【完結】徒花の王妃
その日、王妃は王都を去った。
何故か勝手についてきた宰相と共に。今は亡き、王国の最後の王女。そして今また滅びゆく国の最後の王妃となった彼女の胸の内は誰にも分からない。亡命した先で名前と身分を変えたテレジア王女。テレサとなった彼女を知る数少ない宰相。国のために生きた王妃の物語が今始まる。
「婚約者の義妹と恋に落ちたので婚約破棄した処、「妃教育の修了」を条件に結婚が許されたが結果が芳しくない。何故だ?同じ高位貴族だろう?」の王妃の物語。単体で読めます。
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まあ、この手の革命は3歩進んで2歩下がるもの…次は帝国あたりからの侵略かな?
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ネーやダブーなどの指揮官はこの時代に揉まれるのですから!
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おお…山岳派の時代来たる…共和政体の凶環時代来たる…でもこれはリバティの正常進化…この先徴兵制の施行、血税一揆…第一帝政…会議が踊って王政復古…第二帝政…そして共和政体が成熟していく…リベルタの未来は明るいですね…お貴族さまには暗いかもしれませんが…そしてシチズン諸君もどんどん消えていくけどね!
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>この男と駆け落ちするという事になるのかしら。嫌すぎる
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