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三章
22.茂みの中から
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「それにしても一人って暇ね」
来週二人に渡す用のプリントを折りながらぽつりと呟く。バッカスと別れてから一人で授業を受けていたイーディスだったが、想像通り誰からも話しかけられることなく一日が終了しつつある。社交界で羨ましいだの何だの言われていたが、リガロが居なければ彼の婚約者と気付かれることもない。マリアやキースがいなければ、授業中しばしば『あんな子いたっけ?』と言わんばかりの視線を向けられる。
赤くなった目を隠すために、普段はマリアからもらったリボンで括っている髪を下ろしているとはいえ、髪型一つでそこまでの変化はないはず。さすが地味顔。前世のアニメでメガネキャラの本体はメガネだと言われることもあったが、イーディスの本体はリボンなのかもしれない。もしくはマリアの影。どちらにせよここまで目立たないと、過去に散々嫌みをぶつけてきた令嬢達の観察力は侮れないと思わざるを得ない。嫌いなものほどよく見えるだけかもしれないが。
よし、帰るか。プリントを入れたバッグを持ち、イーディスは人を避けながら廊下を歩く。今日はやけに立ち話をしている生徒が多いなと眉間に皺を寄せ、馬小屋に到着してからハッと気付いた。無意識にこちらに向かって歩いてきたが、今日のイーディスが向かうべきは馬車乗り場である。習慣とは恐ろしいものである。到着するまで全く気付かなかった。外からチラリと見えたリガロの馬にはぁ……とため息を吐く。たまたま今日は帰りが遅いのか、かち合わずに済んだが、これで顔でも合わせてしまったらどうするのか。喧嘩だったらふんと顔を背けるところだが、今の状況は宙ぶらりん。どう反応すればいいのかも分からない。せめて夜会が終わるまでは顔を合わせたくはない。スッと馬小屋から目を逸らし、そして今度こそ馬車乗り場を目指す。
渡り廊下を突っ切って、少し歩いた場所。馬小屋と馬車乗り場は意外と離れているのだ。きっと使用人が待っている。早足で歩いていた時だった。
「イーディス様」
「?」
渡り廊下を歩いている最中、聞き慣れない声がイーディスの名前を呼んだ。誰だろうか。きょろきょろと周りを見回してもその姿は見えない。空耳だろうか。気を取り直して足を進めれば、再び声がする。
「待ってください、イーディス様。こっちですわ。こっち、茂みの中」
「茂み?」
確かに茂みならある。だが茂みの中に隠れるような知り合いなどイーディスにはいない。そもそもなぜ隠れるような必要があるのだろうか。面倒事には関わりたくないのだが、反応してしまったからにはこのまま無視して行く訳にもいかない。仕方ないと進行方向を茂みにずらし、辺りの葉っぱをかき分ける。するとその中からまさかの人物が現れた。
「ローザ様? え、なんでこんなところに」
王子の婚約者にして悪役令嬢でもある、ローザ=ヘカトール様である。公爵令嬢の彼女がなぜ茂みの中に身を隠しているのか。頭には葉を乗せ、スカートの裾は地面にくっついてしまっている。きっと中に隠れている靴は泥だらけになってしまっていることだろう。明らかに異常な自体にイーディスは目を白黒させる。
「しぃっ。静かに。ここにいると知られたら大変ですわ」
「すみません」
「さぁイーディス様も中に入って」
「は、はい。お邪魔します」
茂みに招き入れられたイーディスは身体を低くして、そのまま彼女の近くへと身を寄せる。なぜ馬車に向かう途中で自分はこんなところにいるのだろうか。イーディスの頭の中には大量のクエスチョンマークが浮かんでは並んでいく。
「こんなところでごめんなさい。今日はご友人の方達とは一緒ではないのね」
「はい。二人ともお休みで」
「そう……。ずっとイーディス様とお話したかったのだけど、二人がいると話しづらくて」
「私と、ですか?」
「ええ。といっても今の私は学友達を撒いている状態。こんな場所では長話も出来ないわ。よければ今度の週末、うちに遊びに来てもらえないかしら?」
