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商売敵

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 料理と食事をしている者は腹を膨らませながら俺達の姿を見て期待を膨らませている。

「あンたの客でさ、あんなのいたかい?」

「二本成りが一回切りだね」

「ああ、オマケのボボルね。アタイもしたよ。けど、この旦那のに比べると…」

「そうだね。オマケだって、分かっちまう」

仰向けになって生やしまくったアイツを一本二本と咥え込み、プロの技を惜しみ無く披露して良がる女達。伸ばしたアイツを二本持ちにし、ジュポジュポと卑猥な音を立てて吸い付く女もいる。

「あんっ、旦那ぁ、コッチにも、長いのおくれよ、あはあん」

「お尻っ、お尻にもう一本っお願いいっ」

増やしたり伸ばしたり。女達の要求に応え、欲求を満たし、射精した。

「病気を治して、こんな業物もらっちまったらもらい過ぎだよ」

 来た者全ての治療を終えて、落ち着いた女が呟くと、他の女も同意する。

「俺はお前等とタダマン出来るだけで充分なんだ」

「だろうねぇ。何発ヤっても固くして、頑張り過ぎな坊やだよ…んちゅ」

「アバサの姐さん、新手が来ちまったよ」

「チッ、仕方無いねぇ」

アバサと呼ばれた姐さんが、アイツから口を離して舌打ちする。この女は最初に料理を作ってくれた中の一人で、派閥のリーダー的な感じなのだろう。ドアを叩く新手に返事をし、派閥を引き連れ出て行った。

「おおー、男臭い男臭い。あンた、どんだけ出したんだい?」

「結局、治療院の禿げと一緒じゃないのさ」

 生意気そうな口を聞くのは番犬かな。来た子達を品定めして行く。二十二人か。皆だいぶ若いな。

「何見てんのよっ」

「病気の診察したんだ。奥に風呂があるから体を温めろ。食事もあるから食って良い。作れる者は作ってくれると嬉しい」

「…お姉ちゃん」

「お前等は先に飯貰いな。あたしはお先に味見しといてやっから」

お姉ちゃんに酷い事したら殺してやる。
そんな目を向けて来る子等を背中で隠し、お姉ちゃんは俺の腕を取って風呂へと向かった。俺を先に湯へ向かわせて、後から脱いでやって来る。

「お待たせしましたぁ」

掛け湯して、お股を洗って湯に浸かる。大きく足を上げてお股を見せ付けて来る辺り、若くても流石プロである。胡座かいて浸かる俺に跨って、腰を下ろそうとして固まった。

「お、お兄さん。もう固くなってんの?…って、さっきの連中とはしなかったのかい?」

「したぞ?男臭かったんだろ?」

「アバサのババーと、だけとか?」

「ババアなんて言うな。商売敵でも仲間だろ」

「そ、そんな事より…何、この、うわ…」

お姉ちゃんは股間の根元に座ろうとして、アイツの大きさに声を漏らす。

「なあ、兄さん。お願いがあるんだ。聞いてくれたらあたしはあンたのヤサになっても良い」

「聞こうか」

「兄さんのカタブツさ、こんなのあの子等耐えらんないよ。その分あたしがするからさ。皆は堪忍しておくれよ。ね?」

そう言うと腰を上げ、お股をアイツに押し込もうとする。あ、先っぽが挿った。

「挿れんのはせめて治してからにしてくれよ。俺はお前等と交合いたいが為に勝ち込んだが、治すのが目的なのも本当なんだ」

「もう、先っぽ挿ってるよ…」

「このまま治すから抱き着け」

お姉ちゃんが抱き着いて、おっぱいが密着する。支える為、両手で尻を支え揉む。

「後でおっぱい、吸って良いか?」

「え、おっぱい?まあ、良いけど…」

「治しながら、ゆっくり挿れてくぞ」

「あっ、治すかヤるか、どっちかにっ…んはっ」

お姉ちゃんの中を滑りを纏ったアイツが抉りながら進んで行く。ゆっくり、ゆっくりと。そして赤く腫れ上がった患部を《治癒》し、俺の形に変えて行く。

「つっ…、つつー…っ」

「痛むか?」

「こ、声、出したら、恥ずかしいじゃ、無いか…あっ」

お姉ちゃんの奥へと当たり、声が漏れた。子部屋の狭き門を形を変えたアイツが侵入すると、抱き着く圧を高めて体を硬直させた。もうイってしまったようだ。ブルブルウネウネ。静かに入浴を楽しんだ。




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