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おまけ話色々
ベリルローズ公爵夫妻の淫らな一日 昼下がり:図書館にて 前 ☆
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図書館には一時頃行く予定だった。
それが色々とあったせいで、もう三時近い時間だ。
色々とあった……も何も、カイルがキッチンでアリシアをおいしくいただいたせいではある。だが、いつもの本棚整理の手伝いと、すでに準備の出来ている参考書用の原稿を置いて来るだけだから特に問題はない。
参考書は以前、アリシアが仲の良い女の子の家庭教師をやる為にカイルが手伝って作ったものだ。あれが教えやすく、分かりやすかったと評判が良かったらしい。アリシアが結婚したことで家庭教師を続けるのは困難になった為に、どうせならと教材用に作ることになったのである。
「お仕事が忙しいのに引き受けてくれて本当にありがとう」
「いや。時間に余裕があったから気分転換にやらせてもらってただけだよ」
「ありがとう、カイル」
アリシアとの結婚に関し、カイルが後悔の念を抱いたことなど一度もない。
けれど家庭教師の件をはじめとして、何の問題もなくあったハプスグラネダ領の人々との交友をいくつか断ち切らせてしまった。
もちろんそれで縁自体が切れてしまったというわけではないのだが、同じ領内に住みながらも確実に結婚前より疎遠になっている。だから寂しい思いをさせているだろう。
王都に第三王子妃として連れて帰って、お姫様のような暮らしをさせてあげるのではなく、生まれ育ったハプスグラネダ領で公爵夫人として暮らすことを彼女本人に確認を取らずに決めた。
どこでどう暮らしていたって、アリシアがカイルにとってたった一人の大切なお姫様であることには変わりない。自分の選択が間違っているとは思わなかった。
しかし、そのせいで今まであったものを失わせてしまった以上、もしかしたらアリシアは結婚したことを後悔しているかもしれない。
結婚した相手がカイルではなく、ハプスグラネダ領に元から住む誰かだったのなら、彼女の生活は何ら変わってはいなかっただろう。
カイルの贔屓目を抜きにしてもアリシアは可愛い。その為に異性の目をよく惹きつけている。
彼女自身は、友人だと思っているから全く気がついていないのだろう。いもしない"王都の婚約者のお姫様"なんかより、身近に実在する"友人としか思っていない異性"の方がどれだけ厄介な存在か、アリシアは何も分かっていない。
今はカイルがいるから彼女をそのような目で見る相手はいないが、ハプスグラネダ領に来た当初はカイルにとって大きな悩みの種だった。
伯爵家の、さらには領地を治める家の令嬢ではあるが、アリシアを息子の嫁に欲しいと思っている住民の話もディアスから何度も聞かされた。そして彼らは決まって、同じことを言うのだ。
「でもアリシアちゃんはハンス君と結婚するだろうから……」
――ハンス・フィグマット。
アリシアの幼馴染みで、ずっとアリシアのいちばん近くにいた異性が彼だ。
今までよく獲られずにいたものだと思う。
アリシアが同じようにカイルを想ってくれていたとは言え、カイルは七年も会いに来なかったのだ。その間にいくらでも機会はあっただろう。
現にニアミスはあった。
後で知ったが、ハンスはアリシアに長年の想いを告げていた。カイルがアリシアとすれ違うより少し前の話だ。
もしも、その順序が逆だったなら。
カイルに婚約者がいると誤解し、心が大きくすれ違った状態でハンスに想いを告げられていたら、アリシアはその手を取っていたかもしれない。そしてアリシアはハンスを選んだ以上、王家の別邸で開かれる夜会には来てくれなかっただろう。
