【完結】恋の終焉~愛しさあまって憎さ1000倍~
五大侯爵家、ミネルヴァ・リゼ・ウォーカー侯爵令嬢は第二王子の婚約者候補。それと同時に、義兄とも婚約者候補の仲という複雑な環境に身を置いていた。
それも第二王子が恋に狂い「伯爵令嬢(恋人)を妻(正妃)に迎えたい」と言い出したせいで。
第二王子が恋を諦めるのが早いか。それとも臣籍降下するのが早いか。とにかく、選ばれた王子の婚約者候補の令嬢達にすれば迷惑極まりないものだった。
ミネルヴァは初恋の相手である義兄と結婚する事を夢見ていたというに、突然の王家からの横やりに怒り心頭。それでも臣下としてグッと堪えた。
そんな中での義兄の裏切り。
愛する女性がいる?
その相手と結婚したい?
何を仰っているのでしょうか?
混乱するミネルヴァを置き去りに義兄はどんどん話を続ける。
「お義兄様、あなたは婿入りのための養子縁組ですよ」と言いたいのをグッと堪えたミネルヴァであった。義兄を許す?許さない?答えは一つ。
それも第二王子が恋に狂い「伯爵令嬢(恋人)を妻(正妃)に迎えたい」と言い出したせいで。
第二王子が恋を諦めるのが早いか。それとも臣籍降下するのが早いか。とにかく、選ばれた王子の婚約者候補の令嬢達にすれば迷惑極まりないものだった。
ミネルヴァは初恋の相手である義兄と結婚する事を夢見ていたというに、突然の王家からの横やりに怒り心頭。それでも臣下としてグッと堪えた。
そんな中での義兄の裏切り。
愛する女性がいる?
その相手と結婚したい?
何を仰っているのでしょうか?
混乱するミネルヴァを置き去りに義兄はどんどん話を続ける。
「お義兄様、あなたは婿入りのための養子縁組ですよ」と言いたいのをグッと堪えたミネルヴァであった。義兄を許す?許さない?答えは一つ。
あなたにおすすめの小説
彼女にも愛する人がいた
まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。
「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」
そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。
餓死だと? この王宮で?
彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。
俺の背中を嫌な汗が流れた。
では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…?
そんな馬鹿な…。信じられなかった。
だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。
「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。
彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。
俺はその報告に愕然とした。
そちらから縁を切ったのですから、今更頼らないでください。
木山楽斗
恋愛
伯爵家の令嬢であるアルシエラは、高慢な妹とそんな妹ばかり溺愛する両親に嫌気が差していた。
ある時、彼女は父親から縁を切ることを言い渡される。アルシエラのとある行動が気に食わなかった妹が、父親にそう進言したのだ。
不安はあったが、アルシエラはそれを受け入れた。
ある程度の年齢に達した時から、彼女は実家に見切りをつけるべきだと思っていた。丁度いい機会だったので、それを実行することにしたのだ。
伯爵家を追い出された彼女は、商人としての生活を送っていた。
偶然にも人脈に恵まれた彼女は、着々と力を付けていき、見事成功を収めたのである。
そんな彼女の元に、実家から申し出があった。
事情があって窮地に立たされた伯爵家が、支援を求めてきたのだ。
しかしながら、そんな義理がある訳がなかった。
アルシエラは、両親や妹からの申し出をきっぱりと断ったのである。
※8話からの登場人物の名前を変更しました。1話の登場人物とは別人です。(バーキントン→ラナキンス)
【完結】契約結婚は閃きの宝庫
つくも茄子
恋愛
アリックス・リードは二十三歳になる子爵令嬢。若い頃、婚約に失敗して行き遅れになった彼女は、王妃付きの女官をしていた。結婚願望ゼロの彼女にとある人物との結婚話が舞い込む。そのお相手とは、社交界きっての貴公子であるオエル・ブリトニー伯爵。両親を早くに亡くし、爵位を若くして継いだ彼は、超有望物件。ただし遊び人として有名だった。だからと言う訳ではないが伯爵は未だに独身。結婚する気配すらなかった。それもそのはず、伯爵本人が結婚する気が全くないのだから。
そんな伯爵との結婚に疑問を感じるアリックス。実はこの結婚は彼女の兄が持ってきたもの。実は、兄と伯爵は学友。色々な思惑アリの結婚話。一見、アリックスには全くメリットのない結婚と思われた。だが、彼女はこの結婚を承諾する。契約結婚として・・・。
何故、彼女は契約結婚を承諾したのか?
