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転生先は悪役令嬢
お茶会に行きましょう
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お茶会の日、お母様がデザインしたドレスを着てお茶会に向かっている。お母様のドレスは本当に素敵·····いろんな青のレースが重なり、綺麗な宝石がそこらじゅうについていて、白のリボンが胸のあたりについている。お父様やルー兄様に綺麗だって言われたわ!お母様って凄いわね!
「エルサ、着いたみたいだよ~」
ルー兄様がエスコートしてくれるみたいだ
「ルー兄様、ありがとう」
「ドレス、凄い似合ってる」
「ルー兄様もカッコイイわよ」
「嬉しいな、ありがとう」
ルー兄様·····かっこよすぎて、私もおめかししたけど霞んじゃうわ·····それより今回の目標は絶対に王子様達に会わないこと!頑張るわよ!!
お茶会と聞いていたから庭でお茶を飲むだけかと思ってたけど·····さすが王家主催·····庭は庭でも大きすぎるわ·····来てる人数も多すぎ·····まぁこれなら見つかりにくいわね!
「エルサ、国王陛下にご挨拶に行かないと」
「えぇ、そうね、行きましょう」
私達は国王陛下のもとへ向かった
「おぉ、久しぶりだなエルサ、キール君かな初めまして!」
「国王陛下、お久しぶりです!」
「初めまして」
「エルサ、綺麗になったな!キール君もイケメンじゃないか!フィリップが羨ましいな!」
「「ありがとうございます、国王陛下」」
「父上、私を呼びましたか?」
「父上、俺のこと呼んだ??」
えっ??この二人·····イケメン!!誰かしら??
「おぉ、よく来たほら挨拶しろ!アルナート家のエルサとキールだ」
「初めまして、第一皇子のラルク・ミドラーと申します」
「第二王子のカイト・ミドラーだ」
「初めまして、アルナート家長男キール・アルナートです」
「初めまして·····エルサ・アルナートと申します·····」
どうして、どうして!?!私はこんなにも運が悪いのか·····
「エルサ嬢だっけ?綺麗な髪だね!」
「ありがとう·····ごさいます·····殿下·····」
「ラルクでいいよ、アルナート家でしょ」
「失礼では·····ありませんか·····」
「いいよ、呼んでも!」
「俺もカイトでいいぞ!キールもそう呼んでくれ」
「ありがとうございますカイト様」
ルー兄様は仲良く二人と喋りだした。今すぐにでも逃げだしたい·····でもいきなり逃げるのは非常識·····
「エルサ、こっちにおいで」
ルー兄様に呼ばれてしまった·····よし!行くしかない!地味~な感じでいれば彼らの頭に私は残らないはず!
「はい、ルー兄様!」
笑顔で私は返事をした、これがいけなかった·····
まさかこの笑顔で彼らに目をつけられるとは·····この時の私は思ってもいなかった
「エルサ、着いたみたいだよ~」
ルー兄様がエスコートしてくれるみたいだ
「ルー兄様、ありがとう」
「ドレス、凄い似合ってる」
「ルー兄様もカッコイイわよ」
「嬉しいな、ありがとう」
ルー兄様·····かっこよすぎて、私もおめかししたけど霞んじゃうわ·····それより今回の目標は絶対に王子様達に会わないこと!頑張るわよ!!
お茶会と聞いていたから庭でお茶を飲むだけかと思ってたけど·····さすが王家主催·····庭は庭でも大きすぎるわ·····来てる人数も多すぎ·····まぁこれなら見つかりにくいわね!
「エルサ、国王陛下にご挨拶に行かないと」
「えぇ、そうね、行きましょう」
私達は国王陛下のもとへ向かった
「おぉ、久しぶりだなエルサ、キール君かな初めまして!」
「国王陛下、お久しぶりです!」
「初めまして」
「エルサ、綺麗になったな!キール君もイケメンじゃないか!フィリップが羨ましいな!」
「「ありがとうございます、国王陛下」」
「父上、私を呼びましたか?」
「父上、俺のこと呼んだ??」
えっ??この二人·····イケメン!!誰かしら??
「おぉ、よく来たほら挨拶しろ!アルナート家のエルサとキールだ」
「初めまして、第一皇子のラルク・ミドラーと申します」
「第二王子のカイト・ミドラーだ」
「初めまして、アルナート家長男キール・アルナートです」
「初めまして·····エルサ・アルナートと申します·····」
どうして、どうして!?!私はこんなにも運が悪いのか·····
「エルサ嬢だっけ?綺麗な髪だね!」
「ありがとう·····ごさいます·····殿下·····」
「ラルクでいいよ、アルナート家でしょ」
「失礼では·····ありませんか·····」
「いいよ、呼んでも!」
「俺もカイトでいいぞ!キールもそう呼んでくれ」
「ありがとうございますカイト様」
ルー兄様は仲良く二人と喋りだした。今すぐにでも逃げだしたい·····でもいきなり逃げるのは非常識·····
「エルサ、こっちにおいで」
ルー兄様に呼ばれてしまった·····よし!行くしかない!地味~な感じでいれば彼らの頭に私は残らないはず!
「はい、ルー兄様!」
笑顔で私は返事をした、これがいけなかった·····
まさかこの笑顔で彼らに目をつけられるとは·····この時の私は思ってもいなかった
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