夜会に出席する時に着て欲しくてドレスとアクセサリーを贈って、七年前に会っていることをカイルも覚えていると遠回しにだが初めて明かした。それも今さらだと思われていたに違いない。
七年も時間をかけて準備した末に、ようやくハプスグラネダ領に来た。それが目の前でアリシアを取られるところを見ているしかできなかったかもしれないなんて最悪だ。
その一方で思う。
カイルがハプスグラネダ領に来た時点でアリシアがハンスの手を取った後なら、どうしていただろうと。
いや、そんなことは考えるまでもなく決まっている。
他の誰かのものになった後でも好きだ。
想いを受け入れてもらえなかったとしても、ずっと好きだ。
「おいで、アリシア」
以前に二人で身体を寄せ合って座った椅子に腰を下ろすカイルは、持って来た原稿の束に欠けはないかと机の前に立ったままチェックしているアリシアを呼んだ。ちょうど作業を終えたらしいアリシアは振り返り、不思議そうな顔で近寄った。
「まだ家に帰らないの?」
「もう帰りたい?」
「そういうわけでもないけど……」
アリシアの腰を抱き寄せ、ゆっくりと自分の膝の上に座らせる。その時にさりげなく靴を脱がせた。
いつもとは違って目の前に柔らかなふくらみがあり、その真ん中に顔を埋めた。
ワンピース越しにアリシアの心臓の音が聞こえる。穏やかに一定のリズムを刻む心地良い音をもっと聞きたくて顔を擦り寄せると、その鼓動が早くなった。
「ドキドキしてる?」
「……意地悪」
顔を上げずに尋ねれば照れ隠しだろうか。アリシアの指が、くしゃりとカイルの髪に絡められた。
意地悪だと言いながらもカイルから離れず、逆に抱きしめ返してくれるところが愛おしい。そして愛おしいと思えばそのすべらかな肌に触れたくなった。
ワンピースの裾から手を差し入れ、太ももを撫でる。
アリシアは鋭く息を飲み、身体を強張らせた。心音の速度もさらに増し、指先から伝わる体温も心なしか高くなかったような気がする。
もっと意識させたくて内ももに指を這わせると、アリシアは切なげに吐息をこぼした。
「お昼前に、家のキッチンでしたばっかり、なのに……」
奥にまだその時の熱が残っているのかアリシアは頬を染めて俯いた。
けれどやはり抵抗はしない。悪戯心を起こしてショーツ越しに蕾の位置を探り、傷つけないように優しくひっかくと、いやいやとかぶりを振った。
「そろそろできなくなる時期が近いからかな」
子供は欲しくても、最初の一年は二人だけで過ごそうと決めた。
規則正しいアリシアの身体のリズムはカイルも分かっている。予定通りなら明後日には月のさわりが訪れるはずだ。
「でもアリシアがしたくないなら無理にはしないよ」
「意地悪」
「そうかな」
「分かってる、くせに……」
なめらかな布一枚を隔てた奥で、小さな蕾がぷっくりと硬く尖りはじめている。なおも指で甘やかに刺激を与えれば、わずかに濡れた水音が響いた。
幸い、アリシアはだめだと言ってない。
ワンピースを大きくたくし上げ、胸を包むブラジャーのホックを外す。緩やかに解けるそれも押し上げれば、顕わになったまろやかなふくらみがカイルを誘うように揺れた。
他愛のない誘惑でもカイルは簡単に屈する。掌にそっと包み込み、ほんの少し揺らされただけで期待に尖りはじめる薄桃色の先端が可愛くてたまらなかった。
「アリシア、ずり落ちて来ないようにワンピースを持ってて」
「う、ん……」
アリシアがおずおずとワンピースを抱え込むと、カイルはその背中に右手を回した。後ろに倒れない為でもあったし、逃げられない為でもある。
