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聖女と王太子
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それから、レオナルドとは必要最低限のやりとりしかせず、顔はまともに合わせることもないまま役割を終えた。
「聖女殿」
「今日も祈りを捧げて疲れてしまいましたから、私はもう休ませていただきます」
レオナルドは話をしたがっているように見えたけれど、常に他人の目があった為に言い出せないようだった。
一緒の部屋で過ごすなんて手違いも起きたのはあの日だけだ。神殿の意図により、わざと一日だけ仕組まれていたのだから二度目が起きるはずもない。
あの後、陽の光にフランチェスカが目を覚ますと、薬の効果が切れて元の二十歳の姿に戻ったレオナルドが先に起きていた。
汗やお互いの体液に塗れ、よれたシーツは洗濯をしただけではなくアイロンまでかけたかのように綺麗な状態だった。
何度も体勢を変えては穿たれ、奥に注がれた――覚えている限り三度だ――はずのフランチェスカの身体も元通りガウンに包まれている。
(殿下が後始末をして下さったのね)
状況を理解すれば、夜明けと共に全てが消えてなくなったのだと思った。
元より一夜だけと願ったのは自分自身だ。レオナルドがそんなに心配しなくてもちゃんと約束は守る。守るつもりでいるからこそ二度目を望んでしまいそうで、話し合いはおろか、顔を見ることさえできない。
そうして一週間ほどかけて巡礼の旅が無事に終われば神殿に戻り、何もない日々は過ぎて行く。
純潔を失ったら聖女の力が失われるなんて大嘘だ。むしろフランチェスカの場合はさらなる力がとめどもなく湧きあがって来る。
この力を、レオナルドが統治する国家の為に惜しみなく使うつもりだ。辱めたうえ、正妃を娶る彼に心からの祝福を捧げられない代わりに、フランチェスカにできるせめてもの償いだった。
「――本日はご公務で足をお運び下さり恐れ入ります」
巡礼から戻って一月ほど経ち、レオナルドが視察で神殿を訪れた。
聖女殿のご機嫌伺いを、と面通りを求められては従わざるをえない。
でも最初から逃れ切れることではなかった。自分が勝手に決めた罰ではなくレオナルドが望む罰を受けなければいけないのだ。
「そんなに警戒しなくても今日はあなたに話をしに来ただけだよ」
柔らかく微笑むレオナルドは以前と変わらない。
一夜限りでいいというフランチェスカの願いは叶えられた。
けれどフランチェスカは忘れられないでいる。
願いが叶ったことが、苦しい。
「あなたと僕の婚約が正式に決まった。神殿を後にする準備を進めて欲しい」
「それは、どういうことでしょうか」
反射的に疑問がこぼれた。
「あなたは何故か僕が経験済みだと信じて疑ってないみたいだが、僕は貞操を捧げた相手以外と結婚するつもりはないということだよ」
フランチェスカは目を見開く。
だってそれではまるで、フランチェスカしか抱いていないみたいではないか。
「あなたが聖女としての役割を終えるまで、これでも待ち続けていた。でもあなたの純潔を奪ってしまったし、もうおとなしく待つ必要もなくなった」
「奪っただなんてそんな、あれは私が」
その気もないレオナルドを無理やりその気にさせただけだ。責任を取って欲しかったわけでもない。けれどレオナルドはフランチェスカにそれ以上を言わせなかった。
「嫌なら突き飛ばせばいい、僕にそう言ったのはあなただ。そして僕は突き飛ばさなかった。醜い欲情を抱きながらも我慢し続けていた、あなたを抱ける大きなチャンスだったから」
「でもご迷惑そうなお顔を」
「好きな相手との一生に一度の初体験を、本来の自分の身体で経験したいと思うのは普通のことじゃないかな」
言い淀む言葉は全て、レオナルドの力強い意思のこもった言葉で押し戻される。
それでもフランチェスカは必死に紡いだ。
「どうして、そんな」
「真正面からあなたに婚約を打診しても、聖女であることを理由に断られると思っていたから」
「それはそうです。殿下との婚約なんて大それたお申し出をお受けできる理由がありません。私は神に仕える身で、そうでなくても――名ばかりの伯爵家の娘でしかないのですから」
