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第三章 上層へ
57話 決着
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――ソヴリンスター大聖堂 最深部
セレナスはエルミラから極力距離を取りつつ、水蛇の槍を構えていた。
「いつまで守りに徹しているつもりですか? それでは私を倒す事は出来ませんよ」
エルミラは冷静にそう言っているつもりだが、少しイラついているのが見て取れた。
「何と言われようと、僕はこのままロフルが戻るのを待つさ」
セレナスは一人になった以降、自身の周囲の雪に集中していた。
エルミラの攻撃は、必ず剣先から射出される為、飛んでくる位置の予測はある程度出来た。
その攻撃は見えない上に瞬間的に着弾するが、ぎりぎり纏っている雪で感知し、回避する事が出来ていた。
「まったく……仕方が無いですね」
そう言ってエルミラは右腕を上げた。
そして、魔法輪を起動する。
セレナスはそれをみて、すぐにある事に気がついていた。
「エルミラ……! ユニークリングじゃないか!」
「ええそうですね」
エルミラのその問いに、セレナスは怒りをあらわにした。
「ユニークリングはお前らSの者によって排除されていた……その張本人がユニークリングとは笑わせてくれるな!」
エルミラはその質問に淡々と
「ユニークリングによる特性は未知の力……我々には管理できません。なので排除する仕組みを作っただけです」
と言った。
「そんな馬鹿な理由でユニークリングは悪と教えて来たのか……!? その考えを生み出したお前が一番の悪じゃないか!!」
セレナスがそう言った瞬間……
――ザンッ!
という音と共に、セレナスは背中から剣で一突きにされていた。
「がはっ……!」
「遅くなり申し訳ございません!! エルミラ様」
「やっと来ましたかレオネル」
セレナスを刺したのは、レオネルだった。
「レオネル……ッ!」
セレナスはその場で倒れ込んだ。
「セレナス、お前には失望したぞ」
「僕は……お前ら腐ったSランクに失望したよ……」
「ふん、戯言を……エルミラ様、こいつを如何いたしましょうか」
セレナスに刺した剣を引き抜きながらレオネルは言った。
そして、エルミラはセレナスを蔑むような目で見ながら、
「直ちに首を刎ねよ」
と言った。
レオネルは、承知しましたと頷き、そのままセレナスの首元で剣を振り上げた。
「ロフル……! 後は頼んだぞ……!」
セレナスが諦めそうになったその時だった。
――バンッ!!
「ごふ……ッ!」
レオネルは頭部を蹴られ、思いっきり吹き飛んだ。
そして、そのまま気を失ってしまった。
「ロフル……来ましたか」
ロフルは空中に浮かんでいた。
周囲には二つの魔法陣が浮遊している。
これは七輪エアリジェクションの効果で、空中を自在に動ける状態となっていた為だった。
「セレナス……! すまない遅くなって……! すぐ終わらせてお前を連れ帰るからな」
「ああ、頼んだぞ……」
その瞬間、エルミラは剣先をこちらに向け、攻撃を放っていた。
しかし、ロフルには攻撃は通らず、代わりに周囲に飛んでいた魔法陣がガラスの様に砕け散った。
ロフルのそのまま何事も無かったかのように、セレナスの止血だけは済ませた。
「攻撃が通らない……?」
エルミラはその状況を見て、少し困惑している。
「おいおい、こういう時は黙ってみてるもんだろうが」
ロフルはそのまま魔装具を構えた。
「魔装具……? 紫髪ごときが持っていい代物ではありませんよ……!」
「紫髪とか関係ない。これは俺にしか使えない魔装具だ……天装剣・打毀(てんそうけん・うちこわし)!」
魔装具はすぐに形状を変えた。
グラディウスの様に幅広の剣だが、その剣身には無数のひびが入っておりバラバラになっている。
しかし、切れ目の隙間と剣全体を白い光で包まれており、形状を保っている。
ロフルの周囲にはセレナスのような雪やエルミラの白羽ではなく、
三方手裏剣のような形の刃が無数に舞っていた。
「たしかにこれは危ないな」
その瞬間、エルミラは再度剣先を向け、攻撃を試みた。
しかし、ロフルはそれを浮遊する刃でガードし無効化した。
「く……!」
エルミラからは少し焦りの表情が見え始めた。
「この無数の刃……俺の制御で操作できそうだ」
ロフルはそう呟き、全ての刃を剣先へと集中させ、エルミラへと射出した。
――ガガガガッ!
