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デルニエール攻防戦 二日目 王国軍サイド①
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その期待はものの見事に打ち砕かれた。
夜明けと共に始まった二日目。魔王軍は前日以上の眷属を動員し、デルニエールに総攻撃を仕掛けてきた。魔獣の数はゆうに十万を超え、蠢く闇色が一面の大地を染め上げている。
城壁からその光景を見下ろす兵達の心境たるや、筆舌に尽くしがたい。絶望的な兵力の差。彼らの心中に刻みつけた勝利の文字が、音を立てて剥がれ落ちていく。
城主であるティミドゥス公は、敵軍を見るやいなや私室へと引っ込んでしまった。今頃は枕を抱きしめ震えている始末。
デルニエールは城門を固く閉ざし、徹底的な防戦に努めるしかなかった。
「手を休めるな! 撃てば当たるんだ! 矢も石も魔法も、とにかく撃ちまくって!」
ソーンは城壁を駆け巡り、必死に指示を飛ばしていく。なんとかしなければ。指揮官としての責任が、小さな肩に重く圧し掛かる。
皮肉なことに、余裕のない彼の様相は場の不安を余計に煽っていた。
「ルーク・ヴェルーシェはもういない! 僕達には乙女と英雄がついているじゃないか! 力を
尽くせば勝てる! 必ず勝てるんだ!」
渾身の鼓舞も兵達の心には届かない。ルーク・ヴェルーシェを撃退した事実は軍全体に知れ渡っていたが、敵の大軍を前にして気休めにもならなかった。姿の見えぬ英雄に、いかほどの価値があろうか。
魔獣は群れをなして城壁を駆け上がってくる。兵達は幾度も迎撃するが、獣の数は一向に減らず、城壁の下半分はすでに黒く染まりつつあった。
空には飛空魔法を操る魔族が縦横無尽に飛び交い、胸壁目掛けていくつもの炎弾を放ってくる。残った術士達は障壁を展開するも、その間隙に潜り込んだ炎の砲弾が多くの兵達を爆散させていった。
その度、ソーンは歯噛みした。地上に気を取られ、対空砲火がおろそかになっている。けれど上の対応に人員を回せば、城壁はあっという間に乗り越えられてしまうだろう。
「くそ……どうすれば……」
干し肉を噛みちぎり、頭を回転させる。簡単に妙案が浮かぶわけもない。
傍に控えるジークヴァルドが、鋭い口調で諫言を呈する。
「若。このままではじわじわと追い詰められるだけですぞ」
「そんなことはわかってる! だけどっ」
思わず声を荒げたソーンの両肩に、手甲に覆われた掌が乗せられた。
「地上戦を展開してはいかがか」
「あの数を相手にまともな戦いなんか無理だ」
「されど、今のままではいずれ城は落ちましょう。ここは打って出るしかありますまいぞ」
敵の数が想定内であれば、最初から迷わずそうしていただろう。だが、野戦を挑むには兵力差がありすぎる。
「能器将軍と白将軍を遊ばせておくのは何故です。この期に及んで後の発言力に執着されるわけでもないでしょう」
戦果を譲るにやぶさかではない。デルニエールの民を守れるのであれば、手段はなんだってよい。ソーンが考えているのは、城壁が突破された後。
デルニエールが誇る三重の城壁。その間にある城下町は、張り巡らされた壁と高低差によって非常に入り組んだ構造になっている。また、敵の進撃を阻む様々な仕掛けが随所に施されている。
思うに、勝機があるとすれば都市内部での戦いだ。狭い空間では、敵は進撃の速度を著しく落とし、大軍の有利も消えてなくなる。故に将軍らには、街に入り込んだ敵の対処を任せようと考えていた。最後の城壁が突破されるまでに押し返すことができれば、少なくとも街の中心部だけは守り切れる。すでに住民は中心部に避難させている。いつ城内の戦いになってもいいように、手は打ってあるのだ。