「だからあなたから差し出してくれたその身をもらい受けて、婚約を打診する正当な理由を作った」
頭が混乱して思考が追いつかない。
あの夜のレオナルドも、そうだったのだろうか。
ふとそんなことを思ったけれど、それを理解したところで現状の解決に繋がるはずもなかった。
清廉なレオナルドは結果的にフランチェスカの純潔を奪ったことの責任を取ろうとしている。
そこに考えが行きつくと、何て自分勝手で罪深いことをしてしまったのか、今さらながら戦いた。
「でも殿下は、同部屋に困っていらっしゃるご様子で……」
「ちゃんとした恋人でもないのに同部屋を喜んでみせる男をあなたは好きになってくれる?」
レオナルドがそんな浅はかな人物ではないと分かっているつもりだ。でも、この口ぶりでは本当に困っていたわけではないようにも聞こえてしまう。
分からない。
レオナルドが言っていることはフランチェスカに罰を与える為のことなのか。
――それとも。
「部屋が一つしか取れていないと聞かされた時、神殿側が何か企んでいることはすぐに察しがついた。ただ僕は僕で企みがあって、神殿側がその妨害をするつもりじゃないのなら気にしなくてもいいと判断した」
「企み?」
尋ねればレオナルドは「うん」と、いたずらが成功した子供のように笑う。
「おかしいと思わなかった? いくら僕がいちばん護衛に適した魔力を持っているからって、二人だけで、なんて」
「それは……」
確かに不自然な状況だと思っていた。
けれど神殿側の動きでなければ王家側の意図によるものだ。ならばレオナルドがその理由をフランチェスカに伝えずとも無理もない。そう判断していた。
「他の男をあなたに近寄らせたくなかった。だから僕だけが護衛に就くと神殿には伝えた。それが簡単に通ったのは、その方があなたと同じ部屋で過ごす理由を作りやすいからだろうね」
「それだけの為に、ご自身の名誉を貶めかねないことをなさったのですか?」
「それだけの為じゃないよ。僕にとっては永遠の伴侶が決まる重大なことで、名誉が傷つけられるのであれば僕よりも聖女であるあなたの方だ」
「私の名誉なんて……」
どうせ神殿で過ごすのだ。
王都に行き、人前に出ることなんて数年に一度の式典の時くらいしかない。今後とちらが不利益を被るのかなんて考えるまでもなかった。
「巡礼の為の短い旅でも、あなたと交流を深められたらと思っていた。それがまさか、十四、五歳の姿にされたうえにあなたの身体だけが手に入るなんて予想もしてなかったが」
レオナルドは苦笑いを浮かべ、すぐに真剣な目をフランチェスカへと向けた。
「聖女殿――いや、エルグレイ伯爵家が長女、フランチェスカ嬢」
レオナルドから実家の家名が出たことに驚いて見つめ返す。
フランチェスカを知ってくれていた。
聖女になる前の、普通の少女であった頃のフランチェスカの名を知ってくれている。
胸がいっぱいになった。
泣きそうになるのを堪え、レオナルドの言葉を待つ。
「伯爵には許可をもらってあるよ。まあ王家直々の打診を断れる家もないとは思うが……僕はあなただけを妻に娶りたい」
それから、とレオナルドは両手でフランチェスカの頬を包み込み、額同士を合わせた。
とっておきの秘密を打ち明けて二人だけで共有するかのように、甘やかに囁く。
「今度はたくさんキスをして、愛してるとたくさん伝え合うセックスをしよう」
愛されることは、叶うはずもないと思っていた。
それとも夢を見ているのだろうか。
分からなくてレオナルドの頬に手を伸ばした。あの夜より精悍に引き締まった頬のラインをそっとなぞる。触れてはだめだとは言われなかった。
「フランチェスカ、返事を聞かせて」
レオナルドはくすぐったそうに目を細める。
そこに一夜だけ見た少年の面影が重なった気がしてフランチェスカは微笑んだ。
「――はい。レオナルド様」
類い稀なる神の祝福を受けた聖女を王妃に迎えた時の王は側室も娶らず、三人の王子と二人の王女に恵まれて国に末永く栄華と繁栄をもたらした。
後の歴史書には、そう記されている。
-END-
お付き合い下さりありがとうございました!
