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1章~建国編
8th 世界樹の決戦 その2
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どうも、たまです!
今話から、PCでの執筆に移行しました。
それに伴い、“!”が半角記号から全角記号になったりします。
若干今までと雰囲気が異なったりするかもしれません。
その代わりと言ってはなんですが、作業効率が上がりました!
今までより文字数が増える!
...かもしれない。
それと、これからも重要な戦闘シーンに関しては今回のように三人称で書いていこうと思います。
というわけで、8話。
戦闘シーンpart2です!
ではでは、どうぞ~
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼
決戦の舞台ともなっている大広間に、威厳に溢れる気の抜けた軽い声が響いた。
声の主はもちろん、クレハである。
それから続けてクレハは物欲しそうな表情で問う。
「ねぇ、アスタロト達で勝てないならボクがやってもいいよね?」
「...むぅ...わ、わかったのじゃ! わかったから主よ、その表情で見るのはやめてほしいのじゃ! ええぃ、存分にやれば良いのじゃ!」
アスタロトは半ばヤケクソ気味に言った。
言葉通り、クレハのその物欲しそうな表情が反則的に可愛かったからだ。
直視しているのが辛いくらいに。
「ほんと!? 言質はとったからね!」
そう言うとクレハは、好戦的な笑みを浮かべてから
「行くよ、凰華」
と、静かに言った。
すると一瞬だけ桜吹雪がクレハを包み、気付けば籠手を着けていた。
これはクレハがルーシアの主神である、アリアことアリアグネーに授けられた神器だ。
もちろんチートの塊...いや、むしろチートを具現化したものである。
ミスリルやアダマンタイト、オリハルコンと言った希少も希少、極めて希少な魔金属や金属をふんだんに使って作られている。
しかも普段は腕輪になっていると言う優れものだ。
その性能は凄まじいもので、例えクレハの常識はずれの膂力で物を殴ったとしてもその衝撃は一切クレハには返ってこないと言う。
その衝撃吸収能力はもちろんのこと、硬度や堅牢さも常識はずれな一品である。
見た目は、和甲冑の手甲に似ている。
似ているというだけで比べるのもおこがましい程に差があるが。
全体的に桜色をベースに、所々黒や金が入っている。
そんなぶっ飛んだ籠手を身に着けるのは、更にぶっ飛んだチートを持つクレハ。
...絶対に敵に回したくは無い。
クレハの相手をするとは神を相手するのと同義だからである。
チートと籠手。
この2つの要素のせいで、クレハはそこら辺の低級神よりもよっぽど強大になっていた。
それに対し、相手のデュラハンは少なくとも神に届くほどの力があるようには見えない。
基準を人間にすれば絶望的な強さを持っているのは間違え無いのだが。
勝負は一方的なものになると思われた。
しかし。
先に動いたのはデュラハン。
一撃で決めるのは不可能だと判断したのか、手数で攻めている。
クレハは、それを余裕の表情で捌いていく。
それが5分ほど続いた。
ここに来て、クレハから余裕の表情が消えた。
かわりに浮かび上がったのは、戸惑いの表情。
デュラハンの攻撃は時間が経つにつれ荒くなっていった。
だが、その荒さには予想外の効果を生み出した。
それは、人間では考えられ無い...というより、不可能な動き。
クレハは対人戦に関してはエキスパートだ。
魔物然としている奴の相手も相手がどんな動きをするか分からないという点でしっかり警戒できていた。
しかし、デュラハンは人型であるが故に対人戦と同じ感覚で戦っていた。
結果、途中から荒くなり人間離れした動きをするデュラハンに戸惑ったのだ。
「(...これは、ちょっとまずいかな。ん~、にしても思い込みが原因で失敗するなんて。折角だし、40%くらいでやってみるかな)」
そんなことを考えながら、一旦距離を取る為に隙を見てデュラハンの攻撃を大きく払い両足で蹴る。
その反動を利用して大きく距離を取ったクレハは、そのままもう一度近くと今度は攻めに入った。