無論これは苦し紛れの策であり、最善ではない。この街は愛する故郷なのだ。一歩たりとも侵させてなるものか。それがソーンの生の感情である。
「城門は開いちゃだめだ。今は徹底的に籠城する」
「後詰めを遊ばせておいてですか。兵法に反しますぞ」
「彼らには、最悪の事態に備えてもらうのさ」
深刻な呟きだった。渦巻く葛藤に心の平静を奪われる。戦場の空気を読み、機に応じて的確な判断を下さなければならぬ指揮官として、あまりにも致命的な迷いであった。
そんな彼の耳に、とりわけ慌ただしい声が届く。
「報告! 申し上げます!」
息を切らせた伝令の兵が跪き、ソーンに敬礼する。
「何事だ」
尋ねたのはジークヴァルド。
「ハーフェイ将軍がご出陣なさいます!」
「なんだって?」
発したソーン自身が驚くほどに素っ頓狂な声だった。
直後。城壁に分厚い振動が伝わってくる。巨大な城門を制御する滑車の鎖が、音を立てて動き出していた。
「冗談だろう」
胸壁から身を乗り出して下方を覗くと、開きつつある城門から騎兵達が喊声と共に次々と駆け出でて行くのが見える。
「何を……何考えているんだあのバカ共は!」
当然口も悪くなる。打って出るにしてもやり方があるだろう。攻められていない側の城門から出て迂回するだとか、敵が退いた隙に追撃するだとか。
「敵が目の前にいるのに、どうして門を開くんだ!」
行き場のない怒りを、強く伝令にぶつけてしまう。
「はっ。昨日の汚名を返上したいと仰っており……」
ソーンの顔が青ざめる。
幸か不幸か、ハーフェイは前日の戦いで失った戦意を取り戻しているようだった。一騎討ちで敗北し、さらには情けまでかけられた。王国騎士にあるまじき屈辱だろう。そこから一晩で立ち直った精神力は、さすが七将軍といったところか。
だが、今回ばかりはその気丈さが裏目に出た。彼は面目を保つのに躍起になり、名誉のために戦果を渇望している。往々にして、そのような将は判断を誤る。まさに今この時のように。いつもならここで機知に富んだ皮肉の一言でも口にしていただろうが、今の彼にそんな余裕はない。
「今すぐ門を閉めるんだ! 早く!」
「若。能器将軍を見殺しになさるのか」
語気強く叩きつけられたジークヴァルドの言葉に、ソーンは思わず怯んでしまう。
ここで門を閉ざせば、きっとハーフェイは助からない。彼が率いる兵も同じく、数に圧倒され無惨な最期を遂げるだろう。
「くそっ! 戦果を挙げても死んだら元も子もないんだよ!」
ハーフェイの独断がすべてを狂わせる。もともと垢ぬけた作戦ではなかったが、行動の方針が乱れ、全軍に迷いを生じさせるわけにはいかない。
「将軍!」
「はっ」
防勢に徹するつもりだったが、こうなっては選択の余地などない。一挙に攻めに転じ、勝機を見出すべきである。能器将軍と五千の兵馬が動くとなれば、多少なりとも戦況に変化をもたらすはず。敵はハーフェイの軍に対応し、これまでの調子が崩れるだろう。付け入る隙があるとすれば、そこしかない。
「白将軍と共に打って出るんだ。地上へ加勢し、獣どもを蹴散らせ!」
「御意!」
力強い敬礼。城壁に轟いたジークヴァルドの声は意気軒高としていた。彼も武人として前線に立つ誉れを求めていたのだ。
老将軍の頼もしい背中を見送ったソーンは、魔獣の群を切り開き進むハーフェイの軍を見下ろす。
伊達に七将軍ではない。迫りくる数多の魔獣を押し返し、瞬く間に敵の群を破壊している。彼らが通った後だけ、平原の大地が露わになっていた。城壁からハーフェイの軍へと標的を変える魔獣も多く見受けられる。
それも長くは続くまい。数的不利は、戦いが長引けば長引くほど顕著になっていくのだから。
