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陥落 ☆
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華奢な腰の上まで持ち上げられ、腰の両側でリボンを結んだショーツは逆に膝へと引き下ろされる。
そうしてまろやかなお尻が曝け出されれば、秘めるべくはずの部分を覆い隠さないドレスの存在などもう何の意味もない。
「ひ、ぁ……っ!」
メルディアナは背中をのけぞらせた。
お尻の間に、熱く硬い杭のような何かが差し込まれる。
先端が粘度の高い液体に濡れてでもいるのか、聞いたことのない水音を上げながらメルディアナの足のつけ根を擦り上げた。
「ハニー。まだ、おとなしくしていて」
男の左手が、ドアに縋るメルディアナの左手に上から重ねられた。それから指を一本一本しっかりと絡めてドアに押しつける。
熱杭は真っすぐな棒状ではないようだ。大きく張り出した先端から続くくびれた部分が、秘裂の頂上にある蕾に引っかかるような感触がする。
気まぐれな刺激が与えられる度、知らずのうちにメルディアナの腰が揺れた。
男の動きに合わせ、時には未知の快楽に恐怖を覚えて逃げ、あるいは積極的に自ら捧げる。何てはしたない仕草だろう。でも止められなかった。
重たげな水音はどんどん質量を増して辺りに響く。それだけで、意味も分からずにしているこの行為が淫らなものであることは明白だった。
「ぁ、ふ……っ。ん……」
「気持ち良さそうにしてくれるのは嬉しいけれど、そんなに腰を揺らしたら中に入ってしまうかもしれないよ?」
「っ……!」
耳元で甘く囁かれて身体が強張る。
快楽を得ているだけでなく求めてしまっている淫らな身体は呆れられただろうか。
真っ先に心をよぎった思いにメルディアナは内心驚いた。
今心配すべきは、自らの貞操だ。
こんな、行きずりの、誰とも知れない男を相手に純潔を失うなどあってはならない。
男性であるリチャードの不貞とは意味が全く違うのだ。
貴族令嬢は結婚するまで清らかな身でいなければいけない。先程見たリチャードの相手だって、きっと伴侶を失くした未亡人なのだ。未婚の令嬢が婚約者のいる男と肌を重ねたりなんてするはずがない。
(――本当に、リチャード様を信じているの?)
自問し、力なく笑ってしまいそうになる。
すると気配を察したのか、男が乳首を強くつまんで引っかいた。わずかな痛みが、今は快楽としてメルディアナの心を震わせる。反射的に喉を逸らせ、切なさのこもる啼き声を上げさせた。
「ひぁっ、あ……っ!」
「他のことをまた考えたりして、ハニーは本当にひどいな。今だけは僕のものでいて」
それとも、と今度は甘く優しく乳首を転がす。
指先の動きに翻弄されて腰が弾んだ。濡れた音が大きく響き、とめどなく蜜が潤んでいると物語る。
「永遠に僕のものになる? 可愛いハニー。そうしたら、他に何も考えられなくなるくらい、奥までたくさん愛してあげる」
重ね合わせた左手の薬指のつけ根をゆっくりとなぞられた。
まだ指輪をはめてはいないけれど近い将来、リチャードと交換したものをはめることになる指だ。そこにリチャードではなく自分が指輪を贈りたいと男は言外に伝えている。
こんなの、拒むしかない言葉だ。
婚約者のいる令嬢を空き部屋に連れ込み、正体を明かさずに素肌を暴く。その行為が許される理由はどこにもない。
妻に娶りたいだなんて何の免罪符にもならず、抵抗させない為に口にするこの場限りの甘言だ。
騙され、絆される方がどうかしている。
なのに何故心を揺らしているのか。
理性が身体を静めるより先に、メルディアナは何度も頷いた。
「な、る……。なり、ま……す……。だか、ら」
もしかしたら、男がそう言ってくれるのを心のどこかで待っていたのかもしれない。
どちらにしろリチャードとの婚約は続けられないのだ。それなら身体だけでも愛してくれる、この男の方がずっとマシにさえ思えた。
それに――メルディアナは男の素性に薄々と察しがつきはじめている。
彼のものとなることは、他の女性に心を移したリチャードと婚姻を結ぶのとは違う意味でつらいものになるだろう。
何故なら、彼は。
「ん。言質はしっかりと取ったからね、ハニー……いや、僕の可愛いメルディアナ」
ぱちん、と何かが小さく爆ぜるような音がしたかと思うと、布地の隙間から光が差し込んで来る。
室内の照明が灯されたのだ。薄闇の中だからまだかろうじて曝すことのできていた淫らな体勢に腰が震えた。
「……ぁ」
羞恥で消え入りそうな身体を抱き上げられ、部屋の中央へと運ばれる。