馬小屋に向かう途中にすれ違った生徒達はローザ様を探していたのか。令嬢の中の令嬢とも言われる彼女がまさか茂みの中で丸まっているとは思うまい。それもこれが初めてではないのだろう。口の横に手をかざして内緒話をする姿は慣れているように見える。使用人を待たせている身としてはサクッと話を済ませられるのならばそれに越したことはない。それに茂みは女一人で隠れるにはちょうど良いのかもしれないが、二人に増えればなかなか狭い。イーディスとローザは初対面にも関わらず、今にも触れてしまいそうな至近距離で顔を付き合わせるような姿になっている。
「ローザ様のお屋敷に?」
「話したいことがあるの。メリーズ様と彼女と共にいる男子生徒達のことで」
「それは……」
ゲームの中の彼女のように嫌がらせをしようというのではないだろうか。何でも完璧にこなす彼女は学園でも常にトップの成績をキープし続けている。多少目つきがキツいのが玉にキズだが、彼女ほど王子妃に相応しい人は他にいないだろう。それも比較対象が様子のおかしなヒロインともなればなおのこと。嫌がらせなんてすれば立場が弱くなるのはローザの方だ。なんとか止められないものかと顔を歪めれば、彼女はふふふっと笑った。口角は上がっているのに瞳は悲しげで、とても自分の婚約者に手を出す女に嫌がらせをしようとしている人のそれには見えなかった。
「別に何かしようとか言うんじゃないのよ。ただ同じような状況にいるあなたに少し愚痴を聞いて欲しいだけなの。初めて話す相手にこんなこと頼むのはどうかと思ったのだけど、他の人には話せないでしょう?」
ローザは悲しんでいるのだ。もしかしたら混乱もしているかもしれない。どちらにせよ茂みの中から初対面の相手に声をかけるくらいには参っていることだけは確かだ。ごめんなさい、と小さく溢す彼女をイーディスは拒絶することなんて出来ない。
「そういうことでしたらお邪魔させて頂きます」
「美味しいお茶とお菓子を用意して待っているわ」
「それでは週末に」
そう告げて茂みの中から出る。今度こそ馬車乗り場を目指したイーディスの中では怒りが沸き上がる。嫌いから好きになったリガロに捨てられそうなことよりも、前世から大嫌いだった第一王子 スチュワート=シンドレアへの怒りが勝ったのだ。ガタゴトと揺れる馬車の中で「彼女は絶対悪役なんかにしてやらないんだから」と呟くイーディスの目は闇の炎をメラメラと燃やしていた。
来週二人に渡す用のプリントを折りながらぽつりと呟く。バッカスと別れてから一人で授業を受けていたイーディスだったが、想像通り誰からも話しかけられることなく一日が終了しつつある。社交界で羨ましいだの何だの言われていたが、リガロが居なければ彼の婚約者と気付かれることもない。マリアやキースがいなければ、授業中しばしば『あんな子いたっけ?』と言わんばかりの視線を向けられる。
赤くなった目を隠すために、普段はマリアからもらったリボンで括っている髪を下ろしているとはいえ、髪型一つでそこまでの変化はないはず。さすが地味顔。前世のアニメでメガネキャラの本体はメガネだと言われることもあったが、イーディスの本体はリボンなのかもしれない。もしくはマリアの影。どちらにせよここまで目立たないと、過去に散々嫌みをぶつけてきた令嬢達の観察力は侮れないと思わざるを得ない。嫌いなものほどよく見えるだけかもしれないが。
よし、帰るか。プリントを入れたバッグを持ち、イーディスは人を避けながら廊下を歩く。今日はやけに立ち話をしている生徒が多いなと眉間に皺を寄せ、馬小屋に到着してからハッと気付いた。無意識にこちらに向かって歩いてきたが、今日のイーディスが向かうべきは馬車乗り場である。習慣とは恐ろしいものである。到着するまで全く気付かなかった。外からチラリと見えたリガロの馬にはぁ……とため息を吐く。たまたま今日は帰りが遅いのか、かち合わずに済んだが、これで顔でも合わせてしまったらどうするのか。喧嘩だったらふんと顔を背けるところだが、今の状況は宙ぶらりん。どう反応すればいいのかも分からない。せめて夜会が終わるまでは顔を合わせたくはない。スッと馬小屋から目を逸らし、そして今度こそ馬車乗り場を目指す。
渡り廊下を突っ切って、少し歩いた場所。馬小屋と馬車乗り場は意外と離れているのだ。きっと使用人が待っている。早足で歩いていた時だった。
「イーディス様」
「?」
渡り廊下を歩いている最中、聞き慣れない声がイーディスの名前を呼んだ。誰だろうか。きょろきょろと周りを見回してもその姿は見えない。空耳だろうか。気を取り直して足を進めれば、再び声がする。
