伯爵夫人のお気に入り
プライド伯爵令嬢、ユースティティアは僅か二歳で大病を患い入院を余儀なくされた。悲しみにくれる伯爵夫人は、遠縁の少女を娘代わりに可愛がっていた。
数年後、全快した娘が屋敷に戻ってきた時。
喜ぶ伯爵夫人。
伯爵夫人を慕う少女。
静観する伯爵。
三者三様の想いが交差する。
歪な家族の形。
「この家族ごっこはいつまで続けるおつもりですか?お父様」
「お人形遊びはいい加減卒業なさってください、お母様」
「家族?いいえ、貴方は他所の子です」
ユースティティアは、そんな家族の形に呆れていた。
「可愛いあの子は、伯爵夫人のお気に入り」から「伯爵夫人のお気に入り」にタイトルを変更します。
数年後、全快した娘が屋敷に戻ってきた時。
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「可愛いあの子は、伯爵夫人のお気に入り」から「伯爵夫人のお気に入り」にタイトルを変更します。
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妻失格(テヘペロ)とか言うくせに母親として失格してる自覚はないんだな…
全部ユースティティアやエンビーのせいにしてるロディーテもムカつくが、結局は妻を甘やかしてるユーノスもユーノスだよ。
伯爵様は夫人がミューズである限り優しく囲い込むんでしょうね
なんというか入れ子構造になってて面白いです
よその子を着せ替え人形よろしく適当に気儘に構って遊んでいた夫人自体が伯爵の愛玩人形で、本人達はそれに気付かないという…
芸術家肌の人特有の浮世離れした感のあった伯爵がもしかして全部分かってやってたんじゃないか疑惑が出てきて面白いです
30話
……伯爵様、ロディーテに妻(愛妾)以外の能力、求めてませんね…
本来伯爵夫人(高位の貴婦人)に求められる社交性も、家政を切り盛りする知識(知性)も、嫡子に対する母としての責任感も自覚も、ホントーに!求めてませんね!!
……そしてまたその自覚が無いロディーテにも呆れるしかない。既に伯爵家(公爵家で教育済)の上級使用人達から見限られてることにも気付いてないんだろうな…
年の離れた末息子という、公爵家の継続に関わりのない愛玩子の立場である事を公私共に理解しているからこそ、自由を心底謳歌している主人公父。そんな父にとって、美しく情深いが庶民の価値観しかない、無知で無教養で愚かなロディーテは愛玩するには丁度良かったんでしょうね。
しかも賢く美しい娘(後継者)も産んでくれるとは予想外の掘り出し物だと喜んだでしょうね。…副騎士団長一家という愚物を伯爵家に関わらせたという失点を犯したとしても許容する適度には。
副団長はさすがに悪くないのでは?
伯爵家に雇用契約ありで預けて、ペットにされてるとは思わないでしょう。たとえ奥様を癒す役だとはいえ貴族の家で、奥様付きでなんの行儀も学ばないなんてあり得ないでしょうし、預けたあとも、娘を連れ立って騎士団まで来て大事にされているのを見たら、預けている身としたら、ありがとうしか言えないし、ヒロインのことを心配しても、親が大丈夫だと言えば、会ったこともないなら、そうかと納得するしかないでしょうし…
確かに、子供を他家に預けて楽を取ったかもしれないけど、母親は家にいない、自分も仕事であまり構ってやれない、なら貴族に預けて学ばせて、将来に活かせるほうが良いと考えるのは割と普通なのでは?
ホントの悪はヒロインの両親ですよ。
自分たちのことしか考えていない。
これ、王都に帰す気無くない?
それにしても本当に自分しか愛してない毒母だな。
10/10
「可愛がってあげたエンビーちゃんがあんなに悪い子だったなんて!」←お前が悪い子にしたんだよ!!
実の娘であるユースティティアに対してもなんなの!?
ほんっと自分のことばっかりだなロディーテ
ユースティティアと母親の差は、高位貴族と下位貴族の差かしらね。
でも自分の思い通りに甘えてくれないから娘の事好きじゃなかったんだ。
大人になりきれていない母親を伯爵である夫はこのまま自分の愛玩犬として放置するのかな。
ユースティティアお気の毒だわ。
こんな母親いらんがな!
帰ってきた娘が駆け寄ってくる?
いやいや、その前にアンタ見舞いに行ったの?
アンタがエンビーと疑似親子ごっこしてるときに実子は大病と闘ってたんだよ。
一度も見舞いにも行かないで赤の他人とごっこ遊びしてりゃあそりゃ見限られるわ。
相当精神年齢低いな……。
コレ、もう害にしかならんのでは?
………あら。もしかして旦那に幽閉されるかも?
公爵達に洗脳教育でもされる?
