65 / 233
冒険編
覚悟の違い
しおりを挟む
ダンジョンに使われている空間拡張の分析を終えた俺がフィエラのもとに戻ってくると、見たことのあるやつが彼女の近くに座っていた。
「何でこいつがいるんだ」
「そこで拾った」
「遅かったわね。どこに行っていたのかしら?」
フィエラの隣に座っていたのは、何故か当たり前のように堂々としているシュヴィーナがおり、俺が戻ってくるなり当然のように声をかけてくる。
「どこで拾った?」
「休んでたら牛から逃げてるのを見つけた」
「逃げてたんじゃないわ。あれはああいう作戦だったのよ」
「作戦?誰かとパーティーを組んでいたのか?」
「……」
「ぼっちエルフかよ」
「ぼ、ぼっちじゃないもん!」
てっきり誰かとパーティーを組んでダンジョンに挑んでいるのかと思えば、まさかのソロ攻略だったようだ。
「ちゃんと友達がいるわ!ほら!」
シュヴィーナはそういうと、手のひらに魔力を集めていく。
すると、集められた魔力が少しずつ形になっていき、手のひらサイズの人の形をしたものが現れる。
「精霊か」
精霊とは、自然界を守護する存在であり、エルフ族だけが唯一契約する事のできるもので、彼らと契約すると精霊魔法という特殊な魔法が使えるようになる。
精霊魔法とは、魔法が自身の魔力を使って魔法を発動するのに対し、精霊魔法は精霊に魔力を送り、その魔力によって精霊が魔法を行使する。
精霊魔法は通常の魔法に比べてワンテンポ発動が遅くなるが、その分精霊魔法は自然に直接干渉することができる。
例えば、俺たちが使う魔法は魔力にイメージを持たせることで火や水を作り出すが、精霊魔法は火や水を作るのに加え、焚き火や空から降る雨にも干渉することができる。
そうすることで、火をさらに激しく燃やして炎にすることもできるし、雨の雫を槍の形にして攻撃することもできる。
これは精霊が自然の守護者であり、自然との親和性が高いからこそできる技なのだ。
「この子が私の友達。植物の精霊ドライアドのドーナよ」
シュヴィーナがドーナを紹介すると、彼女は手の上でくるりと周り、そのあとぺこらと頭を下げた。
「お前より賢そうだな」
「あなた失礼ね。と言いたいところだけど、確かにこの子は私より賢いのよね」
「それはそうだろ。精霊の方が長生きしてるんだから」
精霊に寿命という概念はなく、自然がある限り精霊たちは存在し続ける。
そのため、ドーナがシュヴィーナよりも賢いのも当たり前なのだ。
そして、ダンジョンがいつから存在しているのか知っている可能性のある例外がこの精霊たちで、ドーナは中級の精霊なので喋れないようだが、上級以上になると話せる精霊もいるため聞けば教えてくれる可能性もある。
(まぁ。上級精霊なんて滅多に会えないんだけどな)
俺が精霊について考えながら指先でドーナを撫でていると、シュヴィーナが俺に改めて話しかけてくる。
「それで?あなたはフィエラを置いてまでどこに行っていたのよ」
「ちょっとこのフロアの壁まで行って来た」
「壁?え、ここ壁なんてあるの?」
「そりゃあるだろ。ダンジョンの中なんだし」
「そ、それもそうね。でも…」
シュヴィーナは少し困惑した様子で言葉を詰まらせるが、彼女がこんな反応をするのも無理はない。
このダンジョンは各階層がかなり広いので、彼女がここをダンジョン内であることを忘れ、壁があることすら気にしなくなるのも当然と言えた。
「まぁ、俺のことはいいさ。それより、俺たちはもう行くからな」
「またね、シュヴィ」
これ以上話すことも無かったため、俺たちはダンジョンの攻略を再開しようとしたのだが、何故かシュヴィーナに手首を掴まれて動けなかった。
「なんだ?まだ何かようか?」
「あ、あのね?お願いがあるのだけど…」
シュヴィーナはそう言って、何故か恥ずかしそうに自身の太ももを擦り合わせながら、長い耳をピクピクと動かす。
「言いたいことがあるなら早く頼む」
「その…わ、私も!一緒に連れて行って欲しいの!」
「無理」
俺がシュヴィーナのお願いを即答で断ると、彼女は呆気に取られて綺麗な顔をアホみたいな表情に変える。
「な、なんでよ!」