左手で柔らかな感触を楽しみながら、時折指で硬くなった先端を弄った。もう片方も軽く啄んでから口に含む。じっくりと舌で舐め転がしては甘噛みしたり吸ってみたりと、敏感で愛らしい乳首を丹念に味わった。
「あっ……。ん、ん……っ!」
アリシアがワンピースをぎゅっと握り、背中をのけぞらせる。色づく果実を自ら差し出すような体勢になり、カイルはありがたく頂戴した。慎ましやかなそれを指と舌とでひたすらに愛おしむ。
愛撫に反応して身を捩らせる度、揺れる長い髪がカイルの耳元をくすぐった。
彼女自身にそのつもりはないのだろうが、ささやかな悪戯を仕掛ける榛色の髪を一房取って、そっと口づける。淫密な場に相応しくない清廉な仕草に罪悪感を煽られたのか、アリシアがゆっくりと濡れた吐息をこぼした。
「ん……。ぁん……」
太ももをこすり合わせるような動作をする。カイルは胸を愛でる手を下腹部へと落とした。薄い腹部を撫で、ショーツの上から指先を侵入させる。奥に秘められた泉は蜜に溢れており、不埒な侵入者を咎めるように水音をあげた。
ショーツのリボンを片側だけ解く。布地を逆側に寄せながら、すでに蜜に塗れた蕾を親指の腹でそっとこすった。甘く押し潰し、さらに蜜を纏わせて蕾を覆う包皮をゆっくりと剥いた。
守ってくれているものを失った、アリシアが最も快楽を得やすいパーツをつまんで上下に扱く。
たっぷりとした蜜の中、油断すれば逃げて行く蕾を追いかけては捏ねる。執拗なまでの指の動きにアリシアは絶えず啼き声をあげた。
とめどなく溢れる蜜がいつの間にか内ももに垂れ、淫らに濡れ光っている。昼前にキッチンでした後、お互いにシャワーを浴び直していた。だから今アリシアを濡らすこの蜜は、この部屋で愛撫を受けて滴ったものだ。
「それ……したら、だめ……っ」
「気持ちよくなりすぎる?」
「胸、の……っ、咥えたまま、話さな、で……!」
ワンピースを掴む指にさらに力が込められたのか、細い指先を白くしながらアリシアは膝を震わせて絶頂に達した。
それが色々とあったせいで、もう三時近い時間だ。
色々とあった……も何も、カイルがキッチンでアリシアをおいしくいただいたせいではある。だが、いつもの本棚整理の手伝いと、すでに準備の出来ている参考書用の原稿を置いて来るだけだから特に問題はない。
参考書は以前、アリシアが仲の良い女の子の家庭教師をやる為にカイルが手伝って作ったものだ。あれが教えやすく、分かりやすかったと評判が良かったらしい。アリシアが結婚したことで家庭教師を続けるのは困難になった為に、どうせならと教材用に作ることになったのである。
「お仕事が忙しいのに引き受けてくれて本当にありがとう」
「いや。時間に余裕があったから気分転換にやらせてもらってただけだよ」
「ありがとう、カイル」
アリシアとの結婚に関し、カイルが後悔の念を抱いたことなど一度もない。
けれど家庭教師の件をはじめとして、何の問題もなくあったハプスグラネダ領の人々との交友をいくつか断ち切らせてしまった。
もちろんそれで縁自体が切れてしまったというわけではないのだが、同じ領内に住みながらも確実に結婚前より疎遠になっている。だから寂しい思いをさせているだろう。
王都に第三王子妃として連れて帰って、お姫様のような暮らしをさせてあげるのではなく、生まれ育ったハプスグラネダ領で公爵夫人として暮らすことを彼女本人に確認を取らずに決めた。
どこでどう暮らしていたって、アリシアがカイルにとってたった一人の大切なお姫様であることには変わりない。自分の選択が間違っているとは思わなかった。
しかし、そのせいで今まであったものを失わせてしまった以上、もしかしたらアリシアは結婚したことを後悔しているかもしれない。
