩れたところを蹴り上げて体を宙に浮かせると、闘気と身体強化を纏わせた拳で全力で殴った。

 殴り飛ばすまでに至った時間は僅か2秒と非常に短く、近くにいた他の仲間たちもあまりにも早すぎる出来事だったため、すぐに理解することができなかったのだ。

 そして、殴り飛ばされた男についてだが、すでにルイスと同じく化け物の領域に踏み込んでいるフィエラが全力で殴ったため、殴られた頭は一瞬で弾け飛び、残念ながら助かる余地無くして即死した。

「ん。無事に向こうまで届いたみたい」

 すると、少しして東側からも戦闘音が聞こえ始めるが、どうやら死体は途中で空中分解せずにアセントたちのいる場所まで無事に届いたようだった。

「あなたたちは邪魔だから、もう死んでいい」

 届かなかった時のためにあと2人を残しておいたが、1人目で無事に届いたことを確認したフィエラは、部分獣化をさせた手で手刀を放つと、ゴトリと二つの頭が地面へと落ちる。

「次」

 それからフィエラは、特に感情を見せることなく作業のように村の中にいる盗賊たちを始末していくが、その姿はまるで武神のようで、誰一人として彼女に触れることすらできないのであった。




「はぁ…はぁ…くそっ!何なんだあいつは!!」

 フィエラたちが襲撃してからしばらく経った頃、一人の男が暗い地下通路を走っていた。

「まさか頭までやられちまうとは!他の冒険者たちもやばかったが、あの獣人は別格だ。頭が一瞬で殺られちまうなんて……」

 フィエラが見張りを倒したあと、東側からはアセントとリックたちが攻め込んだが、全く警戒していなかった盗賊たちはあっという間に制圧されてしまった。

 その中でも特に凄かったのがリックたちのパーティーで、リックの巧みな剣術と冷静な指示にフォールの大きな盾を使った防御力と仲間の隙をカバーする空間把握能力、そしてソーニャの優れた魔法攻撃に適格な状況でバフと回復魔法を掛けるメイルの連携はまさに隙が無く、若いながらも経験から裏付けされたその戦闘技術は、一緒に行動していたアセントたちですら驚愕させられた。

 そして、誰一人としてフィエラたちの勢いを止めることができないまま盗賊の頭がいる中央まで攻め込まれると、フィエラの容赦のない一撃により頭は瞬殺され、隠れていた部下の一人は勝てないことを理解すると隠し通路を使ってその場から逃走したのだ。

「俺はこんなところで死ぬようなちっぽけな人間じゃねぇんだ!!絶対に、絶対に生き残ってやる!」

 男はその後、万が一のために作っておいた地下通路を通ってフィエラたちのいた村から逃げ切ると、そのまま森の中へと姿を消していく。

「よかった。一人だけ逃げて来たわね。あたしの出番は無いのかと思ったじゃない。さぁ、あたしのカラスたち。行っておいで」

 しかし、男は逃げることに必死だったからか最後まで自身を追いかけてくるカラスたちに気づくことはなく、結局、それが彼の生死を分けることになるのであった。




 一方。フィエラたちから遅れて洞窟へとやって来たカマエルたちは、盗賊とは別の理由で疲れていた。

「なぁ、今度俺たちと一緒に町に出かけないか?何でも買ってやるぜ!」

「そうそう!何ならオシャレなレストランにも連れて行ってやるよ!」

「その他にも楽しいことをいっぱい教えてやるからさ!!」

『………』

 その理由はカマエルたちと一緒にいる一部のパーティーメンバーせいであり、カマエルたちを除いて9人のメンバーがこの場にいる訳だが、そのうち女性は僅か2人のみで、他7人が男という構成になっていた。

 そんなところにシュヴィーナやセフィリアのような美少女が入れば、節操の無い男たちが群がってくるのもある意味当然であり、そんな男を見て同じパーティーの女性たちが不機嫌になるのもまた当然の結果であった。