懐に一気に飛び込み、胴体に目にも留まらぬ速さで拳を打ち込んだ。
ガインッと音が響いてデュラハンが宙を舞う。
更にクレハは落下する前に先回りし、空中でデュラハンを掴むと魔導を使い空気を物凄い勢いで上に向かい噴出することで加速し、頭部を地面に叩きつけた。
その衝撃はデュラハンの頭部を陥没させるだけに留まらず、地面にクレーターを作った。
むしろ陥没だけで済んだデュラハンは異常であるとすら言える。
しかしクレハの攻撃は続く。
デュラハンを地面に叩きつけた後すぐに距離を取り、空中に立ったクレハは左手を横に伸ばした。
するとそれに呼応するように白銀の魔法陣(直径10cm程)が横に出した手の前に現れた。
それを確認したクレハは左手をそっと前に出す。
左手が前に出きった瞬間、左手の前にある魔法陣の更に前に大きめ(1m程)の白銀の魔法陣が。
同時に背後にはより大きい(3m前後)の、やはり白銀の魔法陣が展開された。
それら、合計3つの魔法陣にクレハにより莫大な魔力が供給される。
少しもしない内に魔法陣は魔力を限界量まで取り込み、直視できない程に光り輝いた。
「ふふっ、行くよ? ま、せいぜい頑張って耐えることだね! あははっ」
クレハはそう言いながら未だクレーターの中心にいるデュラハンに向かいその魔力を解き放った。
その時のクレハは異常なほどに嗜虐的で冷酷な笑みを浮かべていたという。
クレハから放たれた“魔弾”とでも呼ぶべきものは見事デュラハンに命中した。
いや、正確にはデュラハンがいた辺り一帯を薙ぎ払った...とでも言うべきか。
勿論のことながら、デュラハンは影も形も見当たらない。
それどころか命中した部分は焦土と化し、それ以外の所も風圧などで大概悲惨な事になっていた。
ちなみにアスタロトとエリカはクレハが結界を張って保護したので無事である。
「ん~、やりすぎちゃったかな。(にしても、あんまり歯応え無かったな~。残念)」
「あ、主ぃ? 幾ら何でもやりすぎなのじゃ! 本気で死の危険を感じたのじゃ!」
「そうですよ? マスター。やりすぎですよ」
どうやらエリカの意識も回復していた様だ。
「あはは、ごめんごめん」
「ん? 主、あれはなんじゃ?」
そう言ってアスタロトが指した先にあったのは、小さな宝箱。
先ほどまでは無かった物だ。
そしてその場所は...
「あれ? そこってデュラハンが最後にいた場所だよね?」
そうなのである。
デュラハンが消滅したその場所に、宝箱が出現していた。
「ということは...ドロップアイテム? ですか?」
「...だと思うよ。他kら箱がドロップするなんて始めだけど」
「...開けてみるのじゃ?」
アスタロトが聞いているのは、罠かもしれないからだ。
それに対し、クレハの判断は。
「うん、開けてみようか!」
乗り気である。
完全に見た目相応の態度であった。
3人は宝箱に近付き、ゆっくりと開けた。
中に入っていたのは...
「...なにこれ?」
「鍵...ですか?」
「それにしては小さいのじゃ」
小さい鍵だった。
「こんなのどこで使うの?」
そう言いながらクレハは周りを見回した。
「...あ、あった!」
「え? あ、本当にドアも出現したみたいですね」
「それじゃ、行ってみるのじゃ」
と、アスタロトの言葉で今度はドアに向かい歩いて行く。
近付いてみると、ドアノブが鎖で雁字搦めにされていることが分かった。
「うへぇ、よくこんなにしたなぁ」
「確かに、これはやろうとするだけで気が滅入るのじゃ」
「そんなことよりも、鎖に錠前がついてますし、試してみたらどうですか?」
「そうだね。...お、ぴったりだ!」
クレハが刺さった鍵をそのまま回すと、ガチャっと音がした後で鎖が全部ドアノブから落ちた。
「...それじゃ、入ってみようか」
「そうですね、行きましょうか」
「分かったのじゃ」
クレハが静かにドアノブを回す。
案外簡単に開いた様だ。
3人はゆっくりとドアの向こうへ入って行った。
今話から、PCでの執筆に移行しました。
それに伴い、“!”が半角記号から全角記号になったりします。
若干今までと雰囲気が異なったりするかもしれません。
その代わりと言ってはなんですが、作業効率が上がりました!
