【完結】婚約破棄される前に私は毒を呷って死にます!当然でしょう?私は王太子妃になるはずだったんですから。どの道、只ではすみません。
フリッツ王太子の婚約者が毒を呷った。
彼女は筆頭公爵家のアレクサンドラ・ウジェーヌ・ヘッセン。
なぜ、彼女は毒を自ら飲み干したのか?
それは婚約者のフリッツ王太子からの婚約破棄が原因であった。
恋人の男爵令嬢を正妃にするためにアレクサンドラを罠に嵌めようとしたのだ。
その中の一人は、アレクサンドラの実弟もいた。
更に宰相の息子と近衛騎士団長の嫡男も、王太子と男爵令嬢の味方であった。
婚約者として王家の全てを知るアレクサンドラは、このまま婚約破棄が成立されればどうなるのかを知っていた。そして自分がどういう立場なのかも痛いほど理解していたのだ。
生死の境から生還したアレクサンドラが目を覚ました時には、全てが様変わりしていた。国の将来のため、必要な処置であった。
婚約破棄を宣言した王太子達のその後は、彼らが思い描いていたバラ色の人生ではなかった。
後悔、悲しみ、憎悪、果てしない負の連鎖の果てに、彼らが手にしたものとは。
「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルバ」にも投稿しています。
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って説明ありましたが、王妃には子供いなかったんですか?
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そして公爵令息は領地の勉強してないのに何故自分が告げると思ったんですか?
この息子が公爵家継がなくて良かったすね。息子に継がせたら没落しそうです。
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王国本当に腐ってて、王太子を迎えに来た帝国の人(もしかして公爵令嬢の未来の夫?)以外、クズ共を諭す父親達も公爵令嬢がいかに重要人物か説くだけで、無実の人間に冤罪をきせて投獄、処罰しようとしたことが犯罪行為であり一番の罪なのだと言うことに誰も重きを置かないのが、王国貴族の大半が腐ってるということを如実に示してて気持ち悪かった。
貴族の大半の恩を仇で返すようなたかり思考もやばくて滅亡は順当だったなあ、と。
しかし、メインの犯罪者共が正当に断罪されずぬくぬくと幸せになってるのが本当に胸糞悪かったです。
処罰されたのって公娼にさせられた男爵令嬢と、ぬるい上に恩赦されちゃったけど一応幽閉された王太子、平民身分に落とされた宰相息子ぐらい?しかし男二人はやったことに対しての罰としてはちょっとぬるすぎて……。
騎士団長の息子はなんの罰もうけず周りに可愛がられて出世してるし、(駒扱いなんてトップ以外はみんなそうなんだから別に罰でも何でもない)実の姉を陥れようとした弟なんて、素敵な辺境伯令嬢と子供作ってその他犯罪を重ねてるのに監視役といえど愛人と悠々自適のニート生活。
正直なんで公爵令嬢はここまでこの更生の余地のないクズ犯罪者共に甘かったのか?
利用……というほど利用できたわけでもないし、クズを放ったせいで被害者増えてるし、そこの意味がわかりませんでした。
この手の話って粉かけた女に一番厳しいけど、個人的には相手のいる男奪おうとする女より、他に心移したのに相手に誠実に向き合おうとせず、相手を陥れようとする男の方が罪が重いと思ってるので、馬鹿で尻軽だっただけの男爵令嬢が一番不幸っぽくなって、恵まれた境遇に釣り合う責任を放棄して婚約という契約を反故にし、浮気した挙句相手に罪をきせて追い落とそうとした王太子が乳母に大切にされつつ幽閉とはいえ衣食住保証で結局なんだかんだ聖職者wとしてぬくぬくと生きてるのなんだかなあって。
そんな立場で自分が不幸にした弟の娘傷つけて……。
まあ、恥を知らないクズが幸せで周りのまともな人間が割をくうのはリアルっちゃリアルですけど。
あと男爵令嬢の墓に一緒に入ったのって宰相息子ですよね?あの紳士って世代的に宰相息子の甥?あたり?
番外編の宰相息子の話が嫌いです。
元・王太子も近衛騎士団長の子息も、公爵子息も、狭い視野のまま一生を終えていったのですね。
本人たちは幸せなんでしょうけど、その分周りが気の毒。
特に傷つけられた公妃殿下の心のうちは察して余りあります。
元・王太子だけはもっとざまあが足りない気もします。
宰相子息は純愛と言えるのかもしれないけど、彼の遺言に何十年も縛られていた親族も気の毒の一言。
ヒロインは腹黒だし、あまりスカッとしないです。
クソバカ兄のせいで悲惨な末路を辿った異母弟が可哀相すぎてざまあが霞むんですが・・・
う〜ん、胸糞。
最後の最後の読後が良かったよ!私は宰相息子と男爵令嬢の末路と思って読んでたけど。元王太子?なんですかね?一番ちゃんと反省していた宰相息子と実際大したことしてないのに一番のお仕置きされた男爵令嬢が美しく終われて、ドロドロに汚い話が、何やら美しく終わりました。
ヒロインがかなり腹黒なので、あんまり同情できないけど。無関係なのに一番の被害者になってしまった公妃一家が可哀想だし、せめてヒロイン息子と幸せになって欲しい。
すいません、全くスッキリ感のない《ざまぁ》でしたッ (`へ´*)ノ
異母弟一家の事を思うと、元凶自体が再会して喜びあえた事が腹立たしい!