やがて柔らかな布の上に横たえられた。ベッドとも違うこれは――大きなソファー、だろうか。
メルディアナは男がその向こうにいると信じて手を伸ばした。
ひんやりとした肌に指先が触れる。
火照る身体に心地良い。
首筋辺りだろうか。きめ細やかな肌の奥に骨ばった逞しさを感じる。ゆっくりと指でなぞると「くすぐったいよ、ハニー」とかすかな笑みを含む声で窘められ、手を引き離された。
もっと触れたかったのに叶えられず、少しの不満を込めてメルディアナはまた別の望みをねだった。
「お顔が、見たい――です」
目隠しをしたままの状態で置き去りにしたりはしないだろう。
いずれ顔を見せることになる。
だったら事後ではなく今、見せて欲しい。
男側にしたら、ただの行きずりの女相手にそこまでしたくないだろうか。
それならそれで――二度目のない遊び相手にされているだけだと、割り切れる。メルディアナが本当に気持ちの整理をつけられるかは、また別の話だけれど。
「顔を見て、僕のものにならないと言い出したりはしない?」
「そんなこと、しません……。だから……で、んか」
正体を分かっているのだと遠回しに伝えれば、男から伝わる雰囲気が柔らかなそれに変わる。
しなやかな指が髪を梳き、耳朶をなぞり、頬を滑った。
「そう。だったら今夜、僕の子を孕んでしまえばいい。もちろん全ての責任は僕が取るよ」
目を覆う布が引き上げられ、急に明るくなった視界にメルディアナは何度も目を瞬かせた。
長い眠りから覚めたかのように色が戻って来る。思った通り、視線の先には眩い金色の髪と、青い目があった。そうして今までずっと、婚約者の主として遠くに見つめていただけの人物が近くにいることを、情欲の熱を宿らせて見つめられていることを不思議に思った。
彼に恋をしていたわけではない。
近くで顔を合わせたのは一度だけだ。
優秀な成績で士官学校を卒業したリチャードが異例の速さで護衛騎士に任命され、騎士たちの忠誠と士気を高める為に王城で開かれた夜会でのことだった。
とは言え、会話を交わしたわけではない。
次期国王となることを約束された若き王太子の手で、騎士一人一人に青いリボンに連なる小さな銀の記章を胸につける儀があった。仲睦まじい婚約者のふりをする為にメルディアナも列席し、騎士たちの後方に他の関係者たちと並んで式典を見守っていた。
一瞬だけ目が合った気がするし、思い過ごしかもしれない。
その程度の、繋がりと言うにはあまりにも些細なものしかなかった。
でも。
初めて愛を囁かれた今は恋心を抱きはじめている。
メルディアナは自分で思うよりずっと、異性として愛を注がれることに飢えていた。
「僕の元に落ちて来た以上、もう決して逃がさない」
そうしてまろやかなお尻が曝け出されれば、秘めるべくはずの部分を覆い隠さないドレスの存在などもう何の意味もない。
「ひ、ぁ……っ!」
メルディアナは背中をのけぞらせた。
お尻の間に、熱く硬い杭のような何かが差し込まれる。
先端が粘度の高い液体に濡れてでもいるのか、聞いたことのない水音を上げながらメルディアナの足のつけ根を擦り上げた。
「ハニー。まだ、おとなしくしていて」
男の左手が、ドアに縋るメルディアナの左手に上から重ねられた。それから指を一本一本しっかりと絡めてドアに押しつける。
熱杭は真っすぐな棒状ではないようだ。大きく張り出した先端から続くくびれた部分が、秘裂の頂上にある蕾に引っかかるような感触がする。
気まぐれな刺激が与えられる度、知らずのうちにメルディアナの腰が揺れた。
男の動きに合わせ、時には未知の快楽に恐怖を覚えて逃げ、あるいは積極的に自ら捧げる。何てはしたない仕草だろう。でも止められなかった。
重たげな水音はどんどん質量を増して辺りに響く。それだけで、意味も分からずにしているこの行為が淫らなものであることは明白だった。
「ぁ、ふ……っ。ん……」
「気持ち良さそうにしてくれるのは嬉しいけれど、そんなに腰を揺らしたら中に入ってしまうかもしれないよ?」
「っ……!」
耳元で甘く囁かれて身体が強張る。
快楽を得ているだけでなく求めてしまっている淫らな身体は呆れられただろうか。
真っ先に心をよぎった思いにメルディアナは内心驚いた。
今心配すべきは、自らの貞操だ。
こんな、行きずりの、誰とも知れない男を相手に純潔を失うなどあってはならない。
男性であるリチャードの不貞とは意味が全く違うのだ。
貴族令嬢は結婚するまで清らかな身でいなければいけない。先程見たリチャードの相手だって、きっと伴侶を失くした未亡人なのだ。未婚の令嬢が婚約者のいる男と肌を重ねたりなんてするはずがない。
(――本当に、リチャード様を信じているの?)