「聖女殿」
「今日も祈りを捧げて疲れてしまいましたから、私はもう休ませていただきます」
レオナルドは話をしたがっているように見えたけれど、常に他人の目があった為に言い出せないようだった。
一緒の部屋で過ごすなんて手違いも起きたのはあの日だけだ。神殿の意図により、わざと一日だけ仕組まれていたのだから二度目が起きるはずもない。
あの後、陽の光にフランチェスカが目を覚ますと、薬の効果が切れて元の二十歳の姿に戻ったレオナルドが先に起きていた。
汗やお互いの体液に塗れ、よれたシーツは洗濯をしただけではなくアイロンまでかけたかのように綺麗な状態だった。
何度も体勢を変えては穿たれ、奥に注がれた――覚えている限り三度だ――はずのフランチェスカの身体も元通りガウンに包まれている。
(殿下が後始末をして下さったのね)
状況を理解すれば、夜明けと共に全てが消えてなくなったのだと思った。
元より一夜だけと願ったのは自分自身だ。レオナルドがそんなに心配しなくてもちゃんと約束は守る。守るつもりでいるからこそ二度目を望んでしまいそうで、話し合いはおろか、顔を見ることさえできない。
そうして一週間ほどかけて巡礼の旅が無事に終われば神殿に戻り、何もない日々は過ぎて行く。
純潔を失ったら聖女の力が失われるなんて大嘘だ。むしろフランチェスカの場合はさらなる力がとめどもなく湧きあがって来る。
この力を、レオナルドが統治する国家の為に惜しみなく使うつもりだ。辱めたうえ、正妃を娶る彼に心からの祝福を捧げられない代わりに、フランチェスカにできるせめてもの償いだった。
「――本日はご公務で足をお運び下さり恐れ入ります」
巡礼から戻って一月ほど経ち、レオナルドが視察で神殿を訪れた。
聖女殿のご機嫌伺いを、と面通りを求められては従わざるをえない。
でも最初から逃れ切れることではなかった。自分が勝手に決めた罰ではなくレオナルドが望む罰を受けなければいけないのだ。
「そんなに警戒しなくても今日はあなたに話をしに来ただけだよ」
柔らかく微笑むレオナルドは以前と変わらない。
一夜限りでいいというフランチェスカの願いは叶えられた。
けれどフランチェスカは忘れられないでいる。
願いが叶ったことが、苦しい。
「あなたと僕の婚約が正式に決まった。神殿を後にする準備を進めて欲しい」
「それは、どういうことでしょうか」
反射的に疑問がこぼれた。
「あなたは何故か僕が経験済みだと信じて疑ってないみたいだが、僕は貞操を捧げた相手以外と結婚するつもりはないということだよ」
フランチェスカは目を見開く。
だってそれではまるで、フランチェスカしか抱いていないみたいではないか。
「あなたが聖女としての役割を終えるまで、これでも待ち続けていた。でもあなたの純潔を奪ってしまったし、もうおとなしく待つ必要もなくなった」
「奪っただなんてそんな、あれは私が」
その気もないレオナルドを無理やりその気にさせただけだ。責任を取って欲しかったわけでもない。けれどレオナルドはフランチェスカにそれ以上を言わせなかった。
「嫌なら突き飛ばせばいい、僕にそう言ったのはあなただ。そして僕は突き飛ばさなかった。醜い欲情を抱きながらも我慢し続けていた、あなたを抱ける大きなチャンスだったから」
「でもご迷惑そうなお顔を」
「好きな相手との一生に一度の初体験を、本来の自分の身体で経験したいと思うのは普通のことじゃないかな」
言い淀む言葉は全て、レオナルドの力強い意思のこもった言葉で押し戻される。
それでもフランチェスカは必死に紡いだ。
「どうして、そんな」
「真正面からあなたに婚約を打診しても、聖女であることを理由に断られると思っていたから」
「それはそうです。殿下との婚約なんて大それたお申し出をお受けできる理由がありません。私は神に仕える身で、そうでなくても――名ばかりの伯爵家の娘でしかないのですから」
「だからあなたから差し出してくれたその身をもらい受けて、婚約を打診する正当な理由を作った」
頭が混乱して思考が追いつかない。