結婚した相手がカイルではなく、ハプスグラネダ領に元から住む誰かだったのなら、彼女の生活は何ら変わってはいなかっただろう。
カイルの贔屓目を抜きにしてもアリシアは可愛い。その為に異性の目をよく惹きつけている。
彼女自身は、友人だと思っているから全く気がついていないのだろう。いもしない"王都の婚約者のお姫様"なんかより、身近に実在する"友人としか思っていない異性"の方がどれだけ厄介な存在か、アリシアは何も分かっていない。
今はカイルがいるから彼女をそのような目で見る相手はいないが、ハプスグラネダ領に来た当初はカイルにとって大きな悩みの種だった。
伯爵家の、さらには領地を治める家の令嬢ではあるが、アリシアを息子の嫁に欲しいと思っている住民の話もディアスから何度も聞かされた。そして彼らは決まって、同じことを言うのだ。
「でもアリシアちゃんはハンス君と結婚するだろうから……」
――ハンス・フィグマット。
アリシアの幼馴染みで、ずっとアリシアのいちばん近くにいた異性が彼だ。
今までよく獲られずにいたものだと思う。
アリシアが同じようにカイルを想ってくれていたとは言え、カイルは七年も会いに来なかったのだ。その間にいくらでも機会はあっただろう。
現にニアミスはあった。
後で知ったが、ハンスはアリシアに長年の想いを告げていた。カイルがアリシアとすれ違うより少し前の話だ。
もしも、その順序が逆だったなら。
カイルに婚約者がいると誤解し、心が大きくすれ違った状態でハンスに想いを告げられていたら、アリシアはその手を取っていたかもしれない。そしてアリシアはハンスを選んだ以上、王家の別邸で開かれる夜会には来てくれなかっただろう。
夜会に出席する時に着て欲しくてドレスとアクセサリーを贈って、七年前に会っていることをカイルも覚えていると遠回しにだが初めて明かした。それも今さらだと思われていたに違いない。
七年も時間をかけて準備した末に、ようやくハプスグラネダ領に来た。それが目の前でアリシアを取られるところを見ているしかできなかったかもしれないなんて最悪だ。
その一方で思う。
カイルがハプスグラネダ領に来た時点でアリシアがハンスの手を取った後なら、どうしていただろうと。
いや、そんなことは考えるまでもなく決まっている。
他の誰かのものになった後でも好きだ。
想いを受け入れてもらえなかったとしても、ずっと好きだ。
「おいで、アリシア」
以前に二人で身体を寄せ合って座った椅子に腰を下ろすカイルは、持って来た原稿の束に欠けはないかと机の前に立ったままチェックしているアリシアを呼んだ。ちょうど作業を終えたらしいアリシアは振り返り、不思議そうな顔で近寄った。
「まだ家に帰らないの?」
「もう帰りたい?」
「そういうわけでもないけど……」
アリシアの腰を抱き寄せ、ゆっくりと自分の膝の上に座らせる。その時にさりげなく靴を脱がせた。
いつもとは違って目の前に柔らかなふくらみがあり、その真ん中に顔を埋めた。
ワンピース越しにアリシアの心臓の音が聞こえる。穏やかに一定のリズムを刻む心地良い音をもっと聞きたくて顔を擦り寄せると、その鼓動が早くなった。
「ドキドキしてる?」
「……意地悪」
顔を上げずに尋ねれば照れ隠しだろうか。アリシアの指が、くしゃりとカイルの髪に絡められた。
意地悪だと言いながらもカイルから離れず、逆に抱きしめ返してくれるところが愛おしい。そして愛おしいと思えばそのすべらかな肌に触れたくなった。
ワンピースの裾から手を差し入れ、太ももを撫でる。
アリシアは鋭く息を飲み、身体を強張らせた。心音の速度もさらに増し、指先から伝わる体温も心なしか高くなかったような気がする。