自問し、力なく笑ってしまいそうになる。
すると気配を察したのか、男が乳首を強くつまんで引っかいた。わずかな痛みが、今は快楽としてメルディアナの心を震わせる。反射的に喉を逸らせ、切なさのこもる啼き声を上げさせた。
「ひぁっ、あ……っ!」
「他のことをまた考えたりして、ハニーは本当にひどいな。今だけは僕のものでいて」
それとも、と今度は甘く優しく乳首を転がす。
指先の動きに翻弄されて腰が弾んだ。濡れた音が大きく響き、とめどなく蜜が潤んでいると物語る。
「永遠に僕のものになる? 可愛いハニー。そうしたら、他に何も考えられなくなるくらい、奥までたくさん愛してあげる」
重ね合わせた左手の薬指のつけ根をゆっくりとなぞられた。
まだ指輪をはめてはいないけれど近い将来、リチャードと交換したものをはめることになる指だ。そこにリチャードではなく自分が指輪を贈りたいと男は言外に伝えている。
こんなの、拒むしかない言葉だ。
婚約者のいる令嬢を空き部屋に連れ込み、正体を明かさずに素肌を暴く。その行為が許される理由はどこにもない。
妻に娶りたいだなんて何の免罪符にもならず、抵抗させない為に口にするこの場限りの甘言だ。
騙され、絆される方がどうかしている。
なのに何故心を揺らしているのか。
理性が身体を静めるより先に、メルディアナは何度も頷いた。
「な、る……。なり、ま……す……。だか、ら」
もしかしたら、男がそう言ってくれるのを心のどこかで待っていたのかもしれない。
どちらにしろリチャードとの婚約は続けられないのだ。それなら身体だけでも愛してくれる、この男の方がずっとマシにさえ思えた。
それに――メルディアナは男の素性に薄々と察しがつきはじめている。
彼のものとなることは、他の女性に心を移したリチャードと婚姻を結ぶのとは違う意味でつらいものになるだろう。
何故なら、彼は。
「ん。言質はしっかりと取ったからね、ハニー……いや、僕の可愛いメルディアナ」
ぱちん、と何かが小さく爆ぜるような音がしたかと思うと、布地の隙間から光が差し込んで来る。
室内の照明が灯されたのだ。薄闇の中だからまだかろうじて曝すことのできていた淫らな体勢に腰が震えた。
「……ぁ」
羞恥で消え入りそうな身体を抱き上げられ、部屋の中央へと運ばれる。
やがて柔らかな布の上に横たえられた。ベッドとも違うこれは――大きなソファー、だろうか。
メルディアナは男がその向こうにいると信じて手を伸ばした。
ひんやりとした肌に指先が触れる。
火照る身体に心地良い。
首筋辺りだろうか。きめ細やかな肌の奥に骨ばった逞しさを感じる。ゆっくりと指でなぞると「くすぐったいよ、ハニー」とかすかな笑みを含む声で窘められ、手を引き離された。
もっと触れたかったのに叶えられず、少しの不満を込めてメルディアナはまた別の望みをねだった。
「お顔が、見たい――です」
目隠しをしたままの状態で置き去りにしたりはしないだろう。
いずれ顔を見せることになる。
だったら事後ではなく今、見せて欲しい。
男側にしたら、ただの行きずりの女相手にそこまでしたくないだろうか。
それならそれで――二度目のない遊び相手にされているだけだと、割り切れる。メルディアナが本当に気持ちの整理をつけられるかは、また別の話だけれど。
「顔を見て、僕のものにならないと言い出したりはしない?」
「そんなこと、しません……。だから……で、んか」
正体を分かっているのだと遠回しに伝えれば、男から伝わる雰囲気が柔らかなそれに変わる。
しなやかな指が髪を梳き、耳朶をなぞり、頬を滑った。
「そう。だったら今夜、僕の子を孕んでしまえばいい。もちろん全ての責任は僕が取るよ」
目を覆う布が引き上げられ、急に明るくなった視界にメルディアナは何度も目を瞬かせた。
長い眠りから覚めたかのように色が戻って来る。思った通り、視線の先には眩い金色の髪と、青い目があった。そうして今までずっと、婚約者の主として遠くに見つめていただけの人物が近くにいることを、情欲の熱を宿らせて見つめられていることを不思議に思った。
彼に恋をしていたわけではない。
近くで顔を合わせたのは一度だけだ。
優秀な成績で士官学校を卒業したリチャードが異例の速さで護衛騎士に任命され、騎士たちの忠誠と士気を高める為に王城で開かれた夜会でのことだった。
とは言え、会話を交わしたわけではない。
次期国王となることを約束された若き王太子の手で、騎士一人一人に青いリボンに連なる小さな銀の記章を胸につける儀があった。仲睦まじい婚約者のふりをする為にメルディアナも列席し、騎士たちの後方に他の関係者たちと並んで式典を見守っていた。
一瞬だけ目が合った気がするし、思い過ごしかもしれない。
その程度の、繋がりと言うにはあまりにも些細なものしかなかった。
でも。
初めて愛を囁かれた今は恋心を抱きはじめている。
メルディアナは自分で思うよりずっと、異性として愛を注がれることに飢えていた。
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