無数の刃はエルミラの致命傷を避け、服や腕に突き刺さった。
そして、そのまま壁に貼り付け状態となり身動きが取れなくなった。
そのままエルミラの魔装具を奪い取り、剣先を首につきつけた。
その時点でエルミラは全てを諦めた表情となり、ゆっくりと目を閉じた。
だが、ロフルはそのまま剣を収め、貼り付け状態になったエルミラをゆっくりと地上へ降ろした。
「何をしているのですか」
エルミラがそう質問すると、ロフルは
「エルミラ、切り離しを考え直してくれ」
と言った。
だが、エルミラは表情を変えず、
「それは出来ません」
と一言だけ言った。
だがロフルはそのまま話を続けた。
「世界の崩壊は俺が止める。方法があるんだ」
その言葉にエルミラは一瞬驚きの表情を見せた後、すぐに無表情へと戻った。
「紫髪が何故その事をしっている……」
「今はそんな事はどうでもいい。とにかく、原因は人口増加……ならば他の場所に移住して貰ったらいい」
「どの場所に行っても同じです。この4層世界は全てで一つなのですから……」
「確証はまだないが、この世界以外に行く事が出来るかもしれない」
ロフルはそう続け、
「全部調べる! 1年だけ待ってくれ。必ず崩壊を止めてやる」
とエルミラの目を見て伝えた。
言葉の通り、実際にはまだそれが可能か確証を得ていないロフルだが、
その自信と覚悟の表情をみたエルミラは諦めた表情で
「分かりました。切り離しは待ちましょう……」
と言った。
「ありがとう。必ず崩壊はさせない。待っていてくれ」
そう言って気を失ったセレナスをすぐに抱えて帰還した。
・・・
・・
・
セレナスはエルミラから極力距離を取りつつ、水蛇の槍を構えていた。
「いつまで守りに徹しているつもりですか? それでは私を倒す事は出来ませんよ」
エルミラは冷静にそう言っているつもりだが、少しイラついているのが見て取れた。
「何と言われようと、僕はこのままロフルが戻るのを待つさ」
セレナスは一人になった以降、自身の周囲の雪に集中していた。
エルミラの攻撃は、必ず剣先から射出される為、飛んでくる位置の予測はある程度出来た。
その攻撃は見えない上に瞬間的に着弾するが、ぎりぎり纏っている雪で感知し、回避する事が出来ていた。
「まったく……仕方が無いですね」
そう言ってエルミラは右腕を上げた。
そして、魔法輪を起動する。
セレナスはそれをみて、すぐにある事に気がついていた。
「エルミラ……! ユニークリングじゃないか!」
「ええそうですね」
エルミラのその問いに、セレナスは怒りをあらわにした。
「ユニークリングはお前らSの者によって排除されていた……その張本人がユニークリングとは笑わせてくれるな!」
エルミラはその質問に淡々と
「ユニークリングによる特性は未知の力……我々には管理できません。なので排除する仕組みを作っただけです」
と言った。
「そんな馬鹿な理由でユニークリングは悪と教えて来たのか……!? その考えを生み出したお前が一番の悪じゃないか!!」
セレナスがそう言った瞬間……
――ザンッ!