「負けるもんか。絶対に」
すべては、デルニエール十万の民の為に。
彼は無謀な賭けの勝利を願い、灰の乙女に祈りを捧げるしかなかった。
夜明けと共に始まった二日目。魔王軍は前日以上の眷属を動員し、デルニエールに総攻撃を仕掛けてきた。魔獣の数はゆうに十万を超え、蠢く闇色が一面の大地を染め上げている。
城壁からその光景を見下ろす兵達の心境たるや、筆舌に尽くしがたい。絶望的な兵力の差。彼らの心中に刻みつけた勝利の文字が、音を立てて剥がれ落ちていく。
城主であるティミドゥス公は、敵軍を見るやいなや私室へと引っ込んでしまった。今頃は枕を抱きしめ震えている始末。
デルニエールは城門を固く閉ざし、徹底的な防戦に努めるしかなかった。
「手を休めるな! 撃てば当たるんだ! 矢も石も魔法も、とにかく撃ちまくって!」
ソーンは城壁を駆け巡り、必死に指示を飛ばしていく。なんとかしなければ。指揮官としての責任が、小さな肩に重く圧し掛かる。
皮肉なことに、余裕のない彼の様相は場の不安を余計に煽っていた。
「ルーク・ヴェルーシェはもういない! 僕達には乙女と英雄がついているじゃないか! 力を
尽くせば勝てる! 必ず勝てるんだ!」
渾身の鼓舞も兵達の心には届かない。ルーク・ヴェルーシェを撃退した事実は軍全体に知れ渡っていたが、敵の大軍を前にして気休めにもならなかった。姿の見えぬ英雄に、いかほどの価値があろうか。
魔獣は群れをなして城壁を駆け上がってくる。兵達は幾度も迎撃するが、獣の数は一向に減らず、城壁の下半分はすでに黒く染まりつつあった。
空には飛空魔法を操る魔族が縦横無尽に飛び交い、胸壁目掛けていくつもの炎弾を放ってくる。残った術士達は障壁を展開するも、その間隙に潜り込んだ炎の砲弾が多くの兵達を爆散させていった。
その度、ソーンは歯噛みした。地上に気を取られ、対空砲火がおろそかになっている。けれど上の対応に人員を回せば、城壁はあっという間に乗り越えられてしまうだろう。
「くそ……どうすれば……」
干し肉を噛みちぎり、頭を回転させる。簡単に妙案が浮かぶわけもない。
傍に控えるジークヴァルドが、鋭い口調で諫言を呈する。
「若。このままではじわじわと追い詰められるだけですぞ」
「そんなことはわかってる! だけどっ」
思わず声を荒げたソーンの両肩に、手甲に覆われた掌が乗せられた。
「地上戦を展開してはいかがか」
「あの数を相手にまともな戦いなんか無理だ」
「されど、今のままではいずれ城は落ちましょう。ここは打って出るしかありますまいぞ」
敵の数が想定内であれば、最初から迷わずそうしていただろう。だが、野戦を挑むには兵力差がありすぎる。
「能器将軍と白将軍を遊ばせておくのは何故です。この期に及んで後の発言力に執着されるわけでもないでしょう」
戦果を譲るにやぶさかではない。デルニエールの民を守れるのであれば、手段はなんだってよい。ソーンが考えているのは、城壁が突破された後。
デルニエールが誇る三重の城壁。その間にある城下町は、張り巡らされた壁と高低差によって非常に入り組んだ構造になっている。また、敵の進撃を阻む様々な仕掛けが随所に施されている。
思うに、勝機があるとすれば都市内部での戦いだ。狭い空間では、敵は進撃の速度を著しく落とし、大軍の有利も消えてなくなる。故に将軍らには、街に入り込んだ敵の対処を任せようと考えていた。最後の城壁が突破されるまでに押し返すことができれば、少なくとも街の中心部だけは守り切れる。すでに住民は中心部に避難させている。いつ城内の戦いになってもいいように、手は打ってあるのだ。