「待ってください、イーディス様。こっちですわ。こっち、茂みの中」
「茂み?」
確かに茂みならある。だが茂みの中に隠れるような知り合いなどイーディスにはいない。そもそもなぜ隠れるような必要があるのだろうか。面倒事には関わりたくないのだが、反応してしまったからにはこのまま無視して行く訳にもいかない。仕方ないと進行方向を茂みにずらし、辺りの葉っぱをかき分ける。するとその中からまさかの人物が現れた。
「ローザ様? え、なんでこんなところに」
王子の婚約者にして悪役令嬢でもある、ローザ=ヘカトール様である。公爵令嬢の彼女がなぜ茂みの中に身を隠しているのか。頭には葉を乗せ、スカートの裾は地面にくっついてしまっている。きっと中に隠れている靴は泥だらけになってしまっていることだろう。明らかに異常な自体にイーディスは目を白黒させる。
「しぃっ。静かに。ここにいると知られたら大変ですわ」
「すみません」
「さぁイーディス様も中に入って」
「は、はい。お邪魔します」
茂みに招き入れられたイーディスは身体を低くして、そのまま彼女の近くへと身を寄せる。なぜ馬車に向かう途中で自分はこんなところにいるのだろうか。イーディスの頭の中には大量のクエスチョンマークが浮かんでは並んでいく。
「こんなところでごめんなさい。今日はご友人の方達とは一緒ではないのね」
「はい。二人ともお休みで」
「そう……。ずっとイーディス様とお話したかったのだけど、二人がいると話しづらくて」
「私と、ですか?」
「ええ。といっても今の私は学友達を撒いている状態。こんな場所では長話も出来ないわ。よければ今度の週末、うちに遊びに来てもらえないかしら?」
馬小屋に向かう途中にすれ違った生徒達はローザ様を探していたのか。令嬢の中の令嬢とも言われる彼女がまさか茂みの中で丸まっているとは思うまい。それもこれが初めてではないのだろう。口の横に手をかざして内緒話をする姿は慣れているように見える。使用人を待たせている身としてはサクッと話を済ませられるのならばそれに越したことはない。それに茂みは女一人で隠れるにはちょうど良いのかもしれないが、二人に増えればなかなか狭い。イーディスとローザは初対面にも関わらず、今にも触れてしまいそうな至近距離で顔を付き合わせるような姿になっている。
「ローザ様のお屋敷に?」
「話したいことがあるの。メリーズ様と彼女と共にいる男子生徒達のことで」
「それは……」
ゲームの中の彼女のように嫌がらせをしようというのではないだろうか。何でも完璧にこなす彼女は学園でも常にトップの成績をキープし続けている。多少目つきがキツいのが玉にキズだが、彼女ほど王子妃に相応しい人は他にいないだろう。それも比較対象が様子のおかしなヒロインともなればなおのこと。嫌がらせなんてすれば立場が弱くなるのはローザの方だ。なんとか止められないものかと顔を歪めれば、彼女はふふふっと笑った。口角は上がっているのに瞳は悲しげで、とても自分の婚約者に手を出す女に嫌がらせをしようとしている人のそれには見えなかった。
「別に何かしようとか言うんじゃないのよ。ただ同じような状況にいるあなたに少し愚痴を聞いて欲しいだけなの。初めて話す相手にこんなこと頼むのはどうかと思ったのだけど、他の人には話せないでしょう?」
ローザは悲しんでいるのだ。もしかしたら混乱もしているかもしれない。どちらにせよ茂みの中から初対面の相手に声をかけるくらいには参っていることだけは確かだ。ごめんなさい、と小さく溢す彼女をイーディスは拒絶することなんて出来ない。
「そういうことでしたらお邪魔させて頂きます」
「美味しいお茶とお菓子を用意して待っているわ」
「それでは週末に」
そう告げて茂みの中から出る。今度こそ馬車乗り場を目指したイーディスの中では怒りが沸き上がる。嫌いから好きになったリガロに捨てられそうなことよりも、前世から大嫌いだった第一王子 スチュワート=シンドレアへの怒りが勝ったのだ。ガタゴトと揺れる馬車の中で「彼女は絶対悪役なんかにしてやらないんだから」と呟くイーディスの目は闇の炎をメラメラと燃やしていた。
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