次に貴方は、こう言うのでしょう?~婚約破棄を告げられた令嬢は、全て想定済みだった~
キョウキョウ
恋愛
「おまえとの婚約は破棄だ。俺は、彼女と一緒に生きていく」
アンセルム王子から婚約破棄を告げられたが、公爵令嬢のミレイユは微笑んだ。
睨むような視線を向けてくる婚約相手、彼の腕の中で震える子爵令嬢のディアヌ。怒りと軽蔑の視線を向けてくる王子の取り巻き達。
婚約者の座を奪われ、冤罪をかけられようとしているミレイユ。だけど彼女は、全く慌てていなかった。
なぜなら、かつて愛していたアンセルム王子の考えを正しく理解して、こうなることを予測していたから。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
心から愛しているあなたから別れを告げられるのは悲しいですが、それどころではない事情がありまして。
ふまさ
恋愛
「……ごめん。ぼくは、きみではない人を愛してしまったんだ」
幼馴染みであり、婚約者でもあるミッチェルにそう告げられたエノーラは「はい」と返答した。その声色からは、悲しみとか、驚きとか、そういったものは一切感じられなかった。
──どころか。
「ミッチェルが愛する方と結婚できるよう、おじさまとお父様に、わたしからもお願いしてみます」
決意を宿した双眸で、エノーラはそう言った。
この作品は、小説家になろう様でも掲載しています。
幼馴染が好きなら幼馴染だけ愛せば?
新野乃花(大舟)
恋愛
フーレン伯爵はエレナとの婚約関係を結んでいながら、仕事だと言って屋敷をあけ、その度に自身の幼馴染であるレベッカとの関係を深めていた。その関係は次第に熱いものとなっていき、ついにフーレン伯爵はエレナに婚約破棄を告げてしまう。しかしその言葉こそ、伯爵が奈落の底に転落していく最初の第一歩となるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
番外編も含めて本作は終わり?
教唆犯の元第二王子で現国王に対する罰はどうした? 教唆犯のあいつだけ勝ち逃げかよ。
せめて息子の第二王子がウォーカー侯爵家に喧嘩を売った一件の監督不行き届きで強制退位の上、幽閉・毒杯にするぐらいのことはして欲しかったな。息子の辺塞への流刑だけではウォーカー女侯爵は溜飲を下げることなど出来ないだろ。実際に侮辱された実娘も。
後釜は第一王女で外祖父を王国宰相にした上で摂政にすれば執政は問題ない。国璽と詔勅は王国宰相が握っているからな。
>65、66
王統を確定させるためにも第一王女の立太子を最優先でするべきだろ。
いつからこの国は軍事政権国家になった? 国王が統治する王国で君主国だろ?
