35 / 52
「良い保育現場」ってどんなのかを一部まとめる話
しおりを挟む
連日のように保育園での虐待のニュースが流れていますね
許されないことです(´・ω・`)
「何が原因か」
ニュース、SNS、様々なところで議論になっています
・保育士の労働環境の劣悪さ
・労働対価の見合わなさ
・保育士の負担増によるストレス
・その保育士の人間性、素質の問題
・子どもを大人が動かすという支配構造
ゆっくり考えてもそれは複雑に絡み合い、根本の原因は答えは出ませんし、水掛け論になってしまいますね
私は保育士の資格はありません。しかし、社会福祉士、精神保健福祉の資格から「児童指導員」という形でお子さんと関わっていました
以前の労働環境が、保育園、児童発達支援のお子さん、両方と関われる場所でした
そこでの子どもとの関わりは今考えても「理想」ではありました
今回は、今回の虐待の原因ではなく、私が経験した、「目指すべき理想の保育園像」はどういうものだったのか を一部まとめていきたいと思います
・職場の人間関係の良好さ、お互いの共有が良好で風通しが良い
人間関係が良い ということはどこの職場でも理想だと思います
もう少し掘り下げると、
まず、職員同士がお互いの考えを尊重し話し合いができる関係でした
仲良しこよしだけでなく、お互いの考えを会議などでしっかり伝えられる関係性というのでしょうか
これは、個人の人間性の部分もあるとも思います
しかし、職員がお子さんと関わる上で、「何が大切か」、「どんな知識が必要か」を定期的に話し合ったり、研修を一緒に学んでお互いにその姿を見ていたのが要因として大きかったと思います
そこでの日々の意見交換、疑問点をぶつけあうことが、結果として「あの日々を一緒に過ごした人」という「信頼」になります
そのことはが人間関係はもちろん、技術や知識を高め、意識を更によりよい方向に進めていたのだと感じています
・保護者さんとの関係性の構築
私が「いいな」と感じたのは、ご家族と関わりです
お迎えの際に、直接お話する時間を職員が意欲的に設けていました。というか、話したくてしょうがないというような意識でした
お子さんの「エピソード」をその日にご家族と共有する
そういう日々の積み重ねが私はとても素敵に見えましたし、実際ご家族と一緒に笑い合う姿は「保育士冥利」なんだと感じました
こういうことができたのはシステム面的な部分もあり、後述で書いていきます
また、基本的にはおこさんの見学なども変装しながら行ってもらってましたし、相談があれば常に受けれる体制ではありました(体制というか園長が意欲的ですごかった)
保育園のお子さんの「発達相談機関」として役割ではありますが、上述のような日頃から関係性があればこその「相談しよう」という気持ちなのだと思っていました
・お子さんを全員が知っている環境づくり
年齢ごとのクラスづくりではなく、年長、年中、年少児が入り交じるようなクラスづくりでしたが、何だったらそれも垣根のないものでした
別のクラスで楽しそうな散歩や、絵の具などがあれば、そこに参加できるシステムなのです
それは、お子さんの気持ちに添えたり、自分がいて心地よい場所を選択できるものでした
半面、担当スタッフがお子さんの状況を把握できない危ういシステムのようで、それが意外にもしっかり機能していました
それは職員がお子さんの名前と顔、特性や性格、どんな行動をするのか日々の生活の中で関わりながら把握し、職員同士で声を掛け合っていたからです
担当は決めつつ、全員が「お子さん」を知っている
これは職員の動きやすさにもつながり、話したいご家族がいる時に職員同士でのスイッチが心おきなくできているようでした
今回はこの辺で(´・ω・`)
子どもに関わるスタッフは感情がぐちゃぐちゃでしょう
何が正しいのかは私も分かりません
怒りに任せていろんな言葉を吐き出したく、なにかにぶつけたくなるでしょう
私もです
ただ、Xでもつぶやいたのですが、
保育園は職員の日々の研鑽の元成り立っています。そして、虐待をした保育士だけピックアップするのではなく、そういった努力にもスポットライトを当ててほしい 報われてほしいと切に願っています