「俺らにお前を連れていくメリットが無いじゃん」
「そ…れは。でも、あなたたちもここに挑んでるってことはCランクよね?みんなで力を合わせて高ランク冒険者を目指しましょうよ!」
「あぁ。そういえば言ってなかったな」
俺は彼女に自身のランクを伝えていなかったことを思い出すと、懐からギルドカードを出して見せてやる。
「うそ。Sランク?」
「ちなみに、フィエラもだからな」
「ん」
フィエラもシュヴィーナにギルドカードを見せると、彼女はまた驚いた顔で言葉をなくす。
「これで分かっただろ?俺たちにお前を連れていく意味はない。むしろ邪魔だな」
容赦なく切り捨てられた俺の言葉に、さすがのシュヴィーナも傷ついたのか泣きそうな顔でフィエラに追い縋る。
「フィエラ…」
「ごめん、シュヴィ。あなたの事は嫌いじゃないけど、エルが決めたなら私には何も言えない」
「うぅ…」
頼みの綱だったフィエラにもどうにも出来ないと言われ、ついにシュヴィーナは泣いてしまった。
何故ここまで俺たちと一緒に行動することに拘るのか理由が気になった俺は、取り敢えず座って話を聞いてみる事にした。
「なぁ。なんでそんなに俺たちと一緒に行きたいんだ?」
「それは…私、ずっと歳が近い友達が欲しくて、冒険者になれば仲間や友達ができると思ったの。
でも、ドーナが人嫌いだからなかなかパーティーを組めなかったし、組もうと言ってくる人も下心が見え見えで気持ち悪くて。
もうダメかもしれないって思っていた時、あなた達に出会ったの。フィエラは優しいし、あなたは態度は悪いけど性格は悪いやつじゃないしドーナも懐いてる。だからこのチャンスを逃したくないと思って…」
「なるほどな」
彼女の思いは、長命であるが故にあまり子供を作らないエルフだからこそ感じる寂しさであり、精霊という自然の守護者と契約した彼女だからこそ感じる悩みだったのだろう。
「だが、それなら尚更俺たちの旅には邪魔でしかない。悪いが他を当たってくれ」
「どういうこと?」
「そうだな。一つ聞くが、お前は死ぬ事は怖いか?強くなるためな命を賭けられるか?」
「何を言っているの?普通に死ぬのは怖いわ。それに、強くなるためだけに命を賭けるなんて出来るわけないじゃない」
「そうだよな。それがお前と俺らの違いだ。俺たちは死ぬ事に対して恐怖は無い。戦う時はいつも死ぬ気で戦うし、いつ死んでもいいように覚悟も決めてる。強くなるためなら命だって平気で賭ける。
だが、お前にはその覚悟が無い。俺らと同じ所を見れていない。
これが俺らとお前の違いだ。分かったか?」
正直、精霊魔法自体にはすごく興味があるし、魅力的な魔法だとも思う。
だが、それと引き換えに覚悟のないやつを連れて行って、今後俺たちにメリットがあるのかと言えば、はっきり言って全くないし足手まといでしかない。
「お前の求める仲間なら、探してればそのうち出来るだろうよ。んじゃな」
「ばいばい」
未だ下を向いて落ち込んでいるシュヴィーナを尻目に別れを告げると、俺たちはまた最速でダンジョン内を駆けていく。
「よかったの?精霊魔法、興味あったんじゃ?」
シュヴィーナと別れてからしばらく走っていると、さっきまで黙っていたフィエラが話しかけて来た。
「別にいいさ。精霊魔法は確かに惜しいが、別にあいつにしか使えないわけじゃない。
それに、予定ではエルフの国にも行くつもりだから、その時にでもよく見せてもらうよ」
「そう」
「お前は仲間にしたかったのか?」
「ううん。エルがシュヴィに言った通り、彼女には覚悟が足りない。
私たちとは見てる景色がちがう。だから可哀想だとは思っても仲間にしたいとは今のところ思わない」
フィエラは俺よりもシュヴィーナと仲が良かったため、もしかしたら説得してくるかとも思ったが、彼女は表情一つ変えずに俺と同じことを言う。
「お前もだいぶ言うようになったな」
「ふふ。誰かさんに似たのかもね」
「ふっ。そうかよ」
その後、止まることなく10階層まで駆け抜けた俺たちは、10階層のボスである黒い牛を倒し、その日の攻略を終えるのであった。
「何でこいつがいるんだ」
「そこで拾った」