近衛という一組織の顔色を伺いながら執政をする国じゃないだろ。
ま、国王自身、側妃寄りの傾向があるから、五大侯爵家としては警戒するのも致し方なしだが。
近衛の動きが気になるのなら、王妃&第一王女が室町幕府の奉公衆、徳川幕府の御先手組みたいな直卒軍を創設すれば近衛の横車など排除できる。すぐには人材は集まらないだろうが、当面は傭兵ギルドあたりに依頼すれば体裁は整う。あとは外戚の侯爵家と他の四侯爵家の領地より領軍を率兵上京させて王都に常駐させれば、立太子もスムーズに進められる。
五大侯爵家が鎌倉幕府の六波羅探題みたいに王都と王家を監視する常駐軍事力を創設すればなおいい。
側妃腹の第一王子が継承権返上し、同母弟の第二王子は五大侯爵家のうち反国王(元第二王子)の急先鋒ウォーカー侯爵家に喧嘩を売ってお情けの男爵位に臣籍降下の上、北塞に流刑、同母妹の第二王女はどうなったかは不明だが、第二王子とセットで流刑になれば理想的だ。
側妃腹の子女が軒並みほぼ全滅状態になった今、大手を振って第一王女の立太子出来るだろうよ。近衛が暴れようとも、第一王子は継承権なし、第二王子は王籍離脱した状態では政局レベルの巻き返しは無理だろ。たとえ、クーデターが成功しても明智光秀と同じ運命を辿るだろう。
第一王子が憐れだのぅ…
王家には第一王子は第二王子に巨大な(もはや多大レベルじゃない)迷惑をかけられる呪いでもかかってるのかね…
そして国王が空気な呪いもwww
>65
第二王子は側妃の実子か?
よりによってウォーカー侯爵家に喧嘩を売るとは挑戦を通り越して蛮勇の極だろ。
ウォーカー侯爵家は反国王(元第二王子)の急先鋒で、四大辺境伯家と縁戚関係で軍とはツーカーの家柄だというのに。国家を二分する内戦でもやりたいのか?
王家(王妃と第一王女を除く)は率兵上京や御所巻をやられないと自分らの立場が理解できないのか?
王都に六波羅探題のような軍隊を常駐させないといけないのかねぇ。
>64
王太子殿下が不慮の事故・・・
本当に事故か? 他殺の可能性は?
こういう場合、被害者が死んで一番得をする奴が下手人と相場が決まっている。王太子の遺体を司法解剖か、Ai(死亡時画像診断)に掛けた方がいいような気がするぞ。
この世界に京都府警のマリコみたいな人物がいれば真相がすぐに判明するのに。
あと、近衛を廃止して、五大侯爵家の息のかかった軍隊を王城の警備に付かせた方がいい。平安時代の源平のような軍事貴族を王都に呼べばいい。(後漢末期の董卓のようなことにならないように注意は必要だが)
一辺、近衛関係者を九族連座で粛正してゼロベースで再組織化しないと正常化しないだろ。
6歳の王族に暴行を働くような馬鹿は死んでも直らないのだからな。
側妃(伯爵令嬢)は政治的権能をゼロにした方がいい。一生、後宮に軟禁か幽閉だろ。
馬鹿な近衛が二度と蠢動しないように検非違使とか火付盗賊改のような凶悪犯罪専門機関の創設が必要だろうな。
それから、「王妃」は何者だ? もし、五大侯爵家の縁者だったら元第二王子は挑戦の手袋を投げつけたことになるぞ。
謀略に長けていることしか能の無い元第二王子の執政能力は疑問符だから摂政や関白を付けた方がいい。せめて、詔勅と国璽は王国宰相に握らせておくべきだ。
ん?
正妃ってまさか頭イカれた伯爵令嬢?
確か正妃に据えないって条件が盛り込んであったかと思いますが、勘違いでしょうか?
義兄も男爵令嬢もそこそこ普通に幸せに暮らしてそうw
え、次女もやらかすの!?
53の内容です
エリス?
エリカ?
混在しています
☆
そして最後の
「拝啓 お義兄様へ」
ミネルヴァは
「拝啓 愛するお義兄様へ」
似た書き出しの手紙だけど
フィールド女伯爵の手紙は御身を案ずる優しい内容でしょうね。
31.元義兄side
[語り]ではなく[騙]の方が相応しいかと。
読み直しておりまつー。
作品、どれも面白いでつ。
刑務所を民営化したようなものですね。
本編はこれで終わり?