向いてもいない王位を継がされて種馬状態の上、後宮では血塗れの争い…
被害を被った側が報われないのに、何で??
全く納得いかないッ!!
36話「どこか芝居がっかた仕草に」ですが、「どこか芝居がかった仕草に」ではないでしょうか……?
本当に元王国出身貴族は、(楽観視しているところ)足下も見えていなくて危機感が薄いですね……💧
老人は、元宰相家の馬鹿息子だったのだろうか? まあ、自分の立ち回り方に後悔して居たのだからそうなのだろうか?
楽しく拝見してます。番外編を読むにつれ、日に日に元王太子にギャフンと言わせたい日々です(笑)
宰相子息のおかげで、最後は元王太子(遺髪)と公娼は同じ墓に入れたという事でしょうか。
公王ご母堂は元王太子達がやらかしてくれたおかげ様?で、元王太子が元男爵令嬢を愛妾にする選択をした場合の不毛な夫婦生活をしないで済んだので結果オーライでした。
つくづく公王妃の両親が可哀想
公王はご母堂の事もあるから公王妃を大切にするのだろうし、公王妃が幸せになる事で公王妃両親も報われるだろうと思います。
読者的に老人とローズが事実婚すら約束だけで果たせなかったのがざまあ味があってスッキリしました。
元王太子は公王妃の回で
公娼は男爵令嬢の回の最後まで被害者を嫌な女扱いをした事で
「ダメだコイツ」
と思ったので……
聖職に就いた元王太子が公娼の墓に入ったのが自分だけ救済されずに2人で一緒に泥沼に沈む事を選んだ感があって萌えました。
最初から滅茶苦茶面白くて更新が楽しみでした。もうそろそろ終わるのかなと思うと寂しいです。
見受けではなく、身受けでは?
番外編32話、「ミドリネーム」とありますが、ミドルネームの間違いでは無いでしょうか?
ご連絡ありがとうございます。
誤字脱字が多くてすみません。
すみません、ミドリネーム→ミドルネームでは…
ご連絡ありがとうございます。
修正しました。
公妃は、マリアの妹なのか?ならバカの髪の色の記憶違いに納得。フリッツはやはり勉強は出来ても馬鹿なんだな、と、思った
公妃が思っている気持ちは読者も同感
ごめんなさい、教えてほしいんですが、コリンとかマリアはどの辺で出て来るんでしょうか?繋がりが理解できず、教えてほしいです!
その後が面白い
しかし、アホな頭でもわかる様に系図が欲しくなるのです…(´・ω・`)ションボリ
公王陛下5での誤字報告をば。
「選ばざる負えない」→「選ばざるを得ない」作者様の他のところでもあった気がしましたので気になりました。
「ヘッセン公爵家に攘夷した」→字的には「譲位」では。意味的には「禅譲」かな、とも思いますがどうでしょう。
ε-(´∀`*)ホッ仮死状態の薬でよかった
やらかしたフリッツ王太子のせいで
異母弟が1番可哀想な末路だった。
巻き込まれて不幸になって不憫すぎる。
本来なら、愛する妻と子供で幸せに暮らしていたのかと思うと
なんでフリッツが生きてんだろ。
すみません、先日最新話で誤字報告をしたのですが、私の方も感想欄で誤字を投稿してしまっていました😱!!
今では、18.宰相の息子2…ですが、18章の後半に《見受け》が何箇所かありますが文の流れからいくと《身請け》が適当だと思います…
折角誤字を報告しても、私が誤字…
ごめんなさい🙇
異母弟とその妻だけが被害者で辛い。
あんなクズ宰相そのままにして、普通に真面目な人に王をさせたのは国を乗っとる為なんでしょうかね。実は男が産まれていたが殺されていそう。
お花畑の狂い咲きする花々の向こうから剣を交える人たちの恐ろしいことヾ(゚д゚ )三( ゚д゚)ノ"?
公爵令嬢4で
感情の気鬱→起伏、でしょうか?
感情論を振りかざす我が貴族子弟方→我がとは?
交易を更に増やしいて外資獲得→増やして外貨獲得
そこらかしこ→そこかしこ
汚されつくされ→汚しつくされ
「公爵令嬢」の章が始まってから「あれ?」と思ったのですが、記憶喪失は嘘でしたか…。
だとしたら誰にも悟らせないとは、ものすごい演技力ですね。
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