「遅かったわね。どこに行っていたのかしら?」
フィエラの隣に座っていたのは、何故か当たり前のように堂々としているシュヴィーナがおり、俺が戻ってくるなり当然のように声をかけてくる。
「どこで拾った?」
「休んでたら牛から逃げてるのを見つけた」
「逃げてたんじゃないわ。あれはああいう作戦だったのよ」
「作戦?誰かとパーティーを組んでいたのか?」
「……」
「ぼっちエルフかよ」
「ぼ、ぼっちじゃないもん!」
てっきり誰かとパーティーを組んでダンジョンに挑んでいるのかと思えば、まさかのソロ攻略だったようだ。
「ちゃんと友達がいるわ!ほら!」
シュヴィーナはそういうと、手のひらに魔力を集めていく。
すると、集められた魔力が少しずつ形になっていき、手のひらサイズの人の形をしたものが現れる。
「精霊か」
精霊とは、自然界を守護する存在であり、エルフ族だけが唯一契約する事のできるもので、彼らと契約すると精霊魔法という特殊な魔法が使えるようになる。
精霊魔法とは、魔法が自身の魔力を使って魔法を発動するのに対し、精霊魔法は精霊に魔力を送り、その魔力によって精霊が魔法を行使する。
精霊魔法は通常の魔法に比べてワンテンポ発動が遅くなるが、その分精霊魔法は自然に直接干渉することができる。
例えば、俺たちが使う魔法は魔力にイメージを持たせることで火や水を作り出すが、精霊魔法は火や水を作るのに加え、焚き火や空から降る雨にも干渉することができる。
そうすることで、火をさらに激しく燃やして炎にすることもできるし、雨の雫を槍の形にして攻撃することもできる。
これは精霊が自然の守護者であり、自然との親和性が高いからこそできる技なのだ。
「この子が私の友達。植物の精霊ドライアドのドーナよ」
シュヴィーナがドーナを紹介すると、彼女は手の上でくるりと周り、そのあとぺこらと頭を下げた。
「お前より賢そうだな」
「あなた失礼ね。と言いたいところだけど、確かにこの子は私より賢いのよね」
「それはそうだろ。精霊の方が長生きしてるんだから」
精霊に寿命という概念はなく、自然がある限り精霊たちは存在し続ける。
そのため、ドーナがシュヴィーナよりも賢いのも当たり前なのだ。
そして、ダンジョンがいつから存在しているのか知っている可能性のある例外がこの精霊たちで、ドーナは中級の精霊なので喋れないようだが、上級以上になると話せる精霊もいるため聞けば教えてくれる可能性もある。
(まぁ。上級精霊なんて滅多に会えないんだけどな)
俺が精霊について考えながら指先でドーナを撫でていると、シュヴィーナが俺に改めて話しかけてくる。
「それで?あなたはフィエラを置いてまでどこに行っていたのよ」
「ちょっとこのフロアの壁まで行って来た」
「壁?え、ここ壁なんてあるの?」
「そりゃあるだろ。ダンジョンの中なんだし」
「そ、それもそうね。でも…」
シュヴィーナは少し困惑した様子で言葉を詰まらせるが、彼女がこんな反応をするのも無理はない。
このダンジョンは各階層がかなり広いので、彼女がここをダンジョン内であることを忘れ、壁があることすら気にしなくなるのも当然と言えた。
「まぁ、俺のことはいいさ。それより、俺たちはもう行くからな」
「またね、シュヴィ」
これ以上話すことも無かったため、俺たちはダンジョンの攻略を再開しようとしたのだが、何故かシュヴィーナに手首を掴まれて動けなかった。
「なんだ?まだ何かようか?」
「あ、あのね?お願いがあるのだけど…」
シュヴィーナはそう言って、何故か恥ずかしそうに自身の太ももを擦り合わせながら、長い耳をピクピクと動かす。
「言いたいことがあるなら早く頼む」
「その…わ、私も!一緒に連れて行って欲しいの!」
「無理」
俺がシュヴィーナのお願いを即答で断ると、彼女は呆気に取られて綺麗な顔をアホみたいな表情に変える。
「な、なんでよ!」
「俺らにお前を連れていくメリットが無いじゃん」
「そ…れは。でも、あなたたちもここに挑んでるってことはCランクよね?みんなで力を合わせて高ランク冒険者を目指しましょうよ!」
「あぁ。そういえば言ってなかったな」