という音と共に、セレナスは背中から剣で一突きにされていた。
「がはっ……!」
「遅くなり申し訳ございません!! エルミラ様」
「やっと来ましたかレオネル」
セレナスを刺したのは、レオネルだった。
「レオネル……ッ!」
セレナスはその場で倒れ込んだ。
「セレナス、お前には失望したぞ」
「僕は……お前ら腐ったSランクに失望したよ……」
「ふん、戯言を……エルミラ様、こいつを如何いたしましょうか」
セレナスに刺した剣を引き抜きながらレオネルは言った。
そして、エルミラはセレナスを蔑むような目で見ながら、
「直ちに首を刎ねよ」
と言った。
レオネルは、承知しましたと頷き、そのままセレナスの首元で剣を振り上げた。
「ロフル……! 後は頼んだぞ……!」
セレナスが諦めそうになったその時だった。
――バンッ!!
「ごふ……ッ!」
レオネルは頭部を蹴られ、思いっきり吹き飛んだ。
そして、そのまま気を失ってしまった。
「ロフル……来ましたか」
ロフルは空中に浮かんでいた。
周囲には二つの魔法陣が浮遊している。
これは七輪エアリジェクションの効果で、空中を自在に動ける状態となっていた為だった。
「セレナス……! すまない遅くなって……! すぐ終わらせてお前を連れ帰るからな」
「ああ、頼んだぞ……」
その瞬間、エルミラは剣先をこちらに向け、攻撃を放っていた。
しかし、ロフルには攻撃は通らず、代わりに周囲に飛んでいた魔法陣がガラスの様に砕け散った。
ロフルのそのまま何事も無かったかのように、セレナスの止血だけは済ませた。
「攻撃が通らない……?」
エルミラはその状況を見て、少し困惑している。
「おいおい、こういう時は黙ってみてるもんだろうが」
ロフルはそのまま魔装具を構えた。
「魔装具……? 紫髪ごときが持っていい代物ではありませんよ……!」
「紫髪とか関係ない。これは俺にしか使えない魔装具だ……天装剣・打毀(てんそうけん・うちこわし)!」
魔装具はすぐに形状を変えた。
グラディウスの様に幅広の剣だが、その剣身には無数のひびが入っておりバラバラになっている。
しかし、切れ目の隙間と剣全体を白い光で包まれており、形状を保っている。
ロフルの周囲にはセレナスのような雪やエルミラの白羽ではなく、
三方手裏剣のような形の刃が無数に舞っていた。
「たしかにこれは危ないな」
その瞬間、エルミラは再度剣先を向け、攻撃を試みた。
しかし、ロフルはそれを浮遊する刃でガードし無効化した。
「く……!」
エルミラからは少し焦りの表情が見え始めた。
「この無数の刃……俺の制御で操作できそうだ」
ロフルはそう呟き、全ての刃を剣先へと集中させ、エルミラへと射出した。
――ガガガガッ!
無数の刃はエルミラの致命傷を避け、服や腕に突き刺さった。
そして、そのまま壁に貼り付け状態となり身動きが取れなくなった。
そのままエルミラの魔装具を奪い取り、剣先を首につきつけた。
その時点でエルミラは全てを諦めた表情となり、ゆっくりと目を閉じた。
だが、ロフルはそのまま剣を収め、貼り付け状態になったエルミラをゆっくりと地上へ降ろした。
「何をしているのですか」
エルミラがそう質問すると、ロフルは
「エルミラ、切り離しを考え直してくれ」
と言った。
だが、エルミラは表情を変えず、
「それは出来ません」
と一言だけ言った。
だがロフルはそのまま話を続けた。
「世界の崩壊は俺が止める。方法があるんだ」
その言葉にエルミラは一瞬驚きの表情を見せた後、すぐに無表情へと戻った。
「紫髪が何故その事をしっている……」
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「確証はまだないが、この世界以外に行く事が出来るかもしれない」
ロフルはそう続け、
「全部調べる! 1年だけ待ってくれ。必ず崩壊を止めてやる」
とエルミラの目を見て伝えた。
言葉の通り、実際にはまだそれが可能か確証を得ていないロフルだが、
その自信と覚悟の表情をみたエルミラは諦めた表情で
「分かりました。切り離しは待ちましょう……」
と言った。
「ありがとう。必ず崩壊はさせない。待っていてくれ」
そう言って気を失ったセレナスをすぐに抱えて帰還した。
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