許されないことです(´・ω・`)
「何が原因か」
ニュース、SNS、様々なところで議論になっています
・保育士の労働環境の劣悪さ
・労働対価の見合わなさ
・保育士の負担増によるストレス
・その保育士の人間性、素質の問題
・子どもを大人が動かすという支配構造
ゆっくり考えてもそれは複雑に絡み合い、根本の原因は答えは出ませんし、水掛け論になってしまいますね
私は保育士の資格はありません。しかし、社会福祉士、精神保健福祉の資格から「児童指導員」という形でお子さんと関わっていました
以前の労働環境が、保育園、児童発達支援のお子さん、両方と関われる場所でした
そこでの子どもとの関わりは今考えても「理想」ではありました
今回は、今回の虐待の原因ではなく、私が経験した、「目指すべき理想の保育園像」はどういうものだったのか を一部まとめていきたいと思います
・職場の人間関係の良好さ、お互いの共有が良好で風通しが良い
人間関係が良い ということはどこの職場でも理想だと思います
もう少し掘り下げると、
まず、職員同士がお互いの考えを尊重し話し合いができる関係でした
仲良しこよしだけでなく、お互いの考えを会議などでしっかり伝えられる関係性というのでしょうか
これは、個人の人間性の部分もあるとも思います
しかし、職員がお子さんと関わる上で、「何が大切か」、「どんな知識が必要か」を定期的に話し合ったり、研修を一緒に学んでお互いにその姿を見ていたのが要因として大きかったと思います
そこでの日々の意見交換、疑問点をぶつけあうことが、結果として「あの日々を一緒に過ごした人」という「信頼」になります
そのことはが人間関係はもちろん、技術や知識を高め、意識を更によりよい方向に進めていたのだと感じています
・保護者さんとの関係性の構築
私が「いいな」と感じたのは、ご家族と関わりです
お迎えの際に、直接お話する時間を職員が意欲的に設けていました。というか、話したくてしょうがないというような意識でした
お子さんの「エピソード」をその日にご家族と共有する
そういう日々の積み重ねが私はとても素敵に見えましたし、実際ご家族と一緒に笑い合う姿は「保育士冥利」なんだと感じました
こういうことができたのはシステム面的な部分もあり、後述で書いていきます
また、基本的にはおこさんの見学なども変装しながら行ってもらってましたし、相談があれば常に受けれる体制ではありました(体制というか園長が意欲的ですごかった)
保育園のお子さんの「発達相談機関」として役割ではありますが、上述のような日頃から関係性があればこその「相談しよう」という気持ちなのだと思っていました
・お子さんを全員が知っている環境づくり
年齢ごとのクラスづくりではなく、年長、年中、年少児が入り交じるようなクラスづくりでしたが、何だったらそれも垣根のないものでした
別のクラスで楽しそうな散歩や、絵の具などがあれば、そこに参加できるシステムなのです
それは、お子さんの気持ちに添えたり、自分がいて心地よい場所を選択できるものでした
半面、担当スタッフがお子さんの状況を把握できない危ういシステムのようで、それが意外にもしっかり機能していました
それは職員がお子さんの名前と顔、特性や性格、どんな行動をするのか日々の生活の中で関わりながら把握し、職員同士で声を掛け合っていたからです
担当は決めつつ、全員が「お子さん」を知っている
これは職員の動きやすさにもつながり、話したいご家族がいる時に職員同士でのスイッチが心おきなくできているようでした
今回はこの辺で(´・ω・`)
子どもに関わるスタッフは感情がぐちゃぐちゃでしょう
何が正しいのかは私も分かりません
怒りに任せていろんな言葉を吐き出したく、なにかにぶつけたくなるでしょう
私もです
ただ、Xでもつぶやいたのですが、
保育園は職員の日々の研鑽の元成り立っています。そして、虐待をした保育士だけピックアップするのではなく、そういった努力にもスポットライトを当ててほしい 報われてほしいと切に願っています
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる