上 下
1,392 / 1,519

答え

しおりを挟む


 名付けの仕組みを聞く機会は無かったが、先の数字は世襲なのかな?氷女と名前の法則が違うのも気になるが、今はその時間じゃない。

「お前、取り調べも無しに拷問しようとは随分気が早いじゃないか」

「……」

「答えたくないか?それとも知らなかったか?お前の回答を聞き出す度に何匹かトカゲが死ぬ事になるんだが。一国の王なら国民を生かす行動を取れよ」

答えが来ないのでトカゲの首が飛ぶ。

「や、止めよ…、知らんのだ。拷問等知らん」

「ちゃんと返事が出来るならな。では次だ。何故人の姦淫を禁じた」

「…「殺しちゃうよー?」知らんっ、我が代で決めた事では無いので分からんっ」

「ならそんな法要らんよな?」

「くひっ!」

「な、何故殺したっ!?」

「口を開く様子が無かったし。で、答えは?」

「聞かれた事には答える。だから、これ以上は、殺さないでくれ」

「答えは?」

「要らぬ…」

「何故要らんと思うんだ?」

「な、何故と、言われても…」

「俺が納得する答えが出る迄トカゲ共を殺して回ろうか」

「止めてくれっ、頼むから。…過去の女王が必要と感じたから法になったのであろう。我には要も不要も分からん」

「ならば今直ぐ法を変えたと触れて回れ」

「準備に時間が掛かる筈だ。その時間は待って欲しい」

 指示を出された生き残りが部屋を出る。残ったのは俺達人種と女王と兵士。

「カケルよ、これではまるで脅迫では無いか…」

「女王様が不憫でならん」

「人の事下等種とか言ってマウント取って来る相手だぞ?」

「それは一部だ」

「居るには居るんだな?」

「…先程、貴殿に暴言を振るった者等を筆頭に…居る」

「身分制度をとやかくは言わないが、無用に偉ぶると敵を作る。俺みたいにな」

「…人種の男に、これ程の強者が居る等と、分かる筈が無い」

「見た目強そうな装備着てるんだけどな」

話に混じってクチャクチャアンアン、総排出孔からネトネトを垂れ流し喘いでいる兵士達が気になってしょうがない。

「お前等も交尾すると気持ち良いんだな、顔色は変わらんが」

「…交尾等、既に廃れた。我も、その者等も、母体一つで産まれる」

「人とは交合らなかったのか?」

「…分からぬ。長い過去故な」

「ならば試しにヤってみるか。おいお前、尻を突き出せ」

「なっ、あふっ馬鹿なっ、事っ」

「無理矢理でも良いんだぞ?」

ペニスケを外し、天衝くアイツを晒け出す。

「カケル、竜人族は抱かないと言わなかったか?」

「人と交合って子が成せるなら、少しは男の価値も上がるだろ?さあ尻を出せ。お前が出さねば女王を無理矢理組み伏せるぞ?」

「んほっそんなっダメだ!我をっ、我を使えっ」

膝をプルプルさせながら、尻が高く上げられた。短い尻尾を撫でてやると、ちょっと可愛い声で鳴く。総排出孔の中で蠢く《威圧》の棒を解き、アイツを一気に押し込んだ。

「アガッ……んくぅ、さっきのより…太い…」

「お前の中、柔らかくて温かいな。悪くない」

総排出孔でのセックスは、アナルセックスに似ているが、挿れて直ぐ、ギュッとすぼまった穴と固い穴、そして柔らかい穴があり、この柔らかい管の先に卵巣があるようだ。こんな所で鶏を捌いた知識が役に立つとはな。

「それ以上、入らないっ、あはっ後生っ後生だっ」

奥をトントンすると泣いて懇願するので、脈動と振動で楽しませる。ブルブルされるのは好みな様で、喘ぎ声に喜びが伝わって来た。

「気持ち良いか?」

「あうっ、気持ち、良いですっこれが、交尾っいひっ」

「孕むかどうか分からんが、今からお前を孕ませる。良いな?」

「え!?孕む?え?あっ、あああああっ!」

卵巣にドバっと子種を打ち付けて、孕め孕めとスキルを掛ける。龍には効果が無いスキルだが、竜人には果たしてどうか。

「ああ…、何か、中に、中に出てる…」

「俺の子種だ。孕むスキルを使ったが、竜人にも効果あると良いのだがな。舐めてキレイにするんだ」

「あ…あい…」

舌は二股に分かれてなかった。




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話

妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』 『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』 『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』  大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

旦那様、どうやら御子がお出来になられたようですのね ~アラフォー妻はヤンデレ夫から逃げられない⁉

Hinaki
ファンタジー
「初めまして、私あなたの旦那様の子供を身籠りました」  華奢で可憐な若い女性が共もつけずに一人で訪れた。  彼女の名はサブリーナ。  エアルドレッド帝国四公の一角でもある由緒正しいプレイステッド公爵夫人ヴィヴィアンは余りの事に瞠目してしまうのと同時に彼女の心の奥底で何時かは……と覚悟をしていたのだ。  そうヴィヴィアンの愛する夫は艶やかな漆黒の髪に皇族だけが持つ緋色の瞳をした帝国内でも上位に入るイケメンである。  然もである。  公爵は28歳で青年と大人の色香を併せ持つ何とも微妙なお年頃。    一方妻のヴィヴィアンは取り立てて美人でもなく寧ろ家庭的でぽっちゃりさんな12歳年上の姉さん女房。  趣味は社交ではなく高位貴族にはあるまじき的なお料理だったりする。  そして十人が十人共に声を大にして言うだろう。 「まだまだ若き公爵に相応しいのは結婚をして早五年ともなるのに子も授からぬ年増な妻よりも、若くて可憐で華奢な、何より公爵の子を身籠っているサブリーナこそが相応しい」と。  ある夜遅くに帰ってきた夫の――――と言うよりも最近の夫婦だからこそわかる彼を纏う空気の変化と首筋にある赤の刻印に気づいた妻は、暫くして決意の上行動を起こすのだった。  拗らせ妻と+ヤンデレストーカー気質の夫とのあるお話です。    

魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます

ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう どんどん更新していきます。 ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

処理中です...