もっと意識させたくて内ももに指を這わせると、アリシアは切なげに吐息をこぼした。
「お昼前に、家のキッチンでしたばっかり、なのに……」
奥にまだその時の熱が残っているのかアリシアは頬を染めて俯いた。
けれどやはり抵抗はしない。悪戯心を起こしてショーツ越しに蕾の位置を探り、傷つけないように優しくひっかくと、いやいやとかぶりを振った。
「そろそろできなくなる時期が近いからかな」
子供は欲しくても、最初の一年は二人だけで過ごそうと決めた。
規則正しいアリシアの身体のリズムはカイルも分かっている。予定通りなら明後日には月のさわりが訪れるはずだ。
「でもアリシアがしたくないなら無理にはしないよ」
「意地悪」
「そうかな」
「分かってる、くせに……」
なめらかな布一枚を隔てた奥で、小さな蕾がぷっくりと硬く尖りはじめている。なおも指で甘やかに刺激を与えれば、わずかに濡れた水音が響いた。
幸い、アリシアはだめだと言ってない。
ワンピースを大きくたくし上げ、胸を包むブラジャーのホックを外す。緩やかに解けるそれも押し上げれば、顕わになったまろやかなふくらみがカイルを誘うように揺れた。
他愛のない誘惑でもカイルは簡単に屈する。掌にそっと包み込み、ほんの少し揺らされただけで期待に尖りはじめる薄桃色の先端が可愛くてたまらなかった。
「アリシア、ずり落ちて来ないようにワンピースを持ってて」
「う、ん……」
アリシアがおずおずとワンピースを抱え込むと、カイルはその背中に右手を回した。後ろに倒れない為でもあったし、逃げられない為でもある。
左手で柔らかな感触を楽しみながら、時折指で硬くなった先端を弄った。もう片方も軽く啄んでから口に含む。じっくりと舌で舐め転がしては甘噛みしたり吸ってみたりと、敏感で愛らしい乳首を丹念に味わった。
「あっ……。ん、ん……っ!」
アリシアがワンピースをぎゅっと握り、背中をのけぞらせる。色づく果実を自ら差し出すような体勢になり、カイルはありがたく頂戴した。慎ましやかなそれを指と舌とでひたすらに愛おしむ。
愛撫に反応して身を捩らせる度、揺れる長い髪がカイルの耳元をくすぐった。
彼女自身にそのつもりはないのだろうが、ささやかな悪戯を仕掛ける榛色の髪を一房取って、そっと口づける。淫密な場に相応しくない清廉な仕草に罪悪感を煽られたのか、アリシアがゆっくりと濡れた吐息をこぼした。
「ん……。ぁん……」
太ももをこすり合わせるような動作をする。カイルは胸を愛でる手を下腹部へと落とした。薄い腹部を撫で、ショーツの上から指先を侵入させる。奥に秘められた泉は蜜に溢れており、不埒な侵入者を咎めるように水音をあげた。
ショーツのリボンを片側だけ解く。布地を逆側に寄せながら、すでに蜜に塗れた蕾を親指の腹でそっとこすった。甘く押し潰し、さらに蜜を纏わせて蕾を覆う包皮をゆっくりと剥いた。
守ってくれているものを失った、アリシアが最も快楽を得やすいパーツをつまんで上下に扱く。
たっぷりとした蜜の中、油断すれば逃げて行く蕾を追いかけては捏ねる。執拗なまでの指の動きにアリシアは絶えず啼き声をあげた。
とめどなく溢れる蜜がいつの間にか内ももに垂れ、淫らに濡れ光っている。昼前にキッチンでした後、お互いにシャワーを浴び直していた。だから今アリシアを濡らすこの蜜は、この部屋で愛撫を受けて滴ったものだ。
「それ……したら、だめ……っ」
「気持ちよくなりすぎる?」
「胸、の……っ、咥えたまま、話さな、で……!」
ワンピースを掴む指にさらに力が込められたのか、細い指先を白くしながらアリシアは膝を震わせて絶頂に達した。
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