俺は彼女に自身のランクを伝えていなかったことを思い出すと、懐からギルドカードを出して見せてやる。
「うそ。Sランク?」
「ちなみに、フィエラもだからな」
「ん」
フィエラもシュヴィーナにギルドカードを見せると、彼女はまた驚いた顔で言葉をなくす。
「これで分かっただろ?俺たちにお前を連れていく意味はない。むしろ邪魔だな」
容赦なく切り捨てられた俺の言葉に、さすがのシュヴィーナも傷ついたのか泣きそうな顔でフィエラに追い縋る。
「フィエラ…」
「ごめん、シュヴィ。あなたの事は嫌いじゃないけど、エルが決めたなら私には何も言えない」
「うぅ…」
頼みの綱だったフィエラにもどうにも出来ないと言われ、ついにシュヴィーナは泣いてしまった。
何故ここまで俺たちと一緒に行動することに拘るのか理由が気になった俺は、取り敢えず座って話を聞いてみる事にした。
「なぁ。なんでそんなに俺たちと一緒に行きたいんだ?」
「それは…私、ずっと歳が近い友達が欲しくて、冒険者になれば仲間や友達ができると思ったの。
でも、ドーナが人嫌いだからなかなかパーティーを組めなかったし、組もうと言ってくる人も下心が見え見えで気持ち悪くて。
もうダメかもしれないって思っていた時、あなた達に出会ったの。フィエラは優しいし、あなたは態度は悪いけど性格は悪いやつじゃないしドーナも懐いてる。だからこのチャンスを逃したくないと思って…」
「なるほどな」
彼女の思いは、長命であるが故にあまり子供を作らないエルフだからこそ感じる寂しさであり、精霊という自然の守護者と契約した彼女だからこそ感じる悩みだったのだろう。
「だが、それなら尚更俺たちの旅には邪魔でしかない。悪いが他を当たってくれ」
「どういうこと?」
「そうだな。一つ聞くが、お前は死ぬ事は怖いか?強くなるためな命を賭けられるか?」
「何を言っているの?普通に死ぬのは怖いわ。それに、強くなるためだけに命を賭けるなんて出来るわけないじゃない」
「そうだよな。それがお前と俺らの違いだ。俺たちは死ぬ事に対して恐怖は無い。戦う時はいつも死ぬ気で戦うし、いつ死んでもいいように覚悟も決めてる。強くなるためなら命だって平気で賭ける。
だが、お前にはその覚悟が無い。俺らと同じ所を見れていない。
これが俺らとお前の違いだ。分かったか?」
正直、精霊魔法自体にはすごく興味があるし、魅力的な魔法だとも思う。
だが、それと引き換えに覚悟のないやつを連れて行って、今後俺たちにメリットがあるのかと言えば、はっきり言って全くないし足手まといでしかない。
「お前の求める仲間なら、探してればそのうち出来るだろうよ。んじゃな」
「ばいばい」
未だ下を向いて落ち込んでいるシュヴィーナを尻目に別れを告げると、俺たちはまた最速でダンジョン内を駆けていく。
「よかったの?精霊魔法、興味あったんじゃ?」
シュヴィーナと別れてからしばらく走っていると、さっきまで黙っていたフィエラが話しかけて来た。
「別にいいさ。精霊魔法は確かに惜しいが、別にあいつにしか使えないわけじゃない。
それに、予定ではエルフの国にも行くつもりだから、その時にでもよく見せてもらうよ」
「そう」
「お前は仲間にしたかったのか?」
「ううん。エルがシュヴィに言った通り、彼女には覚悟が足りない。
私たちとは見てる景色がちがう。だから可哀想だとは思っても仲間にしたいとは今のところ思わない」
フィエラは俺よりもシュヴィーナと仲が良かったため、もしかしたら説得してくるかとも思ったが、彼女は表情一つ変えずに俺と同じことを言う。
「お前もだいぶ言うようになったな」
「ふふ。誰かさんに似たのかもね」
「ふっ。そうかよ」
その後、止まることなく10階層まで駆け抜けた俺たちは、10階層のボスである黒い牛を倒し、その日の攻略を終えるのであった。
2
お気に入りに追加
260
あなたにおすすめの小説

過程をすっ飛ばすことにしました
こうやさい
ファンタジー
ある日、前世の乙女ゲームの中に悪役令嬢として転生したことに気づいたけど、ここどう考えても生活しづらい。
どうせざまぁされて追放されるわけだし、過程すっ飛ばしてもよくね?
