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冒険編
偵察
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シュヴィーナの家に泊めてもらってから三日が経ち、俺たちがいよいよヒュドラの封印されている場所へと偵察しに行く日になった。
未だケイリーの方から討伐する許可は降りていないが、ヒュドラの方もまだ復活したわけではないので、もうしばらくは静観するつもりでいる。
「こんなに決めるのが遅くて大丈夫なのかね」
「ん。復活してから慌てても遅いのに」
「仕方ないわよ。ケイリーさんが説得してくれているみたいだけど、他の頭の硬いエルフたちはプライドが高いから人間のあなたに任せたくないのよ」
シュヴィーナの言う通り、ケイリーはこの三日間いろいろと頑張って動いてくれているようだが、他の老人エルフたちが自分の国のことは自分で守るとか言ってなかなか認めないそうだ。
「自分たちで守るとか言ってるけど、実際に守る術はあるんだか。…まぁいいや。復活したらしたで勝手に戦わせてもらおう」
「ん。それがいい」
話しながらも偵察に行くための準備を済ませた俺たちは、フィエラがマジックバッグを持ち、シュヴィーナは銀色の弓を肩にかけて家を出ようとする。
「てか、シュヴィーナも本当に来るのか?お前はセシルさんたちといてもいいんだぞ」
「別にいいわ。私も自分の国のために何かしたいのよ。それに、今さら仲間外れなんて寂しいじゃない」
「そうか。んじゃ、行きますか」
結局いつもの3人で偵察へと行く事になった俺たちは、セシルに軽く挨拶を済ませると、南区画を目指して移動するのであった。
南区画の門から外に出た俺たちは、さらに南に向かって森の中を進んで行くが、森はとても平和で、鳥の鳴き声がよく聞こえてくる。
「随分と平和なんだな」
「この森は世界樹の加護があるから魔物はいないのよ。それに植物への栄養が豊富だから、その植物から多く栄養を貰っている動物たちもすごく立派で、私たちはそんな動物を狩ったり果物を森から恵んでもらって生活しているの」
「そうなんだな」
確かにシュヴィーナの言う通り、普通に生えている樹も他の国で見たものより明らかに太く、この森が栄養豊富なことは良く伝わってくる。
それからゆっくり森中を進んで行くと、少しずつ森の雰囲気が変わり始める。
「静かになった」
「あぁ。鳥の鳴き声も止んだな」
フィエラの言う通り、先ほどまで聞こえていた鳥の鳴き声も葉が擦れる音も聞こえなくなり、逆に恐ろしさを感じさせるほどに静まり返る。
「これは…」
俺たちはあたりを警戒しながらゆっくり進んで行くと、視界に映ったのは葉が全て落ちた樹や細く朽ち果てた樹ばかりになる。
また、先ほどまで青かった空は紫色の霧のようなもので覆われており、大地も草や花が腐って酷い有り様だった。
「なんてことなの」
「おそらくヒュドラの封印が解けて出てきた毒によるものだな」
「どうする?」
「少し待て」
俺は周囲の状況を確認したあと、探索魔法を使ってヒュドラが封印されている場所がどこかを探っていくと、この毒の霧の中心にそれらしい反応を見つけることができた。
「見つけた。フィエラたちは周囲を見て回ってくれ。もしかしたら魔族がいるかもしれないが、見つけた場合は深追いをするな」
「わかった」
「了解よ」
フィエラとシュヴィーナがそれぞれ森の中に入っていくのを確認したあと、俺は自身の体を結界魔法で覆い、ゆっくりと霧の中へと足を踏み入れる。
「視界が悪いな。てか、この霧に触れたらどうなるんだ?」
紫色の霧で覆われた視界の中、俺は興味本位で結界の向こうに左腕を出してみると、霧に触れた部分から肉が腐って溶け落ち、骨もプスプスと音を立てながら蒸発し始めた。
「ふむ。かなりの猛毒のようだな。肉が直ぐに腐ったか」
すっかり腐り果てた左腕に回復魔法をかけながら、俺はさらに霧の中心地へと向かって進んで行く。
「これだな」