(はぁ。報酬について揉めてた時から嫌な予感はしてたけど、本当に頭の悪い連中じゃん)

 これから盗賊たちと戦闘をするというにも関わらず、男たちはシュヴィーナたちの気を引こうと声を掛けることに必死になっているが、当のシュヴィーナたちは無視をしており、ギルドを出てから一言も喋ることはなかった。

(確か彼らはCランクのパーティーだっけ。もう一つのパーティーはBランクだからかちゃんと周囲を警戒しているようだけど、こっちは話にならないね。ナンパなら町でやって欲しいよ)

 そんなギスギスとした空気を作り出しているのは報酬を活躍で決めようと言っていたパーティーの連中で、もう一つのパーティーはBランクだからかこんな状況でもしっかりと周囲の警戒をしている。

「着いたぞ」

 しばらくして盗賊たちが拠点としている洞窟の近くに辿り着いたカマエルたちは、今回の総リーダーであるイップソンが手で止まるようジェスチャーをすると、全員がその場で足を止めた。

「ふむ。見張りは2人と少ないが、見た感じそこそこの手練れのようだな」

「そうだね。前回の失敗があるからか、警戒心も高いようだ。どうする?」

「うーむ。レハムー、確か前情報ではここには抜け道は無いと言っていたな」

「うん。ギルドで受付の女性がそう話していたよ」

「なら、入り口はあそこしか無いわけか」

 イップソンはここに来るまでの間、何度かカマエルと個人的に話すことがあり、その中で彼が冷静に状況を見る力や分析能力に長けていることを見抜き、今回もカマエルに意見を聞いていたのだ。

「正面から入るにしても、両方をほぼ同時に仕留めないと、中に僕たちのことがバレちゃうよ?」

「そうだな。俺の仲間に弓が得意な奴が1人いる。お前の仲間も弓使いがいたよな?2人で1人ずつ殺ってもらうのはどうだ」

「僕はそれでも構わないけど、本人にも聞いてみないとね。どうだい、ヴィシェ。やれる?」

「問題ないわ」

「だって。ならそれで……」

「おいおいおい。ちょっと待てよ」

 シュヴィーナが同意したことで作戦が決まりそうになった時、これまでずっと黙っていた目つきの悪い金髪の男がそう言うと、何故かシュヴィーナを隠すように前に出る。

「女の子に人を殺させる気か?そんなの男らしくないぜ」

「そうだそうだ。ここは俺たち男が実力を見せるべき時だろう」

 その男たちはここに来るまでの間、ずっとシュヴィーナとセフィリアを口説いていたCランクの冒険者たちで、彼女たちに良いところでも見せたいのか自信満々にそんな事を言う。

「実力を見せる……ね。君たちは弓が使えるのかい?」

「はっ!弓なんて使ってこそこそやるより、男らしく正面から行くべきだろう!」

「そうだそうだ!男なら隠れて攻撃するんじゃなく、カッコよくスマートに正面から戦うべきだ!」

「そう言えば、お前は自己紹介の時に短剣が得意とか言ってたな。つまり、隠れて後ろから相手を殺すってことか?情けないねぇ。俺だったら正面から剣でやり合うぜ!その方が男らしいからな!」

 男たちはカマエルを馬鹿にするような発言をしながらも、チラチラとシュヴィーナたちの事を見ながら「男らしい」という言葉を強調して何故か胸を張る。

(アホらしい。人を殺すのに男らしいとかカッコいいとか無いだろ。人殺しは人殺しだし、確実に殺さなければ殺されるのは自分だっていうのに)