あの夜のレオナルドも、そうだったのだろうか。
ふとそんなことを思ったけれど、それを理解したところで現状の解決に繋がるはずもなかった。
清廉なレオナルドは結果的にフランチェスカの純潔を奪ったことの責任を取ろうとしている。
そこに考えが行きつくと、何て自分勝手で罪深いことをしてしまったのか、今さらながら戦いた。
「でも殿下は、同部屋に困っていらっしゃるご様子で……」
「ちゃんとした恋人でもないのに同部屋を喜んでみせる男をあなたは好きになってくれる?」
レオナルドがそんな浅はかな人物ではないと分かっているつもりだ。でも、この口ぶりでは本当に困っていたわけではないようにも聞こえてしまう。
分からない。
レオナルドが言っていることはフランチェスカに罰を与える為のことなのか。
――それとも。
「部屋が一つしか取れていないと聞かされた時、神殿側が何か企んでいることはすぐに察しがついた。ただ僕は僕で企みがあって、神殿側がその妨害をするつもりじゃないのなら気にしなくてもいいと判断した」
「企み?」
尋ねればレオナルドは「うん」と、いたずらが成功した子供のように笑う。
「おかしいと思わなかった? いくら僕がいちばん護衛に適した魔力を持っているからって、二人だけで、なんて」
「それは……」
確かに不自然な状況だと思っていた。
けれど神殿側の動きでなければ王家側の意図によるものだ。ならばレオナルドがその理由をフランチェスカに伝えずとも無理もない。そう判断していた。
「他の男をあなたに近寄らせたくなかった。だから僕だけが護衛に就くと神殿には伝えた。それが簡単に通ったのは、その方があなたと同じ部屋で過ごす理由を作りやすいからだろうね」
「それだけの為に、ご自身の名誉を貶めかねないことをなさったのですか?」
「それだけの為じゃないよ。僕にとっては永遠の伴侶が決まる重大なことで、名誉が傷つけられるのであれば僕よりも聖女であるあなたの方だ」
「私の名誉なんて……」
どうせ神殿で過ごすのだ。
王都に行き、人前に出ることなんて数年に一度の式典の時くらいしかない。今後とちらが不利益を被るのかなんて考えるまでもなかった。
「巡礼の為の短い旅でも、あなたと交流を深められたらと思っていた。それがまさか、十四、五歳の姿にされたうえにあなたの身体だけが手に入るなんて予想もしてなかったが」
レオナルドは苦笑いを浮かべ、すぐに真剣な目をフランチェスカへと向けた。
「聖女殿――いや、エルグレイ伯爵家が長女、フランチェスカ嬢」
レオナルドから実家の家名が出たことに驚いて見つめ返す。
フランチェスカを知ってくれていた。
聖女になる前の、普通の少女であった頃のフランチェスカの名を知ってくれている。
胸がいっぱいになった。
泣きそうになるのを堪え、レオナルドの言葉を待つ。
「伯爵には許可をもらってあるよ。まあ王家直々の打診を断れる家もないとは思うが……僕はあなただけを妻に娶りたい」
それから、とレオナルドは両手でフランチェスカの頬を包み込み、額同士を合わせた。
とっておきの秘密を打ち明けて二人だけで共有するかのように、甘やかに囁く。
「今度はたくさんキスをして、愛してるとたくさん伝え合うセックスをしよう」
愛されることは、叶うはずもないと思っていた。
それとも夢を見ているのだろうか。
分からなくてレオナルドの頬に手を伸ばした。あの夜より精悍に引き締まった頬のラインをそっとなぞる。触れてはだめだとは言われなかった。
「フランチェスカ、返事を聞かせて」
レオナルドはくすぐったそうに目を細める。
そこに一夜だけ見た少年の面影が重なった気がしてフランチェスカは微笑んだ。
「――はい。レオナルド様」
類い稀なる神の祝福を受けた聖女を王妃に迎えた時の王は側室も娶らず、三人の王子と二人の王女に恵まれて国に末永く栄華と繁栄をもたらした。
後の歴史書には、そう記されている。
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