そのいろいろが重要なんだろうと思いつつそれもすっ飛ばしました(爆)。
深く考えないでください。

ざまぁされるための努力とかしたくない
こうやさい
ファンタジー
ある日あたしは自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生している事に気付いた。
けどなんか環境違いすぎるんだけど?
例のごとく深く考えないで下さい。ゲーム転生系で前世の記憶が戻った理由自体が強制力とかってあんまなくね? って思いつきから書いただけなので。けど知らないだけであるんだろうな。
作中で「身近な物で代用できますよってその身近がすでにないじゃん的な~」とありますが『俺の知識チートが始まらない』の方が書いたのは後です。これから連想して書きました。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
恐らく後で消す私信。電話機は通販なのでまだ来てないけどAndroidのBlackBerry買いました、中古の。
中古でもノーパソ買えるだけの値段するやんと思っただろうけど、ノーパソの場合は妥協しての機種だけど、BlackBerryは使ってみたかった機種なので(後で「こんなの使えない」とぶん投げる可能性はあるにしろ)。それに電話機は壊れなくても後二年も経たないうちに強制的に買い換え決まってたので、最低限の覚悟はしてたわけで……もうちょっと壊れるのが遅かったらそれに手をつけてた可能性はあるけど。それにタブレットの調子も最近悪いのでガラケー買ってそっちも別に買い換える可能性を考えると、妥協ノーパソより有意義かなと。妥協して惰性で使い続けるの苦痛だからね。
……ちなみにパソの調子ですが……なんか無意識に「もう嫌だ」とエンドレスでつぶやいてたらしいくらいの速度です。これだって10動くっていわれてるの買ってハードディスクとか取り替えてもらったりしたんだけどなぁ。

婚約破棄?一体何のお話ですか?
リヴァルナ
ファンタジー
なんだかざまぁ(?)系が書きたかったので書いてみました。
エルバルド学園卒業記念パーティー。
それも終わりに近付いた頃、ある事件が起こる…
※エブリスタさんでも投稿しています

原産地が同じでも結果が違ったお話
よもぎ
ファンタジー
とある国の貴族が通うための学園で、女生徒一人と男子生徒十数人がとある罪により捕縛されることとなった。女生徒は何の罪かも分からず牢で悶々と過ごしていたが、そこにさる貴族家の夫人が訪ねてきて……。
視点が途中で切り替わります。基本的に一人称視点で話が進みます。

魔道具作ってたら断罪回避できてたわw
かぜかおる
ファンタジー
転生して魔法があったからそっちを楽しんで生きてます!
って、あれまあ私悪役令嬢だったんですか(笑)
フワッと設定、ざまあなし、落ちなし、軽〜く読んでくださいな。

破滅を逃れようとした、悪役令嬢のお話
志位斗 茂家波
ファンタジー
‥‥‥その恋愛ゲームは、一見するとただの乙女ゲームの一つだろう。
けれども、何故かどの選択肢を選んだとしても、確実に悪役令嬢が破滅する。
そんなものに、何故かわたくしは転生してしまい‥‥‥いえ、絶望するのは早いでしょう。
そう、頑張れば多分、どうにかできますもの!!
これは、とある悪役令嬢に転生してしまった少女の話である‥‥‥‥
―――――――
(なお、この小説自体は作者の作品「帰らずの森のある騒動記」中の「とある悪魔の記録Ver.2その1~6」を大幅に簡略したうえで、この悪役令嬢視点でお送りしています。細かい流れなどを見たいのであれば、どちらもどうぞ)

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

ドアマット扱いを黙って受け入れろ?絶対嫌ですけど。
よもぎ
ファンタジー
モニカは思い出した。わたし、ネットで読んだドアマットヒロインが登場する作品のヒロインになってる。このままいくと壮絶な経験することになる…?絶対嫌だ。というわけで、回避するためにも行動することにしたのである。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる