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保育園、発達支援の狭間でインクルーシブへの学びを感じた話
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私の以前の職場は保育園と、児童発達支援センターが併設されているところでした
たびたびクラス単位で交流を行い、その中で、子ども達の新しいインクルーシブを模索する日々でした。
その中でのちょっと対応を悩んだお話を紹介したいと思います
「~君のことのほうが好きなんでしょ?」
個別対応をしている時のお話です
他害を事前に防いだり、行動の代弁する役割をするために一人のお子さん(以下A君)につく対応することがありました
保育園に交流で遊びに行った際、一人のお子さん(Bちゃん)からこう声をかけられました
「おがさん A君のことのほうが好きなんでしょ?」
いきなり虚を突かれた質問に驚いてしまいましたが、咄嗟に
「Bちゃんのこともすきだし、みんな好きだぞ。あとで遊ぼうぜ」
と答えました。Bちゃんは特に気にする様子もなく「分かった」とその場を去りました
後で他の職員とこのエピソードを共有しました。そして以下のことに気を付けないとなぁっと自分の中で学びとなりました
・大人がお子さんの個別対応を行う時には、他のお子さんとの関係性も大事にすること
・保育園という環境では、大人が一緒にいると無条件で「いいなぁ」の対象になること
・A君のことをBちゃんや他のお子さんにも説明し、遊びながら知っていってもらう、一緒に対応を考える過程も大切であること
です。
この出来事は
・自分の支援は他の子にどう見られているのか
・他の子にとって、自分も見てほしい気持ちがある
ということを再確認する出来事でした
子どもと関わるには職員との連携は不可欠です。特性が強いお子さんなら更にその連携の質を高めなければなりません
そして、その質は、「他の子ども達との関係性や情報共有や連携を大切にする」ことで更に高まっていくのではないか
その先に、目標とするインクルーシブがあるのではないか…と思った次第です
たびたびクラス単位で交流を行い、その中で、子ども達の新しいインクルーシブを模索する日々でした。
その中でのちょっと対応を悩んだお話を紹介したいと思います
「~君のことのほうが好きなんでしょ?」
個別対応をしている時のお話です
他害を事前に防いだり、行動の代弁する役割をするために一人のお子さん(以下A君)につく対応することがありました
保育園に交流で遊びに行った際、一人のお子さん(Bちゃん)からこう声をかけられました
「おがさん A君のことのほうが好きなんでしょ?」
いきなり虚を突かれた質問に驚いてしまいましたが、咄嗟に
「Bちゃんのこともすきだし、みんな好きだぞ。あとで遊ぼうぜ」
と答えました。Bちゃんは特に気にする様子もなく「分かった」とその場を去りました
後で他の職員とこのエピソードを共有しました。そして以下のことに気を付けないとなぁっと自分の中で学びとなりました
・大人がお子さんの個別対応を行う時には、他のお子さんとの関係性も大事にすること
・保育園という環境では、大人が一緒にいると無条件で「いいなぁ」の対象になること
・A君のことをBちゃんや他のお子さんにも説明し、遊びながら知っていってもらう、一緒に対応を考える過程も大切であること
です。
この出来事は
・自分の支援は他の子にどう見られているのか
・他の子にとって、自分も見てほしい気持ちがある
ということを再確認する出来事でした
子どもと関わるには職員との連携は不可欠です。特性が強いお子さんなら更にその連携の質を高めなければなりません
そして、その質は、「他の子ども達との関係性や情報共有や連携を大切にする」ことで更に高まっていくのではないか
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