生死を分けるは一文字より

第一章 神の遊戯 序盤

第一話～第十話 まとめ

【神の遊戯】について
・参加者は神から異能力を与えられ、参加者同士で殺し合う。
・異能力は漢字１文字に含まれる意味に基づく。
・1文字につき1人まで。
・文字は好きなものを選べるが、早い者勝ちである。
・能力の詳細は文字を選んでから教えられる。
・殺された者は基本的に生き返った後、記憶改竄され元の生活に戻る。
・遊戯不参加の一般人で遊戯に巻き込まれた人も、『もし遊戯がなかったら』という仮定上の記憶に改竄され、元の生活に戻る。
・勝者には願いが叶えられる。
・今回の試合で勝ち残るのは2名。
・能力者同士は互いに分かるようになっている。

【柊 涼啓】編
第一話 神と文字
　自室でくつろいでいた涼啓の前に神が現れる。
　神の遊戯について説明を受け、中学の頃からの夢で叶わないと諦めていた夢を叶えてもらおうと参加を決意。
　既に"殺" "透" "止" "映"が選ばれていた。
　悩んでいる間に“知”が選ばれる。
　悩んだ末に“消”を選ぶ。
　能力によって、ある概念を“消”す。
　能力の詳細は【柊 涼啓】編の後に書いてます。
　(作中と大して変わらない詳細)

第二話 能力と準備
　翌日
　能力の詳細を聞いた涼啓は作戦を考え、それに必要な道具を買いに行く。
　ナイフ6丁と金槌5本購入。
　12:00になり神の遊戯開始。

第三話 JKと仲間？
　勝ち残るのが2人ということなので他の能力者と仲間になりたいと思い、仲間探しに出る。
　道中“刀”と“開”の能力者のペアを発見。
　すぐさま撤退。
　その後、能力者のJKらしき女子と遭遇。
　警戒を解こうとしているところに能力者ペアと遭う。
　一時的にJKと共闘することに。

第四話 初戦と名前
　敵2人に押される中、JKが能力で出した赤ちゃん(？)により勝利。
　赤ちゃんの正体をJKに聞いたところ、アカングワーマジムンという沖縄辺りで伝わる悪霊とのこと。
　また、JKの能力は“召”だと判明。
　互いに自己紹介した後2人で喫茶店へ。

第五話 仲間と情報
　喫茶店にて
　互いに能力を明かす。
　その後少し会話をし、JK(堂本 千春)と仲間になる。
　その後、能力者探しを始める。

第六話 趣味と恐怖
　互いの趣味の話をしつつ能力者を探していると、公園に4名の能力者が。
　2チームの戦いを観戦することにした2人。
　4人のうち1人がボツリヌストキシンを作成。
　同チームのもう1人が時を止め、敵2人の体内にボツリヌストキシンを入れ、圧勝。
　勝てる気がしない千春達は恐怖を植え付けれた。
　とりあえずお互い家に帰ることにした2人。
　22:00になり遊戯は一時休憩。
　再開は翌日10:00からと聞き、寝ることに。

第七話 大雨と変態
　翌日
　千春と合流。
　千春からデートのお誘い。
　まぁいいかとデートをすることに。
　ショッピングモールまでの道中、女性の悲鳴が聞こえる。
　そちらに行くと半裸の女性達が倒れており、男2人が立っていた。
　こちらに気づいた2人は勝負を仕掛けてきた。
　千春も服を脱がされピンチに。
　涼啓は考えていた作戦を実行。
　次回に続く形で七話は終了。

第八話 殺人とデート
　その後も涼啓の作戦が成功。
　勝利。
　生き返るとはいえ人を殺したことに罪悪感を感じ始める。
　とりあえず気分転換も兼ねてまたデートへと向う。
　フードコートでたこ焼きを食べ、買い物開始。

第九話 その他とその他
　涼啓達がデートしてる間、別のところでも戦いが。
　“刀開ペア”vs“逆映ペア”の勝負。
　本編でお楽しみください。

第十話 音ゲーとUFOキャッチャー
　千春によって着せ替え人形にされた涼啓は休憩を提案。
　ゲームセンターへと行き音ゲーを2人ですることに。
　音ゲープレイ中に背後からどこかで聞いた声が。
　声の主がいつぞやの“止”能力者のものだと気づいた涼啓は音ゲーをやめられずに焦る。
　なんとかバレずに音ゲー終了。
　すぐさま千春とショッピングモールから出る。
　安心して帰っていると車が横切る。
　急に止まった車から出てきたのは両手にぬいぐるみを持った“止”能力者とその相棒だった。

【能力“消”】について
・無生物を物理的に消す、もしくはその消したものを元の場所に再生することが可能。
・また、概念的要素を１つのみ消すことも可能。
・生物の消去、また、己の死という事象に関する概念の消去、他の能力者の文字乃ち能力の消去は不可能。
・しかし、己の死の概念は、一度の死という制限を付けさえすれば消去は可能。
・今回の試合が終わるまで継続可能。
・中止したければそれも可能。
・ただし、中止した場合今回の試合が終わるまでどの概念的要素も消せない。