無論これは苦し紛れの策であり、最善ではない。この街は愛する故郷なのだ。一歩たりとも侵させてなるものか。それがソーンの生の感情である。
「城門は開いちゃだめだ。今は徹底的に籠城する」
「後詰めを遊ばせておいてですか。兵法に反しますぞ」
「彼らには、最悪の事態に備えてもらうのさ」
深刻な呟きだった。渦巻く葛藤に心の平静を奪われる。戦場の空気を読み、機に応じて的確な判断を下さなければならぬ指揮官として、あまりにも致命的な迷いであった。
そんな彼の耳に、とりわけ慌ただしい声が届く。
「報告! 申し上げます!」
息を切らせた伝令の兵が跪き、ソーンに敬礼する。
「何事だ」
尋ねたのはジークヴァルド。
「ハーフェイ将軍がご出陣なさいます!」
「なんだって?」
発したソーン自身が驚くほどに素っ頓狂な声だった。
直後。城壁に分厚い振動が伝わってくる。巨大な城門を制御する滑車の鎖が、音を立てて動き出していた。
「冗談だろう」
胸壁から身を乗り出して下方を覗くと、開きつつある城門から騎兵達が喊声と共に次々と駆け出でて行くのが見える。
「何を……何考えているんだあのバカ共は!」
当然口も悪くなる。打って出るにしてもやり方があるだろう。攻められていない側の城門から出て迂回するだとか、敵が退いた隙に追撃するだとか。
「敵が目の前にいるのに、どうして門を開くんだ!」
行き場のない怒りを、強く伝令にぶつけてしまう。
「はっ。昨日の汚名を返上したいと仰っており……」
ソーンの顔が青ざめる。
幸か不幸か、ハーフェイは前日の戦いで失った戦意を取り戻しているようだった。一騎討ちで敗北し、さらには情けまでかけられた。王国騎士にあるまじき屈辱だろう。そこから一晩で立ち直った精神力は、さすが七将軍といったところか。
だが、今回ばかりはその気丈さが裏目に出た。彼は面目を保つのに躍起になり、名誉のために戦果を渇望している。往々にして、そのような将は判断を誤る。まさに今この時のように。いつもならここで機知に富んだ皮肉の一言でも口にしていただろうが、今の彼にそんな余裕はない。
「今すぐ門を閉めるんだ! 早く!」
「若。能器将軍を見殺しになさるのか」
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ここで門を閉ざせば、きっとハーフェイは助からない。彼が率いる兵も同じく、数に圧倒され無惨な最期を遂げるだろう。
「くそっ! 戦果を挙げても死んだら元も子もないんだよ!」
ハーフェイの独断がすべてを狂わせる。もともと垢ぬけた作戦ではなかったが、行動の方針が乱れ、全軍に迷いを生じさせるわけにはいかない。
「将軍!」
「はっ」
防勢に徹するつもりだったが、こうなっては選択の余地などない。一挙に攻めに転じ、勝機を見出すべきである。能器将軍と五千の兵馬が動くとなれば、多少なりとも戦況に変化をもたらすはず。敵はハーフェイの軍に対応し、これまでの調子が崩れるだろう。付け入る隙があるとすれば、そこしかない。
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「御意!」
力強い敬礼。城壁に轟いたジークヴァルドの声は意気軒高としていた。彼も武人として前線に立つ誉れを求めていたのだ。
老将軍の頼もしい背中を見送ったソーンは、魔獣の群を切り開き進むハーフェイの軍を見下ろす。
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それも長くは続くまい。数的不利は、戦いが長引けば長引くほど顕著になっていくのだから。
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