近衛騎士の粛正や近衛騎士団長の監督不行き届きでの引責、主人公ちゃんや武闘派少女に多大な迷惑を掛けた上に、後ろ暗いこと満載な元第二王子と婚約者の伯爵令嬢の粛正が終わってないぞ。
学園での出来事に関しては学園側も監督不行き届きがある。下位の者が上位の者を侮辱する状況を放置した責任は学園長や教頭、学年主任など幹部教員にある。少なくとも、引責辞任か分限免職にはするべきだろう。それか、諸悪の根源毎、学園をお取り潰しにするとかな。これでは画竜点睛に欠くというものだ。
一辺、五代侯爵家と辺境伯家が国と関係を絶って、兵糧攻めにすれば奴等とて思い知ることになるだろうよ。戦略物資の禁輸措置やスーパー301条法のように関税数百パーセント掛けとか。
主席裁判官が貴族の法律を知らないとか……草も生えない
読んでて宮廷貴族って表面まともそうなアホとその家族は馬鹿だけっていう、この国終わるんじゃないっていう危険な状態ですよね...
お掃除は長く続きそうですね♪
気になるのが修道院がやらかした令嬢のゴミ捨て場で満杯になっていそうなこと
修道院も改革何かあればいいなって思います
続きが楽しみです╰(*´︶`*)╯♡
更新楽しみにしています。
義兄だけではなく貴族の考え方を持たず、無責任なものの発言をきっちり責任取らせる展開に胸熱です。
賢いつよつよ美女は最高です
かっこいい✨
【41】
>侯爵家の権力や財力を過大評価していたのだろう。
過小評価では?
お坊っちゃまな近衛騎士はお子ちゃまの剣術ごっこの延長線にある役職だった…
「俺は悪くない!」
そのセリフ、万が一戦争になって王族を守りきれなかった時でも言える?
…いや、言いそうだな…。
「あんなに強いなんて聞いてないっ!!」
って。
女性特別採用制度と同じ様な制度が近衛騎士にもあったりして?
王都、ここまで宮廷関係者が駄目なの見てると内乱起きかねない状況になりそう
1000倍返し
最高です😃
ミネルヴァは当然、伯爵家に婿入りした第二王子も伯爵家ごと報復するんだよな?
こいつだけ、今のところ我が世の春を謳歌しているしな。
また説明がなく話が跳んでいる……
辺境伯家はまだしも侯爵家、というか主人公が学園でどんな侮辱を受けたんですか?
その描写が全くないのに報復と言われてもポカーンとするだけです。
めでたしめでたし、またはそれ以外の作品と混同してるのでは。
義兄は、主人公と結婚せずに、その家を乗っ取りできると思ってたんですね。
養子縁組しても、親族でもない限り爵位まで継承できる権利が発生するわけないのに。
アホですね。
でもまぁ、エリカへの愛は本物のようだし、妻の事で脅されて仕事をやってたみたいだから、最終的には貧乏人として幸せな家族生活をって思ったけれど、ナターシャもいい子みたいだしで、金もない権力もない顔だけなのに女運はすこぶるいい男ですよね。
拗らせロミオなラシード君が一周まわって哀れになってきました。
子爵とはいえ新たな婚約者の父は一流の商人。娘を溺愛しているとはいえ何の得にもならない婚姻を成立させるわけがない。
彼に望まれているのは、娘の御守役とその娘に伯爵家の血を引く嫡男を産ませる事だけだって早く気が付かないと。
子供じみた行為をする娘夫婦を見守る義父の顔は心は笑ってないんだろうな。
なんか元義兄が5年間の記憶を失ったことで完全に別人になってますね。
品が無いというか卑しくなってる。もっと言えば作者の定番の元婚約者達と同じような人格に成り下がってる。
一応、記憶を失う前は駆け落ちして平民として生きようとした気概はあったのに。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。