今までより文字数が増える!
...かもしれない。
それと、これからも重要な戦闘シーンに関しては今回のように三人称で書いていこうと思います。
というわけで、8話。
戦闘シーンpart2です!
ではでは、どうぞ~
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決戦の舞台ともなっている大広間に、威厳に溢れる気の抜けた軽い声が響いた。
声の主はもちろん、クレハである。
それから続けてクレハは物欲しそうな表情で問う。
「ねぇ、アスタロト達で勝てないならボクがやってもいいよね?」
「...むぅ...わ、わかったのじゃ! わかったから主よ、その表情で見るのはやめてほしいのじゃ! ええぃ、存分にやれば良いのじゃ!」
アスタロトは半ばヤケクソ気味に言った。
言葉通り、クレハのその物欲しそうな表情が反則的に可愛かったからだ。
直視しているのが辛いくらいに。
「ほんと!? 言質はとったからね!」
そう言うとクレハは、好戦的な笑みを浮かべてから
「行くよ、凰華」
と、静かに言った。
すると一瞬だけ桜吹雪がクレハを包み、気付けば籠手を着けていた。
これはクレハがルーシアの主神である、アリアことアリアグネーに授けられた神器だ。
もちろんチートの塊...いや、むしろチートを具現化したものである。
ミスリルやアダマンタイト、オリハルコンと言った希少も希少、極めて希少な魔金属や金属をふんだんに使って作られている。
しかも普段は腕輪になっていると言う優れものだ。
その性能は凄まじいもので、例えクレハの常識はずれの膂力で物を殴ったとしてもその衝撃は一切クレハには返ってこないと言う。
その衝撃吸収能力はもちろんのこと、硬度や堅牢さも常識はずれな一品である。
見た目は、和甲冑の手甲に似ている。
似ているというだけで比べるのもおこがましい程に差があるが。
全体的に桜色をベースに、所々黒や金が入っている。
そんなぶっ飛んだ籠手を身に着けるのは、更にぶっ飛んだチートを持つクレハ。
...絶対に敵に回したくは無い。
クレハの相手をするとは神を相手するのと同義だからである。
チートと籠手。
この2つの要素のせいで、クレハはそこら辺の低級神よりもよっぽど強大になっていた。
それに対し、相手のデュラハンは少なくとも神に届くほどの力があるようには見えない。
基準を人間にすれば絶望的な強さを持っているのは間違え無いのだが。
勝負は一方的なものになると思われた。
しかし。
先に動いたのはデュラハン。
一撃で決めるのは不可能だと判断したのか、手数で攻めている。
クレハは、それを余裕の表情で捌いていく。
それが5分ほど続いた。
ここに来て、クレハから余裕の表情が消えた。
かわりに浮かび上がったのは、戸惑いの表情。
デュラハンの攻撃は時間が経つにつれ荒くなっていった。
だが、その荒さには予想外の効果を生み出した。
それは、人間では考えられ無い...というより、不可能な動き。
クレハは対人戦に関してはエキスパートだ。
魔物然としている奴の相手も相手がどんな動きをするか分からないという点でしっかり警戒できていた。
しかし、デュラハンは人型であるが故に対人戦と同じ感覚で戦っていた。
結果、途中から荒くなり人間離れした動きをするデュラハンに戸惑ったのだ。
「(...これは、ちょっとまずいかな。ん~、にしても思い込みが原因で失敗するなんて。折角だし、40%くらいでやってみるかな)」
そんなことを考えながら、一旦距離を取る為に隙を見てデュラハンの攻撃を大きく払い両足で蹴る。
その反動を利用して大きく距離を取ったクレハは、そのままもう一度近くと今度は攻めに入った。
懐に一気に飛び込み、胴体に目にも留まらぬ速さで拳を打ち込んだ。
ガインッと音が響いてデュラハンが宙を舞う。