まぁ、なんにせよ親なら成長しろや。
の、一言ですわ。
なぁんと伯爵夫人がおバカさんだから、エンビーがあんなに増長してしまったのですね、納得!顔だけ貴族令嬢の成れの果てとは…。両親がどちらも親としての器量が足りないだけにユースティティアが可哀想。使用人達が分かっているのが救いでしょうか。
母親のお花畑が炸裂してる(笑)
やっぱり毒母ですね~。
ってか母親の資格無しですよ。
だってペット以下の感覚ですよ?
動くお人形。
エンビーも確実に被害者なんですよね。
だってこうなる様に(英才)教育されてるしwww
一番ザマァされるべきはこの毒母ですよね。
10/9
29話
……もう住んでる世界が違いますよね?母と娘で。母親は良くて裕福な平民(下級貴族)で、娘は由緒正しい高位の名門貴族の後継者。合うわけがない。
10月1日の感想を見るに、父親に非難が集中してますが、それはちょっと違うと思う。
愚妻と違って、伯爵本人は最初からエンビーを妻の愛玩動物としか見てなかったから。自分達と同等の存在なんて欠片も思ってませんよ?きちんと教育された高位貴族は。ましてやそれを悟られるようなミスなんて、するはずもない。
そもそも伯爵自身が、夫人に自身の愛妻以上の役目を求めてない時点で、公爵家の人間は彼女を嫁なんて思ってないんでしょうし。
……後継者を生む以上の価値のない愛玩物。…馬鹿すぎてその事実に気づけない幸せな女性のまま過ごせると良いですね…。下手に気づくと、処分されるから。
ヒロインが10歳にも満たないのに成人女性のような振舞い。
実の娘の教育すらできない乳母が王子の教育係とは。
この2点に違和感。
周りが見えていない女は嫌われる…
良くも悪くもアンビーとエンビーは母娘なんだなぁ。
「話し」は動詞「話す」の連用形。「話」は名詞。
「話を聞く」のと「話しているのを聞く」で送り仮名の「し」がつくのは話を行っている動きを指すときかつ連用形なのでなにか続くとき。
名詞の話には送り仮名つきません。
エンビーが預けられたのが7才でその後伯爵家で教育を受ける機会があったのに本人はサボってたと。
7才女子なら結構しっかりしているし、大人の話も全部は無理でも理解してうまく立ち回ろうとするはず。
7才までの環境、本人の資質、伯爵夫人の甘やかしの3つがどれも悪い感じにミックスされてそう。
両方の父親も自分勝手ではあるけど、エンビーの性格形成にはあまり関係ないよね。
7才時点でのエンビーがまともに育っていないということはエンビー母は王族の教育もちゃんとできないんじゃ…🤔
エンビーの母親的にエンビーは多分いらない子なんだろうな。
頭のいい親あるあるで、そもそも勉強ができない・しない子の気持ちが理解できない。
「こんな頭の悪い子が優秀な私の娘なわけない」って、途中から躾するのも勉強を教えるのも嫌になっちゃったんだろうなぁ。
しかも、たまにしか帰ってこない旦那が「まだ小さいんだし、仕方ないだろ。そんなに厳しくしたら可哀想だ」とか言って、娘をテキトーに甘やかしてたりするから、どうしょうもない。
だから、いらない子を知り合いが引き取ってくれるって言ってくれて万々歳。更には王子の乳母という女性的にかなりの高い地位につけてこの世の春だわな。
(伯爵の娘に対して、「仲良くしてあげるように」なんて自分の娘への手紙に記載する辺り、王子の乳母で教育係の自分の方が伯爵の娘よりも高い身分だと認識し始めてかなり増長してる気がする)
乳母から教育係になったけど、この人に育てられた王子がちゃんと育ってるのか心配。
アンビーって行動力のあるツイフェミって感じよな。「女性の活躍できる社会を私が作ってあげる(キリ」といっといて、母親の義務は放棄してるとこや、実の娘のエンビーに対して関わろうともしないとことか。
結局彼女の言う「女性」ってのは「私を認め、褒め称えてくれる人」であって、その「アプデされた素晴らしい社会」にはエンビーはいないんだよね。
寵愛している王子だって、結局駒だと思ってるんでしょ?息子も生きてたら自分の出世の駒にさせたんだろうな(この時代は女性の地位が低いので。なおのことエンビーへの軽視は今以上に強くなったと思う)
こうしてみると本当に可愛そうなのってエンビーだよなぁ…自分の事しか考えてない大人しか周りにいないんだもん。
そりゃわがままになっちゃうわ。
エンビーの姿はロディーテでもありアンビーそのものだよ。
普通に考えれば自分の娘をまともに育てないで他家に預けっぱなしの女性が王子様をちゃんと教育できる?
その線で攻めた方がいいよ!
途中までは、エンビーとロディーテの幼稚さにヘイトが貯まっていましたが
25話まで読むと「大人の事情(我儘)のツケを子ども(ユースティティアと
エンビー)が払わされている」と気づいて、なんともイヤ~な後味が。
二世帯の親四人のうち誰か一人でもフォローしていれば起きなかった悲劇だろうに。
親たちにざまあというか因果応報はあるのだろうか。
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いや、メイドという名の居候か。
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