見上げれば月
異世界を舞台にした音楽系ファンタジー小説。
音楽の名家に生まれた16歳の響天歌(ひびきてんか)は絶対音感をもつ美声の持ち主だが、
優秀な兄姉と比べられ、誰からも愛されない毎日を送っていた。そんなある日彼女はひょんなことから異世界の扉を叩くこととなるのだった。
音楽の名家に生まれた16歳の響天歌(ひびきてんか)は絶対音感をもつ美声の持ち主だが、
優秀な兄姉と比べられ、誰からも愛されない毎日を送っていた。そんなある日彼女はひょんなことから異世界の扉を叩くこととなるのだった。
日が沈む プロローグ
冷たい陽だまり
ガーベラの花びら
音の鳴らない鍵盤
僕のミューズ
悲劇の神話エレン
夢のマジックアワー
透明に響け
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県立高校の3年理数科クラスでクラスリーダーを務める平池遥大(ひらいけようた)は、特に親しくしている友人はいないが、常時学年ベスト3の成績とリーダーとしての手際の良さに、皆から一目置かれている。
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新学期が始まり、遥大は嶋田が受験先を決められずに悩んでいることを知る。小さなアドバイスをして勉強を少し教えてやると、嶋田はすっかり遥大になついてしまい、その距離感に遥大は戸惑う。
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☆完結保証☆ 自由闊達なわんこフィドラー×真面目で優秀なクラスリーダー(密かに美形)、という設定ですがほぼ青春物語で、主人公がにぶちん絶食男子高校生のため、ラブ薄めです。舞台は滋賀県、登場人物は全員こてこての関西弁です! 音楽・写真・演劇のエンタメてんこ盛り。
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