そして、そこには不自然に小山となった大地と、石で作られた石碑のような物だけが立っていた。
石碑が立っている小山は一番毒の影響を受けているせいか、土までもが腐り毒沼となっており、石碑自体も封印の効力が弱まっているせいかあちこち罅が入っている。
俺は飛行魔法で毒沼に触れないよう石碑に近づくと、その石碑を崩さないよう気をつけながら触り、石碑に込められた魔力の波長を読み取っていく。
(かけられている封印魔法自体はかなり強力だったみたいだな。けど、1400年という長い年月で封印が緩んだのか)
どうやらこの石碑に施された封印魔法はかなり強力なもののようだが、それでも永久に持続させる事は出来なかったようで、年月の経過で徐々に封印が弱まったようだ。
それでも、あと数十年はこの状態が続くだけの魔力は残っているようなので、やはり過去でヒュドラが復活したのは魔族が何かをしたからだろう。
「よし。こっちの状況は把握した。フィエラたちと合流するか…ん?」
ヒュドラの封印場所の調査を終えた俺は、フィエラたちのもとへ戻ろうと後ろを振り向いた時、上空から何かに見られているような気がしたので風魔法で霧を吹き飛ばした。
「あれは…」
そこには真っ黒な鳥が一羽だけ不自然に空を旋回しており、その鳥がこちらの様子を窺っているのは明らかだった。
「ふむ…まぁ放置でいいか」
あの鳥をどうするかしばらく考えた結果、今回は敢えて何もせず、敵にも情報を与える事にした。
別にあれを消してしまっても良かったのだが、敵が俺の予想通りの能力を持っているのなら、おそらく今からあの鳥を消したとしても既に敵にここの位置がバレているだろう。
それに、こちらの情報を無闇に与える必要も無いだろうし、何より敵がここの封印を解いてくれた方が、エルフの連中も俺らにヒュドラを任せやすくなるはずだ。
「これから忙しくなりそうだ」
俺はもう直ぐ戦えるであろうヒュドラの事を考えながら、まずはフィエラたちと合流するため彼女たちが待っている場所へと戻るのであった。
毒の霧を抜けて戻ってくると、樹を背にしながら座っていたフィエラが俺に気がついて駆け寄ってくる。
「おかえり。どうだった?」
「ただいま。こっちは封印場所を見つけたよ。ただ周囲が毒沼になっていたから、今のままじゃお前らは近づかないかもな」
「なるほど。腕、どうしたの?」
フィエラは肘から先の袖が無くなった左腕を指差しながら、俺に何があったのか尋ねてくる。
「これか?毒の霧に触れたらどうなるのか試しただけだ。この霧もかなりの猛毒だから触らない方がいいぞ。触れたところが腐る」
「まさか自ら試したの?」
「当たり前だろ。戦う時に何も対策をせずにあの霧に触れたらそれだけで死ぬんだぞ。どんな情報でも必要だろ?」
遅れてやってきたシュヴィーナは、呆れたような理解できないといったような表情でこちらを見てくるが、俺がこういう人間である事はそこそこ長い付き合いで分かっているのか、それ以上は何も言わなかった。
「お前たちはどうだった?」
「ん。どういう訳か分からないけど、この霧は自然の風に影響されないみたい。あと少しずつ範囲を広げてる」
「おそらくだけど、この毒の霧自体がヒュドラの種族魔法なんだと思うわ。だから風の影響は受けないけど、まだ復活もしていないから時間の経過で効果範囲を広げているんだと思う」
「その考えには同感だな。種族魔法でもない限りこんな事は出来ないだろう」
シュヴィーナの言う通りこの霧をヒュドラ自身が出している場合、これ自体がやつ種族魔法である可能性が高い。
「あとは、森の中で変な鳥が私たちを見ていた」
「それは俺の方でも確認している。多分それは魔族がこの森全体に放っている監視用の使い魔だ」
どうやらフィエラたちの方でも別の黒い鳥を確認していたらしく、俺はそれが魔族側の使い魔である事を説明する。
「魔族の使い魔?という事は…」
「あぁ。もう直ぐやつらが動くぞ」
「なら、しっかり準備をしないとだめね」
「ん。初めての魔族。念入りに準備しよう」
その後、他に魔族の手がかりになりそうなものがないか周囲をもう一度確認するが、これといって情報はなかったので、俺たちはエルフの国へと戻るのであった。
未だケイリーの方から討伐する許可は降りていないが、ヒュドラの方もまだ復活したわけではないので、もうしばらくは静観するつもりでいる。
「こんなに決めるのが遅くて大丈夫なのかね」
「ん。復活してから慌てても遅いのに」
「仕方ないわよ。ケイリーさんが説得してくれているみたいだけど、他の頭の硬いエルフたちはプライドが高いから人間のあなたに任せたくないのよ」
シュヴィーナの言う通り、ケイリーはこの三日間いろいろと頑張って動いてくれているようだが、他の老人エルフたちが自分の国のことは自分で守るとか言ってなかなか認めないそうだ。
「自分たちで守るとか言ってるけど、実際に守る術はあるんだか。…まぁいいや。復活したらしたで勝手に戦わせてもらおう」
「ん。それがいい」
話しながらも偵察に行くための準備を済ませた俺たちは、フィエラがマジックバッグを持ち、シュヴィーナは銀色の弓を肩にかけて家を出ようとする。
「てか、シュヴィーナも本当に来るのか?お前はセシルさんたちといてもいいんだぞ」
「別にいいわ。私も自分の国のために何かしたいのよ。それに、今さら仲間外れなんて寂しいじゃない」
「そうか。んじゃ、行きますか」
結局いつもの3人で偵察へと行く事になった俺たちは、セシルに軽く挨拶を済ませると、南区画を目指して移動するのであった。
南区画の門から外に出た俺たちは、さらに南に向かって森の中を進んで行くが、森はとても平和で、鳥の鳴き声がよく聞こえてくる。
「随分と平和なんだな」
「この森は世界樹の加護があるから魔物はいないのよ。それに植物への栄養が豊富だから、その植物から多く栄養を貰っている動物たちもすごく立派で、私たちはそんな動物を狩ったり果物を森から恵んでもらって生活しているの」
「そうなんだな」
確かにシュヴィーナの言う通り、普通に生えている樹も他の国で見たものより明らかに太く、この森が栄養豊富なことは良く伝わってくる。
それからゆっくり森中を進んで行くと、少しずつ森の雰囲気が変わり始める。
「静かになった」
「あぁ。鳥の鳴き声も止んだな」
フィエラの言う通り、先ほどまで聞こえていた鳥の鳴き声も葉が擦れる音も聞こえなくなり、逆に恐ろしさを感じさせるほどに静まり返る。
「これは…」
俺たちはあたりを警戒しながらゆっくり進んで行くと、視界に映ったのは葉が全て落ちた樹や細く朽ち果てた樹ばかりになる。
また、先ほどまで青かった空は紫色の霧のようなもので覆われており、大地も草や花が腐って酷い有り様だった。
「なんてことなの」
「おそらくヒュドラの封印が解けて出てきた毒によるものだな」
「どうする?」
「少し待て」
俺は周囲の状況を確認したあと、探索魔法を使ってヒュドラが封印されている場所がどこかを探っていくと、この毒の霧の中心にそれらしい反応を見つけることができた。
「見つけた。フィエラたちは周囲を見て回ってくれ。もしかしたら魔族がいるかもしれないが、見つけた場合は深追いをするな」
「わかった」
「了解よ」
フィエラとシュヴィーナがそれぞれ森の中に入っていくのを確認したあと、俺は自身の体を結界魔法で覆い、ゆっくりと霧の中へと足を踏み入れる。
「視界が悪いな。てか、この霧に触れたらどうなるんだ?」
紫色の霧で覆われた視界の中、俺は興味本位で結界の向こうに左腕を出してみると、霧に触れた部分から肉が腐って溶け落ち、骨もプスプスと音を立てながら蒸発し始めた。
「ふむ。かなりの猛毒のようだな。肉が直ぐに腐ったか」
すっかり腐り果てた左腕に回復魔法をかけながら、俺はさらに霧の中心地へと向かって進んで行く。
「これだな」
そして、そこには不自然に小山となった大地と、石で作られた石碑のような物だけが立っていた。
石碑が立っている小山は一番毒の影響を受けているせいか、土までもが腐り毒沼となっており、石碑自体も封印の効力が弱まっているせいかあちこち罅が入っている。
俺は飛行魔法で毒沼に触れないよう石碑に近づくと、その石碑を崩さないよう気をつけながら触り、石碑に込められた魔力の波長を読み取っていく。
(かけられている封印魔法自体はかなり強力だったみたいだな。けど、1400年という長い年月で封印が緩んだのか)
どうやらこの石碑に施された封印魔法はかなり強力なもののようだが、それでも永久に持続させる事は出来なかったようで、年月の経過で徐々に封印が弱まったようだ。
それでも、あと数十年はこの状態が続くだけの魔力は残っているようなので、やはり過去でヒュドラが復活したのは魔族が何かをしたからだろう。
「よし。こっちの状況は把握した。フィエラたちと合流するか…ん?」
ヒュドラの封印場所の調査を終えた俺は、フィエラたちのもとへ戻ろうと後ろを振り向いた時、上空から何かに見られているような気がしたので風魔法で霧を吹き飛ばした。
「あれは…」
そこには真っ黒な鳥が一羽だけ不自然に空を旋回しており、その鳥がこちらの様子を窺っているのは明らかだった。
「ふむ…まぁ放置でいいか」
あの鳥をどうするかしばらく考えた結果、今回は敢えて何もせず、敵にも情報を与える事にした。
別にあれを消してしまっても良かったのだが、敵が俺の予想通りの能力を持っているのなら、おそらく今からあの鳥を消したとしても既に敵にここの位置がバレているだろう。
それに、こちらの情報を無闇に与える必要も無いだろうし、何より敵がここの封印を解いてくれた方が、エルフの連中も俺らにヒュドラを任せやすくなるはずだ。
「これから忙しくなりそうだ」
俺はもう直ぐ戦えるであろうヒュドラの事を考えながら、まずはフィエラたちと合流するため彼女たちが待っている場所へと戻るのであった。
毒の霧を抜けて戻ってくると、樹を背にしながら座っていたフィエラが俺に気がついて駆け寄ってくる。
「おかえり。どうだった?」
「ただいま。こっちは封印場所を見つけたよ。ただ周囲が毒沼になっていたから、今のままじゃお前らは近づかないかもな」
「なるほど。腕、どうしたの?」
フィエラは肘から先の袖が無くなった左腕を指差しながら、俺に何があったのか尋ねてくる。
「これか?毒の霧に触れたらどうなるのか試しただけだ。この霧もかなりの猛毒だから触らない方がいいぞ。触れたところが腐る」
「まさか自ら試したの?」
「当たり前だろ。戦う時に何も対策をせずにあの霧に触れたらそれだけで死ぬんだぞ。どんな情報でも必要だろ?」
遅れてやってきたシュヴィーナは、呆れたような理解できないといったような表情でこちらを見てくるが、俺がこういう人間である事はそこそこ長い付き合いで分かっているのか、それ以上は何も言わなかった。
「お前たちはどうだった?」
「ん。どういう訳か分からないけど、この霧は自然の風に影響されないみたい。あと少しずつ範囲を広げてる」
「おそらくだけど、この毒の霧自体がヒュドラの種族魔法なんだと思うわ。だから風の影響は受けないけど、まだ復活もしていないから時間の経過で効果範囲を広げているんだと思う」
「その考えには同感だな。種族魔法でもない限りこんな事は出来ないだろう」
シュヴィーナの言う通りこの霧をヒュドラ自身が出している場合、これ自体がやつ種族魔法である可能性が高い。
「あとは、森の中で変な鳥が私たちを見ていた」
「それは俺の方でも確認している。多分それは魔族がこの森全体に放っている監視用の使い魔だ」
どうやらフィエラたちの方でも別の黒い鳥を確認していたらしく、俺はそれが魔族側の使い魔である事を説明する。
「魔族の使い魔?という事は…」
「あぁ。もう直ぐやつらが動くぞ」
「なら、しっかり準備をしないとだめね」
「ん。初めての魔族。念入りに準備しよう」
その後、他に魔族の手がかりになりそうなものがないか周囲をもう一度確認するが、これといって情報はなかったので、俺たちはエルフの国へと戻るのであった。
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