 男たちのあまりにも的外れな言葉を聞いた瞬間、これまで様々なことで頭を悩ませていたカマエルの頭が一気に冷め、暗殺者らしい冷酷な思考へと切り替わる。

「なら、君たちが最初に行ってみるかい?」

「お、おいレハムー、何を……」

「ごめんイップソン。少し黙っててくれるかな」

「っ……。わかった」

 イップソンは突然カマエルが言い出したことに驚き止めようとするが、彼に向けられた笑顔に謎の恐怖を感じた彼は、カマエルの言葉に従うことしかできなかった。

「君たちがそこまで言うなら、是非とも男らしい戦闘というものを見せて欲しいね。仮に君たちだけでこの中にいる盗賊たちを制圧できたら、彼女たちに頼んで一日だけデートをさせてあげるよ」

「なに?!その言葉は本当だろうな!」

「うん、もちろん。まぁ、制圧できたらだけどね」

「はは!問題ねぇ!俺たちだけでこの中にいる盗賊たちを皆殺しにしてやるぜ!行くぞお前ら!」

 3人の男たちはそう言うと、不機嫌な様子の女性2人を連れて草むらから飛び出し、正面から盗賊の見張りたちに突っ込んでいく。

 そして、人数差もあってかすぐに見張りの男2人を倒すと、彼らは特に警戒した様子もなく洞窟の中へと入って行った。

「レハムー。本当に良かったのか?」

「問題ないよ。イップソンもわかると思うけど、彼らだけじゃこの中にいる盗賊たちを討伐することはできない。それに、盗賊たちに僕たちの襲撃がバレたところで問題ないよ。抜け道がないのなら、正面から僕たちと戦うしかない訳だけど、戦う選択をした時点で奴らに助かる余地なんて無いさ」

「だが、万が一ということも……」

「あり得ない。だって、僕がそれを許さないからね。殺すと決めたら必ず殺す。例え腕が無くなり、足が無くなろうとも、口で短剣を咥え、歯で相手を噛み殺す。僕は……殺すと決めたら絶対に殺すんだ」

「お前……」

 カマエルの並々ならぬ他者への殺意に恐怖したイップソンは、それ以上は何も言うことができず、彼から目を背けて洞窟の方を見ることしかできなかった。

 それからしばらくして、中から男の悲鳴が複数聞こえると、ようやくカマエルたちが立ち上がり洞窟へと向かって歩き出す。

「さて、殺しの時間だ。サクッと依頼を達成するとしようか」

 どこからか取り出した短剣を両手に握ったカマエルは、まるで殺しを楽しむかのようにニヤリと笑うと、足音を消し、気配を消し、殺意すら消してこの世から姿が消えたかのように存在感を消した。

 それからは本当にあっという間で、中にいた19人の盗賊たちはカマエルの短剣によって首を切り裂かれ、シュヴィーナの放った矢に射抜かれて次々と命を刈り取られていく。

 イップソンたちもセフィリアにバフを掛けてもらい何人かの盗賊たちを始末したが、ほとんどがカマエルとシュヴィーナの2人によって始末されることとなった。

「ふぅ。僕たちが一番活躍したし、報酬は僕たちが一番多く貰えそうだね」

「均等に分けても良かったけれど、これはこれで取り分が多くなるから良かったわね」

「そうですね。あそこに転がっている方々に感謝しなければいけないかもしれません」

 カマエルたちはお金にそこまでの執着は無かったため、最初は均等に分けようと思っていた。

 しかし、Cランク冒険者たちは自分たちの取り分を多くしたかったのか、彼らが活躍度による分配制にしたため、結果的にカマエルたちが一番多く報酬を貰うことが決まった。

 なお、最初に突撃したCランクの冒険者たちは盗賊たちが仕掛けた罠に嵌り、誰一人殺すことができなかっただけでなく、毒矢に刺されて瀕死の状態となっていた。

 そんな彼らを見たシュヴィーナはこのまま置いていこうと提案するが、さすがにイップソンがそれは良くないと止めたため、セフィリアが回復魔法を使って治すことになった。

 その後、助けられたにも関わらず文句を言ったり言い訳が多い男たちにイラついたシュヴィーナは、ドーナに頼んで男たちの口と手足を蔓で縛ると、イップソンたちに頼んで引き摺らせ、そのままアルフィスの町へと戻るのであった。





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