更にクレハは落下する前に先回りし、空中でデュラハンを掴むと魔導を使い空気を物凄い勢いで上に向かい噴出することで加速し、頭部を地面に叩きつけた。
その衝撃はデュラハンの頭部を陥没させるだけに留まらず、地面にクレーターを作った。
むしろ陥没だけで済んだデュラハンは異常であるとすら言える。
しかしクレハの攻撃は続く。
デュラハンを地面に叩きつけた後すぐに距離を取り、空中に立ったクレハは左手を横に伸ばした。
するとそれに呼応するように白銀の魔法陣(直径10cm程)が横に出した手の前に現れた。
それを確認したクレハは左手をそっと前に出す。
左手が前に出きった瞬間、左手の前にある魔法陣の更に前に大きめ(1m程)の白銀の魔法陣が。
同時に背後にはより大きい(3m前後)の、やはり白銀の魔法陣が展開された。
それら、合計3つの魔法陣にクレハにより莫大な魔力が供給される。
少しもしない内に魔法陣は魔力を限界量まで取り込み、直視できない程に光り輝いた。
「ふふっ、行くよ? ま、せいぜい頑張って耐えることだね! あははっ」
クレハはそう言いながら未だクレーターの中心にいるデュラハンに向かいその魔力を解き放った。
その時のクレハは異常なほどに嗜虐的で冷酷な笑みを浮かべていたという。
クレハから放たれた“魔弾”とでも呼ぶべきものは見事デュラハンに命中した。
いや、正確にはデュラハンがいた辺り一帯を薙ぎ払った...とでも言うべきか。
勿論のことながら、デュラハンは影も形も見当たらない。
それどころか命中した部分は焦土と化し、それ以外の所も風圧などで大概悲惨な事になっていた。
ちなみにアスタロトとエリカはクレハが結界を張って保護したので無事である。
「ん~、やりすぎちゃったかな。(にしても、あんまり歯応え無かったな~。残念)」
「あ、主ぃ? 幾ら何でもやりすぎなのじゃ! 本気で死の危険を感じたのじゃ!」
「そうですよ? マスター。やりすぎですよ」
どうやらエリカの意識も回復していた様だ。
「あはは、ごめんごめん」
「ん? 主、あれはなんじゃ?」
そう言ってアスタロトが指した先にあったのは、小さな宝箱。
先ほどまでは無かった物だ。
そしてその場所は...
「あれ? そこってデュラハンが最後にいた場所だよね?」
そうなのである。
デュラハンが消滅したその場所に、宝箱が出現していた。
「ということは...ドロップアイテム? ですか?」
「...だと思うよ。他kら箱がドロップするなんて始めだけど」
「...開けてみるのじゃ?」
アスタロトが聞いているのは、罠かもしれないからだ。
それに対し、クレハの判断は。
「うん、開けてみようか!」
乗り気である。
完全に見た目相応の態度であった。
3人は宝箱に近付き、ゆっくりと開けた。
中に入っていたのは...
「...なにこれ?」
「鍵...ですか?」
「それにしては小さいのじゃ」
小さい鍵だった。
「こんなのどこで使うの?」
そう言いながらクレハは周りを見回した。
「...あ、あった!」
「え? あ、本当にドアも出現したみたいですね」
「それじゃ、行ってみるのじゃ」
と、アスタロトの言葉で今度はドアに向かい歩いて行く。
近付いてみると、ドアノブが鎖で雁字搦めにされていることが分かった。
「うへぇ、よくこんなにしたなぁ」
「確かに、これはやろうとするだけで気が滅入るのじゃ」
「そんなことよりも、鎖に錠前がついてますし、試してみたらどうですか?」
「そうだね。...お、ぴったりだ!」
クレハが刺さった鍵をそのまま回すと、ガチャっと音がした後で鎖が全部ドアノブから落ちた。
「...それじゃ、入ってみようか」
「そうですね、行きましょうか」
「分かったのじゃ」
クレハが静かにドアノブを回す。
案外簡単に開いた様だ。
3人はゆっくりとドアの向こうへ入って行った。
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